福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

季節の話題2022(3) 秋田の雪(3) 恒例の1月末日現在の除雪機稼働回数比較

2022年01月31日 17時15分29秒 | 秋田の話題
 恒例の1月末日現在の除雪機稼働回数比較の時期が来た。

 今季は秋田地方は雪が多い。
 私は勝手に冬の訪れ初除雪の日と決め、冬の定義を「除雪が必要になった日から不要になった日」の間にしている。
 今季の冬の訪れは12月25日。夜から朝にかけて降雪6-7cmあり、今季初除雪を行った。

 私の四季は、狭くて長い我が家へのアクセス道路、私はそれを「胎盤・臍の緒道路」と呼んでいるが、50m以上あり、ここの除雪は40年来やっているが結構大変である。除雪機は2台あり、1台はバックアップ用に残してある。


 まだそんな経験ないが、ちょっとでも手抜きすると生活用品が届かなくなり得る。例えば、郵便物、宅急便、牛乳の宅配、灯油の宅配、宅配スーパーへの注文商品、タクシーなど。
 だから雪の季節は健康に注意し、緊張して朝を迎える。降雪がある日には早朝何度も状況を確認し除雪をどの程度するか考慮する。
 私の生活は冬の除雪を中心に季節が回る。

 今季はラニャーニャ現象のために雪が多めと長期予想の中で示されていたが、これほど甚だしく多雪とまでは思っていなかった。

 私は毎年1月末日の段階での我が家の除雪機稼働回数を取り出して比較している。
 その回数をグラフで示すと以下の如くとなる。

 
 (年別除雪機稼働回数とグラフ 今年分は手書きで色を変えた。)

 昨咋季は0回、昨季は8回、今季は12回で更にふえそうである。
 2013年をピークに、温暖化のためか確実に除雪回数は少なくなっていたが、今季は約10年ぶりの多さとなった。

 県内では今季の豪雪で各自治体が、除雪予算、除雪機能を増強するなど苦悩しているニュースが伝わってくる。秋田市では幹線道路は除雪が行われているが、いわゆる生活道路、路地にはほとんど除雪車が回ってこない。歩行はわだちを歩かざるを得ない。滑って危ない、後ろからは車が迫ってくる。とても難渋している。
 

 最近の日差しには春の息吹が感じられるが、まだ大寒を過ぎたばかり、そう甘いものではないだろう。
 緊張感を失わないよう、毎朝の積雪状況を見守り、対応したい。
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ラジオ2022(2) 昨年ラジオを3種更新 スマートスピーカー2種とオリンパスPJ-20

2022年01月30日 09時38分37秒 | 近況・報告
 昨年は愛用していたラジオが2種が壊れた。経年変化なのだろう、やむなく更新した。
 身辺整理の年齢に至り、終活をすすめている時に新機種を購入すのは矛盾した行動であるが、ラジオ、パソコン、読書関係は別扱いである。

 ■Amazon Echo Show 5
 昨年2月、長く用いてきたラジオが不調になってきたので、Amazon Echo Show 5、通常価格1,5000円が期間限定で9,980円で販売していたので購入した。

 音声でコントロールできる多機能スピーカー「Amazon Echo Show5」を購入

 スマートスピーカーについて興味を感じていたので丁度よかった。これはAmazon社の製品の中では廉価品に相当する。本機は多機能であるが、私は今のところラジオを聴くだけ程度であるが、実に便利で頻用している。起床時から出勤時まで居間でスイッチが切られることはない。

 ■Amazon Echo Dot
 昨年12月上旬、Amazon Echo Dot、通常価格5,000円が期間限定で1,500円で販売されていたので、飯川病院で用いるために購入した。これは小さな円錐形をしておりディスプレイはない。だから映像を見ることはできないが、他はEcho Showとほぼ同様の機能を持つ。出勤時から帰宅時まで病院の自室でスイッチが切られることはない。

 ■「Radio Server Pocket PJ-20」

 昨年12月30日、オリンパス「Radio Server Pocket PJ-10」が突然電源が入らなくなった。電子回路ではなくボタンの問題だろう。10年以上用いてきたのでやむなしと諦めた。このシリーズは既に販売終了になっているが製品は大手通販のカタログには残っていた。今回は改良型のPJ-20を現役時の価格の1/4程度で入手した。基本的機能はPJ-10とほぼ同一で主たる機能はボイスレコーダーで、それにラジヲがついているという製品で、気軽に音声メモも録れる。録音のメモリーが2MBからmicro SDカードを利用して34MBに大幅にのび、かつ簡単に充電できる点が私にとって有用である。出勤の移動時などにNHKラジオを聴いたり、他機種での録音データを聞く。就寝時には枕の下で鳴っている。


(左がAmazon Echo Dot、右が「Radio Server Pocket PJ-20」でアンテナステーションで充電中)

 新しいものになかなか踏み出せない、ケチで保守的な私は、Aiにちょっと距離を置いていたのであるが、前2者はAi機能を応用している。今まで使っていたラジオとは比較にならないほどの機能があり面白い。

 生活の幅が広がった。
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ラジオ2022(1) 日曜日午前の楽しみ 子ども科学電話相談

2022年01月29日 05時03分13秒 | コラム、エッセイ
 ラジオはながらで聴いていても十分楽しめるから私にとってはとても有用、必須のメディアである。業務がなく病院の自室に一人でいるとき、自宅にいるときはほとんどつけぱなしである。また、出勤等の移動の際、寝る時にもオリンパスのラジオ付きボイスレコーダーPJ-20で聴いている。
 放送はNHK AMの第一放送、今はなぜかR1,と呼ばれているが、これが大部分、民放は聞くことがない。

 蚊の鳴くようなかすかな音でかけている。あまり計画的に聞くわけではないが、流れてくる番組を漫然と聞いている。比較的集中的に聞くのはAM1:00-5:00までのラジオ深夜便は好んで聞いている。

 いつとはなしに日曜日午前に放送される子ども科学電話相談を楽しみに聞くようになった。この番組は1984年からいろいろ変遷しながら続いてきたという。
 2019年春季の番組改編に伴い、レギュラー化した、という。
 番組では、「動・植物」、「天文・宇宙」、「科学」、「心と体」の疑問点を電子メールで全国の幼稚園・保育園児及び小・中学生から募集し、放送時間中にスタジオの専門家が電話で解説しながら回答する。
 国会中継がある日には中止になるのが残念である。2021年の夏休み子ども科学電話相談は東京五輪、高校野球選手権で放送時間が大幅に縮小され残念であった。今年も2月中の放送は北京五輪のために放送がない。

 2017年度から、「NHKネットラジオ らじる★らじる」の「聴き逃し配信サービス」ですべてが放送後1週間限定で配信されるから何かあって聞き逃した際にはとても便利である。

 電話で質問者と回答者が対話形式で進めるが、質問者が幼稚園児、小学低学年時の場合は説明に苦労する。それがまた面白い。
 また、回答者と質問者の間で交わされる挨拶もとても可愛い。気持ちが暖かくなる。
 質問は、中途半端に知識がある私には思いつかないユニークな質問があり、かつ本質をついているのが飛び出し、回答者が慌てる場面もあって面白い。

 最近の小学生は宇宙や恐竜などについて驚くほどの知識がある。私も刺激を受けて小学生の孫の一人から恐竜図鑑などを借りて勉強してみたが面白い世界である。

 最近の質問のいくつかを上げてみた。
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 ■風は音がするのになんで見えないの?
 ■シシャモはどうしてメスの子持ちのだけが売られているの?
 ■勝って勝つ。地上最強の生き物は何?
 ■きゅうりの棘はなんのため?
 ■バナナはなんで曲がっているんですか?
 ■みんなで力を合わせればまあるい地球が四角になりますか?
 ■世界で一眼頭の悪い動物はなんですか?
 ■太陽が沈むときどうして赤くなるの?
 ■ガスのタンクはどうして丸いの?
 ■新幹線は車より速いのにどうしてシートベルトがないの?
 ■地球上の空気はどうやってできたの?
 ■人はなぜ嘘をついてしまうの?
 ■ダメと言われるとやりたくなるのはどうして?
 ■小さい時に仲良かった猫が大人になって喧嘩するのはどうして?
 ■・・・・みんな面白すぎて上げきれない。
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COVID-19(2022)オミクロン株(5) コロナ自宅療養 患者の支援体制拡充を急げ

2022年01月28日 18時15分33秒 | 時事問題 社会問題
 COVID-19感染はデルタ株から、オミクロン株への置換された。オミクロンであるか否かの区別はもはや不要である。
 政府は重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人の医療を確保するために方針転換を表明した。軽症者の受診を控えてもらうため。これは医療資源に限りある以上やむを得ない。危機管理上のトリアージに相当する。

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 ■重症化リスクが低い感染者は医療機関を受診しないで自宅療養に入る
 ■自分で検査し、
 ■結果を行政側に連絡する。
 ■行政や医療機関は自宅療養者の健康観察を徹底、
 ■病状が悪化した場合は迅速に医療機関での受診、入院につなぐ。
 ■行政側の体制拡充を急ぐ。

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 オミクロン株が主流の現在の流行「第6波」では、かつてないスピードで感染者が増加している。まん延防止等重点措置の適用地域は計34都道府県に拡大した。

 オミクロン株は重症化率が低いとされるが、感染者の増加が続けば、一定の割合で病状が悪化する例が出てくる。

 医療を受ける権利は年齢層を問わない。自ら受診を控えて協力してくれる人への対応を充実させ、健康状態に変化があれば受け入れるべきだ。

 感染の有無を自分で検査するためには抗原検査キットが必要だ。
 市販品は既に品薄状態だ。自宅療養に入る人には保健所等を通じて配布すべき。
 政府は国内メーカーに買い取りを保証を行った上で当面1日80万回分まで増産するよう要請した。


 キットの多くは輸入品。需要は世界的に伸びており、品薄の早期解消は難しい。
  感染が疑われる人がキットを手に入れられない場合も想定し、対策を講じるべきだ。


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 ◉余談1 COVID-19関連については、PCR検査を含む検査用品、検査キット、ワクチン、治療薬のどれをとっても国産品はほとんどない。大体、COVID-19関連で国がどれだけの経費を遣っているのかはどこにも公表されていない。何故だ??

 ◉余談2 エネルギー関連でもほぼ全て輸入品に頼って、再生可能エネルギーの国産品はほとんどない。

 ◉余談3 食料品も米以外は輸入便りで食料自給率が上がらない。輸出元で今後自国用に囲い込みが増えてくると思うが、そんな時はどうやって乗り切るのか? 現にインドネシアで石炭輸出が国内需要を賄うためと制限している。

 ◉余談4 防衛だって然り、である。

 ◉余談5 人口減、少子高齢化対策も然り。

 結論 我が国の識者・行政の危機管理は問題が差し迫ってから慌てる。
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 岸田首相は「最悪の事態」を想定し「先手」で対策を講じる姿勢を強調してきたが、オミクロン株の感染拡大のスピードに対策が追い付いていない。


 対策の要となるワクチンの3回目接種について、首相は高齢者等の接種が完了するのは、2月末の見込みというができるかな?
 私の元に入ってきている一般希望者の接種予定表は3月以降である。

 対オミクロン株に関しては時間がない。希望者へのワクチン接種時期を一層前倒しすることが求められる。


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COVID-19(2022)オミクロン株(4) 中和抗体が低下しても免疫はあるはず

2022年01月27日 04時06分49秒 | 時事問題 社会問題
 オミクロン株感染は全世界的にも3億人ほど、日本中でも5万人以上と予想以上の感染者数に達している。オミクロン株は不顕性感染が多いと考えられるため、実際にはこの10倍ほどの感染者がいるものと推定されている。
 重症度は従来の株に比して低い傾向にあるが、未成年者を中心に感染者が急増し社会機能に影響を与えている。
 政府はオミクロン株の性質に合わせて水際作戦、陽性者・濃厚接触者待機時間期間、エッセンシャルワーカーの職場復帰陽性者の待機期間の短縮など新しい基準を発表している。
 「まん延防止等重点措置」は当初16都県に適用されていたが、さらに24日までに適用要請があった18道府県を合わせ、34都道府県に広がる。これには青森、山形など隣県も含まれている。

 識者や政府は3回目のワクチン接種を急がせているが、3回目の接種を終了したのはまだ対象者の2%に過ぎない。3回目の接種による感染予防効果、重症化予防効果は明快に示されている。これは朗報である。

 3回目のワクチン接種については、もっと早く進めるべきと思うが、私は2回目のワクチン接種が済んでいれば、もし感染した場合は体内でブースター効果が生じるはずであり重症化が避けられるのではないかと考えている。

 「中和抗体」定量による、COVID-19ワクチンの有効性評価はワクチンによって誘導された「中和抗体」のレベルで評価される。しかも、人の免疫には細胞性免疫と液性免疫があり双方が協力して関与する。一般的に「中和抗体は液性免疫の指標」になるが、細胞性免疫の指標にはならない。だから、「中和抗体」の推移を調べても人の免疫能を全て表しているわけでない。
 COVID-19ワクチンには各種の製品があるが一般的に使用されているmRNAワクチンはすべて、ウイルスのスパイクタンパクを抗原として使用している。

 インフルエンザワクチンは皮下に投与されるが、COVID-19ワクチンは筋注で接種される。
 mRNAワクチンは筋肉の細胞質内で活性化することで抗体を誘導する。その際、液性免疫も細胞性免疫能も刺激する。

 なお、「中和抗体」として1gA抗体、IgG抗体双方を産生し、前者は気道感染を、後者は肺炎の発生・重症化を予防する、と言われている。

 細胞性免技能は簡単には測定できないが、「抗体が陽性になった」ということは細胞性免疫も獲得した結果と考えられる。

 mRNAワクチンで誘導された「中和抗体」は、当初は高いが3~6カ月経過すると減少し、ワクチンの有効率は低下する。その観点から、3回目の追加接種が議論されている。しかし、血中「中和抗体」がどのくらいのレベルにあれば感染を防御するかは明らかになっていない。その際には細胞性免疫が代わりに作動し始めるはずである。
 だからと言って、「中和抗体」を測定することは、決して意味がないことではなく免疫能の目安の一つとして意義はあるだろう。
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