いよいよ国連もドルを見限ったか?
新基軸通貨「不可欠」=G20などに対応呼び掛け-国連専門家委
【ニューヨーク時事】国際金融体制の改革案の取りまとめに当たる国連の専門家委員会は21日、最終報告書を発表し、ドルに代わる新たな国際基軸通貨の創設が「不可欠」として、20カ国・地域(G20)などに対し中長期的課題として取り組むよう呼び掛けた。
今後、ドル基軸体制の見直しを求める声が中国などを中心にさらに高まることが予想され、ドル安傾向が強まる可能性もありそうだ。
同報告書は、世界全体のドル流通量が米国の貿易収支に左右される現在の通貨体制は不安定だと指摘。バランスの取れた世界経済の成長を実現するためには、基軸通貨制の見直しが必要だと強調した。
また、金融市場の安定を担う国際通貨基金(IMF)などの国際機関が規制緩和を強調し過ぎた結果、より深刻な金融危機を招いたと分析。国際機関における新興国と途上国の発言力を高めるなど改革の必要性を訴えた。
さらに、世界経済の相互依存の深まりを反映し、各国が経済政策を相互調整するための常設機構の設立を提言した。(2009/09/22-00:34)
今度のG20はちょっとおもしろくなるかもしれない。
…が、日本は手持ちの米国債をさっさと処分しないといけないよ。
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