4月9日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第223回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はセルロースを5個と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを1部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2614個、セルロースの合計は112個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2181部となりました。
今回で通算239回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2614人の子どもにビタペクトを、約104人の子どもにセルロースを、2181家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回もビタペクトではなくセルロースを渡しました。ビタペクトの在庫がなくなり、現在搬入待ちです。
今回はゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)から2家族が保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが5人の実子と2人の子ども(兄弟)を引率していました。この家族には2個のセルロースを渡しました。
この家族は2016年5月にも保養滞在していたことがあります。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第193回」(家族A)
2年前と今回のそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。今回○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時4歳)22ベクレル → 20ベクレル
長女 (7歳)27ベクレル ○ → 18ベクレル
長男 (8歳)20ベクレル ○ → 22ベクレル ○
次女 (5歳)26ベクレル ○ → 27ベクレル ○
次男 (4歳)23ベクレル ○ → 15ベクレル
三女 (2歳)(今回初測定)19ベクレル
男子(15歳)(今回初測定)18ベクレル
男子 (7歳)(今回初測定)15ベクレル
子どもたちの健康状態ですが、長女は甲状腺肥大、長男は突発性の頭痛に悩んでいるそうです。
この家族のお母さんは意識が高く、あれは食べた方がいい、これは食べない方がいい、ととても詳しかったです。
一方で、
「パンガシウスっていう魚は食べたらいけないんですよね? 福島で原発事故が起きたから。」
というような情報を仕入れていました。
私はそんな話は聞いたことがないので「パンガシウス? 福島の事故と関係があるの?」
と逆に驚いたのですが、ベラルーシの意識高い系の人の間に広まっている噂だと思います。
後で調べましたが、パンガシウスはPangasiusのことだと思いますが、ベトナムなど東南アジアで養殖されている魚で日本にも輸出されているようですが、福島の原発事故とは関係がないと思います。
こういう一種のデマ(間違った知識)がベラルーシで広がっているのは、困るなと日本人として思いました。
(家族B)
お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。この家族には3個のセルロースを渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。今回○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時1歳)17ベクレル
長男 (9歳) 21ベクレル ○
次男 (7歳) 23ベクレル
長女 (3歳) 17ベクレル ○
女子(15歳) 9ベクレル
女子(12歳) 23ベクレル ○
女子(10歳) 12ベクレル
女子 (9歳) 18ベクレル → 16ベクレル
このうち12歳と10歳の女の子は姉妹です。
9歳の女の子は2017年にも他の家族に引率されて保養に来たことがあります。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第209回」
子どもたち健康状態についてお母さんにお話を伺いました。
次男はフェニルケトン尿症患者で、この病気の患者はビタペクトが飲めないことは知っていたのですが、セルロースも飲めないことが今回分かりました。
仕方がないので、この次男にはセルロースをあげるのをやめました。代わりに長女にあげましたが、保養滞在中、みんなで食べてください・・・という形にしました。
薬ではなく、食物繊維なので、「やせたい。」と話しているお母さんが摂取してもらっても何の問題もないですしね。
長男は慢性頭痛、引率してきた15歳の女の子も慢性頭痛だそうです。それにしても頭痛もちの子どもが多すぎますね。
10歳の女の子も慢性頭痛で、しかも今回のセシウム測定の結果、高カリウム体質であることも分かりました。しかも普段は低血圧で、よく腹痛も起こすと話していました。
頭痛の話を詳しく聞いていると、明らかに偏頭痛で、
「食餌療法はないですか?」
とお母さんに聞かれましたが、
「チョコレートとかピーナッツとか食べない方がいいと言われていますけどね・・・でも高カリウム体質のほうが気になるので、そのほうの対処法を考えた方がいいですよ。(そうしたら体質が変わって頭痛持ちなのも治ってくるかも・・・)」
と「私は医者ではないですが。」
と前置きしながら話しましたが、現地の医者は、診察しても、
「原因は分かりません。」
と言って何もしてくれていないそうです。
高カリウム体質は治したほうがいいのですが、これは食餌療法(高カリウム食品をしばらく食べなければいいだけ。)で対処してほしいです。
画像は記念撮影したものです。子どもたちには折り紙や折り鶴、和紙のしおりセット、子どもたちの名前を書いた色紙などをプレゼントしました。
今回のセルロースの購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はセルロースを5個と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを1部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2614個、セルロースの合計は112個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2181部となりました。
今回で通算239回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2614人の子どもにビタペクトを、約104人の子どもにセルロースを、2181家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回もビタペクトではなくセルロースを渡しました。ビタペクトの在庫がなくなり、現在搬入待ちです。
今回はゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)から2家族が保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが5人の実子と2人の子ども(兄弟)を引率していました。この家族には2個のセルロースを渡しました。
この家族は2016年5月にも保養滞在していたことがあります。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第193回」(家族A)
2年前と今回のそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。今回○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時4歳)22ベクレル → 20ベクレル
長女 (7歳)27ベクレル ○ → 18ベクレル
長男 (8歳)20ベクレル ○ → 22ベクレル ○
次女 (5歳)26ベクレル ○ → 27ベクレル ○
次男 (4歳)23ベクレル ○ → 15ベクレル
三女 (2歳)(今回初測定)19ベクレル
男子(15歳)(今回初測定)18ベクレル
男子 (7歳)(今回初測定)15ベクレル
子どもたちの健康状態ですが、長女は甲状腺肥大、長男は突発性の頭痛に悩んでいるそうです。
この家族のお母さんは意識が高く、あれは食べた方がいい、これは食べない方がいい、ととても詳しかったです。
一方で、
「パンガシウスっていう魚は食べたらいけないんですよね? 福島で原発事故が起きたから。」
というような情報を仕入れていました。
私はそんな話は聞いたことがないので「パンガシウス? 福島の事故と関係があるの?」
と逆に驚いたのですが、ベラルーシの意識高い系の人の間に広まっている噂だと思います。
後で調べましたが、パンガシウスはPangasiusのことだと思いますが、ベトナムなど東南アジアで養殖されている魚で日本にも輸出されているようですが、福島の原発事故とは関係がないと思います。
こういう一種のデマ(間違った知識)がベラルーシで広がっているのは、困るなと日本人として思いました。
(家族B)
お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。この家族には3個のセルロースを渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。今回○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時1歳)17ベクレル
長男 (9歳) 21ベクレル ○
次男 (7歳) 23ベクレル
長女 (3歳) 17ベクレル ○
女子(15歳) 9ベクレル
女子(12歳) 23ベクレル ○
女子(10歳) 12ベクレル
女子 (9歳) 18ベクレル → 16ベクレル
このうち12歳と10歳の女の子は姉妹です。
9歳の女の子は2017年にも他の家族に引率されて保養に来たことがあります。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第209回」
子どもたち健康状態についてお母さんにお話を伺いました。
次男はフェニルケトン尿症患者で、この病気の患者はビタペクトが飲めないことは知っていたのですが、セルロースも飲めないことが今回分かりました。
仕方がないので、この次男にはセルロースをあげるのをやめました。代わりに長女にあげましたが、保養滞在中、みんなで食べてください・・・という形にしました。
薬ではなく、食物繊維なので、「やせたい。」と話しているお母さんが摂取してもらっても何の問題もないですしね。
長男は慢性頭痛、引率してきた15歳の女の子も慢性頭痛だそうです。それにしても頭痛もちの子どもが多すぎますね。
10歳の女の子も慢性頭痛で、しかも今回のセシウム測定の結果、高カリウム体質であることも分かりました。しかも普段は低血圧で、よく腹痛も起こすと話していました。
頭痛の話を詳しく聞いていると、明らかに偏頭痛で、
「食餌療法はないですか?」
とお母さんに聞かれましたが、
「チョコレートとかピーナッツとか食べない方がいいと言われていますけどね・・・でも高カリウム体質のほうが気になるので、そのほうの対処法を考えた方がいいですよ。(そうしたら体質が変わって頭痛持ちなのも治ってくるかも・・・)」
と「私は医者ではないですが。」
と前置きしながら話しましたが、現地の医者は、診察しても、
「原因は分かりません。」
と言って何もしてくれていないそうです。
高カリウム体質は治したほうがいいのですが、これは食餌療法(高カリウム食品をしばらく食べなければいいだけ。)で対処してほしいです。
画像は記念撮影したものです。子どもたちには折り紙や折り鶴、和紙のしおりセット、子どもたちの名前を書いた色紙などをプレゼントしました。
今回のセルロースの購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。