こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ガロアケシカミキリ

2021年10月21日 |  ●カミキリムシ科


ガロアケシカミキリ Exocentrus galloisi Matsushita,1933 (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] オニグルミ・クリ・コナラ・カシワ・カンバ・イヌエンジュなどの広葉樹各種
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約3.3㎜~6.8㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数は普通。
オニグルミやホオノキ・クリなどの枯れ枝で見る事が出来る。
とても小さいカミキリムシです、体は灰色で上翅後方に弓状の太い黒紋が目立つ。
全体的に短く太い毛がまばらに生えている。



クリの枯れ枝から羽化したガロアケシカミキリ



指で掴んで見るとその小ささが分かります



こうして見ると本当に毛深いカミキリムシです


 

 
色んな場所で採集したガロアケシカミキリ


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マツシタトラカミキリ

2021年10月20日 |  ●カミキリムシ科


マツシタトラカミキリ Anaglyptus (Anaglyptus) matsushitai (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズナラ・コナラ・クリ・クヌギなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約10㎜~13.5㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数も多い。
ミズナラやコナラなどの衰弱木・伐採木・倒木や花などで普通に見る事が出来る。
上翅は暗赤色と黒のツートンカラーが特徴のカミキリムシで、中央と後ろに白い帯が走る。



クリの木の幹で見つけたマツシタトラカミキリ



ミズナラの樹皮では良く見かけるマツシタトラカミキリ





ミズキの花が咲く頃、他の昆虫と一緒に良く見る事が出来る


 

 
マツシタトラカミキリとシロヘリトラカミキリ(右下)


〖 近似種の上翅の模様の区別 〗

 
左:トガリバアカネトラカミキリ
右:スギノアカネトラカミキリ

 
左:ハセガワトラカミキリ
右:マツシタトラカミキリ


シロヘリトラカミキリ


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カタシロゴマフカミキリ

2021年10月19日 |  ●カミキリムシ科


カタシロゴマフカミキリ Mesosa hirsuta (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹・針葉樹各種
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約10㎜~18㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数も多い。
広葉樹や針葉樹の様々な樹種の倒木・伐採木・枯れ枝・立ち枯れなどで普通に見られる。
体は全体的に灰褐色で黒・茶・白のまだら模様が特徴です。
触覚の節には白毛が生え、脚と共に黒と白のまだら模様になっている。
夜間は灯火にも飛来する。



柳の枯れ枝で見つけたカタシロゴマフカミキリ









様々な樹で見つけたカタシロゴマフカミキリ


 

 
夜間灯火に飛来したカタシロゴマフカミキリ


 
ヤナギの枯れ枝から羽化したカタシロゴマフカミキリ


 
ミズナラの材から羽化したカタシロゴマフカミキリ


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スグリゾウムシ

2021年10月18日 |  ●ゾウムシ科


スグリゾウムシ Pseudocneorhinus bifasciatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] フサスグリ・ミカン・ハッカ・マメ・イチゴ・その他植物
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5㎜~6㎜前後のゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布する小型のゾウムシで、産地は局地的で個体数も少ない。
体は灰褐色で黒い帯が目立つ、中央に薄い灰色の太帯があるが個体によって斑紋の差異がある。
成虫はホスト草元や葉上などで見る事が出来る、幼虫は土中で根を食べて育つ。
ちなにみスグリゾウムシはカキゾウムシに大きさや模様が似ているが体形がより丸っこい。



シオデの葉で見られたスグリゾウムシ



ヨモギの葉で見られたスグリゾウムシ



体に短い毛がまばらに生えている。



息子が自宅の近所で採集してきたスグリゾウムシ。
割と自宅付近で今まで採集する事が多い不思議なゾウムシ。


[スグリゾウムシが付いていた植物]

 
左:シオデの葉
右:不明植物


[カキゾウムシとスグリゾウムシ]

 
左:カキゾウムシ(体系が細丸っこい)
右:スグリゾウムシ(体系がより丸っこい)


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カキゾウムシ

2021年10月17日 |  ●ゾウムシ科


カキゾウムシ Pseudocneorhinus obesus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カキ・その他植物
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5.5㎜~6㎜前後のゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布する小型のゾウムシで、産地は局地的で個体数も少ない。
体は灰色で中央に白く太い湾曲帯が見られる、和名はカキの新芽を食べる事からついたようです。
成虫は4-10月にかけて、枯れ枝などで見られ、夜間灯火にも飛来する可能性もある。
小型だが体はやや細丸く、ずんぐりとしている。また体に細く短い毛がまばらに生えている。
♀のみで増える単為生殖の様で、近似種のスグリゾウムシに良く似ている。
ちなにみスグリゾウムシはカキゾウムシに大きさや模様が似ているが体形がより丸っこい。



枯れ枝で採集したカキゾウムシ



夜間灯火に飛来したカキゾウムシ


〖カキゾウムシとスグリゾウムシ〗

 
左:カキゾウムシ(体系が細丸っこい)
右:スグリゾウムシ(体系がより丸っこい)


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エゾハイイロハナカミキリ

2021年10月16日 | 探索日記(生物)








エゾハイイロハナカミキリ
北海道に分布する、ハナカミキリ。
春~初夏にかけて針葉樹の伐採木などで見られる。
今年も山地で良く見かけたエゾハイイロハナカミキリ (*≧ω≦)キャハハ♪


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エゾサビカミキリ

2021年10月15日 | 探索日記(生物)


エゾサビカミキリ
広葉樹の伐採された枝で小型のエゾサビカミキリが
交尾しているところを撮影。
地味なですが渋めのカミキリムシです (*≧ω≦)キャハハ♪


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エゾナガヒゲカミキリ

2021年10月14日 | 探索日記(生物)




エゾナガヒゲカミキリ
ニガキの衰弱木や伐採木などで見られるエゾナガヒゲカミキリ。
名前の通り髭が長い、枝に止まっている時は触覚をピーンと伸ばし
静止する姿を見る事が出来る (*≧ω≦)キャハハ♪





エゾナガヒゲカミキリ


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エゾツユムシ

2021年10月13日 | 探索日記(生物)




エゾツユムシ
秋になると草原各所で普通に見られるエゾツユムシ。
エゾと付くが日本各地に分布している (*≧ω≦)キャハハ♪


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祝★ 8周年記念

2021年10月12日 | だんちょうからのお知らせ
皆様こんばんは (o^∇^o)ノ
『こんちゅう探偵団』開設から早いもので、8周年を迎えました。

いつも “ こんちゅう探偵団 ” をご覧頂きまして誠にありがとうございます。
これからも北海道の生き物たちの写真をたくさん掲載していきますので
今後ともどうぞ宜しくお願い致します ミ★(=^・・^)v Thanks!!★彡

今まで通り、コメントやメッセージもドシドシ受け付けております。
名前の分からない昆虫のお写真などはブックマーク内の昆虫写真画像掲示板にて掲載出来ますので
そちらも合わせてご活用頂ければ幸いです。



エゾカミキリ
撮 影:2021年 北海道 エゾカミキリ

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