田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ブラックアダム(Black Adam)

2022年12月07日 14時17分57秒 | 日記

Black Adam | Official Movie Site

Black Adam': Dwayne Johnson Fought to Keep Character Out of 'Shazam!' |  IndieWire

Movie Review: 'Black Adam'

 「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズなど数々の大ヒット作で人気のドウェイン・ジョンソンが、DCコミックスが生み出したアンチヒーロー、ブラックアダムに扮したアクションエンタテインメント。

5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託した。ブラックアダムの力は、息子の命と引き換えにして得られたものだった。そのことに苦悩と悔恨を抱えるブラックアダムは、息子を奪われたことに対する復讐のため、その強大な力を使って暴れまわり、破壊の限りを尽くす。そんなブラックアダムの前に、彼を人類の脅威とみなしたスーパーヒーローチーム「JSA(ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ)」が立ちはだかる。

ブラックアダムと対峙するヒーローチーム「JSA」のメンバーで魔術師ドクター・フェイト/ケント・ネルソン役を、「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンドで知られるピアース・ブロスナンが務めた。JSAのリーダーで空の王者ホークマン役にオルディス・ホッジ、嵐を操るサイクロン役にクインテッサ・スウィンデル、巨大化する能力を持つアトム・スマッシャー役にノア・センティネオ、物語の鍵を握る女性アドリアナ役にサラ・シャヒ。「ジャングル・クルーズ」でもドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督がメガホンをとった。(映画.comより)

 

 

<2022年12月4日 劇場鑑賞>

 おもしろかった!特に、ブラックアダムが大暴れするときのBGM。こんなノリは今までなかったと思い、監督をチェックすると、ジャウム・コレット=セラ。確かダディことリーアム・ニーソンといくつかタッグを組んでいた人ですよね。なるほど~と思いました。こういう映画に仕上がったのね、って感じです。

 ブラックアダムは、超人パワーで暴れまわるので、一見悪人にも見えるはずなのですが、ドウェイン・ジョンソンの”いい人顔”のせいで(笑)、最初から「訳があって暴れてるけど、きっといい人なんだろうな」の雰囲気がムンムンです。まぁそうなんですけど。

 発端は5000年前のカンダック。暴君アン・コット王は、身に着けるものに大きな力を与えるとされている「サバックの冠」を作るために、奴隷たちに過酷な労働を強いて「エテルニウム」なるものを探させていました。しかし、見つけた奴隷は殺され、それを持って奴隷たちを解放しようと立ち上がった少年は、斬首される寸前に異世界でシャザムの力を与えられますが、その後行方不明に。(なぜ少年がいなくなったのか、どうしてアダムがその力を持っているのかは、後にブラックアダムから語られます)

 そして現在。カーンダックはなおもギャングたちに支配される街でした。反抗できない一般の人々は、搾取に苦しみ、いつかヒーローが現れることを夢見るほどでした。そんな中、古代学者のアドリアナは、古代書物を読み解き、研究を続けた結果、ついにサバックの冠を発見します。しかし、ギャングにすぐに見つかり(通じている者がいた)冠を横取りされそうになりますが、呪文「シャザム」を唱えたことで、封印されていたブラックアダムが姿を現します。よくわからないまま、ギャングたちを一掃するブラックアダム。人々は大喜び。しかし、そこにJSAが現れ、暴れているブラックアダムを制止しようとします。ここでアドリアナが放ったセリフが痛快でしたね。「あなたたちは、私たちが長年に渡って虐げられているときは全く姿を見せなかったのに、救世主が現れたかなと喜んだ瞬間に現れて彼を倒そうとするのね。じゃ、今までどこで何をしていたの」素晴らしい!彼女の言う通りです。正義面しているからって偉そうに出て来てさ。肝心な時は何もしないくせに。わかるわ~アドリアナの気持ち。

 とまぁこんな展開で、価値観や環境に5000年のギャップがあるブラックアダムと、意識としては正義のJSA、古代学者と今どきの若者であるその息子が幾重にも絡んで、話が進みます。爽快なほどに強いブラックアダムの、ぶれない戦いぶりが気持ちよく、少し長い映画なのですが、サクサク見ることができました。あ~おもしろかった。ドウェイン、カッコいい。そう言えば「スーサイド・スクワット」で米国の高官を演じていたヴィオラ・ディヴィスも姿を見せます。彼女が指揮していることで「あ~この映画はDCなのね」ってわかります(知ってるか・・・)。

 そしてそして!クレジットの最後まで立ってはいけません。あっと驚くキャラクターが姿を見せます。ちょっと感激しました。

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