暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

魔女見習いをさがして

2022年01月25日 21時28分04秒 | 邦画>★★★

2020年/邦アニメ/佐藤順一、鎌谷悠監督/森川葵 松井玲奈 百田夏菜子 石田彰 三浦翔平  浜野謙太 菅原淳一
2021年12月31日 NHK Eテレ東京

【あらすじ】
アニメ「おジャ魔女どれみ」が放送されてから早幾年。大いに影響を受け大人になった女子たちがいた。
吉月ミレ(松井)は、大手商社に勤める帰国子女の27歳。勤務先で居心地の悪さを感じている。長瀬ソラ(森川)は22歳の大学生。教育実習を経験し、発達障害の生徒マキタくんが気になり過ぎて、教師に向いていないのではないかと悩み始めた。川谷レイカ(百田)は19歳のフリーター。歌手志望の彼氏がヒモ状態なのに、切り捨てられずに自らの夢がおざなりになっていることが課題だった。
そんな三人が、鎌倉の<まほう堂>で偶然出会った。まほう堂とは、「どれみ」の舞台モデルとなった屋敷である。住む場所も、年齢も異なる三人は意気投合し、「どれみ」繋がりで交友を開始。そしてそれぞれの人生が変わり始める…。


「どれみ」未体験。二十数年前に出会った友人(交流終了済)はアニメ好きのコスプレイヤーで、たまたま紹介した演芸ライブで出演していたアニオタ芸人と付き合うことになった。その芸人ははづきちゃん推しで、友人にはづきちゃんコス…身長180超の、自分用の衣装…を作らせたという。
という思い出しかない。
だが今作。どれみ未体験の自分でも、充分に楽しめた。むしろ大人向け。何より、安心して鑑賞できる作画に感服致しました。
俺っちは既に、彼女らのような<魔法>を叶えられる年齢は過ぎてしまったわけだが、「おジャ魔女は本当にいるのだ。俺たちの心の中にな!」と少しの希望を与えてくれる。
50になったら、もう魔法よりも社会保障に期待するしかない。
因みに、劇中登場する<マキタ君>はフルネームを<マキタユウジ>という。これはくだんのはづきちゃん芸人と因縁浅からぬ芸人、マキタスポーツの本名と同名でもある。どうでもいい。


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