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2美術展に行く

2012年04月18日 18時43分34秒 | つれづれなるままに
2つの美術展を見に都内をまわってきた。一つは「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」、もう一つは「フェルメール 光の王国展」。

地下鉄で九段下へ行き、そこから北の丸公園を歩いて「東京国立近代美術館」へ。

      九段下から公園に入る田安門。ソメイヨシノは終わってた。

     公園内にはいろんな種類の桜があり、今を盛りと咲いてるのもある。

      「駿河台匂(スルガダイニオイ)」 桜餅の匂がした。奥は吉田茂像。
      「八重紅虎の尾(ヤエベニトラノオ)」 匂はしませんが、八重でかわいいですね。

  「東京国立近代美術館」の「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」

白州で現代アートを手掛ける作家さんと懇意にしていただいてます。そんなこともあってここ数年現代アートがおもしろいと思い、機会があれば鑑賞してます。ポロックなんて知りませんでした。TVでたまたま見かけたのです。凄い画家だと言うし、代表作を見せられて見たくなりました。
精神病を患い、最後は飲酒運転の交通事故で亡くなったようです。44才だったそうです。若いころからピカソを慕い、ある時ピカソの全集を投げ捨て、「彼が全てやりつくしてしまった。」と言ったそうです。それから独自の世界に至り、一躍有名になったようです。
今回展示された彼の代表作のひとつ「インディアンレッドの地の壁画」のコピーを買ってきました。ちょっと大きいです。室内にどう掲示するかこれから考えます。

 竹橋から地下鉄で銀座に移動。「フェルメール・センター銀座」の「フェルメール 光の王国展」へ。
フェルメールの生涯での全作(と言われてる)37点を「リ・クリエイト」(特殊にコピー)した物の展示です。監修したのは分子生物学者でTVによく出てくる福岡伸一。彼はフェルメールの研究者としてもりっぱな研究をされてるようだし、37作中34作は本物を見てるのだそうです。
最初はフェルメールの絵として驚きながら鑑賞したのですが、10作も見るとみな同じに見えるのと、新規コピー故の「偽物感」が出てきちゃって「迫り来るもの」を感じなくなり、飽きました。
贋作だからですかね、写真は禁止されてませんでした。有名な「真珠の耳飾りの少女」を前にした時にはもう写真撮る意欲も無くなってました。「本物を見なくちゃ」の思いが残りました。そんな余韻が残ったのだからこれもプラスだったでしょう。

ウィークデイの昼だというのに両展示会とも満員でした。フェルメールは有名だから混むのは解ります。ポロックが混んでるのをみると、僕が知らなかっただけで、知る人ぞ知る作家なんでしょうね。いいものを見れたとの満足感があります。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (mark)
2012-05-04 08:27:29
岳さん:フェルメール光の王国展はチケットをいただいたので私も行きました。感想は岳さんと同じでした。一番最初にあったキリストとマリア、マルタの作品は良かったと思いましたが、他の作品はなぜかあまり感動しませんでした。やはり「本物」ではないからかもしれません。フェルメールは日本で異常に人気がありますね・・・。日本人の感覚に合うのでしょうか?
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日本人 なぜ好き? ()
2012-05-04 12:44:12
markさん こんにちは。
白州は晴天。陽射しは暑いです。半袖に薄いベストで庭遊びです。
フェルメール かみさんも行きましたが、同じ印象だったようです。絵を見る力なんてありもしないのに、しらけたり、飽きたりする。贋物と知ってるからではなかったと追想してます。それにしてもなぜ日本人はあの絵がすきなんですかね?理解できんのです。日本人の文化と重なりはなさそうなんですが。
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