つい先日のこと。
PTAの仕事で学校にいたときに、一人のお母さんから話しかけられた。
「midさんって、いつもPTAとか熱心にやってますよね♪いつもスゴイな~って思ってたんですよ。」
「いや~そんな…」
「実はですね、この前こういう集まりがあって、教育のこととかいろいろ話して面白かったんですよ。」
…そう言って彼女が見せてくれたパンフには、小さい文字ながらもそこここに「憲法改正反対…」や「教育基本法の理念…」などの文字が載っているのを、私は見逃さなかった。(なんか最近そのへんの言葉にモノスゴク敏感な私^^;)
「で、もしよかったらこんどこういうのがあるんですけど、ご一緒できないかなって…」
と言って次に取り出したチラシは、「教育についてみんなで考えてみませんか?」みたいな、一見ただの「勉強会」風のチラシ。主催者名も「教育を考える会(仮名)」のような、特にアヤシサを感じさせない名前になっているし、憲法云々等の政治的色合いは全く感じさせない。
そして彼女は、やがて「できればPTAでも紹介していただければ…」と言いたげな雰囲気になってきた。
…もちろん丁重にお断りしたのだが、なかなか苦労した。
「特定の団体の行事への勧誘にPTAが関わるのはよくないと思うのよね。前例もないし、一つ認めると『じゃあウチも…』となって歯止めが利かなくなるし…」
一応彼女は納得はしてくれたのだが、私なら絶対こういう勉強会に興味を持ってくれるだろうと思っていたようで、少々当てが外れたような表情に見えた。彼女は別に特定の偏向思想に染まっているというわけではなく、純粋に真面目に教育について勉強したいと考えているようだったので、余計腑に落ちなかったのだろうと思う。
それにしても危なかった。
もしも、彼女がチラシを見せる順番が逆で、先に「教育を考える会」のチラシを見ていたら、興味をそそられていたかもしれない…
しかし何というか「ズルイ」なぁ。「勉強会」という名目って。
「勉強」はしないよりするほうがいいに決まってる。真面目な人ほどそういう心理につけこまれて、気がつけば…となってしまいそうだ。
「平和」「人権」という言葉にしてもそうだが、反対を表明しづらい言葉を錦の御旗にする手法には、最近どうも違和感ばかりがつのっている。
PTAの仕事で学校にいたときに、一人のお母さんから話しかけられた。
「midさんって、いつもPTAとか熱心にやってますよね♪いつもスゴイな~って思ってたんですよ。」
「いや~そんな…」
「実はですね、この前こういう集まりがあって、教育のこととかいろいろ話して面白かったんですよ。」
…そう言って彼女が見せてくれたパンフには、小さい文字ながらもそこここに「憲法改正反対…」や「教育基本法の理念…」などの文字が載っているのを、私は見逃さなかった。(なんか最近そのへんの言葉にモノスゴク敏感な私^^;)
「で、もしよかったらこんどこういうのがあるんですけど、ご一緒できないかなって…」
と言って次に取り出したチラシは、「教育についてみんなで考えてみませんか?」みたいな、一見ただの「勉強会」風のチラシ。主催者名も「教育を考える会(仮名)」のような、特にアヤシサを感じさせない名前になっているし、憲法云々等の政治的色合いは全く感じさせない。
そして彼女は、やがて「できればPTAでも紹介していただければ…」と言いたげな雰囲気になってきた。
…もちろん丁重にお断りしたのだが、なかなか苦労した。
「特定の団体の行事への勧誘にPTAが関わるのはよくないと思うのよね。前例もないし、一つ認めると『じゃあウチも…』となって歯止めが利かなくなるし…」
一応彼女は納得はしてくれたのだが、私なら絶対こういう勉強会に興味を持ってくれるだろうと思っていたようで、少々当てが外れたような表情に見えた。彼女は別に特定の偏向思想に染まっているというわけではなく、純粋に真面目に教育について勉強したいと考えているようだったので、余計腑に落ちなかったのだろうと思う。
それにしても危なかった。
もしも、彼女がチラシを見せる順番が逆で、先に「教育を考える会」のチラシを見ていたら、興味をそそられていたかもしれない…
しかし何というか「ズルイ」なぁ。「勉強会」という名目って。
「勉強」はしないよりするほうがいいに決まってる。真面目な人ほどそういう心理につけこまれて、気がつけば…となってしまいそうだ。
「平和」「人権」という言葉にしてもそうだが、反対を表明しづらい言葉を錦の御旗にする手法には、最近どうも違和感ばかりがつのっている。