徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

パソコンの日

2016-09-28 15:22:07 | 歴史
 FMクマモトを聞いていたら、今日は「パソコンの日」だと言っていた。1979年9月28日にNECのPC8001が発売された日らしい。これが日本初のパソコンというわけではないのだが、今日のIT全盛につながるパソコンブームの火付け役になったということらしい。
 ちょうどこの1年ほど前に東京本社勤務となっていた僕も、社内でOA(オフィス・オートメーション)化が始まり、それまで全く縁のなかったコンピュータに取り組まざるを得なくなったのもこの頃である。社内には既にオフコン(オフィス・コンピュータ)と呼ばれるものが導入されていて、部署ごとの事務処理に使われ始めていた。専門家による社員教育も始まっていたが、当時の教育内容はと言えば「BASIC言語」教育だった。オフコンを動かすには「BASIC言語」を使ったプログラムを開発するしかなかったのである。
 80年代に入り、ビジネス用の新しいパソコンが事務所にどんどん入り始めた。僕が使ったのは富士通のF9450やNECのN5200などだった。F9450にはEPOCファミリー、N5200にはLANシリーズといった業務用ソフトがついていて、それまでのプログラム開発から解放された。
 僕が会社業務とは別に、個人的にパソコンを使い始めたのは1983年、NECのPC8001の後継機種で、後に歴史的な名機となったPC9800からである。
 PC8001の発売から37年が経過した今日、日進月歩を続けたパソコンの世界は、37年前には想像もしなかったような世界が広がっている。

▼1979年頃使われていたオフコン