もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

広島市中心部再開発

2022年12月28日 | Weblog

広島市のもう一方の繁華街:紙屋町周辺の再開発を見てみる。

 

某所から広島城方面を俯瞰して見る。
広島市中心部から玄武(北方)を臨む。
オイラが勝手に玄武に比定している阿武山が、広島城の真北に位置しているのが良く分かる。
白く光って見えるビルの奥に、霞んで見える山ですよ。

 

本丸辰巳方向に位置する太鼓櫓。
多聞櫓も含めて、あたかもジオラマ風に見えるが、これが本物です。

 

内堀を挟んで太鼓櫓の東側にあったテニスコートは解体工事中。
新たに駐車場として、遠来の観光客の為の施設に衣替えする。

 

広島城裏鬼門にあたる三の丸の一角には、広島城博物館とグルメタウンが工事中。
やっとお客様の為になる施設が配置されるのだ。

 

広島城西側にあった中央公園の一角に、待望のサッカースタジアムが建設される。
町の賑わい創造、サッカーファンの利便性が一挙に解決される。
遅きに失したが、ようやく実現の運びとなった。

 

よく見ると、スタンドなど半ばまでその姿を現した。
2024年シーズンから、サンフレッチェ広島の活躍がここに展開される。

 

そしてこちらも懸案だった、旧広島球場跡地には公園が整備される。
名付けて「ゲートパークプラザ」だとさ。

オイラ達「広島市観光ボランティアガイド協会」の事務所は、写真中央で川沿いに白く見える建物の一角にある。
「青少年センター」の片隅に、老年のガイド達の事務所があるとは、広島市も粋な計らいをしてくれるでしょ。

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伊勢鉄道

2022年12月05日 | 鉄印帳

名古屋駅から関西本線に乗ってアプローチ。

鳥取和牛とズワイガニの、でっかい看板が目立ちますが、此処は鳥取駅ではありません。
肩身狭くなっていますが、左側の小さな看板をよく見ると名古屋名物:みそかつです。
名古屋駅のコンコースを鳥取名産が占拠していました。

 

第三セクター「伊勢鉄道」、鉄旅の時もわかり難い鉄道だなぁと思っていた路線。
名古屋駅から関西本線に乗り込み、伊勢鉄道起点の河原田駅を目指します。

 

これが伊勢鉄道の起点である河原田駅。
伊勢鉄道を通って、津、松阪方面の列車もありますが、JRの列車の為乗り換えます。

 

本当に駅があるの?と思われるような地下道を潜ります。
前に乗客らしい人がいますので、この道で大丈夫でしょう。

 

ホームがありました。伊勢鉄道の列車がすでに入線しています。
数人の乗客は全員旅人風、地元のお客様らしい人は見かけません。

 

駅には路線図がありませんので列車内で撮影しましたが、失敗でした。

河原田⇒鈴鹿⇒玉垣⇒すずかサーキット稲生⇒徳田⇒中瀬古⇒伊勢上野⇒河芸⇒東一身田⇒津の10駅

 

沿線の売りは唯一無二、F1が爆走する「鈴鹿サーキット」です。

 

鈴鹿駅のお飾りもこの程度。

 

それでもJRの快速や特急が走るので、ほとんどの区間が高架でした。

 

鈴鹿駅前の案内板、これはいただけません、植木が邪魔して役目を果たしていません。

 

なんとも得体の知れない「伊勢鉄道」でした。

鉄印もこの通り、怪しげなものでした。

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熱田神宮

2022年12月02日 | 歴史探歩

「天の叢雲の剣(あめのむらくものつるぎ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」「八咫鏡(やたのかがみ)」が日本国の三種の神器とされる。

 

日本3大神宮の一つに数えられる「熱田神宮」を訪ねた。
三種の神器の一つ、天の叢雲の剣が奉納されていると伝わる神社だ。
名鉄線神宮前駅で下車、最寄りの勅使門から参内する。

 

昼なお暗い、鬱蒼っとした神宮境内の玉砂利を踏みしめて先へ進む。

 

やがて、古びて閉じられた門の前に着いた。
案内標識によると「清雪門」で、熱田神宮本宮の北門にあたり、不開門とも言われるとある。
天智天皇の御世、一旦皇居に移された「天の叢雲の剣」が、再び熱田神宮に戻されて以降、この門を閉じて、神器を門外不出とした。と説明されたいる。

 

熱田神宮境内には、数えきれない程の摂社・末社が存在するが、別宮として格別に崇められる「八剣社」。
主祭神は素戔嗚尊である。
でも千木がちょっとおかしくないのかな?

 

神器「天の叢雲の剣」は別名「草薙の剣」。
富士の裾野で、蛮族に謀られた「ヤマトタケル」は、周囲に火を放たれ窮地に陥ったが、周囲の草を剣で薙ぎ払って、九死に一生を得た。
この草薙の剣が熱田神宮に奉納され、天の叢雲の剣と名を替えて神器とされている。

熱田神宮中央水辺の一帯は、くさなぎ広場として参詣者憩いの場所となっている。
しかし、水どこまでも濁り、湖面には木ノ葉がいっぱい、神のお住まいとはとても思えない景色。

 

神宮の森には多くの樹木が繁茂しているが、この大楠は弘法大師お手植えとされ、樹齢は千年を超すと推定される。
御神木の1本とある。

 

尾張と言えば戦国時代の「三英傑」が有名。
中でも強烈な個性で、天下統一を果たした織田信長の人気は、秀吉、家康を頭一つ凌駕しているようだ。

信長が瓦と土を使って築いたことから「信長塀」と言われる、この壁が何カ所か境内に見られる。

ただ気になったのはこの写真から分かるように、境内の整理整頓が今一歩で、境内全体に随分荒れた印象が残る。

拝殿に繋がるこの橋:二十五丁橋も格のごとし、無粋なロープや金網で乱暴に補強されている。
もう少し神経細やかに、丁寧に、維持管理してもらいたいものだ。

 

くまなく境内を巡って、ようやく本宮拝殿前に着いた。
御祭神は熱田大神、三種の神器である「天の叢雲の剣」は何処に奉納されているのだろう。

 

大都会名古屋は快晴だった。
もうこの先、しばらくはこの街を訪れることもないだろう。

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