吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

高雄市立歴史博物館

2013-02-23 21:00:20 | 中国華南地区以外の旅行情報
毎週水曜日はBS日テレの台湾ドラマを見ていますが、長らく続いていた「五月に降る雪」が、この前の水曜日で終了しました。ミシェル・チェン(陳妍希)がとても印象的なドラマでした。彼女、以前ここで紹介した映画「那些年,我們一起追的女孩」にも主演されていた女優さんでしたが・・・、最近右腕に刺青を入れてしまったようで、「清純派のイメージに合わない」とファンをがっかりさせたようです。

台湾の女優や歌手は本当に刺青をする人が多いですね。ファッション的な感覚なのでしょうが・・・。その心理が私にもわかりません。

話を戻してBS日テレのドラマですが、次週からは「イタズラナ恋愛白書」が始まります。主演はアリエル・リンですね。懐かしい!彼女が出演した映画「飛躍 情海」が非常に印象に残っています。今回のドラマも面白ければ良いのですが・・・。

高雄の話題に戻ります。


↑昼食を取り終えた後、すぐ近くの高雄市立歴史博物館へ向かいました。日本統治時代の貴重な建物で、昭和13年竣工の当時は高雄市役所として使用されていました。


↑帝冠様式と呼ばれる、昭和初期の日本で流行した、鉄筋コンクリート造の現代建築に和風の瓦屋根を載せた和洋折衷の建築様式となっています。


↑中央ホールの階段は全て大理石の造りになっていて荘厳な雰囲気を醸し出していました。でも・・・


↑この場所で多数の死者が出たことを台湾人は忘れてはいません。そう、ここ旧高雄市役所は二二八事件の悲惨な現場となってしまいました。そういう背景もあって、高雄市立歴史博物館には二二八事件に関する色々な資料が展示されています。

私が訪れたときには、「来聴歌ba」という台湾の懐メロを観賞できるコーナーが設けられていました。こういう古い歌謡曲や懐メロの良さを再認識して、台湾人のアイデンティティを取り戻そうという取り組みなのかもしれません。


↑博物館の入り口で音楽に聞き入っている若い女性がいました。古い歌を聞いているものと思いますが・・・、何か嬉しくなってしまいました。