日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

夏休みの宿題

2008-08-30 | 今日の出来事。(私事編)
今年はなぜか子供たちの宿題がなかなかはかどらず、やきもきしていましたが、やっと昨日終わりました。フ~(^o^;)A
画像は息子の工作「はにわ貯金箱」です。(なぜ埴輪?!)

一見何の変哲もありませんが、上からコインを入れると、手がユラユラ前後に動くしくみになっています。

仕掛け作りなどに結構苦労していたわりには、(脱力系の表情とあいまって)そこはかとない「手抜き感」が漂っていますね…(´∀`)

コンクール雑感

2008-08-12 | 今日の出来事。(私事編)
娘の吹奏楽コンクールが終わった。


がんばっていないわけではなかったと思う。
朝練は毎日、放課後も一日しか休みはなかった。
夏休みに入ってからは、暑い中大汗をかきながら毎日練習していた。
(余談ながら毎日のお弁当づくりも大変だった…)

本番での演奏も、なかなかのものだった。少なくとも春に聞いたときよりは、格段に進歩していたと思う。
しかし他校の演奏も、これまたすばらしいものばかりだった…なので、若干の不安がなかったと言えば嘘になるが、それでもなぜか「そこそこ行くだろう」という根拠のない自信のようなものがあった。(私だけではなく、演奏を聴いた他の保護者や、演奏した本人たちもそうだったようだ。)

だから
「K中学校…努力賞」
という、思ってもいなかったあっけない発表を、関係者はみんな呆然として聞いた。

 ・・・・・・・・・・

「気持ちで負けた」
外部から指導に来てくださっている先生の悔しそうな一言に、全てが現れている気がした。

そこそこの練習に支えられて、そこそこ技術もアップした。
しかし、それで満足してしまっていた部分があったのは否定できないと思う。
それはたとえば、ある3年生のこんな発言に現れている。
「県大会まで行ったら大変だから、銅か銀でいいよ♪」
…「往々にして、『このくらいでいいや』と思ってしまうと、結果はそれより悪くなるもの」
私はこの「悪い予感」のことを娘に言いそうになったが、自信を失わせてしまってもいけないと思って飲み込んでしまった。…まさか現実になるとは。

 ・・・・・・・・・・

審査結果発表のとき、私はある中学校の生徒たちのそばに座っていた。
結果発表のずいぶん前から、「お願いします…」と言いながらずっと祈っている子や、友人たちと「大丈夫、大丈夫だよね!」と手を握り合っている子などがいた。
「今から祈ったり騒いだりしても、もう結果は出てるんだから…もっと落ち着いて待っていようよ」と、私はそれをやや醒めた目で眺めていた。
だが、自校の結果を聞いて落胆している中、対照的にその中学は見事金賞を受賞した。(その後の彼女たちの興奮は大変なものだったことは言うまでもない。)

私は、自分の「醒めた目」を、ちょっとだけ恥じた。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がある。
彼女たちは「最高の結果」を渇望し、またそれに見合う精一杯の努力をした。だからこそ最後の瞬間に、祈りは聞き届けられると信じていたのだ。

 ・・・・・・・・・・

先生方や保護者に比べて、あまり悔しがっているようには見えなかった娘たちだが、控え室ではみんな涙を流していたという。
聞けば、ほんのわずかの差で銅賞に届かなかったのだとか…
願わくはその悔しさを忘れないで、次につなげていってほしいと思う。

小さな(でも結構スゴイ)奇跡

2008-08-04 | 今日の出来事。(私事編)
昨日・今日と、近所の公園で地域のお祭りがあり、微力ながら売上に貢献してきました。(もちろんビールで♪)
PTA役員も夫婦で繰り出し、思いがけず「親父の会」に
最終日の今日は、先生方と一杯酌み交わすことができました。
(先生方が「チョコバナナ」の出店を出していたので、その完売祝いを兼ねて…♪)

その席で教頭先生に伺った、ちょっとすごいお話です。
(一杯入っている状態でお聞きしたので、細部に間違いがあるかもしれませんが^^;)


夏休みに入り、プール開放日が近づいたある日のこと。
その日は校舎に工事の業者さんが入ることになっていたので、教頭先生はそのついでにプールを点検されたそうなのですが、連日の暑さでプールの水もすっかり緑色に染まってしまっていたそうです。
そこで、プールの水を浄化するための浄化槽?に薬剤を投入しようとしたところ、かがんだ拍子に胸ポケットから学校の鍵束が落ちてしまったそうです。

直径1メートル・深さ2メートルくらい(推定)の薄暗い浄化槽に貯まった水の中に、落ちてしまった鍵束・・・
潜ることもできず、半身水浸しで腕を伸ばしても、もちろん届くはずもなく…教頭先生はしばし呆然となさったそうです。

そこで、たまたまそばにあった針金を使って、何とか引き上げられないかやってみることにしました。
針金の先を鈎状に曲げて、浄化槽?の底を探って、引っかけられれば…と思ったそうですが、そんなにうまくはいくはずないな、と半ばあきらめておられたそうです。

ところが…
なんと、一回で手応えがあり、引き上げてみると、ナントそこには鍵束が!!

「ヤッターっ…って、一人で大喜びしてましたよ。何か“スゴイもの”が降りて来たのかも、というか、そんな感じですね。」
P役員一同も、「そんなことがあるんですねぇ~!」と感心しきり。
小さなことといえば小さなことですが、これってかなりすごい「奇跡」だと思いませんか?


(ちなみに、この「奇跡」の勢いで?その後教頭先生はお一人で(!!)プール清掃をなさったそうです。…どっちかというとこちらのほうが驚きか?
 いつもお世話になっている教頭先生を始め先生方には、頭が上がりません…感謝感謝)