1996年に製作・公開され、世界中で大ヒットを記録したSFパニック超大作「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの続編。エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える。監督は、前作も手がけたディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ。戦闘機パイロットの主人公ジェイク役を「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワースが演じ、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムら前作から続投したキャストも参加。(映画.comより)
まさにキャッチコピー通り、「決戦に備えていたのは人類だけではなかった」のです。向こうもちゃんと進化して、たぶん人類をリサーチしてあるのです。異星人がみんな「スーパーマン」みたいにハンサムで正義の味方ならいいのですが、そんなことわかりませんよねぇ。実際には経験がないことですし。(人によりufoはしょっちゅう来ているという説もありますが、実害は少ないということで)
20年前よりはるかに強くなった人類。しかし、やっぱり彼らも同等に強くなって地球を再び襲って来たわけです。なんででしょうね。地球にそんな魅力があるのでしょうか。温暖化に次ぐ熱波・酷暑で爆発寸前(?)な地球に。人類に勝ったところで「えらいもん掴んだわぁ」くらいに思うのではないでしょうか(笑)。
ともかく、同じようなことが再び起きるわけです。キャストは前作から何人かは続投。大統領だったビル・プルマンを筆頭に、ジェフ・蠅男・ゴールドブラム、前作で昏睡状態に陥ってしまったおじさんやウィル・スミスの奥さん(スミスは死んだことになってる)など、覚えていればうれしくなる面々が再登場します。で、確か前作では、ジェフは大統領執務官の女性とペアだったと思うのですが、今回はなんと!シャルロット・ゲンズブールです!いつからおしゃれなフランス女性と?隅に置けませんねぇ。
しかし、監督も同じですから、技術が飛躍的に向上していて見応えのある映画には仕上がっていますが、お話の基本は同じです。
いつか宇宙全体で共存できる日が来るのでしょうか。あるいはお互いにバトルを続けるのでしょうか。それにより、人類が一丸となって外敵に備えると言うことで、地球単体の平和と言う意味ではいいことかもしれませんが。
もうこれ以上の続編は不要だと思うのですが、エメリッヒ監督、どうでしょうか。