姫新線に乗車したものの、ローカル線のノスタルジーに浸る間もなく、4駅で津山駅到着した。
久しぶりに来た千山駅、駅舎が全面的に改装されていた。
黒と白を基調にした、旧城下町のイメージが落ち着いた景観を生み出している。
このレトロな駅表示がたまりませんね!
はかま姿で妙齢の美女が佇んでいるなんて・・・
津山駅構内にある「津山まなびの鉄道館」を訪ねる。
津山駅から至近にあるのだが、構内を通行できないので周辺道路を一回り、少々汗をかきましたぞ。
これはそこかしこで、お目にかかる定番の展示物と言っていいかな?
SLの動輪がきれいにリペアーされている。
この転車台が、フルパワーで活躍していた津山駅は、現在ではとても想像できない。
ターンテーブルの周囲一杯、放射状に延びる線路は圧巻だ。
ターンテーブルは現在も稼働できるようだ。
非電化区間なのでディーゼルカーが数多く、いまにも出掛ける状態でスタンバイしている。
一台だけ、人気のSLも用意されていた。
これがないと、車両基地とは言えないよね?
転車台付きの車両基地としては、国内二番目の規模を誇る津山車両基地。
一番目は京都の、梅小路車両基地だろう。
姫新線、因美線、津山線いずれも多雪地帯を運行するので、除雪車を欠かすことは出来ない。
全体像を納めきれない規模と言っても過言ではない。
鉄道全盛期の姿を偲ぶことができた、貴重な体験だった。
因美線沿線を模したジオラマ、スケールは小さいが中々の出来だ。