徒然なか話

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地震の爪痕 偉人たちの墓にも!

2016-07-10 17:47:05 | 熊本
 地震で倒壊したわが家の墓は石屋さんに依頼済みだが、いまだ手つかず。今日、再び立田山へ現状を確認しに行く。周囲の他家の墓もほとんど手つかずの状態のままだった。これは相当気長に待たなければならないようだ。
 ついでに近くの立田自然公園(泰勝寺跡)と小峰墓地を見に行ってみた。立田自然公園は四つ御廟だけ無料で公開しているが、それ以外はまだ補修は行われておらず、再開は相当先のことだとのこと。ただ、石塔類がほとんど倒壊したのに対し、仰松軒(細川家茶室)などの建物類の被害は大きくなかったことが救いだ。
 次いで小峰墓地へ行く。全体的に被害が酷い。偉人の墓の区域も全滅状態。個別には次のとおりだが、地震は偉人もわれわれ庶民も区別はなかったと見える。


ラフカディオ・ハーンが愛した石仏(鼻欠け地蔵)は南を向いていたはずだが、なんと今は東を向いている。



三島由紀夫が心酔した神風連副隊長・加屋霽堅の墓も倒れたまま。



最近、改葬したばかりの長谷検校の墓は、仏石が消えている(後へ倒壊)。



勤王の志士・宮部鼎蔵の墓は倒壊してブルーシートが掛けられていた。



藩校時習館の初代教授・秋山玉山の墓も無残な状態。


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4 コメント

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こんばんは (小父さん)
2016-07-10 20:02:27
>わが家の墓は石屋さんに依頼済みだが、いまだ手つかず

そうですか。
石屋さんも注文に追い付かないんでしょうね。

偉人たちの墓は文化財団からの拠出なのか?子孫が居られたら早く修復されるでしょうが、無縁仏が出なければいいですがね。
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Re: 小父さん様 (FUSA)
2016-07-10 20:27:36
いつ順番が回って来るのか、想像もつきません。

御子孫がおられる墓とそうでない墓とがありますが、観光スポットの一つになっていますから、市はほったらかしということはないと思います。
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やっと一部修復 (ぞう)
2017-12-16 00:29:17
鼻欠け地蔵下にある我家の墓地、昨日やっと修復一部完了との連絡受けました。

昨年4月に現地に飛び唖然。沿道石垣の上に立つ墓地は下の道に落下した状態でした。

健軍にある、あらき石材さんにお願いして一年半ですか、やっと形が戻った状態です。

来週早速現況確認に出向こうかと。
東京在住の者です。
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Re: ぞう様 (FUSA)
2017-12-16 09:41:11
やっとひと安心ですね)^o^(
わが家の墓もつい先月、やっと修復が終わりました。1年7ヶ月かかりました。
と言いましても、地震が終息したわけではありませんので、一部損壊の玉垣や石灯籠は撤去しましたので昔の姿に戻ったわけではありません。倒壊した仏石は洋型に変えました。
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