福田の雑記帖

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2024年はどんな年?(8) 秋田県の問題(2) 佐竹知事の主な発言

2024年01月24日 05時22分10秒 | 秋田の話題
 2024年は、現在4期目の佐竹知事(76)にとって県政最終年となる。
 私は県医師会役員の時に新型インフルエンザの流行があり、県の感染症危機管理対策室の一員として何度も委員会に出席し親しく意見交換し、知事の記者会見には同席させていただいた。
 佐竹知事はなかなか気さくな方で、私は親しみを感じている。14年余りにわたって県政のかじ取りを務めてきたが、最近は場に相応しくない暴言が目立つ。

 知事の発言の一部は以下の如く(項目は秋田魁新聞の記事を参照した)。
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201011月4日
 「自衛隊を増強し、ほかの国を攻めて食料を確保する。あり得ないことだがこれだって一つの方策」。 

14年 5月12日
 「秋田の人口減の原因はコメだ。 コメのウエートが大きいほど人口減は著しい」

17年 7月24日
 県内が記録的大雨に見舞われる中ゴルフをしていた問題で 「汗をかいたもんだから、ぐいっとやった」

17年 8月31日
 「たばこはもう10年くらいでなくなる。 衰退するものは早くつぶした方がいい」

18年10月2日
 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡り「私に配備の是非の判断を投げられても困る」。「この程度のことで政治生命とか大げさなことは考えていない」 。

20年12月18日
 SNSに書き込む人について「基礎知識がなく、思考回路が少し欠如している」。

21年 7月7日
「IOCは国民をばかにしている。 IOCなんか脱退すればいい」。

21年 7月19日
 国の新型コロナ対応を巡り 「内閣府はしょせん、素人の集まり」。

21年 8月31日
 厚労省のコロナワクチン異物混入対策が遅いとして「頭が悪いやつばかりで困る」

21年 11月8日
 衆院選秋田2区で自民党前職が立憲民主党に敗北した結果を受け「県政上は一般的に与党に政策的要望をする。 政策決定権のない野党のパイプは要らない」。

22年 1月4日
 「賃金水準は、どこの県も政府も、 目標を決めているところはない。 具体的な数字を出すなんてことは経済学的に非常識と言われている」 。

22年 4月26日
 月刊誌の記事で「核兵器保有も含め、真剣な防衛政策の在り方の議論を始めてもらいたい」。

22年 8月26日
 記録的大雨で深刻な被害を受けた比内地鶏について「硬い。 値段は一般の鶏肉の3倍だが3倍うまいかは分からない」。

22年 10月31日
 フランスから帰県後にコロナ感染が判明し「フランスに行くとみんなコロナにかかる」。

23年 1月4日
 県の食糧費問題の発覚により公務員の飲食が減ったことで「秋田市の料亭の大きいところが3、4軒つぶれた」。

23年10月23日
 過去に四国地方で食べた料理や飲んだ酒について「貧乏くさい」、 「うまくない」。
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 佐竹知事の発言は時にマスコミをにぎわした。
 活力を失っている県内の地場産業に対しての発言、四国の食文化を貶める発言は非常識であった。
 
 秋田県の最大の問題点は人口減少である。県政最大の懸案である人口減少にまつわる暴言を吐いて物議を醸してくれれば良かった、と思っているが、それは未だない。

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1 コメント

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米のウェイトが大きいほど (narkejp)
2024-02-01 13:26:55
隣県在住ですが、知事の発言はときどき話題になります。いかがなものかと思うものもあれば、理解されにくいが当たっているものもあるように思います。たとえば「米のウェイトが大きいほど云々」の発言は、私も同じことを考えたことがありました。
https://blog.goo.ne.jp/narkejp/e/c2eada7a942e86919fdcd7d1cf3ad5c0

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