年末も押し詰まった12/19日、西国4番札所:施福寺を参詣。
公共交通機関と徒歩で参る旅、もっとも行き難い寺が最後に残った。
広島からだと新幹線⇒山陽線⇒阪和線⇒南海高野線⇒泉北高速鉄道⇒南海バスと乗り継ぎ、此処から片道徒歩70分である。
山号の通り槇尾山の頂上近くにお寺はあるので、南海バス槇尾中学前から歩く事40分、
やっと山門が見えてきた。
小雨模様の為視界が悪い。
山門を潜ってからが一仕事、様々な階段道が行く手を遮る。
雨に濡れた自然石の急な階段道は滑りやすい。
重ね着を一枚、又一枚と脱いで体温調節をしながらひたすら登る。
喘ぐ事70分、やっと本堂前にたどり着く。
本堂は5間四方寄棟造りで、妻入りとなっている。
信者の奉納したお札が、そこかしこに一杯張ってある。
此処4番札所で33観音の結願である。納経時、結願の朱印を併せてもらう。
西国三十三観音霊場詣りは平成23年7月1番札所:青岸渡寺から始めた。
結願寺は33番札所としたかったが、遠隔地からの参詣故日程ままならず、4番札所:施福寺が結願寺となった。
平成25年12月まで2年5カ月での結願である。
公共交通機関と徒歩での結願を目指したが、途中12番:正法寺、14番:三井寺、21番:穴太寺は、大阪在住の先輩に車で御世話になりました。
これで四国八十八カ寺、秩父三十四観音、西国三十三観音、中国三十三観音を参詣した。
残るは坂東三十三観音だが…