もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

ジン

2023年12月31日 | お酒

春、五島列島の旅で再認識した「ジン」の味でした。

それ以来「ジン」をたしなむ様になり、今年4種類目がこのピンクの桜尾です。
ソーダ、ライム、すだちなどを適当に混ぜて我流で楽しんでいます。
お酒のある暮らしは楽しい!!!

令和5年もお付き合いくださいましてありがとうございました。

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浜松でウナギ

2023年12月20日 | Weblog

オイラが浜松で暮らした昭和の時代、ウナギはそれほど大した御馳走ではなかったと思う。

 

東海道本線や東海道新幹線が浜名湖周辺に差し掛かると、付近一帯はウナギ業者の養魚場で埋め尽くされていた。
それが現在はどうだ、一面太陽光発電パネルに置き換わっている。
ウナギの浜松は何処へ行ってしまったのだ。

 

旧東海道の松並木がかろうじて残る街道筋。
参勤交代の大名行列がここを通ったんだ。

 

周辺の民家に気を使ってかめちゃくちゃに剪定されているが、それでも健気に生き残る松に感動。
市の名が浜松って言うくらいだもんね。

 

本日目指すうなぎ屋が近づいてきたが、なんと店舗全体が工事用の覆いで包まれている。
ここまで来て休店は嫌ですよ。

 

それでもお店は営業中だった。
うなぎ屋というより、懐石料理が運ばれそうなお座敷に通された。
足をたたむのが苦手になっているので、この形は助かる。

 

オーソドックスなうな重をいただいた。

ウナギがこんなに高価な食べ物になるなんて、大衆食堂で食べられた子供のころに戻りたい。

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浅間神社 静岡

2023年12月16日 | 歴史探歩

浅間神社富士宮を本宮として、浅間神社静岡を新宮とする呼称もあります・

 

静岡市の花「立ち葵」がデザインされたマンホール。
これまで見たカラーマンホールの中で、最も地味な奴がこれかな。

 

 

静岡駅方面から歩いて30分ほど、鬱蒼とした森を背後にして朱の鳥居が立っています。
浅間神社静岡に着きました。

 

境内に多くの神社が合祀されているようです。
静岡の総社といわれる由縁でしょう。

 

これだけ神様が揃えば、何でもかんでも、すべての願い事が叶えられるでしょう。
神様のオールスターキャストといった感がある神社です。

 

まずは大歳御祖(おおとしみおや)神社をお参りします。
御祭神は大歳御祖命で、豊年や商売繁盛が叶うでしょう。

 

続いて胸突き八丁の石段が現れました。
階段の踏み幅が狭く、歩き難いをものともせず、数人の方が昇降(お百度かな?)していました。

 

階段を昇りつめた場所に、この注意書きが・・・
確かに街中とは思えぬほど深山峡谷の趣があり、野生動物が出没しても不思議ではありません。
この先に麓山(はやま)神社が鎮座していました。
御祭神は大山祇命です。

 

再び平地に戻った先には八千矛(やちほこ)神社があります。
御祭神は八千矛命(大国主命)です。
破風、下棟、桁などの極彩色が剝げ落ちて、大国主命に相応しくない感じです。

 

いよいよ本宮:浅間神社の前に出ました。
浅間(あさま)神社は木花咲耶姫命、合祀されている神部神社は大己貴命が御祭神です。
ここでは、あさま神社と仮名が振ってありました。
この社殿も漆塗籠の極彩色で飾られており、本殿は折しも大修理中でした。

 

徳川家康所縁といえば日光東照宮も久能山も、判で押したように極彩色。
何時まで経ってもこの派手な建物には、親近感が全くわきません。

 

鬱蒼とした森を背景に、落ち着いた雰囲気の少彦名(すくなひこな)神社がありました。
地味な瓦葺の本殿を前にすると、何故だかほっとします。
御祭神は少彦名命で、大国主命の補佐役とも、穀物の種を地上にも垂らした神ともいわています。

 

七社目は玉鉾神社で、本居宣長など国学者4人が祭神だそうです。
このような神社には初めてお参りしました。

 

参内する方向を間違えた感じがします。
最後に別れを告げた、こちらが浅間神社の髄身門なのでした。

合祀された七社を総称して、浅間神社(せんげんじんじゃ)と呼び、人々の篤い信仰を受けているようです。

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駿府城

2023年12月15日 | 歴史探歩

静岡県の出身といっても、オイラは西部の浜松市生まれ、中部に位置する静岡市を観光で訪ねるのは、極稀なことです。

 

静岡駅構内の案内所で教えられた通り歩くと、15分ほどで駿府城巽櫓が見えてきた。
巽櫓⇒辰巳櫓の方がピンとくるのだが、どうでしょうか。

 

東御門は再建間もないのでしょう、白漆喰が真新しいようです。

 

今川氏の館跡を徳川家康が入府し、ご城郭に代えた駿府城内堀です。
堀に沿った石垣、白壁、植栽がバランスよく配されて美しいながめです。

 

東御門は完全に櫓に取り込まれていて、防御性は高そうです。

 

東御門を潜った虎口に配された「タコ石」。
切り込み接ぎに埋もれて目立たないが、結構な大きさです。

 

東御門を内側から見ると、頑丈な野物材で櫓を支えているのがわかります。
人影との対比で、その規模がわかりますね。

 

ごちゃごちゃしていて、分かり難い縄張り図、見る人の立場に立って作ってほしいものです。
たくさん描かれている〇印は何を現わしているのでしょう。
これがなければもう少し見易くなったでしょうに・・・

 

二の丸堀と本丸堀を結ぶ、二の丸水路が残されています。
野面積が築城時の雰囲気を醸しだしています。

 

本丸跡は無残にも、発掘調査で掘り返した土置き場になっていました。
やることがガサツすぎます。がっかりです。
もっと史跡の保存には繊細な心遣いが必要ではないでしょうか。

 

本丸跡はただいま掘削して調査中らしいです。

 

ちょっと失望したまま、西門橋を渡って駿府城を後にしました。
こちらは坤櫓⇒未申櫓の方が分かりやすいですね。

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富士山 令和5年初冬

2023年12月14日 | Weblog

冬晴れ時は富士山が顔を出す機会が多い筈です。

 

鎌倉市内のイチョウ並木がとても綺麗だったのも、バックの青空のお陰でしょう。
富士山は期待できるかな?

 

前日鎌倉方面へ向かう新幹線車中の富士山は、ご覧の通り機嫌が悪かった。
絶景撮影スポットの田子の浦から狙ったのだが残念。

 

山梨県から静岡県への途次、遥か遠方に富士山の姿が臨めた。

 

山梨、静岡県境からの富士山。
右肩に愛鷹山が確認出来る絶好の位置に差し掛かる。

 

それでも湧き上がる雲の奴は意地が悪い。
やはり午前中に狙わないと駄目かな?

 

新幹線新富士駅構内で富士山を見つけたので、さっそくホームに駆け上がってみた。

 

新幹線新富士駅上りホームの、掃除の出来ていない窓越しの富士山。
やはり右肩に大量の雲が流れて、全貌は望むべくもなかった。

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ほうとう

2023年12月13日 | Weblog

話には聞いていたが、食したことはない、楽しみにしていたものです。

 

山梨県には「信玄の隠し湯」なるキャッチコピーの温泉が数多くあるみたい。

 

ミネラルウォーターも信玄がらみの命名が・・・

 

ここも信玄の隠し湯の一つ、下部温泉の一画にあるお店です。

 

玄関先ですが、何の変哲もない佇まい。
立て看板メ二ュー、暖簾、引き違い戸。

 

この言葉なんだか、とても気に入っている。

 

案内されたのは窓際の奥まった席。
眼下に清流が静かに流れている。
時間の経つのを忘れさせてくれる。

 

山梨県といえば水晶だね!

 

昔よく見た立体地図が掛かっていた。
富士五湖や芦ノ湖が何故、あの場所に出来たかが良くわかる地図です。

 

これが「ほうとう」です。
想像していた通りのものが出てきました。
主役が「かぼちゃ」とはびっくり、野菜がいっぱいで体に良さそう。

勿論完食しました!

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甲州 猿橋

2023年12月11日 | Weblog

猿橋は日本三奇橋に数えられるのだそうだ。
岩国錦帯橋、甲州猿橋、木曾の桟(かけはし)だそうだ。
もっとも木曾の桟は、すでに架け替えられて、奇橋の面影はないそうである。

 

甲州街道脇にあり、アクセスはとても良い場所にあるのだが、わざわざ見に出掛けるほどのものではないと勝手に決めていた。
機会あって訪ねた猿橋の袂は、精一杯の紅葉が出迎えてくれた。

 

この角度から見る猿橋は、なんの変哲もない木造の橋である。

 

大型観光バスが1台駐車していて、外国語のお客がそこかしこで写真撮影している。
人込みを避けて橋の下方から、奇橋ぶりを観察する。

 

対岸側の基部を見てみると、階段状に桁が伸びており。栩木(はねき)構造であることがわかる。
欄干の部材に比べて頑丈な材木が使われている。

 

木材にはすべて屋根が架けられている。
雨による劣化を防ぐためか、あるいは装飾のためだろうか?

橋上から見る峡谷は結構な眺めである。

 

紅葉も頃合いよし!
乗り鉄で中央本線に乗車した時、猿橋の存在を知った。
あれからもう、10年は経ったかなぁ!

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大正天皇御陵

2023年12月10日 | 御陵印

大正天皇、昭和生まれのオイラ達には、在位が短かった天皇のイメージが強い。

 

昭和天皇陵と並ぶ感じで存在する。
逆かな? 昭和天皇陵が大正天皇陵の近くに造られたと表現しなくては・・・

 

広場に映る巨大な影が、武蔵陵墓地の荘厳さを物語る。

 

数段上った鳥居前で参拝。
さらに御陵前までは、二十段ほどの階段を上がった位置に造られた大正天皇陵。
二段構えの階段が設えられているだけで、昭和天皇陵との違いが際立って感じられる。

 

斜め脇から望むとこの感じ。
「第二次世界大戦前日本の威厳ここにあり」は、うがった見方か。

 

貞明皇后陵も大正天皇陵同様の造りだが、階段数は半分程度と低い位置にある。
いずれも上円下方墳である。

 

管理事務所で係の方から御陵印を戴く。
きっちりL型の治具を当てて丁寧に押印してくださった。
自分で押すことも出来るようだが、印の立派さに気圧されて、丁重に辞退させていただいた。

 

そそり立つ巨木の紅葉を目に焼き付けて、武蔵陵墓地を後にした。

 

大正天皇の御陵印です。

天皇陵参拝の旅を始めようと思っています。
無事結願迄、辿りつけるかな?

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昭和天皇御陵

2023年12月09日 | 御陵印

オイラの探歩三昧も、そろそろ第4コーナーってところかな。

 

道路脇に高木がそそり立ち、対向車線に行き交う車なく、ちょっと雰囲気が違う道路に差し掛かった。
どうやらこの道は、多摩御陵線というらしい。

 

広大な広場に人影はなく、この看板が目に入った。
これは武蔵陵墓地の案内板である。

 

ここは、123代大正天皇と貞明皇后、124代昭和天皇と香淳皇后の墓地である。

 

入り口を入って広大な広場を歩いていく。
さすがに訪れる人は少なく、邪離を踏みしだく我々の靴音だけが響く。

 

鳥居が現れ、玉垣に囲まれたお墓が現れた。
上円下方墳であることが見て取れる。

 

上円の表面は丸い小石が全表面に葺き込んである。
鬱蒼とした森に囲まれて、凛とした空気が漂う。

 

昭和天皇武蔵野陵に参拝することが出来ました。

 

半歩下がった位置で、やや斜め向きに築かれているのが、香淳皇后陵でした。

 

124代昭和天皇の御陵印を戴きました。

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鎌倉 報国寺

2023年12月08日 | 歴史探歩

暮れなずむ鎌倉の街、それでも小路のあちこちに観光客の姿は絶えない。

 

何度か尋ねた鎌倉だが、此処報国寺は初めてだ。

 

入り口脇の枯山水、コンパクトに纏められている。
色々な要素が取り入れられているのだろうが、ここは理屈抜きに楽しめばよい。

 

狭い境内を有効に活用しているのか、古びた階段は急勾配で足元に注意だ。
「ツワブキ」が和ませてくれる。

 

化野の念仏寺を彷彿とさせる五輪塔の一群。
全体的にお洒落な感じの境内だが、此処だけは荘厳な雰囲気を醸しだす。

 

狭い境内を覆いつくすかの大木も、すっかり色付いて晩秋を演出する。

 

どなたのお墓か? 五輪塔の脇にひっそりと「山茶花」が・・・

 

実物もそこかしこに見られ、彩を添えている。
これは「センリョウ」ですかね?

 

こちらは葉の下に実を付ける「マンリョウ」。

 

苔むした岩には「ユキノシタ」もあるよ。

 

自慢の「孟宗竹林」は良く手入れが行き届いている。

 

本堂脇には紅葉も今を盛りと色づいていた。

 

建屋では、重厚な茅葺屋根の鐘楼が圧巻。
綺麗に葺かれている。

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山中千尋コンサート

2023年12月06日 | Weblog

これまで知らなかったジャズピアノ奏者。
令和5年掉尾を飾る、感動のひとときをを過ごしました。

 

何時も友人が連れて行ってくれる、リヴィエラ逗子マリーナでのライヴです。
おいしいワインでほろ酔い気分。

 

今回も上等な席を確保してくれました。
何時もながら、月並みに、感謝 感謝 感謝!です。

 

かわいらしい容姿、華奢な身体つきからは想像できない、ダイナミックな演奏は圧巻です。

自らの司会でトリオの紹介、若いベースとドラム奏者をやんわり持ち上げて、とても和やかな雰囲気でライヴは進んでいきました。

 

年季の入ったベースが存在感たっぷり。
奏者はおっとりした雰囲気で、マジックで有名なナポレオンズの「パルト似」と言ったら叱られるかな?

 

ドラム奏者は、アートブレーキーに心酔していると紹介された気がするが、とてもメリハリが聞いたバチ捌きで、山中千尋を引き立てていた。

山中千尋、ダイナミックな演奏、正統派の美人だがチャーミングな笑顔は宮本信子を思わせる。
福島生まれで群馬育ち、どちらかと言えば地味な土地柄を前面に出して、巧みな話術で聴衆を魅了した。
群馬県民謡八木節もちゃんと実演されました。

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