飯川病院は1970年(昭和45)、故飯川夫妻によって開院されたが、2023年(令和5)3月末日をもって閉院することとなった。
かつては病床数40床の循環器科病院として地域医療の一端を担っていたが、1998年(平成10)以降は療養型病院となった。
2010年(平成22)6月、飯川夫妻が高齢で引退されたために家内が院長に就任、2011年(平成23)年4月から小生も週3回午後に常勤的非常勤医師として勤務、他の3日はボランティアとして病弱な院長の業務を援助、また土日祭日は月に2-4回は日当直を担ってきた。
しかしながら築後50年も経過し、建物の老朽化が進み、大型の設備など、エレベーターや患者の入浴設備なども機能的に限界を迎えつつあり、それらは修理不能とのことで、今は祈るような気持ちで建物や設備をを騙し騙し使っている状態にある。
本年夏の法人理事会で本年度末をもって閉院と判断した。
私は運営には参加していないが、妥当な判断と思う。
(飯川病院の閉院はすでに広報されている)
現在閉院に向けて各種の手続きが始まっていると思われる。
来年度から私どもはどうするか?
私どもには近隣の中通リハビリテーション病院から非常勤としての勤務の誘いがあった。
院長は飯川病院の外来患者、入院患者を継続的に診て行くつもりのようである。
しかし、この病院ではカルテは完全電子化されており、電子カルテを扱ったことのない院長は補助者がいないと何もできないだろう。そうなると私が補助者として傍にいなければなるまい・・・・。
などなど考えている状態である。