福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

嫌音権2018(11) ヘッドフォン遍歴(7) 頭からずり落ちない工夫

2018年04月27日 04時37分15秒 | 音楽談義
 私はヘッドフォンで聴く音楽のほうが好きである。利点も大きい。
 私にとってヘッドフォンの欠点は、コードがあることと、動き回ると頭からずり落ちる事であった。

 前者に関してはいろいろ変遷したが、Bluetooth機能とノイズキャンセリング機能付きのWH-1000XM2でこの問題はほぼ解決した。

 私は落ち着きが無い。なんか発達障害でもあるのでは・・・と思っている程である。
 それを人前で隠し通すのにとても苦労してきた。何とか後ろ指を指される事もなく隠し通せた、と思っている。そんな努力に疲れた。だから今は人前には殆ど出ない、人とは交じらない。

 落ち着きのなさは、誰に遠慮もいらない趣味の世界になるとモロに発揮される。音楽を聴いている時も私はじっとしていられない。
 私にとって音楽などはずっと坐して聴くのではなく、ほとんどが何かをしながら聴く。ラジオを聴きながらのながら勉強は小学校の時からの習慣である。この悪弊がなければ別な人生もあったかもしれない。これは冗談。

 重装備のオーディを求めていたときはスピーカーの前に鎮座して聴くこともあったが、長くは続かず、何かをはじめてしまう。そのうちに私の音楽鑑賞方法自体が軽薄短小化し、主流がヘッドフォンに移っていた。

 通勤もヘッドフォンを用いながら歩く。これだけでも落ちやすい。時には小走り状態にもなる。そのほかにも園芸や畑仕事もする。こんな時には上をむいたり下を向いたりと一定しないからヘッドフォンはとても不安定でしょっちゅうずり落ちる。

 ヘッドフォンを頭の上に安定させる工夫は早くからやってきた。その方法は第二のヘッドバンドを付け、後頭部の方で抑える方法である。

 当初は古いハンドバッグなどを解体し、うすい皮革部分を選び切って作った。
 次に、市販のバンダナを利用して自作した。
 ここ数年は伸縮するプラスチック製のらせん状の紐(?)、名前はなんというかしらないが、これに付け替えた。ジレは便利でとても気に入っている。

 こんなちょっとした工夫で結果は全然違ってずり落ちて困る事はほぼ皆無となった。
 私の疑問は、なんでズリ落ち防止の工夫をしたヘッドフォンが市販されないのか??という点である。調べた範囲ではなかった。巷の方々のヘッドフォンの利用はよく分からないが、動き回らずに落ち着いて静かに聴いているのだろうか。私のアイデアは特許物だと思のだが・・・。

 とあれ、私のヘッドフォン編暦はもう終わりになりそうである。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/65/7568659e695d8e3586af490faf88642b.jpg?random=dcd7b819c54e6c5688837f6ad7800aef
(私の現状のオーディオ装置。軽薄短小もここまで進化した。音楽ソースはパソコンとiPod。ヘッドフォンのヘッドパッドにつけているのがずれ防止の螺旋状の紐)
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