もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

銚子電鉄

2013年08月12日 | Weblog

青春18切符の旅、ちょっと足を延ばして、今話題の「銚子電鉄」に乗ってきました。
なんで話題になったのかと思えるほど、兎に角全体的に“ボロボロ”が第一印象です。

 

 JR銚子駅のホームをそのまま前に進めば、そこが銚子電鉄の銚子駅。
 洒落た建物と云いたいところですが、至る所錆びていたり、ペンキ落ちがしていたり…

 

 そしてホームには期待に違わず、少々くたびれた電車が待っています。
 乗り合わせた乗客は80%位が、いわゆる“乗り鉄”かな?

 

 つり革にまでスポンサーが付いているとは立派です。
 ここまでは必死に会社を支えようとする、気持ちが溢れていて共感を覚えます。

 

 ヒット商品とテレビでも紹介された、煎餅やその他商品の宣伝ポスター。
 でもこれはやりすぎじゃないかな? これでは外の景色が見えないじゃない。

 

 銚子電鉄グッズやお土産を売っている犬吠駅、ホームも駅舎も銚子電鉄NO1。
 終点の一駅前ですが、多くのお客様が途中下車して買い物を楽しみます。
 オイラは帰りに立ち寄ってみました。

 

 終点の外川駅(とがわえき)。なんともはや!コメントはありません。

 

 古い駅舎ですが、節電対策はバッチリ!蛍光灯形電球が導入されています。
 器具は鋳造品、建屋は木造、屋根はスレートです。

 

 1日乗車券を購入する程は、入れ込まなかったので片道切符を求めた。
 ナント硬券ですよ! 記念に頂いて帰りました。

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鹿島異聞

2013年08月11日 | 歴史探歩

鹿島神宮に参詣して、少し違和感?を感じたことは…

 

 随身門の奥側(内側)に不思議なものが飾ってあった。
 門は特に変わった形ではなく、鬱蒼とした神宮の森も相俟って荘厳の雰囲気は出ているのだが…

 

 異様なものが目に付いた。切り株に稲妻形の金属と月を表わしたものか、
 銀に光るコインの様なものが飾られている。

 

 向かって右側には同様のデザインだが、コイン様の物は紅く彩色されている。太陽だろう。
 おそらく左右一対で太陽と月:陰陽を現していると思われ、稲光を配しているのだろう?
 とすれば“豊作祈願”であり、建御雷命:武道の神様とは相いれない感じがする。

 

 神宮へ向かう時は気付かなかったが、帰途道路脇の公園に銅像を見付けた。
 説明書きには当地出身の剣豪:塚原卜伝だと記されていた。
 

 こちらは建御雷命の再来なのかな? 
 公園は作られてから間無しのような感じだが、草がいっぱいで放置されているようだ。残念!

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スイッチバックで…

2013年08月10日 | Weblog

青春18切符の旅を活用しているお年寄りは大勢いる。
まさに青春68切符と呼んでも良いくらい。若者より年寄り利用が多いのではないか?

 

列車があえぎながら急坂を登り始めたので「もしや」と思って、最後尾に走ったらこの景色。
今一番右手の線路を上って来て停まったところ、やがて列車はバックを始め左側の線路に向う。

 

 左手の運転席には運転手がいない。ナントバックで列車は運行されている。
 たしか木次線のスイッチバックでは、運転手が前部の席に移って運行したと思ったが…

 

 バックのまま真ん中の線を突き進すんでいく。大丈夫かな?

 

 やがて二車線の右側レールに入っていった。その先には…

 

 そして瀟洒な造りの駅構内にゆっくりと停車した。駅名は“姥捨駅(うばすてえき)。
 この地方にもこの伝説は残されているのかな?

 

此処は長野県を走る篠ノ井線で、篠ノ井と松本間に位置する。
車窓には善光寺平が広がっている。

近くにもう一か所、列車行き違い用のスイッチバックが敷かれていたように思うが…

コメント (2)
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鹿島神宮

2013年08月09日 | 歴史探歩

御祭神は建御雷命、出雲国譲りの神話に登場する神様だが、あまりメジャーな感じのしない神様。
逸話の通り、武闘派を代表する神様のようだ。

 

 神宮の森入り口は何処にでも見られるこの姿。

 

 随臣門も見慣れた 楼門である。 
 ただ猛暑のこの日でも、神宮の森に入ると涼しい風が感じられた。

 

 現在本殿は改修工事中で姿が見えないが、こちらの奥宮も本殿と同じ祭神:建御雷命である。
 

 最近の文化財改修工事では蚊帳の様な覆いで透かして見えたり、見学通路が作ってあって
 中を見せてくれる場所が多いが、此処は無粋なテントで目隠しされていた。

 

 建御雷命は地震を鎮める神様でもあると云うことで、震源に居る“なまず”を踏みつける像が建っている。

 

 伝説では御幣の手前の土中に埋められた石が“要石”で、これを鎮める事で地震が起こらないのだそうだ。
 でも最近の地震は東北や関東で頻発しており、建御雷命には頑張ってもらいたいものだ。

 

 広大な神域は人手があまり入っていない、原生林の様相である。

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岩松院

2013年08月08日 | 歴史探歩

早朝善光寺のお参りを済ませ、隣町:小布施にある岩松院を訪ねる。
広島の町割りを整備したと云われる殿様:福島正則の廟をお参りするためである。

 

 長野電鉄電車に揺られて40分程、小布施町についた。生憎の雨模様。
 山門の仁王様はご覧の通り、ちょっとユーモラスである。広角カメラでないと一対の仁王像は収められない。

 

 境内から山門方向を眺める。晴天であれば長野盆地が望める筈だが残念。

 

徳川幕府(本多正純)の謀略によって、広島から川中島へ転封させられた福島正則。
49万石から4万5千石とは、なんと1/10以下に減俸されたのだ。

 

 福島正則廟に向う冠木門(棟門)は、城門張りの立派な柱である。

 

 この宝形造りの建屋内に、福島正則の五輪塔が納められている。

 

 「海福寺殿前三品相公月翁正印大居士」の戒名が添えられている。
 追贈三品かな?

 

 曹洞宗寺院に相応しく立派なお庭があるが、湖面の1/3程を埋めて“河骨”が繁茂している。
 皮肉なことだ。徳川の家紋:三つ葉葵は、この河骨をデザインしたと云われている。
 徳川の謀略に対し、一矢報いたつもりだろうか?

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善光寺

2013年08月07日 | 歴史探歩

善光寺へ行って来ました。癌から無事生還させてくれたことの御礼詣りです。
昨年は飯田線経由で長野に向いましたが、台風で列車がストップしたため途中で引き返した経緯があります。

 

 しからばと今年は中央西線経由の王道を行きましたが、踏切事故に出会い又も
 青春18きっぷでの長野入りは果たせず、特急に乗り換えての善光寺入りです。
 朝5時半の総門前、小雨まじりなのに多くの信者が参詣に向います。

 

 六地蔵も勢揃いでお出迎え、でもこちらにお世話になるのはまだ早いよ!

 

 どっしりした仁王門、二重の屋根に楼も着いて落ち着いた風情。
 地元の方々にとっては、絶好の散歩コースになっているようだ。

 

 本堂は妻側に唐破風の向拝が付く、善光寺独特の構え。説明版には撞木造りと記されていた。

 

 昨事が行われる仏堂が手前側で、奥側に信者がお参りする礼拝堂が連結されている本堂。
 実際には写真の奥側が参道に繋がっている入り口側だ。

 

 右側の宝筺印塔が春日局の供養塔と案内板に…なぜ此処に?


 7時前にお寺を辞してホテルへ戻る。朝飯前の一参りでした。

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