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五代目柳家小さん二十三回忌追善興行 新宿末広亭 その2

2024年04月09日 | 落語・講談・漫才


→ その1

五代目柳家小さん二十三回忌追善興行
昼夜ぶち抜き花緑独演会スペシャル
昼の部
入船亭扇ぱい たらちね
柳亭市馬 粗忽の使者
柳家権太楼 代書屋
柳家小さん 長屋の花見
仲入り
座談 五代目小さんを語る
広瀬和生&大野善弘&柳家花緑
柳家小菊 粋曲
柳家花緑 猫の災難



花緑は何年ぶりに観たのだぁああ。
拙宅検索中…2013年!!!
久しぶり過ぎるだろうがぁああ。

座談会の時間に、
五代目柳家小さんの系図を大きく紙に書いてきたぁ。
その長さは約4メートル!
2階席の人にも見えるように。という気遣いぃ。
ホホォオ!!
こういう人だったのかぁあ。
いやぁ…私ったら五代目小さんが存命の時は、
じぇんじぇん落語に目覚めていなかったもんで、
永谷園とのCMに出てたよね。というくらいの記憶で…ぇ。

元マネージャーさんの、
「小さんが剣道の稽古を休みたくないから、
紀伊国屋寄席の曜日が変わった」という話や、
「CMは10社以上やっていた」という話に、
ヘェエエ。

落語評論家広瀬氏が、
「普通は、落語家その人が現れるんですが、
小さん師匠は落語そのものでした」
みたいなことを言っていたんだよねぇ。
嗚呼…すっごく難しいことだよね。
自分を消して、出てくるのは落語ワールドだけ。
ということなんだと思うんだ。
文楽の人形遣いみたいなことかなぁ。
先代の玉男師匠や蓑助師匠は、存在感が消えてたもんなぁ。

末広亭の雰囲気が独特でイイねぇええ。
いつも行ってる日経ホールは普通のホールだから、
舞台がだだっ広いんだよぉ。
そこにチョコンと噺家が座るんだけど、
末廣亭の舞台は狭いから、
噺家が寄席の空間にスポっとはまってる感じがするぅうう。
程よい広さなのだぁああ。
観ていて落ち着くのだぁああ。

いやぁああ充実感があったわぁあああ♪
これはもしや…
「暇な休日は新宿末広亭に行け!」
という落語の神様のお告げなのだろうかぁああ!



外に出たら、飲み屋の呼び込みや、
外で飲んでいる人が沢山いるぅう。
寄席を楽しんだお客さんも吸い込まれているぅう。

新宿へ向かおうと、
角を曲がって何気に上をみたら、こんな看板がっっ!
噺家がお辞儀をしているぅうう!
キャハ♪イイねぇえ♪

おわり

新宿末廣亭3月余一会
五代目柳家小さん二十三回忌追善興行
昼夜ぶち抜き花緑独演会スペシャル
2024年3月31日(日) 
昼の部 13:00開演
その1 (2024.4.8記)
その2 (2024.4.9記)



2 コメント

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Unknown (やたけたの熊)
2024-04-09 10:39:04
先代の正蔵師(のちの彦六)は、順序からしても実力からしても自分が五代目小さんを継ぐものだと信じていました。ところが師匠夫妻にはとんがっていたこの弟子が気に入らない。その点年期を明けても師匠宅にやってきては掃除やら何かとまめまめしく手伝ってくれる弟弟子の方がかわいくて仕方がない。ほかの師匠も同意見。そこで兄弟子をとばして弟弟子に五代目を継がせました。
兄弟子の悔しがりようは尋常ではありません。このままではいけないと贔屓筋のテキヤの親分が海老名家から正蔵の名前を借りてきて継がせました。なので晩年、正蔵の名前を海老名家に返して彦六としました。
古典芸能の襲名はじつに重いものですねぇ。
Unknown (かしまし娘)
2024-04-11 07:11:54
やたけたの熊様
お返事が遅くなりましたぁあ。

ヒエェエエ!!!
そうだったんですね!!!なんだかな…ぁあああ!!!
結局は、気に入られないといけないのか…。どこの世界も同じですね…。
私だって部長に気に入られていたら、放出(部署異動)はなかったと思います…ぅぅ。

「贔屓筋のテキヤの親分」
スッゲェエエ!!どの時代にもいるのですねぇえ!!

当代小さんの襲名の時も、なんだかもやもやが晴れませんでしたもんねぇ。

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