田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

デッドプール(Deadpool)

2016年06月27日 07時47分41秒 | 日記

 マーベルコミック原作の人気作「X-MEN」シリーズのスピンオフで、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」に登場した異色のヒーロー、デッドプールを主役に描くアクションエンタテインメント。好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていた元傭兵のウェイド・ウイルソンは、恋人ヴァネッサとも結婚を決意し、幸せの絶頂にいた矢先、ガンで余命宣告を受ける。謎の組織からガンを治せると誘われたウェイドは、そこで壮絶な人体実験を受け、驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまう。ウェイドは、赤いコスチュームを身にまとった「デッドプール」となり、人体実験を施したエイジャックスの行方を追う。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でも同役を演じたライアン・レイノルズが、毒舌家で自己中心的という型破りなアンチヒーローのデッドプールに扮した。全米ではR指定作品として記録的な大ヒットを飛ばした。監督は、視覚効果分野出身で今作が初長編作となるティム・ミラー。(映画.comより)

 

 

 

 「ウルヴァリン」のスピンオフ映画も見たはずなんですが、彼のことはまったく覚えていませんでした。でもまぁ、予告なんかを見る限りではおバカ映画なんだろうと気楽に構えていました。しかし、案外に真面目な映画でしたね。確かにデップーは口が悪くてお下品ですが、愛する女には一途だし、行動の目的も真っ当です。少し相手チームを殺しすぎかもしれませんが。

しかし、末期ガンだけどまだ未来ある若い(そして元特殊隊員だから強い)男性が、誘惑に負けて不死身の肉体を得る、という設定が安易ですねぇ(笑)。まぁ元々鍛えられてて体力があるから治験にも耐えられるだろうと言うことなんでしょうけれど。ミュータントに変異する素養をもっていたからだったかな。細かいことは忘れましたけど(忘れたのか!笑)

でも、自分をこんな姿に変貌させた兄さんもめっぽう強い。これが「新生トランスポーター」のエド・スクレインです。私、見てませんけど。彼が言った「元に戻せる技術は私しか持たない」という一言を信じ、どこまでも追い詰めてゆきます。「こんな醜い姿だと彼女の元に戻れない」と思い込んで。

バカですねぇ。本当に彼女のことを愛してさえいれば、容姿なんて関係ないのに。それ以外のことに支障はないのだから。と、女である私はそう思いながら鑑賞していたわけです。

そんなこんなで、案外まじめなデップーと、絵に描いたような優等生XーMENコロッサスとその弟子ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド、エド側には大好きなジーナ・カラーノ姐さんを配し、実に見応えのある戦いが始まります。アホらしいけどおもしろかったですねぇ。

個人的には、醜くなってからのデップーと同居する盲目のおばあさんが好みでした。実にカッコいいばあさんでさ!密かに次は彼女のスピンオフじゃないかとも思いました。

あと、デップーの無二の親友、バーの経営者(?)を演じたT・J・ミラーがツボでした。こういう人、好きです。友達に欲しいかも。ちょっと若い頃のジャレッド・レトのような。

お勧めですが、言葉は「テッド」並みに露骨です。好きではない人は要注意。

コメント
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