福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

仮想通貨とはなにか?(3) 若者中心の、ゲーム感覚の投資なのか??

2018年02月18日 17時59分18秒 | 政治・経済 国際関係
 昨年初めまで、仮想通貨の取引量の多くは中国が占めていた。中国当局は人民元と仮想通貨を交換し、海外に資産を移す動きを警戒し規制を強化、更に、秋には交換所を蔡止した。

 代わって日本円による取引が増えた。昨年初頭は取引額は数%であったが、最近は4割にも迫るという。これ以上は放置出来ない、として、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で仮想通貨の国際規制が提案される予定となっている。

 ピットコインに類似した仮想通貨が次々に生まれ、今や1.000種類以上の仮想通貨があるとされる。参加者がそれだけ増えてきた、ということを示している。ただ、価格変動が大きい仮想通貨は通貨としての価値を疑問視されている。

 取引データの蓄積などは、証券会社咎銀行とかの特定の組織が行っているわけではない。世界中でコンピューターの技術がある人々が、自主的に運営に参加している。
 その仕組みをみると、取引データは参加者のコンピューターに送られる。参加者は取引データが間違っていないかをチェックするが、取引データを速く正確にチェックした者に自動プログラムで報酬として「コイン」がもらえるようになっている。そのため、営利目的でチェック作業に参加する者は、高性能のコンピューターを用意する。それ以上に監視作業から手を抜けないのではないだろうか。その作業は時間制限がないから24時間気が抜けないことになるのではないか??

 仮想通貨の取引人数や金額の具体的な統計はない。日本で取引する人は大学生から30代の社会人で、数100万人超ではないかと予想されている。
 仮想通貨への投資は、スマホで気軽に口座を開き、ゲーム感覚で投資している様だ。ツイッター、フェイスプック、ユーチュープで情報を集め、高騰を楽しんでいる。当世風のかっこいい投資というイメージもあったのだろう。

 一気に流行した根底には世界的に低金利になっていることがあろう。高い利益を求めようとするマネーゲームのプロが仮想通貨に行き着くのは当然の姿かもしれない。

 仮想通貨の相場は昨年12月をピークに下がり続けている。一種の知的ゲームとして広まった仮想通貨ブームも少し落ち着くかもしれない。
 それにしても、金を持つ者の欲望は限りない様だ。利潤を求めて次々と投資先を求めて姿を変えて行く。今後も仮想通貨の在りようは変わっていくかもしれない。

  仮想通貨取引所コインチェックの580億円相当の仮想通貨「NEM」が不正に流出した問題で、金融庁はコインチェック社の安全対策が十分でなかったことを指摘した。コインチェックのセキュリティ対策は初歩的レベルだったらしい。自己資金で利用者に返金すると言うが、その後の動きはまだ見られないようである。どうなるであろうか??自分には関連のない事ではあるが、気掛かりである。
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仮想通貨とはなにか?(2) 取引所も、仮想通貨も信用の裏付けが乏しい不思議な世界 

2018年02月17日 08時29分44秒 | 政治・経済 国際関係
 仮想通貨取引所コインチェックで580億円相当の仮想通貨「NEM」が不正に引き出された問題で、大塚取締役は1月28日、自己資金約460億円を用いて被害に遭った26万人全員に返金する、と表明した。
 詳細は分からないが、社は2014年8月に仮想通貨取引所運営を開始した。多種類の仮想通貨を取り扱っており、社を通じて、売買、信用取引、入出金、送金、決済などが行える。
 それほど歴史のある会社と思えないが、短期間に自己資金約460億円も蓄えられた事も不思議である。
 大塚取締役の年齢は現在37歳。

 私の印象では何となくかつてのライブドアの堀江氏と重なるところがある。あの時も何が何だか分からないうち堀江氏が逮捕され、第一線から消えてしまった。

 金融庁は1月28日、コインチェック社の調査を実施。その結果、安全対策が十分でないために仮想通貨の流出を招いたとして再発防止・顧客保護の体制強化を求める業務改善命令を出した。

 「NEM」を使うには他の仮想通貨に変えたり現金にしたりする必要がある。NEM財団は各取引所に通達を出して取引を監視しているが、流出した「NEM」に今の所は動きはないようである。

 このような事件があったにもかかわらず、ほかの仮想通貨はそんなに下がっていない。仮想通貨の問題よりはコインチェック社の管理体制、企業の問題だという認識が強い。

 安全な取引所の見分け方については、去年4月に法改正があって、10月から仮想通貨取引所に登録を義務付けた。登録を受けていない取引所は「みなし取引所」となる。それが1つの基準になる程度らしい。コインチェック社は登録を受けていない様である。
 関心・興味が乏しい私から見て、なんか怪しげな業界である。

 仮想通貨と日本円など法定通貨との大きな違いは、その価値の裏付けがあるか否かである。
 日本円は国の信用や経済力をバックに価値が決まる。国家が存続している限り一気に価値がゼロになる事は考えられないが、仮想通貨は電子データであって具体的な価値の裏付けはない。あるのは、既存通貨より簡単に遠く送ることができ、今後利用が広がるかもしれないという「期待」だけ。だから、価値がゼロになる機会はいくらでもある。今回のコインチェックの流出問題はこれに当たりうる。

 仮想通貨は「電子マネー」とは違う。電子マネーは日本円を便利に使うための道具であって実際の取引は現金の裏付けが伴なう。
 仮想通貨は、日本円とコインを交換業者で交換し、コインで支払える店で使えるだけの特殊な通貨である。どれだけ買い物できるかはコインの相場によって変わる。価格変動が大きい、ブリキで作った通貨を買い込むようなもの。

 仮想通貨の将来性への期待感を背景に、仮想通貨の価値が今後上がる、という予想があり、日本円など法定通貨に対する価値が徐々に上がってきた。昨年1年間で20倍まで値上がりした。
 こういう状況だと金銭関係の好事家たちは黙っていないだろう。新聞紙上ではその悲惨な状況が報じられている。しかし、一般的には世論の反応は冷ややかである。


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仮想通貨とはなにか?(1) コインチェック社「580億円相当流出」事件を機会に学ぶ

2018年02月16日 02時27分57秒 | 政治・経済 国際関係
 1月下旬、「国内のビットコイン取引所大手のコインチェック社で、顧客の預かり資産とみられる仮想通貨「NEM」が日本円にして約620億円以上が不正に引き出されていることが分った」。コインチェック社は被害に遭った26万人全員に日本円で返金することを表明。約460億円を自己資金で返金するとしているが、返金や取引再開の具体的な時期は明言せず、利用者からは不安の声が上がっている」。

 上記のニュースが報道された。
 仮想通貨が知られるようになったのは数年前からだと思うが、私にとっては全く知識の無い領域で、一体なんのことだ、と思った。しかしながら、無知ではいられない領域だろう。この事件の理解のために仮想通貨について学んでみた。

 ビットコインとは何なのだろうか??
 その前に、仮想通貨とはなにか??から学習を始めなければならない。

 仮想通貨とは、インターネット上のお金で、ビットコインとは、1,000種類以上ある仮想通貨の中でも取引高・時価総額ともにトップであり、最もポピュラーな仮想通貨らしい。通常の通貨と異なり、政府や中央銀行など公的機関が介在せずに発行・流通される。コインチェック社で扱っている仮想通貨「NEM」はNew Economy Movementの略称。

 仮想通貨はインターネット上のお金であるが、クレジットカード決済と同じようにショッピング等での決済手段として利用されはじめている。2017年に入り、ビックカメラ等の国内大手企業でも、ビットコインでの決済がスタートした。

 ビットコインの利便性や価値はこれからますます高まると見込まれ、そのため、ビットコインは投資の対象としても注目されている。2017年1月には1ビットコイン=約12万円であったが、同年12月には1ビットコイン約222万円と20倍近く上昇した。
 ビットコインの価値は変動が激しく、その購入や投資はいわゆる「ハイリスク・ハイリターン」的なものらしい。仮想通貨の取引は土日祝を含めた24時間可能、という取引上の利便性も高い。

 仮想通貨を購入するには「取引所」という仮想通貨を売買するウェブサイトに、銀行振込などで日本円を送ってビットコインに交換することから始まる。すなわち、「取引所に登録」→「銀行、コンビニ振込で入金」→「ビットコインを購入」ことで行なわれる。

 仮想通貨は、ネット上の取引所でいつでも1,000円以下の小額から売買できる。実際にはかなりの方がたが、かなりの額をビットコイン購入に投資しているらしく、コインチェック社の対応がどうなるのか関心を呼んでいる。
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ABS秋田放送ラジオ「らんまんラジオ寄席」公開収録

2018年02月15日 03時52分27秒 | 近況・報告
 ABS秋田放送ラジオ「らんまんラジオ寄席」公開収録が2月11日13:00から秋田県民会館で行われた。

 ABS秋田放送では落語会などいろいろの事業を行っている。退職後は比較的頻繁にこの様なイベントに参加していたが、最近は大勢の人が集まる場所に近ずかない様にしてきた。 
 今回はたまたま家族が秋田の清酒「爛漫」の販売店で入場整理券を入手してきた。ウクレレ漫談のピロキも出演すると言うので出掛ける気になった。

 当日は10:00に入場整理券を指定券に交換した。席は選べない。どうせ、条件が悪い場所になるだろうと予想しバードウオッチング用の双眼鏡も用意していたが、予想に反して2列目中央で、マイク直下の席が割り当てられた。一旦、飯川病院医局でデータ整理などし、開演直前に県民会館に出掛けた。
 13:00に開演、収録は2月25日と3月4日放送の2週分録り進められた。

 出演は、漫才が「宮田陽・昇」、「ナイツ」。コントが「山口君と武田君」、太神楽が 「ボンボンブラザーズ」。ウクレレ漫談「ピロキ」、落語が「柳家さん喬」、「三遊亭萬橘」の方々。この中では「ナイツ」、「ピロキ」、「柳家さん喬」氏については放送等を通じて知っていたが、ほかのメンバーはほとんど初めての方々である。

 漫才、コントは早口で言葉が聴き取り難かった。漫才はスピード、鋭いつっこみ、アクション等が求められるためにやむを得ないとは思うが、会場の音響調整の問題である。TVと異なりラジオは音が大事、多分、音声は補助マイクなども使ってクリアに収録されているのだろう。

 太神楽は言葉を用いない。大道芸人的手技が中心であった。放送ではどう扱われるのだろうか。カットかな?

 お目当の「ピロキ」氏の演目内容はほぼ全部放送で聞いていたネタで私にとっては目新しさが全く無かったが、まず楽しめた。舞台上の姿や形がいい。話題の展開のタイミングもバツグン、自虐的ネタで笑いを誘った。日常的にはどの様な姿で居られるのだろうか。

 落語の「萬橘」氏は2013年3月真打昇進、四代目「萬橘」を襲名した若手の名手でエネルギーにあふれた芸を披露した。「柳家さん喬」氏はベテラン。人情噺もの、滑稽噺にも力量を発揮する実力派の噺家で、静かで落ち着いた舞台姿であった。

 公演後、抽選会があった。指定券に印字された番号で決まるのであるが、私は4等に当選、200mlほどの小缶の日本酒を頂いた。1800人中50人の当選だから、条件のいい席を含めてここでも運がよかった。
 
(パンフレットと抽選で当たった美酒爛漫の小缶)

 私にとってのお笑いの大きな舞台は、2013年6月のABS秋田放送開局50周年記念の「笑点」収録、ABS秋田放送開局60周年記念「笑点」収録
ABS秋田放送開局60周年記念「笑点」収録(2)、2015年6月能代で「爆笑お笑い祭り in 能代」「爆笑お笑い祭り in 能代」(1) ひさびさのお笑い公演
「爆笑お笑い祭り in 能代」(2) 私もひさびさ舞台に登る 以来である。 

 お笑いは通常はTVで見るが、アップで演者の表情が見える利点があるが、客席を含めた全体像が見えない。これは視野が狭いTVの弱点でもある。公演はやはり現場で見るのが良い。

 このような機会はそれほどあると思えないが、今回も十分に楽しめた。
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「日本人の知らない日本語」?? 「寒波で-20度以下まで冷えそうです・・・」は正しいか?? 

2018年02月14日 15時28分29秒 | コラム、エッセイ
 「日本人の知らない日本語」は日本語の正しい使い方に関する啓発マンガである。
 書評 日本人の知らない日本語(2) 蛇蔵&海野凪子著 メシアファクトリー 2010年 880円

 私は語学力、表現力に劣等感を持っているので感心して何度も読んだ。大変評判がいいようである。
 外国人に日本語を教えていく日本語学校の教師が話題を展開していく設定である。学生たちの国の習慣も豊富に紹介されているのもこの本の特徴の一つで、興味深く読める。
 2巻目は特に敬語の話や文字の話が多く取り上げられている。自分にとって役立つことも多々取り上げられている。現在4巻目が出ている様である。

 ただ、この本の題名に対して私が抱いている疑問は、「日本人の知らない日本語」でなく「日本人が知らない日本語」でないのだろうか、である。日本語の指導書なのにどうしたことか、と思う。本当にどちらが正しいのか、私の疑問は未だに解けていない。

 もう一つ、原案・海野凪子、漫画及び構成・蛇蔵によるが、後者も女性である。

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「寒波で-20度以下まで冷えそうです・・・」は正しいか??
 県内は強い冬型の気圧配置が続き、内陸を中心に大雪となった。秋田地方気象台によると、横手市では50cmほど雪が降り、にかほ市と田利本荘市を除く県内24観測地点で最高気温が0度未満の真冬日となり、交通機関も大きく乱れた。

 きょう14日も山沿いを中心に大雪となる見込み。気象台は吹雪や雪崩、交通障害への注意を呼び掛けている。

 今年の秋田は降雪こそ少ないものの寒波の襲来、その持続が長い傾向にある。降雪には地域差が大きく、福井や新潟地方は予想外の量である。秋田といえども翌日の天候については無関心ではいられない。私にとっての関心ごとは除雪が必要なほどの降雪があるか否か、道路の凍結はどうなるだろうか、である。

 所で、昨日の深夜帯のNHKラジオの気象情報は「北海道旭川地方の最低気温は−20度以下に達する見込み・・・」と報じていた。「−20度以下」とは多分、「−20度よりも冷える・・」、すなわち「−20度以上に冷える・・」ということだろう。温度が(+)の範囲であれば「以上/以下」の判断は難しくない。しかし、零下すなわち(-)の場合には「−20度以下」とは「−20度まで達しない」温度なのか、もっとひどく「−20度よりも」冷える温度なのかのか、聞くものの考え方によって両者があるのではないか??と思う。

 真面目に考えれば迷わないかもしれないが、ちょっと聞きだと判断に迷う。もう少しわかり易い表現にして欲しいと思う。
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財政再建2018(4) 日本の経済を鳥瞰すればどの位置にあるのか

2018年02月13日 17時58分48秒 | 政治・経済 国際関係
 日本の経済は現在はしっかりした足どりで推移していると評価されている。その背景は我が国の実力と言うよりは、世界経済、取り分け米国、中国、EU、新興国等の全てが好調で、それにけん引されているから、と言う。
 
 昨年は世界の経済は政治的不安定さがから低迷もあり得ると危惧されてきた。しかしながら、トランプ大統領就任後も大きなショックはなかったし、中国共産党大会も無事終了、EU諸国の不透明な政治的な動きも選挙を通じて上手く乗り越えた。
 全世界的に見て、現在は大きなリスク因子を探す事が困難なほどのかなり良い状況である。

 米国経済はその中でも先を読むためのポイントとなる。今の米経済は2009年なかごろから改善傾向が続いている。労働市場の改善があり、賃金は上昇し、国内の消費も好調で好循環の中にいる。加えてトランプ氏は減税と公共投資の増加など明言している。

 日本の景気は世界の動きからみれば実力で無いから不透明である。世界の景気に支えられているだけで、今後は鈍化する事が予想されている。
 2019年には消費税増税が予定されている。五輪景気も2020年までである。これらはネガティブ因子である。

 日本経済は昨年、1989年の水準には遠いもののいくつかの指標が「バブル期超え」を記録した。低迷を続けてきた雇用も2012年以降就業者数は増加に転じ、2016年までに185万人増えた。だが、1986-2000年は396万人の増加だった。これには比較できない低レベルである。背後には景気の好調、人口の伸びがあった。いまは人口減の中で人材を奪い合う時代へと様変わりした。

 この30年間には、名門企業が衰退した一方で、新興企業が生まれた。

 日本の大企業の起業家精神は熱気が乏しいように見える。バブル期以上の利益を上げながら、賃上げや投資に慎重で、社内蓄財の傾向が続く。非正規雇用の為に、労働者が、ノウハウを蓄積し次世代に伝達するという機会も奪われている。
 生産性向上を掲げてきた政策も成果は出せていない。

 コスト削減に邁進し、結果的に非正規雇用が進んだが、最近、非正規社員の正社員化を進める企業が増えてきた。人手不足が背景にあるが、経営環境の変化が目まぐるしく変わるなかで企業の成長を考えれば、人材の処遇を見直し人材を長期に渡って活用するほうがいい。
 人には最大限の配慮と投資が必要だ。働き手が疲弊すれば社会がきしむ。

 まもなく一層の高齢化と人口減が待っている。世界経済の中で日本の存在感は薄れ、財政・金融政策の余力は減っている。
 こんな中で成長と財政再建を果さなければならない我が国の前途は容易ではない。

 早く手を付けなければ一層の困難を招くだけだ、と私は思うのだが・・・。
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嫌音権2018(5) ヘッドフォンはBluetoothでワイヤレス 利便性向上

2018年02月12日 07時43分53秒 | コラム、エッセイ
 Bluetoothは無線接続規格の名前で、数mから数10m程度の距離の機器間で、電波を使い簡易な情報交換に利用される。
 2000年頃に国際的に規格が統一され、2.4GHz帯を使用してPC等のマウス、キーボード、携帯電話、スマートフォン、タブレット等での文字情報や音声情報といった比較的低速度のデジタル情報の無線通信に採用されている。
 我が国でも2003年頃から普及し始めた。
 
 MacではOS10.2.8以降、標準でBluetoothテクノロジーをサポートしている。Mac製品はApple watchを含めほぼ全機種でBluetooth通信が可能である。私は2010年頃からMacのキーボード、マウスで利用して来た。キーボード、マウスが有線でつながっているのはとても不便だったが、無線化によってパソコン周辺がすっきりした。

 Bluetoothが音楽関係でも頻用されて来たのは知っていたが、音質がいまひとつという初期のイメージから抜け出せず、私は手を付けて来なかった。
 私が興味を持ったのはここ3週間ほど前、ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンWH-1000XMを購入してからである。Bluetoothは主目的の機能では無かったが、実際に利用して見ると思った以上に音質がよく、驚いた。私の興味は一気に増幅した。

 BluetoothはWi-Fiに比べると出力は低く、転送速度も速く、省電力で小型化でき、システムとして安価である。セット同士でペアリングした間だけでの情報交換なので他人のセットとの混信もない。iPhoneやiPod touchなどをバッグ等に入れたままワイヤレスで音楽が聴けるという利便性は私にとっても大きい。

 私がBluetoothに興味を持ったことを知って、長女からはiPod touchが、長男からはヘッドセットとスピーカーが送られてきた。いずれも旬な機器では無いが、今の私にとっては充分である。
 
 (Bluetooth関連機器:ヘッドフォンは今回購入したWH-1000XM 円筒形のスピーカー、その手前がイヤーピース、iPod touch 、後方がキーボード)

 音源としてはMacのパソコン全6機種、iPad2機種、iPod touchとiPhoneのすべてが利用できる。
 ここ2週間ほど私のまわりにはBluetoothの電波が飛び交っている。

 今後の発展が楽しみである。
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嫌音権2018(4) ノイズキャンセリングヘッドフォン遍歴(3) ソニーのWH-1000XM 

2018年02月11日 17時15分44秒 | コラム、エッセイ
 音ノイローゼの私にとってノイズキャンセリングヘッドフォンは手放せない道具のひとつである。もう15年も使い続けてきた。

 いままで、BOSEのクワイアットコンフォート2(2004年〜)、ソニー「MDR-NC50」(2008年)、ソニー「MDR-NC500D」(2008年〜)の3機種を購入、そのうち2機種が現役で身近にある。

  BOSEは単4電池2本使用なので電源は心配ない。NDR-NC500Dは充電式バッテリー駆動で、約10年頻用してきてさすがに電池がへたってきたようである。駆動時間が半分以下になってきた。もちろん使い続けるが、後継機を探さなければならない状況を迎えた。

 4台目もBOSEとソニー間で検討した。
 BOSEは何機種か経て現在は QC35II として市販されていて、勿論Bluetooth対応である。機能もデザインもQC2よりは一層洗練されている。電源は充電式となった。
 ソニーはWH-1000XMを候補にあげた。

 実際、秋田では実際に頭にのせての比較はできない。カタログで比較するしかない。機器としてのスペックは重量を除いて大差ない。尤もオーディオ製品はスペック差は実際に用いて見なければ分からないから参考程度にした。

 最終的にソニーのWH-1000XMブラック色にした。いままで用いていた2機種の音作りをの印象から私にはソニーの方が合っているからである。BOSEに比べて重くデカイ。やや横に広いデザインなので、歩行時の風切り音が少ないと期待した。

 装着感はやや耳を圧迫するためややキツイ。その為、耳を覆っただけでも程よく外音を遮断する。
 ノイズキャンセリング機能は凄い。NDR-NC500Dも気にいっていたが、それよりも2−3ランクも強力である。掃除機、洗濯機、車の走行音・・・などの生活音が殆ど気にならなくなるレベル低減する。
 私が除雪する際のエンジン音も著しく低減してストレスが減った。近隣の方々は5:30amから始まる騒音、ストレスだろうな・・と思う。

 機能は印象ではWH-1000XM >> NDR-NC500D > QC2 = NDR-NC500という感じである。
 室内などでは問題ないが、路上などでは車のノイズも消えるから危ない。機能を落とす何らかの対策が必要である。

 ソニーのWH-1000XMは時代柄Bluetoothでワイヤレス化されている。
 私はヘッドフォンの最大の欠点が有線にあると思っている。だから、いままでの用いてきたヘッドフォンはほぼ全て自分で工夫してワイヤレス化してきた。

 これを手に入れてからBluetoothに関心を持って、いまいろいろ学び始めている。またちょっぴり音楽を楽しむ時間が広がりそうである。
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財政再建2018(3)日本の財政事情はどうなっているのか 次世代へツケをまわすべきでない

2018年02月10日 02時35分20秒 | 政治・経済 国際関係
 財政健全化は急務の政策だと思われるが、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の均衡化達成時期を20年度から27年度ごろに延期する案が取りざたされている。
 だが、7年も目標時期を先送りすると、内外の投資家は健全化への本気度を疑い、国際的信用度も低下し、マーケットが混乱しかねない。

 アベノミクスを見直すと、本来ならば非常時政策のオンパレード、と言っていい。経済が危機的状況なので、金融、財政どちらも禁じ手といわれる政策を実施している状態。
 日銀が国債を買い続け、大胆な余融緩和で金利を低く抑えている。黒田日銀総裁が再選されたとの報道があるが、このままずっと国債を買い続けるのは無理だろう。

 最近は政府の景気判断でも好況であり、雇用も良い状況にある。そろそろ、金融政策を変換する必要がある。しかし、他に現状ではどんな手があるのだろうか。不勉強にして私には分からない。

 財政健全化への努力は、経済が好調な現在と、先の分からない将来のどちらが担うべきかで判断しなければならない。健全化には増税が必要で、現在の国民が負担すべきか、将来の国民が、すなわち、今その判断力もない子供たちが、負担するのと、どちらが望ましいか、という論点になる。

 無責任に考えれば、今だって国民は厳しい生活を強いられているから負担が少ないほうが良いと考えがちだが、その尻拭いをさせられる今の子供達が可哀想である。
 核のゴミも同様。将来にツケを残しながらエネルギーを使いまくっている現在、これでいいのだろうか。

 将来世代に負担を転嫁するということは右肩あがりの国力があれば問題はなかろう。
 今後は人口が減少するし、経済成長も低迷する可能性が高い。将来世代は社会保障の負担増と自らの給付減の両者に直面する。だから、そんな先々の世代に、今より厳しい状況に陥る世代に負わせるより、高齢世代も含めた現在の全世代が増税の負担を荷うのが望ましいのではなかろうか。

 政府はやっと高齢者中心であった社会保障から前世代への社会保障に舵をきった。遅きに失したがもっと先よりは良い。同じ様に、全世代財政健全化計画が必要である。1億総活躍政策もいいが、1億総財政健全化制作が必要である。

 2025年ごろに団塊の世代が後期高齢者になる。
 社会保障給付の削減は政治的に一層困難になる。そのころ経済環境が厳しくなっていると、財政・社会保障制度が破綻しかねない。

 選挙の票集めのために、全方位、八方美人的に目配りする安全政策では財政健全化は期待できない。
 段階的に消費税を増税する一方で、社会保障などでの高齢者の既得権の見直しにも踏み込んで歳出の大胆な削減を図ることだろう。

 それで厳しくなる分野は、需要があるということ。新たに民間の参加を刺激する可能性もある。それが、潜在的な成長率につながるかもしれない。

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財政再建2018(2)日本の財政事情はどうなっているのか 健全化一層遠のく

2018年02月09日 06時27分50秒 | 政治・経済 国際関係
 18年の予算の総額は97兆7100億円。国債の新規発行は33兆6900億円。
 財政赤字自体は減少しているが要因の半分は消費税の引き上げで、税制収入そのものは安定した。しかし、国の借金が1049兆円になった。

 財政再建への方針変更が急務だと思うが、次年度はそれを放棄し、また先送りにした。

 来年10月には消費税率が10%への引き上げられると言う前提で事が進んでいる。しかし、昨年10月の衆院選で、与党は消費税率引き上げによる増収分の一部を幼児教育などに充てると言う耳あたりのいい公約を打ち出した。

 本来、増収分の8割は借金の返済に充てられるはずだった。しかし、これでは若い現役世代にも高齢者からも反対される。結局、18年度は借金を返済しないことで財源を確保した。まだ選挙権のない世代に財源負担が転嫁される。実に無責任な判断である。

 バラマキ政策の結集、20年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を均衡化させるという健全化目顔は達成不可能となった。1月公表の内閣府の試算では、消費税率が引き上げられても、20年度時点の基礎的収支の赤字は拡大し、全体の黒字化時期も2年後の27年度にずれ込むらしい。

 衆議院が3年も経たずに解散され、3年ごとに参院選も実施される。こんな状態では与党は有権者の関心を引く政策を掲げる。野党は与党以上に甘い公約を上げ集票をはかるる。こんな事の繰り返しでは我が国の将来がどうなるか??心配である。民主主義が国を滅ぼして行く?

 安倍政権は長期政権となる可能性が高い。もう遅きに失したが、今こそ政治のプロとして長期的視野に立つ政策の提示が欲しい。

 20年以降も、東京五輪が終わると、その反動も大きい。技術革新を妨げる規制が多い日本で、少子高齢化と人口減少の影響が効いてくると、経済成長は一層低迷せざるを得ない。
 若い有能な世代を外国から大胆に受け入れない限り、人材蓄積にも多くは期待できない。20年以降を展望すると実質成長率は0%近くまで下がる可能性が高い。アベノミクスでの財政健全化計画は、景気回復に伴う増収に期待する立場だが、こうした先の読めない、悠長な政策の繰り返しでは財政健全化が遠のくばかり。

 理論的には税の増収が回復する楽観的予想の下で歳出を削減できれば、消費税率10%で財政健全化のシナリオは実現するだろう。ただし、超高齢化社会で社会保障需用が増加傾向にある中で、歳出を削減するのは容易でない。現に、18年度予算では診療報酬改定が論点になり、薬価は引き下げられたものの、診療報酬本体はプラス改定だった。

 日本医師会の主張が一部ながら通った形であるが、いつまでも右肩上がりにはできないのは明らかである。私もその一員であるが、医師会の社会全体に対する将来展望はどうなっているのだろうか?
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財政再建2018(1)日本の財政事情はどうなっているのか 経済学者にも多様な考え方

2018年02月08日 02時12分23秒 | 政治・経済 国際関係
 18年の予算が現在の国会で審議が進んでいる。
 予算の総額は97兆7100億円を今までの最大規模。国債の新規発行は33兆6900億円で17年度よりは6800億円ほど減少している。
 アベノミクス以降は財政収支は改善し、財政赤字自体は減少している。
 然し乍ら、改善要因の半分は消費税の引き上げで、それによる経済の低迷はあったものの国の税制収入そのものは安定した。

 歳入全体の34%が借金で、遂に国の借金が1049兆円になった、というが、国の財政の実態についてはよく分からない、誤解も多い。「国の公債残高」,「国と地方の長期債務残高」,「国債及び借入金残高」という3つの異なる概念があり、財務省のパンフレットにはそれぞれ838兆円、1062兆円、1191兆円(2016年度)とある。

 そのなかで、「国債及び借入金残高」が最も分かり易い指標として挙げられている。
 いずれにしても、債務だけを取り上げても不十分で、本当の国の財政状況を示すには、バランスシート(貸借対照表)が不可欠である。

 財務省が公表する日本の政府債務は、平成28年(2016)年12月末現在で約1066兆円。GDP約2.03倍に相当する。先進国の中では最大の債務国で、そのレベルは突出している。
 今後の国の経済を考える場合、団塊世代の高齢化が問題となる。現在、企業の再雇用制度などで働いている人達が多いが、2025年には後期高齢者に達し、労働から撤退し、医療費等の社会保障への支出が一気の増大する。そのため、財政赤字は数年後から再び著しく拡大することが見込まれている。

 一方では、経済の専門家達の日本の債務に対する意見は様々でよくわからない。

 政府の債務は心配ないとの意見も根強い。国内資産家が投資していること、政府の資産が結構あるから実質の債務は少ないのだ、と言う意見もある。

 日銀が永久に国債を持ち続ければいい。そうすれば政府の借金は心配ない、との考えである。借金を重ねる政府のバランスシートと国債で蓄財している日銀のバランスシートを統合して考えるべき、と言う考え方もある。日銀には国債500兆円分の資産があるから、政府の借金と相殺して債務は800兆円にしかならない、と言う考え方である。 

 日銀が永久に国債を買い続けると、財政再建の意欲に結び付かない。日銀の国債買い取りは目的が金融緩和だからいずれやめる時期がくる。買い続けると国の根本的政策が先送りになり、結果的に国債価格の低迷がきて国際的に信用を失う。

 経済成長してから消費税をすべきとの専門家もいる。
 アベノミクス5年経っているが、経済成長でみるとせいぜい1%でしかない。数年後には潜在成長率がふたたび低迷する。成長率を高めるには生産性向上が必要であるが、この5年の実績からみてあまり期待できない。

 いまは、欧州や中国の景気に引っ張られて景気はややいい状態にある。2020年五輪に向けて投資が増えるが、しかしまもなく限界が来る。今の経済は真の姿ではなく、下駄をはいた状態で足元が不安定、転ぶ危険がある。

 結論としては、財政再建の先延ばしはよくない、とは言えるようだ。
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映画「君の名は。」 美しい映像だったが・・理解出来ず共感できず

2018年02月07日 03時22分27秒 | 映画評
 映画「君の名は。」は、2016年8月全国東宝系映画館で公開されたアニメ映画で大ヒット作である。

 私の年代だと「君の名は」と聞けば思いうかべるのは、1952年にNHKで放送された同名のラジオドラマの事である。放送時間には「女風呂が空になった」とさえ言われた名作で、私どもの年代者にとっては忘れられない作品である。私は小学校低学年で毎回聞き耳をたてていたが、主人公の「後宮春樹」、「氏家真知子」の名はいまでも鮮明に思い出すが、ドラマの「恋」だの「涙の別れ」だの「数寄屋橋で再開」など、当時は内容は一切理解出来なかった。

 映画の「君の名は。」は題名に句点が付いている。全く別物の作品である。新開誠監督を中心に作られたアニメ映画で、若者を中心に驚くほどのヒットになった、と言う。一度ならず二度、三度と見る人がいると聞いて、一体どんな映画かと興味をそそられたが、映画館で見る機会は失ってしまった。

 それが、2018年1月3日(水)曜に地上波で放映された。随分早いTV化で驚いたが、幸いわが家で録画してあった。私は録画を都合3回見た。2回目までは仕事や他の作業をしながら試聴で、絵の美しさなどには感心したが、内容は一切理解できなかった。

 これではいかん、こんな筈ではなかろう、と奮起して1月下旬の週末に部屋を暗くして、何もせず画面に集中して鑑賞した。今度こそは、と幾分期待しながら画面を見つめた。

 ところがである。どうも内容についていけない。男女の体か入れ替わるという設定は私にとって想定外の展開であったが、その発想はユニークだとしてもそれに続くストーリーが読めない。繋がらない。
 妙に難解かつ不可解だった。

 映像は確かに美しいし、音楽もいい。だが、どうした訳か、浮かんで来るのは疑問符だけで共感できない。

 私が理解したのは、以下の項目であるが、互いに繋がらない。
 ■ 主人公は東京の高校生立花瀧と、岐阜県の山奥に住む女子高生宮水三葉。
 ■ 二人の主人公の身に起きた謎の「入れ替わり」現象。入れ替わりがなぜ起こるのか?
 ■ 互いに入れ替わった時間帯の二人のドタバタ生活。二人は、互いの生活のディテールが良くわからないし、ので一日の終わりに互いのスマホにメッセージを残し合う。
 ■ 唐突に、1200年ぶりに地球に接近するという架空の彗星「ティアマト」をめぐる出来事が描かれる。
 ■ 三葉の家系は、祖母、母の代から居住地の宮水神社の神主を務めている。くみひも作りや、神楽を舞い、口噛み酒を仕立てる神事などもこなす。
 ■ 二人の間には3年の時差があった。
 ■ 岐阜県の山奥の町は3年前、2013年の彗星落下災害で消滅してしまっていた。
 ■ 時がたって、偶然に瀧と三葉が東京で出会う。「きみの、名前は・・・?」と問いかけをする。このシーンが題名となっている。

 この映画が若い世代に受け入れられているなど、そのことも理解できない。
 これは世代間のギャップなのだろう。
 日常的にも垣間見る若者の気持ちや感覚には違和感を抱く。ほとんど別世界の人達と言っていい。だから、若者は怖い。

 尤も、私は家族間でしか若い世代と接点が無いから、私の感覚がずれているのかもしれない。
 映画「君の名は。」は背景を含めて美しい映像だった。このことだけは長く記憶に残るだろう。
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嫌音権2018(3) ノイズキャンセリングヘッドフォン遍歴(2) ソニーの2機種 

2018年02月06日 09時47分32秒 | 近況・報告
 BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォン・クワイアットコンフォート2(QC2)の問題点はつくりが全体に脆弱なことで、私は2回修理に出した。
 この間、大した時間では無かったがQC2を欠いた状態での生活が怖くて修理に出す前に代替品を購入した。

(1)ソニー「MDR-NC50」
 BOSEのQC2の修理は2-3週間かかるというので代替品を探し、ソニーのMDR-NC50を購入した。約2万円でBOSE QC2の丁度半額。

 ノイズキャンセル機能はまずOK、QC2とほぼ同じ程度か。空調のファンノイズはまるで聞こえない状態になる。

 若者向きのデザインがやや不満である。
 QC2では電源OFFでは音楽を聴けないが、MDR-NC50は普通のヘッドフォンとして利用できる。スイッチオンでは低域がグッと持ち上がり、オフでは音質がクリアになる。

 製品としては総合的にQC2の方が優れていると思う。
 MDR-NC50Dは一時的使用にとどまった。QC2が修理から戻って来たのを機会に次男に進呈した。

 (2)ソニー「MDR-NC500D」
 BOSE QC2の2回目の修理は東京出張中の2008年のある日、秋葉原近辺を移動中に本体がポキリと二つに折れた。ここで故障するのも何かの縁、帰りのANA迄時間はある。ならば、と秋葉原で下車、オーディオ専門連でノイズキャンセリングヘッドフォン数種類を試聴、その中でソニーMDR-NC500DはQC2よりノイズ低減能は1-2ランク上と感じられた。このレベルの機能なら迷うことなく買いである。4万円近くと決して安くはなかったが、購入した。

 MDR-NC500Dノイズキャンセル機能はソニーが世界に先駆けて開発したデジタル機能が採用されている。デジタル化することによって,アナログ信号処理では処理が困難であったレベルに到達している。サウンドクオリティーも上昇し、高SN比を達成している。また、使用される環境の騒音を瞬時に判断しそれに呼応したノイズキャンセル機構が働くようになっている。
 たしかに、個人的感覚であるが、QC2、MDR-NC50よりは2ランクほどの上のノイズキャンセルレベルと感じた。
 
 ヘッドフォンとしての音質を試してみた。QC2は爽やかな音であったが、NDR-NC500Dは低域がより豊で力強い音である。その点でも気に入った。充電式で電気が枯渇すると音楽を聴けない不便さがあった。

 私はMDR-NC500DをiPod Shuffleに繋いで使用してきた。iPod Shuffleはイヤーカップの中にちょうど良く収まるから、ワイヤレス化になった。更に、歩行時や作業中に頭からずり落ちないように市販のらせん状の紐を付けた。この工夫によってヘッドフォンの2大欠点が改善した。
 
 (10年使用し方々に修理の後が見える イヤーカップの中の袋にiPod Shuffleを入れて使う 螺旋状の紐は落下防止の為)

 MDR-NC500Dは徒歩通勤にも欠かせなかった。
 嫌音権2015(2) 車のノイズ
 また降雪期には除雪機の騒音を抑えるのにも必須であった。

 NDR-NC500Dは優れた製品だと思っている。
 しかし、約10年頻用してきてさすがに電池がへたってきたようである。後継機を探さなければならない状況を迎えている。
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嫌音権2018(2) ノイズキャンセリングヘッドフォン遍歴(1) BOSE クワイアットコンフォート2 

2018年02月05日 17時59分30秒 | 近況・報告
 オーディオメーカーのBOSE社は常に新しい試みを製品として問う面白い会社で、新しい製品が出ると注目している。


 2004年4月ノイズキャンセラー機能付き「クワイアットコンフォート2(QC2)」と言うヘッドフォンを購入した。ヘッドフォンとしては決して安くはなかったが(4万円)が周辺のノイズが軽減できるなら、音ノイローゼの私は買わない訳にはいくまい、と飛びついた。

(音ノイローゼの私の宝物。BOSE クワイアットコンフォート2)

 ノイズキャンセラーの機構は耳の前でマイクで周辺の音を採取し、そのノイズと逆位相の音を合成して、イヤーカップ内に放射し雑音を中和する、というもの。確かに装着してスイッチをいれると一瞬のうちに静かな環境に置き換えてくれる。いかに日常、ひどい騒音の中で暮らしているのかよく解る。



 ノイズキャンセラーと言っても全くの無音状態になるわけではなく、人の話声等の帯域はキャンセルしない。換気扇の音、コンピューターの作動音、町の騒音など持続的な音は特に効果的に低減するが、通常の会話は普通に出来る。

 ノイズキャンセル機構に加えてヘッドフォンとしての能力も並以上。私はiPod shuffleを頻用するが、ノイズキャンセルによって作り出された静けさのなかで通常よりもずっと低い音量で音楽を楽しめる。
 私は許される環境であればほぼ四六時中離す事なく頻用していた。

 本品の問題点はつくりが全体に脆弱なことで、私は2回修理にだし、いずれも新品が送られてきた。
 1回目はヘッドバンドのプラスチック部品の欠けとスイッチの不調。2005年2月にサービスセンターに送った。何と、新品が戻ってきた。まだ保証期間内であったからと思われる。

 12月中旬に本体が折れて修理は困難となった。BOSEサービスセンターとのやり取りの中で、保証期間が過ぎているので修理費6.000円であるが、再度新品と取り替えてくれるとのことであった。届いた製品は改良型で旧製品よりも丈夫になり、ノイズキャンセル能も向上させた改良型なのだのだという。

 私はその後ソニー製品を入手した。
 いまも「QC2」をサブ的に用いているが、実際には上記の経過で3台目の品である。

 「QC2」は市場から消え、改良型が「QC35」として発売されている。さすがBOSE、と評判は良いようである。

 
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嫌音権2018(1) 私は強烈な音ノイローゼ ノイズキャンセリングヘッドフォンを離せない

2018年02月04日 16時41分44秒 | 近況・報告
 私は強烈な音ノイローゼである。なんで世の中こんなにうるさいのだ、と思う。

 私は若いときから嫌音権を主張している。ただ、たぶん自分が病的に音に敏感なのだろうと自覚しているから、外に向かっては雑談レベル程度でしか主張していない。
音ノイローゼ

 自分だけの環境は出来るだけ暗く、かつ静粛になるよう工夫している。
 耳栓や外の音をしゃ音するイヤーマフなどは装着感が不快で好まない。

 聴覚過敏症とは、音に関する感覚が通常よりも過敏なために、一般の人が感じるよりも、音が大きく聞こえてうるさく感じたり、通常では意識しないと聞き取れないような雑音や話し声なども敏感に感じ取ってしまう状態。
 聴覚過敏は、アスペルガー症候群等の人に多発する事が多い、と言われている。たぶん私もその傾向があるようだ。

 私の場合、生活上の大きな音、たとえばドアを激しく乱暴に閉めた音とか、食器が割れるような衝撃音を聞くと、鳥肌が立ったり、瞬時に感情的に怒りモードになる。いまでは怒りをコントロールする術を体得しているから実際に怒り出す事はない。

 私は音被害を防御するために、騒々しい場所には近寄らない。

 小さな音でも実は堪え難い。特に、身体から発する音、それがコントロールできないものならやむを得ないので我慢するが、不用意に発せられると耐え難いほどの嫌悪感を感じる。たとえば鼻水をすする音、咳払い、痰を処理する音などで,これには耐えられない。鳥肌が立ち、自律神経系が勝手に活動し始め、しばらく体調が不調になる。

 生活上、何らかの音が生じるのは当然だが、一番嫌なのは、音を発していることへの自覚が欠如し、他人への配慮が見られないヒトである。こんな無神経な人には殺意を抱く事すらある。飛行機、JR、レストラン等で近くに身体から発する音を無頓着に発するヒトが近くに居れば、いたたまれない。替われる席があれば移動するし、出来ないときは私から去る。満席の飛行機などは逃れられない。演奏会なども同様、最近は滅多に行かなくなった。

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 そんな中で、2004年4月騒音を電気的に打ち消す機構を持ったノイズキャンセリング(NC)ヘッドフォンの改良型としてBOSE社がクワイアットコンフォート2(QC2)を発売した。
 約4万円と高価であったが、私は飛びついた。

 音ノイローゼの私にとってはQC2は手放せない宝物となった。周囲の騒音が半分程に軽減する。
 一応、自宅にいる時はQC2は装着しないが、10年以上前から家内が徐々に耳が遠くなって来て、TVの音や、会話が高くなる傾向にあり、時おり居間でも用いている。

 2008年QC2の修理を機会に一時的にSONYのNDR-NC50を購入して使用したが、静音効果は満足すべきものではなかった。

 2008年12月、QC2が装着出来ないほど決定的に故障したのでSONYのNDR-NC500を購入した。QC2は約4年間十二分に働いてくれた。
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