もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

松本城Ⅱ

2020年11月27日 | 御城印

コロナ禍で間合いを取るためか少し待たされた後、場内へ案内された。

 

5重6階の平城だが、標高はこの通り…
お侍い様達、さぞかし寒かったことでしょう。

 

低層階内部は、この通り柱が林立してとても手狭な感じ…
上層階の重量を多くの柱で支えているのだろう。
通し柱があると聞いていたが、どれかは聞き忘れた。

 

城内にこれと言った展示物はなく、目立ったのはこれくらい。
何処かの破風に付けられていた、「蕪懸魚」と「六葉紋」。

 

渡り櫓の鬼板にはなぜか五七桐紋が?

 

3重には四方に、千鳥破風と唐破風は設えてある。
内部にはそれぞれに、破風の間がある。

 

狭い階段の開口部と手摺、多くの人の手に触れたため表面はツルツルである。
竹の部分は、近年補足されたものだろう。

 

最上階は屋根までが高く明るい。
野物材の組み物が露出しており、普請の様子が良く分かる。

 

珍しいものを見付けた。
全国の国宝に数多くお目に掛かったが、この書を見るのは初めて。

 

華頭窓が設えられたこの部屋は「詰丸」か?

 

天守に連結された「月見櫓」は窓が広く、とても開放的。
幾度となく、月見の宴が開かれたことだろう。

 

月見櫓脇には、内堀へ出られる船着き場がある。

 

国宝松本城の御城印である。

 

蛇足ながら…
本丸展示場にあった「広島城の写真」、このアングルからどのようにして撮影したのだろうか?

広島城の下見板も漆塗りであったと言う説があるが、松本城の漆塀を見た後では、この状態はあまりにみすぼらしい。

コメント
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