麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第576回)

2017-08-13 20:20:07 | Weblog
8月13日

あれこれ体のトラブルがあって、おじいさんとしての、「むなしいながらも落ち着いた時間」さえ手に入れることができません。読書も散漫。「暗夜行路」は四分の三でとまり、河出文庫で2年前に出ていたらしい(知りませんでした)ボルヘスの「幻獣辞典」(柳瀬尚紀訳)を手に入れて、ちょろちょろ読みました。この本が文庫になったのなら、ついでに「怪奇譚集」も文庫にしてくれればいいのに。でももしそうなっても、柳瀬さんが新しいあとがきを書くことはもうないんだなと思うと、さびしい気持ちになりました。
コメント
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