参考
01、偶然的なものは無媒介の現実だが、それは同時に他者の可能性でもあります。と言っても、それはもはや先に〔現実性の第1形態として〕現れたかの抽象的可能性ではなく、存在する可能性〔実在的可能性〕であり、つまり条件なのです。
我々が、或る事柄の条件がどうのこうのと言う場合、そこには2つの事が含まれています。つまり、先ず第1には或る定存在、或る現出存在、一般に或るものが直接的な形で与えられているということであり、第2には、この直接的な存在が止揚されて他者の実現に役立つ使命を持っているということです。(小論理学第146節への付録)
01、偶然的なものは無媒介の現実だが、それは同時に他者の可能性でもあります。と言っても、それはもはや先に〔現実性の第1形態として〕現れたかの抽象的可能性ではなく、存在する可能性〔実在的可能性〕であり、つまり条件なのです。
我々が、或る事柄の条件がどうのこうのと言う場合、そこには2つの事が含まれています。つまり、先ず第1には或る定存在、或る現出存在、一般に或るものが直接的な形で与えられているということであり、第2には、この直接的な存在が止揚されて他者の実現に役立つ使命を持っているということです。(小論理学第146節への付録)