我が家では1F、2Fにトイレがある。設置後約20年問題なく機能していた。
それが、本年3月、5月、7月と立て続けに故障した。
(2)5月の第二の故障
5月に突然1Fのトイレのタンクへの注水が止まらなくなった。タンクから水が溢れ出る場合は住宅が水浸しになり大事となるが、今回の故障はトイレのタンクを水がスルーして直接下水管に流れ出ている状態であった。
この場合の故障の箇所はタンク内の止水弁が閉じないためであるのは明白である。
タンク式の場合は水を流す、止めるの構造はとても単純である。
(タンク内の構造 とても簡単な機構で動作を見てても楽しい 今回はタンクの底にある止水弁の劣化で交換すれば治るはずであった)
タンク式の水洗トイレは、タンクの横に位置するレバーを引くとゴム弁が上がり、タンクの水が一気に便器内に排出される。
レバーの位置が元に戻ると、ゴム弁が下がり、タンクの排水が止まるようになっている。
レバーの位置が元に戻ると、ゴム弁が下がり、タンクの排水が止まるようになっている。
タンク内には他に水の量を調節する浮き袋がある。タンク内の水位が下がったとき、浮き袋が下がりタンク内に給水し、水位が上昇すると給水が止まる様になっている。機構そのものはとても単純で、考えても楽しいほどである。
確かめてみたところ、タンクの底にあるゴム製の止水弁が劣化し裂けていた。20年以上も水中で頑張ってきたのでやむをえない。
これは私でも交換が可能であったが、止水弁を注文するにもその品番号がわからない。やむをえず専門業者に探してもらったところIHK25Sとわかったが、古い製品なので市場で見つけるのは困難だろうとのことであった。
だから、やむなくこの業者に依頼して修理した。部品代代金4.000円ほど、工賃が18.000円であった。
私は自分で修理するのが好きである。そのレベルの故障であったが、部品の入手ができず修理できなかったのが残念であった。
ちょうど同じ頃、横浜在住の長女宅でも同様の故障が生じた、という。偶然が重なったものだ。11.000円ほどで修理できた、という。