比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

秩父路は・・・天空のおやきと・・・柿のれん

2015-11-19 | 道をゆく 秩父路
久しぶりの晴れ、フラフラと秩父路を天空のおやき茶屋のオヤジさんの顔を見て城峰山、冬桜の城嶺公園に行ってみようと。
上日野沢の立沢集落からの俯瞰。
手前は阿熊川の渓谷。遠くに見えるピラミッド状の高いほうが武甲山(1304m)、その右が小持山(1273m)か。


天空の・・・おやきの茶屋の・・・柿のれん

天空のおやき・・・秩父の地場野菜シャクシ菜が入っています。
この日の「天空のおやき茶屋」・・・月曜日というにお客さんが次から次へ。

上日野沢立沢の集落。標高約450m。城峰山が見えます。

城峰神社(標高約930m)にお詣りしていきます。

シャクシナ(雪中体菜)・・・結球しない白菜の仲間。明治の初期に中国から渡来。現在ではほとんど栽培されていないが秩父地方では風土にあったのか地場野菜として栽培されてきた。

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秩父高原牧場で・・・天空のおやきに逢った

2015-05-23 | 美味しいブログ ソト飯、弁当、駅弁
2015年5月23日、秩父高原牧場ポピー祭り」。
新聞やテレビで報道されたこともあって、たいへんな人出です。
東秩父村からの道と皆野町からの道から、駐車場へ入るまでが大変。
何とか駐車場へ入って、ポピー畑へ。
テントの出店が並んでいて、5月に訪ねた皆野町の上日野沢の「天空のおやき」の新井社長が「おやきとタラシ焼き」を焼いて頑張っていました。


秩父・・・上日野沢の天空のおやきの」の新井社長です。今日は皆野町の秩父高原牧場で出張販売です。
たらし焼き」の実演販売です。

大繁盛です。

おやき」と「たらし焼き」をいただきました。


「天空のポピー畑」には「天空のおやき」がよく似合う

彩の国・秩父・・・上日野沢・・・天空の村・・・天空のたらし焼き・・・天空のおやき

2015-04-25 | 美味しいブログ ソト飯、弁当、駅弁
天空の村・・・秩父、皆野町上日野沢の「天空のおやき」茶屋を再訪しました(前回の訪問は2014年11月2日)。
先客が1組、後から3組、今日は大忙し。仕込んでいた「おやき」は午前中で売り切れ。
ご主人の新井金作さんは厨房で「おやき」の仕込中。奥さんにお茶をご馳走になりながら「たらしやき」を注文、他のお客さんも交えて「おやき」ができあがるまで歓談。

秩父の郷土料理「たらしやき 天空バージョン」・・・具材は秩父の「シャクシ菜
わたしの田舎では「おやき」といってたな。沖縄では「ヒラヤーチ」。韓国では「チジミ」かな。秩父たらし焼き・・・その土地・家庭によってレシピは多様・・・詳しくはクリック
素朴な味で「美味い」

いまは全国区になった北信州・東信州の郷土料理「おやき」(具材は野沢菜)の・・・
上日野沢「天空バージョンのおやき」・・・具材は秩父の「シャクシ菜」。

ゴチソウサマでした

彩の国・・・秩父・・・天空の村・・・上日野沢・・・武甲山・城峰山が見える

2015-04-25 | 道をゆく 秩父路
4月18日、秩父長瀞の不動寺「通り抜けの桜」を見てからから県道284号線を皆野町上日野沢に登ってきました。
上日野沢の最奥集落の立沢です。皆野町町営バスの終点「西立沢」(平日8往復、土・日5往復)。
中央奥に見えるのが城峰山(1038m)・・・ここは海抜500m・・・天空の村

峠の茶屋ならぬ「天空のおやき」茶屋。

※天空のおやき、たらし焼きについては→クリック次回に

立沢集落。バイパスが抜けていて通り抜けの車は通ることもなく静かな集落です。

天空のおやき」茶屋から秩父方面を・・・谷筋は下吉田阿熊集落、谷を降りると下吉田の椋神社あたりに。遥か遠くに武甲山が。

上日野沢村・・・皆野町中心部から西、荒川支流の日野沢川に沿って遡っていく地域。1889年上日野沢村と下日野沢村が合併して日野沢村に、1943年皆野町に合併。
上日野沢門平の宮川津盛のこと・・・1884年の秋10月30日に始まった秩父の谷を揺るがした世にいう「秩父困民党事件」、山の村「上日野沢村」の門平の神職宮川津盛は同志と語らって10月28日同村小前での事前計画に加わった。世にいう「小前会議」。その会議には困民党総裁になる田代栄助も加わっていたという。宮川津盛は困民党副会計長になり、事件終了後、重懲役9年8ヶ月、のちに恩赦で出獄。山と谷の秩父を見ているとこの事件の要因がおぼろげながら見えてくる。

干し柿の 香り 夜祭り 笛太鼓 

2014-11-19 | 美味しいブログ 頂きもの・取寄せ
秋の秩父上日野沢、天空のおやき村を訪れたとき、むらの聖人に聞きました。秩父の人は「秩父の夜祭り」に合わせて干し柿を完成させるのだとか。
干し柿夜祭りがセットになって刷り込まれ(imprinting)ているのですね。

干し柿と ハナミズキの紅 コラボする

干し柿や 熟れる頃には 笛太鼓  (縄文人)

干し始めて2週間ちょっと、水分がだいぶ抜けてきました。太陽の光が作る天然ものです。12月の半ばごろまで干しておくと最高の味になるはず。

秩父夜祭・・・律令時代に創建されたといわれる秩父神社、中世に妙見菩薩が合祀されて妙見様といわれるようになりました。例大祭霜月の大祭と呼ばれ、江戸時代秩父地方で養蚕が盛んになると例大祭に合わせて絹の「大市」が開かれるように。秩父の農民にとって絹織物の一大販売フェアであり生活のかかった経済行為でした。このフェアを盛り上げるために企画されたのが例大祭の附け祭りのイベント・・・秩父夜祭です。そして養蚕の衰退したいまも「霜月の大祭」は「秩父夜祭」として、京都の祇園祭、飛騨高山祭と並んで日本三大美祭の一つに数えられています。

秩父・・・上日野沢・・・天空の村の・・・天空のおやき

2014-11-09 | 秩父事件を追って
11月2日、秩父巡行。秩父市下吉田の道の駅「龍勢会館」で干し柿の素材の生柿を買い、秩父困民党事件の原点「椋神社」にお詣り、椋神社の前から阿熊川に沿って埼玉県道284号線を城峰山の方向に。284号線は途中で上日野沢、下日野沢に。

皆野町立沢(元日野沢村)。振り返れば阿熊川の深い渓谷。

ここは皆野町上日野沢の最高地点。海抜500m。

天空のおやき」「生姜の佃煮」の幟が翻っている。

「天空のおやき」の家から下を見ると、段畑であったと思われる傾斜地。柚子の木もある。

※「天空のおやき
下調べしてこなかったがこの店というか、普通の山の中のオウチというか。
上品なオバアチャンと普通のオジサンがいて「こんにちは」と声をかけると気軽に返事してくれて。
とりあえず「おやき」を頼むとお茶とシャクシ菜の浅漬けと生姜の佃煮の小皿を出してくれた。
崖の上の迫り出したような部屋を工事中。
「おやき」をいだだきながら、何気ないお茶飲み話。これが面白い。「おやき」は信州の小川の庄おやき村まで行って研究したとのこと。干し柿の作り方、たらし焼の話、猪の話・・・話し出したら止まらない。
シャクシ菜の漬物を油炒めしたのを餡にした「おやき」はわたしの好きなタイプだ。2個で300円でお茶飲み話してもらってこんな値段では申しわけない。

※「天空のおやき」については・・・ネットでいろいろ検索したほうが面白い→クリック「天空のおやき」の検索

「天空のおやき」ここは上日野沢を知ってもらいたい・・・そんなコミュニケーションの場所のよう。
少し離れた場所にむかしの学校が「天空の楽校」としてあります。今回は寄らなかったが、訪れてみたい。

秩父を訪れた人はぜひここに足を伸ばしてもらいたい。

また尋ねて、こんどはジックリ薀蓄ばなしをしよう。
130年前の「秩父事件」・・・当時の上日野沢村から参加した人もいる。村の神社の神主を務めていた宮川津盛という人は困民党の会計副長を務め事件後に懲役9年6ヶ月の刑に服している。そんな話も聞いてみたい。
下調べもなくはじめて見た場所であり、この天空のフォトポイントもつかんでいなくてイメージを伝える画像が撮れなかった。次の機会にじっくりフォトしよう。

※ブログフレンドの縄文人さんから「おやき」の縄文人バージョンを教えてもらったので紹介します。
   クリック→2011年6月19日「縄文人特別食」手作りお焼き

天空のおやき」のブログ→クリック

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