横川⇔軽井沢間は、今では鉄道が途切れバスで結ばれる。
鉄道ファンにとってとても残念な区間となった。
日本を代表する避暑地軽井沢も、初冬を迎えて人出もなく閑散としている。
ひときわ目立つ紅葉だが、軽井沢駅前もこの通り人影無し。
新幹線駅に隠れるようにひっそりとした、しなの鉄道軽井沢駅。
新幹線にあらずんば鉄道にあらず?
JR信越本線時代の列車をそのまま引き継いだ?と思われる。
しなの鉄道の快速列車「篠ノ井行」。
当初の計画通り、日程表に記した通り、小諸までの乗車券を求めたまでは良かったが…
乗車して車掌のアナウンスを聞いた途端、この快速列車で篠ノ井駅まで行けば、その後の行動に余裕ができると思い直し、篠ノ井まで直行することにした。
篠ノ井までなら乗車時間も長いので、落ち着いて車窓の景色を堪能する。
篠ノ井駅には、当初予定の列車より30分程早く着いた。
JRへの乗り継ぎもうまくいくので、このままいけば松本には1時間も早く到着する。
篠ノ井線に乗り継いで程なく雨が降り出した。
ここで初めて当初の計画、小諸で下車する意味に気が付いた。
万事休す。
しなの鉄道の鉄印は、小諸駅で貰わなければ、ならなかったのである。
取り返しの出来ない大ポカを演じてしまった。