ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年2月28日。小雪から雨に

2021-02-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月28日、887人の歴史学者が白赤白の旧ベラルーシ国旗を、ファシストの旗として使用を禁止する法律に反対する活動に署名しました。

 ベラルーシ国立アカデミー歴史研究所所長など、歴史学の権威も署名しています。

 

 ベラルーシのサッカーチームの10のファンクラブ(サポーター)が試合観戦をボイコットしました。

 

 野党のチハノフスカヤ氏はあと数ヶ月でルカシェンコ大統領が辞任すると見ていると発表しました。

 

 野党のラトゥシコ氏は、ルカシェンコ大統領に課している制裁の内容をさらに厳しくするよう西側諸国に求め、その意見が通るであろうという見通しです。

 

 モロジェチノ市郊外で、バーベキューをしていた25人の友達グループが身柄拘束されました。春を迎え冬を送るわらで作った人形(かかし)を燃やす伝統行事があるのですが、そのかかしが赤と緑に塗られていたことが拘束の理由らしいです。このかかしが白と赤に塗られていたら、拘束されなかったと思います。

 ベラルーシはコロナ対策のために大勢が集まって飲食することは全く禁止されていません。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万7306人。死者数1976人

2021-02-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月28日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は287306人になりました。1日の新規感染者数は1347人です。

 死者数は1976人です。

 277995人が回復しました。

 


2021年2月27日。名誉領事

2021-02-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月27日。白赤白の旗で反政府運動が続き、ソ連の旗を持ってミンスクの町の中心部を行進する人もいます。

 相変わらず混迷状態です。

 イタリアのベラルーシ名誉領事が辞任しました。ベラルーシの名誉領事とは、ベラルーシが外国人に与える地位で、ベラルーシとその外国人が住む国の間の友好関係を築いた人にあげるものです。日本人でベラルーシ名誉領事に選ばれている人も複数名います。

 イタリア人アントニオ・ソッティレ氏はおよそ10年にベラルーシ名誉領事に選ばれた一人。イタリアとベラルーシの企業の協力関係を取り持ち、またチェルノブイリ被害者のための保養など支援活動も行なっていました。それが評価されて、ベラルーシ政府から北イタリア地域の名誉領事に選ばれたということです。

 ソッティレ氏はベラルーシには多くの友人がいるとし、昨年の大統領選挙後、ベラルーシ政府が2万7000人に対して拘束、暴行などを加えていることを知り、ベラルーシ名誉領事を辞任することに決めたそうです。ベラルーシ政府からもらった名誉はもういらないということでしょうか。日本人のベラルーシ名誉領事の方々はどのような思いでこの報道を聞くでしょうか。

 

 ベラルーシ大統領は国内の135人の女性に「母親勲章」を授与しました。これはたくさんの子どもを産んだ女性に対して与えられる勲章です。この勲章をもらうと、さまざまな公的な子育て支援を受けることができます。年金も5年早くもらうことができます。


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万5959人。死者数1966人。ベラルーシで最初の感染者が確認されて1年

2021-02-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月27日の書き込みです。ベラルーシで最初のコロナウイルス感染者が確認されてから今日でちょうど1年です。その頃は1年後ベラルーシがこうなっているとは誰も予測していませんでしたね。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は285959人になりました。1日の新規感染者数は1459人です。1日の新規検査数は17780件なので、この数字です。いつになったらベラルーシの第二波は収束するのか・・・。もっともその後第三波が始まる予測が出ているので、まだしばらく同じような状態が続きそうです。

 死者数は1966人です。

 276234人が回復しました。

 487万件の検査数となりました。

 

 


2021年2月26日。大統領の長男

2021-02-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月26日。ルカシェンコ大統領が長男ビクトル氏を国家安全委員会の会長補佐を解任することを決定しました。会長は大統領で、補佐がビクトル氏で、15年間この任に就いていたのですが、もうすぐ解任され、今度はベラルーシ・オリピック委員会長に就任するそうです。それに先立ちルカシェンコ大統領がベラルーシ・オリンピック委員会長を辞任すると発表しました。

 国際オリンピック委員会は今年の東京五輪にベラルーシのナショナルチームは、そのトップ(ルカシェンコ大統領)がスポーツ選手に人権侵害などの圧力をかけているとして、参加できないことを協議中なのですが、その点に関して大統領も理解しているようで、自分が辞任することで、何とかベラルーシチームがオリンピックに参加できるようにしたいようです。しかし次の会長が自分の長男で、しかもEUの制裁対象者の一人に入っているので、この決定で急に国際オリンピック委員会が五輪出場にOKを出すと思えません。

 

 またルカシェンコ大統領は自分の後、つまり次の大統領に自分の息子は3人いるものの、だれも就任しないという発言もしました。

 

 今朝、ミンスクからモロジェチノ方面に向かう近郊列車の中で、7人の乗客が身柄拘束されました。白赤白の旗などを持っていたからだそうです。その中の一人、75歳の女性は車内でベラルーシ人作家の本をカバンの中に入れていたため拘束され、罰金刑となりました。ベラルーシでは現在「読んではいけない禁書」が定められています。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万4500人。死者数1957人

2021-02-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月26日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は284500人になりました。1日の新規感染者数は1602人です。

 死者数は1957人です。

 274743人が回復しました。

 


2021年2月25日。水たまり

2021-02-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月25日。気温が上がり、雪が溶けて道のあちこちに大きな水溜りができています。また気温が下がるとこれが凍って、あちこちスケートリンクのようになるので、このまま春が来てほしいです。

 去年8月11日、ブレストで反政府デモ活動に参加していたときに治安部隊から銃槍を受け、その後死亡したシュトフさんを撃った人物の裁判がありました。近くにいた証言者(治安部隊員)は被告人がシュトフさんの肩を狙ったが、後頭部に間違って当ててしまった、などの証言をし、被告人も殺意はなかった、検察が主張している状況と実際の状況は異なると裁判で訴えましたが、結局大筋で認め、10年間の有罪の判決が出ました。刑務所ではなく、更生施設の厳しいほうのカテゴリー(刑務所とあまりちがいはない条件)で10年間収監です。

 裁判は反政府運動をしていたシュトフさんに対しても、有罪判決を出しました。しかしすでに死亡しているので、刑罰は言い渡されませんでした。

 

 ベラルーシの郊外型大型スーパーのはしりである店舗「Bigzz」の商品棚がほとんど空になっていることが報道されましたが、やはり閉店するようです。公式には発表されていませんが、そうなるようで、「一つの時代の終わり」などと報道されています。

 

 ポーランドではベラルーシの国営企業の製品の不買運動が始まったようです。

 ベラルーシは多くの輸入品がありますが、輸出品も近隣諸国に多く輸出しています。これからベラルーシの国営企業の製品は、ロシアなど、友達の国には輸入されるでしょうが、そうでない国では売れなくなるでしょう。

 これからベラルーシの経済はどうなるのか。

 

 国連はベラルーシ国内で大きな人権問題が起きており、危機的状況という分析を発表しました。

 

 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万2898人。死者数1948人

2021-02-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月25日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は282898人になりました。1日の新規感染者数は1191人で、1000人を越えたままです。1日の新規検査数が1万7000件なのでこの数字ですね。

 死者数は1948人。

 273146人が回復しました。

 484万件の検査数となりました。

 

 私の同僚(児童図書館司書)はもうすぐエジプトへ海水浴旅行へ行くそうです。このようにコロナのことを全く気にしていないベラルーシ人も大勢いますよ。

 


2021年2月24日。東京五輪が実施されてもベラルーシは参加できない可能性

2021-02-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月24日、国際オリンピック委員会(IOC)は、ベラルーシに対する制裁を発動する可能性について言及しました。

 つまりベラルーシ政府が主導しているベラルーシ・ナショナルチームに所属する(あるいは所属していた)選手や、反政府の意見を表明したスポーツ選手に対して、抑圧、つまり政治的差別をしていたとして、これはオリンピック憲章に反するものだと見なし、ベラルーシ・ナショナルチーム(とりあえず現政権が変わりそうにないので)今年の東京五輪への参加を認められないことにする・・・というIOCの見解です。

 IOCが言うには、ベラルーシのナショナルチームのトップ(これに大統領も含まれます)がベラルーシのアスリートを政治的差別から適切に保護していなかったとしています。そのため、ナショナルチーム(のトップ)に制裁を加える、つまり、ベラルーシの選手は東京五輪に参加できない、ということで協議されています。

 もし東京五輪の参加国からベラルーシが除名されてしまったら、ベラルーシ政府はIOCに反発するでしょう。もっとも東京五輪が無事今年開催できるかどうか分かりませんが・・・。

 ちなみに反政府派アスリートは元水泳銀メダリストがリトアニアに創設したもう一つのベラルーシ・チームに名を連ねているので、どっちみち東京五輪に参加するつもりはないでしょう。次の五輪を目指して練習を始めていますよ。IOCが制裁を発動しようが、もう無関係です。

 

 2月22日にロシアのソチに行って、ロシアの大統領と会談をしたベラルーシ大統領。二人でスノーモービルなども楽しんでいましたが、ベラルーシに帰国した昨日、なぜか電話で再び会談をしました。変でしょ。

 ソチで直接会って話し合ったときに喧嘩をしたので、翌日ベラルーシから電話をして仲直りの申し出をしたのでは? という噂があります。実際、口論などになっていたとしても、喧嘩してました、などと大統領が公表するわけないので、真相は分かりません。

 ともかく会談の結果、ベラルーシとロシアは経済的にも軍事面でも協力関係であり続けることを再確認したそうです。

 

 3月1日からベラルーシ人にとって不可欠と思われる食品、日用品62品目と、医薬品50種について価格を固定することが発表されました。政府による価格の固定です。昨今、ベラルーシでは食料品や医薬品などの値上げが続いていたので、これ以上それが続くと国民からの不満が出るので、それを未然に防ごうと、価格の値上げを禁止する・・・というのが実態です。

 このような政策がベラルーシ経済にとって吉と出るか凶と出るか・・・。

 

   ベラルーシ野党のチハノフスカヤ氏は、ルカシェンコ大統領が辞任した場合その後の生活を安全に送れる小さい住居を提供すると約束しました。このような形で、ノーベル賞作家アレクシエーヴィチが言っていたとことの「美しく去る」ことをうながしているのでしょう。

 もっとも、他の野党メンバーの中にはチハノフスカヤ氏の申し出は、100%保証されているものではないとしており、野党メンバーの中にも意見の温度差があるようです。なぜなら、国民の中にはルカシェンコ大統領がしてきたことについて責任を追及すべし(裁判にかけるということです。)という声も上がっているからです。

 有罪判決が出たら、ルカシェンコ大統領も刑務所に入れられます。チハノフスカヤ氏が用意する安全な小さい家屋、というのは刑務所のことではないでしょう。

 

 またチハノフスカヤ氏は、自分が次期大統領になったら、選挙のやり直しをして、そのときは出馬せず、すぐ次の大統領に政権を移し、自分はベラルーシ人の人権保護活動を行いたいという将来の人生計画について言及しています。

 まだ全然どうなるか分かりませんが、ベラルーシの将来を見据えて、考えを巡らせているベラルーシ人がすでにいる、ということです。

 

 チハノフスカヤ氏はベラルーシで公正な大統領選挙が実施された場合、その後EUからベラルーシは経済支援を受けることについて合意しました。ロシアからではなくEUからの経済支援で、ベラルーシ経済を立て直す可能性があるということです。


ベラルーシのコロナウイルス感染者28万1707人。死者数1939人

2021-02-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月24日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は281707人になりました。1日の新規感染者数は1279人です。増えたような気がしますが、1日の新規検査数が約1万8000件なので、当然の数字だと思います。

 1939人の死者数となりました。

 271733人が回復しました。

 

 ベラルーシ保健省は、現在ベラルーシのコロナウイルス感染状況について、まだ第二波の中にあるが、各地域で感染者数は減少傾向にあると発表しました。

 そして第三波が来ることも示唆しましたが、急激な患者数の増加はないだろうと予測しています。

 ベラルーシではワクチン接種が進んでおり、すでに2万5000人が接種を受けたそうです。それは各地域の医療従事者で、今は高齢者(希望者)を中心に接種が行われており、それも4万人分がすでに用意されているとのことです。

 ワクチン接種が第三波流行の波を抑えると期待しているそうです。そのとおりになってほしいです。


ベラルーシのコロナウイルス28万428人。死者数1930人

2021-02-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月23日の書き込みです。

 ベラルーシコロナウイルス感染者数は280428人になりました。とうとう28万人台です。1日の新規感染者数は972人です。減りましたね。しかし1日の新規検査数は7367件で、1万件もなかったので、新規感染者数が1000人以下というのは妥当な数字ですね。

 死者数は1930人です。

 270289人が回復しました。

 480万件の検査数となりました。


2021年2月23日。祖国防衛の日

2021-02-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月23日。隣国ロシアでは2月23日は祖国防衛の日で、休日です。ベラルーシも祖国防衛の日ですが、休日扱いではないです。

 反政府デモ活動のために命を落としたとされる人たちの追悼を行なって、反政府活動を続けている人たちもいます。この人たちが真も祖国防衛をした人、ということでしょうか。

 

 ベラルーシ大統領とロシア大統領の会談ですが、結局、これからも二国は仲の良い関係を続けて行きましょう、ということだったようです。真新しいものはありませんね。おそらく、前回の会談でベラルーシがロシアに借金をしてときの条件(ベラルーシ国内の反政府デモ活動を押さえ込んで見せますよ。)をクリアしたと報告するためにロシアへ行ったようなもので、未来のためというより、報告のための出張だったという感じですね。もっとも会談の内容は完全に公表されているわけでもないです。

 

 ノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエーヴィチが治療先のベルリンで、今年の春に帰国したいと希望していると述べました。新生ベラルーシに戻りたい、とも。果たしてこの春にその願いは叶うでしょうか。

 

 ミンスクにあるバー「バルスク」日本語に訳すとアナグマの副店長が逮捕されました。常連客の一人がアナグマの絵を描いて、店にプレゼントし、その絵を店内にかけていたからです。わざとか偶然か知りませんが、白と赤を基調にした絵だったのがよくなかったようです。他にも電話にベラルーシ人民共和国の紋章のシールを貼っていたとかも逮捕の理由で、15日間の禁固刑の判決が出ました。(もう、日の丸も、カニカマも日の丸弁当もいちごのショートケーキも全部だめですね、ベラルーシでは。)

 この副店長には生後二ヶ月の子どもがいること、そして裁判長は女性だったということも報道されました。(ある意味、悪意のある報道です。)

 先ほどの「新生ベラルーシ」の話を思い出しましたが、仮に新生ベラルーシが誕生したら、このような判決を出した裁判長は一気に全員クビになるでしょう。そして有罪判決を受けた人たちの名誉回復の手続きが順次開始し、みんな無罪(前科取り消し)になると思います。あくまで仮の話ですが。 


2021年2月22日。ベラルーシ大統領とロシア大統領会談

2021-02-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月22日、ベラルーシのルカシェンコ大統領はロシアのソチで、ロシアのプーチン大統領と会談をしました。

 会談は1時間ほどで、その後二人でスノーモービルに乗り、雪上の滑走を楽しんでいます。

 

 昨日、世界母語デーであったのを受けて、EU諸国の在ベラルーシ大使や外交官が自分が好きなベラルーシ語の言葉を紙に書いて、写真を撮って動画を作ってネット配信するというフラッシュモブを行なったのですが、それに在ベラルーシ日本大使も参加しました。(以前は北朝鮮大使といっしょにベラルーシ大統領と握手していたのですが、今回はEU寄りであることをアピールしたかったのでしょうか。そうすると対ベラルーシ制裁を発動中のEU諸国を支持しているとベラルーシ政府から見なされ、日本政府そのものが対ベラルーシ制裁を発動していなくても、よく思われないでしょうね。)

 そして、今日、先日ベラルーシ政府による家宅捜索の手が入った人権擁護センター「ビアスナ」にEU諸国とアメリカの在ベラルーシ大使が集合し、人権擁護センターの支持を表明、つまりベラルーシ政府に対して、人権無視の行為をしていますよ、と反対の声を上げました。この中に日本大使はいませんでした。昨日はEU諸国と仲の良いところを見せていましたが、今日はいっしょに人権擁護センターを訪問していないのです。しかも、この人権擁護センター「ビアスナ」が逮捕された日本人男性を、良心の囚人リストに加え、つまり、無実の罪でベラルーシ政府に逮捕されているとして、支援活動を行なっているのにも関わらず、です。日本人男性を支援しているベラルーシの人権擁護センターにベラルーシ政府の捜査の手が入り、活動の邪魔をしていることに対して抗議の声を上げ、集合しているEU諸国とアメリカとは、日本政府はいっしょに声をあげようとは思わないようです。好きなベラルーシ語の言葉を紙に書いて、ヨーロッパ諸国の大使といっしょに動画に収まるのはいいけど、日本人男性を支援している人権擁護団体をいっしょに欧米諸国と支持表明することはしないんですね。しかもこの日本人男性は、日本大使館員の息子さんなのに。


ベラルーシのコロナウイルス感染者数27万9456人。死者数1921人

2021-02-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月22日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は279456人になりました。1日の新規感染者数は1144人です。

 死者数は1921人です。

 269428人が回復しました。

 新規感染者数が減ったように思えるのですが、1日の新規検査数が9000件で、1万件以下です。昨日は1万8000件検査して、1322人が新規感染者数、今日は半分の9000件検査したので、新規感染者数も半分の600人台にならないかと思っていたら、1144人が新規感染者数でした。

 要するに感染が収束の方向に向かっていないということです。


2021年2月21日。国際母語デー

2021-02-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年2月21日。今日は国際母語デーです。

 そのため、世界各地に散らばっているベラルーシ人がベラルーシ語のスローガンや歌、詩の朗読などで、反政府デモ活動を行いました。

 ちなみにベラルーシの公用語はベラルーシ語とロシア語です。

 

 日本文化情報センターでもベラルーシ語と日本語でマクシム・ボグダノヴィチの短歌の朗読や民話の朗読会をしました。

 

 反政府派の人たちの中には、もし政権が変わったら、公用語はベラルーシ語だけにしたい、と希望している人たちもいます。つまり公用語をベラルーシ語だけにしたいから現政府に反対だ、ということです。しかし、私から言わせれば、言葉の問題はデリケートなので、大統領が代わったからといって公用語が一つだけになってしまう、というような社会に1日では変化しないと思います。

  

 また今日もジャーナリストや政治犯の釈放を訴えるデモ活動が各地で起こりました。多いのは花を壁に黒いテープで貼る方法ですね。

 

 

 国立バレエオペラ劇場の新しい美術監督が、18日に就任して、19日に辞表を出しました。

 つまり1日で仕事をやめたということです。(最初からそのつもりだったのでしょうか。劇場側からはコメントはなく、メディアの取材も断っているようです。)