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仏教ライフを考える西原祐治のブログです

震災記念法要

2014年09月02日 | 日記
昨9月1日は、関東大震災の日、築地本願寺慈光院にて、午前午後と震災記念法要記念法話に出向。東京都慰霊堂がある横網町公園の真横に建立されています。元陸軍被服廠があった場所で、当時、公園予定地として更地になり、多くの罹災者の避難場所になり、ここだけで東京市全体の死亡者の半数以上の3万8000人程度が死亡したとされています。

築地本願寺史から、震災当時、慈光院に関わる記述だけをピックアップしています。

大正12年9月15日比谷宿泊所開設、深川・上野・日比谷の各公園及び本所被服厰跡で掲示伝道を行う。
9-27被服廠跡人事相談所開設
11-15本所被服工場跡に本願寺職業紹介所を設立、明治会館罹災者宿泊所開設
昭和2年 9-1震災記念説教所慈光院起工式

その後、昭和5年に東京都慰霊堂が建立されます。

午前の法話は、江東学園という幼稚園の父母対象で120名くらい。おそらく真宗の話を聴くのは、幼稚園と縁を結んでからの人たちです。4日はまた、築地本願寺で引きこもり父母の会の方々への法話があります。

こうした真宗門徒以外の人たちへの法話は、勉強になります。昨日は、慈光院が再建中のため、幼稚園3階の板の間のホールでの法話、皆さん直座りで、それも1時間、気の毒でしたが、15分経過するごとに、後45分です、後15分ですと合いの手を入れましたが、これが受けて空気を和ましたようです。これは私の収穫です。(写真は3階ホールから見た真横の耐震補強中の慰霊堂です)
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