亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ゴールデン・ウィーク

2006年04月30日 22時32分21秒 | 金市場
世はゴールデンウィーク入りで、昨日の午後、自宅近くの図書館にいったら、いやはやガラガラで快適。ところが雑誌の書棚に文春や現代、中央公論その他の月刊誌は一冊もなし。聞けば紛失(早い話が盗難)頻発のため最新号を読みたい場合は、カウンターに申し出ることになっているのだそうな。これこそ、いやはや。なんだかねぇ。夜は時々行く新宿にある沖縄料理の店に行ったら、いつものように満席。携帯に連絡をもらう形の順番待ち . . . 本文を読む
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「こんぴら歌舞伎大芝居」(その2)

2006年04月28日 23時08分41秒 | 徒然(つれづれ)
日本最古の芝居小屋「金丸座」の中は撮影禁止のため掲載できないのが残念なのだが、完全な升席のため満員状態で上演が始まると席を立つことができないので、手洗いに立つなどということになったら、それこそ大ヒンシュクの世界だった。そのあたりは観客も心得ており休憩時間に用を済ませ、ビールなど控え目にし・・・という感じだった(見た範囲では席を立つ人はいなかった)。照明は言うまでもなく電気照明だが、小屋の両サイドに . . . 本文を読む
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マクロのデータはいい・・・けど、戻らないドル

2006年04月27日 20時48分57秒 | 金融市場の話題
右上隅にある今月の更新履歴がどうしても目に入るのだが、なってこった木曜日は2週連続で空いてる。魔の木曜日というわけだ。本日は出張中だが、これは放置はできまいということで、ただいま移動中の車内で書くことに。意外とこういう環境の方が、他にやることもなく良かったりして。今朝のニュースにあった地区連銀経済報告書その表紙の色から一般に「ベージュ・ブック」と呼ばれるが、地区連銀が置かれている全米12の地区の全 . . . 本文を読む
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ドル安転換!?

2006年04月26日 18時44分08秒 | 金融市場の話題
海外メディアの伝える場況を読んでいて「ヨーヨー相場」というのが目を引いた。確かに上下に激しく動いているここ数日の金市場は「ヨーヨー」相場に違いない。yo-yoは、転じて「迷い」を表わす意味もあるらしいので、まさに市場の迷い、強弱観の対立の証ともいえる。こうした取引をこなしながら、新たなレンジが作られていく。ショート(空売り)には、やはり二の足を踏む環境に変わりはない。ショートといえば、糸の切れた凧 . . . 本文を読む
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Commodity Investment World 2006

2006年04月25日 23時48分15秒 | トピック
本日は機関投資家対象の商品フォーラムが東京は目白のフォーシーズンズ・ホテル(椿山荘)で開かれ、午後から行ってきた。今日、明日の2日間のセッションで、本日午前の基調講演はジム・ロジャーズ氏だったが聴けなかった。その場にいた方から途中で電話をもらったが、早い話が“Nothing New ”だったらしい。当方は他用があったのだが、無理して行かなくてよかったかな・・・・・(失礼、、でもほんま)。 原油など . . . 本文を読む
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戦国相場入り

2006年04月24日 17時18分56秒 | 金融市場の話題
週末のNY市場で貴金属全般また原油、非鉄まで買い戻されて、20日(木)のシルーバーショックも一過性というイメージだが、こうしたことがいつ起きても不思議はないという意味で、為替も株も金市場も戦国相場入りしているという認識が必要になりそうだ。4月8日にこのブログで米長期金利が大方の市場関係者の予想に違うかたちで4.9%を突破しており、次週はこの金利動向が注目だとした。結局5%台に乗り関心も高まった。こ . . . 本文を読む
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こんぴら歌舞伎大芝居(その1)

2006年04月23日 23時48分38秒 | 徒然(つれづれ)
早朝6時半に京都のホテルを出て新幹線で岡山へ。そこから在来線に乗り換え瀬戸大橋(いわゆる児島-坂出ルート)を渡って高松へ。JR高松駅からさらに「ことでん」高松築港駅へ、約5分。ことでん琴平線で終点の琴平まで2輌編成の黄色い電車(「ことちゃんこんぴら号」という名前まであるらしい)でトコトコと約1時間走って、10時半に目的地、琴平に到着。着いたころには、ほとんど雨も上がっていて、駅を出てすぐ右手が川で . . . 本文を読む
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打たれ強さ、戻りの姿がいいね

2006年04月21日 22時49分16秒 | 金市場
本日2度目の更新。今回の銀相場暴落に引っ張られる形での金市場の調整は、むしろ歓迎すべきものと本日午前に書いた。金市場を取り巻く環境に変化はないと。いま22時過ぎだが、金のスポット価格はロンドン時間に入る頃からジリジリと戻っている。見ていて思うのは、“価格の弾力性”ということ。昨晩は売り込まれたが、安値からスルスルと戻すあたりは、ここまでの、いわゆる“押し目買いが報われた”という成功体験のなせる業( . . . 本文を読む
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サーキット・ブレイカー発動

2006年04月21日 11時55分19秒 | 金市場
昨夜は銀座の中華薬膳のお店で会食。そこで最近の貴金属市場について、モメンタム(勢い)主導相場なので行くところまで行かないと止まらんね、どこで止まるか相場次第、まずはlet it goみたいな話になり、この部分で見方は一致。色々な話題が出て、そこは楽しく散会。興味深い話を聞くことができて勉強になった。家に帰って、明け方3時に東京では地震。それで飛び起きたが、休む前にチエックしたNYに大きな変動は無か . . . 本文を読む
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FOMC議事録

2006年04月19日 23時14分09秒 | 金市場
さて1日というより実質的に2日空けてしまったが、まず今日は各方面ともに喧(かまびす)しい3月27、28日のFOMC議事録から取り上げねばね。要は声明文は「ある程度の引締めが必要になるかもしれない」となっていたので、FEDウォッチャーの多くが、当面利上げ継続と読み、今度の議長は前と違って表現が分かり易い分かり易い、と喜んでいたんじゃなかったっけ?蓋を開けてみれば何のことはない、大半の委員が「引締めは . . . 本文を読む
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