ジェームズ・フランコって整ったお顔立ちなのに、「スパイダーマン」のハリー以外で私が見たのは
変な役どころばかり
今回はほぼ一人芝居で、アカデミ―主演男優賞ノミネート
残念ながら賞は「英国王のスピーチ」のコリン・ファースに。
ノミネートに加え、今年のアカデミー賞ではアン・ハサウェイと共に司会を務め、
舞台裏を楽しそうにツイッターで呟いていたのはいいんだけれど、マリリン・モンローに扮してみたり、
結構おふざけ好きの面白い人なんでしょうかね?
********************
1 2 7 時 間
******************
< ストーリー >
誰にも行き先を告げず、ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンに一人で出かけたアーロン。
車から自転車に乗り換え、その後は徒歩で目的地を目指したが、落石に右手を挟まれ身動きが
取れなくなる。何とか脱出しようともがく中、死と直面しながら人生を振り返るアーロン。
限界の時を迎え、厳しい決断をする。
実話に基く映画で、エンディングにはご本人の映像も映し出されます。
アメリカの圧倒させられるような大自然の中、思いも寄らぬ悲劇に見舞われ、
絶望的な状況の中で、限られた水と食料、限られた道具で生き残るための孤独な戦いに挑む。
冒頭のスクリーンを三分割して世界各地の都会の喧騒が映し出されたあとに、荒涼たるキャニオンの
映像を見ると、同じ地球上でこんなにもかけ離れた場所が共存することに不思議な気がします。
都会の喧騒に生きる者として、アーロンが週末にいそいそと出かけていく理由がわかる気がします。
20年以上前、オンボロ車でデスバレーに行ったとき、インディアンの崩れた遺跡のそばで車を降り
360度地平線、見わたすかぎり人っ子一人いない状況を経験しました。
聞こえるのはヒューという乾いた風の音だけ。背中にゾクッとする恐怖を感じました。
携帯もカーナビなんかも無い時代、デスバレーの入り口で「ガソリンやラジエターの水を
しっかり確認しましょう。こんなことにならないように、ここから先、自分の命は自分で守りましょう」
というガイコツの絵が描かれたパンフレットもらい、
この車で大丈夫か? もしエンジントラブルでも起こったら・・・っと、
小心者の私はビビリました。無事に車の行き交う道路に出て、ホッとしたもんです。
幼い頃から父の手ほどきを受けて慣れているからって・・・誰にも行き先を告げず、一人で行くって
怖くないの~?
ほらぁ~、言わんこっちゃない
何が起こるかわからへんねんからぁ・・・と、デスバレーでのことを思い出しました。
大自然の上空から、彼が挟まれた狭い岩の割れ目にカメラがズンズンと寄っていくカメラワーク。
人間の小ささを思い知ります。
手を挟まれて身動きできない5日間。
焦り、パニック、冷静になって考えろと自らを諭し、過去を振り返リ反省、諦め、生への執着
という彼の心の変化に立会い、自分ならどうなるだろう?と考えました。
アーロンみたいなサバイバル知識はゼロなので泣き叫んで終わりかも?
見ているだけでも目を背けてしまう彼のあの決断と気力。
サバイバル知識の有無や元々の体力など、条件はあるとはいえ、
生き残る者と諦めてしまう者、この違いはどこにあるのでしょう?
未来へのビジョンを描けるかどうかなのかな?
壮絶な決断の後、あの場所から脱出し、助けを求め気力を振り絞って進むアーロンの姿に
「生きたい」という凄まじい力強さを感じました。
***** 見た 映画 *****
6月29日 「127時間」@横浜ブルク13
「ビューティフル」@109シネマズMM横浜
変な役どころばかり
今回はほぼ一人芝居で、アカデミ―主演男優賞ノミネート
残念ながら賞は「英国王のスピーチ」のコリン・ファースに。
ノミネートに加え、今年のアカデミー賞ではアン・ハサウェイと共に司会を務め、
舞台裏を楽しそうにツイッターで呟いていたのはいいんだけれど、マリリン・モンローに扮してみたり、
結構おふざけ好きの面白い人なんでしょうかね?
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1 2 7 時 間
******************
< ストーリー >
誰にも行き先を告げず、ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンに一人で出かけたアーロン。
車から自転車に乗り換え、その後は徒歩で目的地を目指したが、落石に右手を挟まれ身動きが
取れなくなる。何とか脱出しようともがく中、死と直面しながら人生を振り返るアーロン。
限界の時を迎え、厳しい決断をする。
実話に基く映画で、エンディングにはご本人の映像も映し出されます。
アメリカの圧倒させられるような大自然の中、思いも寄らぬ悲劇に見舞われ、
絶望的な状況の中で、限られた水と食料、限られた道具で生き残るための孤独な戦いに挑む。
冒頭のスクリーンを三分割して世界各地の都会の喧騒が映し出されたあとに、荒涼たるキャニオンの
映像を見ると、同じ地球上でこんなにもかけ離れた場所が共存することに不思議な気がします。
都会の喧騒に生きる者として、アーロンが週末にいそいそと出かけていく理由がわかる気がします。
20年以上前、オンボロ車でデスバレーに行ったとき、インディアンの崩れた遺跡のそばで車を降り
360度地平線、見わたすかぎり人っ子一人いない状況を経験しました。
聞こえるのはヒューという乾いた風の音だけ。背中にゾクッとする恐怖を感じました。
携帯もカーナビなんかも無い時代、デスバレーの入り口で「ガソリンやラジエターの水を
しっかり確認しましょう。こんなことにならないように、ここから先、自分の命は自分で守りましょう」
というガイコツの絵が描かれたパンフレットもらい、
この車で大丈夫か? もしエンジントラブルでも起こったら・・・っと、
小心者の私はビビリました。無事に車の行き交う道路に出て、ホッとしたもんです。
幼い頃から父の手ほどきを受けて慣れているからって・・・誰にも行き先を告げず、一人で行くって
怖くないの~?
ほらぁ~、言わんこっちゃない
何が起こるかわからへんねんからぁ・・・と、デスバレーでのことを思い出しました。
大自然の上空から、彼が挟まれた狭い岩の割れ目にカメラがズンズンと寄っていくカメラワーク。
人間の小ささを思い知ります。
手を挟まれて身動きできない5日間。
焦り、パニック、冷静になって考えろと自らを諭し、過去を振り返リ反省、諦め、生への執着
という彼の心の変化に立会い、自分ならどうなるだろう?と考えました。
アーロンみたいなサバイバル知識はゼロなので泣き叫んで終わりかも?
見ているだけでも目を背けてしまう彼のあの決断と気力。
サバイバル知識の有無や元々の体力など、条件はあるとはいえ、
生き残る者と諦めてしまう者、この違いはどこにあるのでしょう?
未来へのビジョンを描けるかどうかなのかな?
壮絶な決断の後、あの場所から脱出し、助けを求め気力を振り絞って進むアーロンの姿に
「生きたい」という凄まじい力強さを感じました。
***** 見た 映画 *****
6月29日 「127時間」@横浜ブルク13
「ビューティフル」@109シネマズMM横浜
予告編の方にいただきましたが、本編の方もTBさせてくださいね☆
>360度地平線、見わたすかぎり人っ子一人いない状況を経験しました。
>聞こえるのはヒューという乾いた風の音だけ。
それはもう、、聞いてるだけで怖いです!ぞっとします!
あの場所あの状況から一人で生還したアーロンにはほんとパワーをもらいました。
どうぞよろしくお願いします
tomokoさん、はじめまして
怖かったですよ。ここで何かあったら終わりだなと。
あんな所で盗難予防の鍵は要らないんじゃない?と思いつつ、アーロンが一人で、軽装でドンドン行くのを見て、大丈夫かいな?と大丈夫じゃないのを知りながら思いました。
本当に生還した実話に基くってことで説得力がありますよね。何としてもと、次々チャレンジし、脱出後助けを求めて行く姿に私もパワーをもらいました。
ジェームズの次回作が楽しみです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします
>未来へのビジョンを描けるか
そうですねー。
彼はあの時間の中で自分の人生を振り返り、さらには自分の未来への思いも馳せたんですよね。
たぶんそういうビジョンを描けたからこそ、生きるということ、将来生まれてくる子供のためにも生きなきゃと思えたんでしょうね。
生まれてくるであろう子供を思ったんですよね。折れかかった心を奮い立たせたのは未来への思いですね。
明るい未来を描きたいですね。