今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

至福の時

2022-05-31 | いろいろ
今日で5月も終わり、今月は家族との楽しい時間をたくさん過ごせました。
GW中は孫や子どもたちが入れ替わり遊びに来てくれ、
10日ほど前、子どもたちが私の記念旅行を企画準備、ご招待で温泉旅行へ行きました!
大人6人、8.5.3.1歳の孫4人の10人での旅行は初めて、備忘録として記事にしておきます。

日にちと集合時間・場所だけ知らされ、連休が終わってからはその日を指折り待ち、
とにかく久しぶり(8年ぶり?!)の宿泊旅行なので準備にオロオロ。。。
3年半ぶりに在来線に乗り東京駅に着いてみると、こんな豪華な列車での旅行!
1号車1列目に私たち夫婦、子どもたち2家族は6人用の個室で♪
 
(画像はJR東日本サフィール踊り子号HPより)

駅に着くと旅館の貸切バスが迎えに来ていて、どこへも寄らずに部屋へ直行です。
  
 
ホテル内のエステで久しぶりにオイルマッサージしてもらっているうちに、夕食タイム♪
30帖以上ありそうな大広間に私たち家族のみ10人、間をあけてテーブルが置かれていました。
 
活きアワビの踊り焼きや伊勢海老のお刺身など、海の幸がとっても美味しい♪
準備も片付けもせずみんながずっと座っておしゃべりできるのは、本当に嬉しいこと、
赤いちゃんちゃんこが用意されていて、みんなで記念撮影、サプライズでプレゼントまでいただき、
感激のあまり涙が・・・孫たちが「泣いちゃったよ。。。」と心配してくれました。
 
このプレゼントのチョイス、私の好みにぴったり♪

翌日はレンタカー2台で観光、1人ずつのリフトに乗って山へ登って眺望を楽しみ、
(本当は向こうに青い海と空が広がっているはず…の素晴らしい景色)
 
たくさんの動物と触れ合っているうちに、あっという間に至福の2日間が過ぎてしまいました。
大人は全員ワクチン3回接種、8歳5歳の孫も1回接種、他人と密になったり屋内の場面はなく、
(旅館の温泉も露天風呂メインで楽しみ、ホテル側の気配りも完璧でした。)
感染対策万全で企画してくれて安心でしたし、10日以上たって誰もコロナ発症していません。

2日間、孫たちがずっとそばにいて「おばあちゃんと一緒に」「おばあちゃんの隣」等々、
嬉しい言葉の連発で、この数年、こんなに楽しく幸せなことはありませんでした!
この孫4人は、たくさんの家族と血が繋がっているということにも感動します。
10日たった今も、ずっと笑っていたあの2日間の楽しさを何度も思い返しては1人にんまり、
モノよりコト、というのはまさにこういうことなのだと実感しています。
素敵な思い出がまた一つ増えました。
子どもが小さい頃から家族で国内外をたくさん旅行しましたが、
子どもたちに何もかもしてもらえる旅行は初めて!
みんな仕事をしながらの準備は大変だったでしょうに、感謝感激です。
またいつか一緒に出掛けられる日のために、健康こそが第一と改めて痛感する日々です。

34℃!

2022-05-29 | いろいろ
昨日に引き続き、今日も真夏の暑さで最高気温は34℃にまで上がり真夏日に!
家の中はひんやりしているのに、戸外は熱中症になりそうなムッとする蒸し暑さでした。
最高気温35.2℃を観測し、今年初めての猛暑日となった群馬県高崎市はほぼ隣です。

この週末は天気が良く湿度も低く、家中の窓とクローゼットの扉を開けて湿気を飛ばしました。
カーペットやカバー等冬の大物諸々を洗い干して片付け、ホットカーペットからい草マットへ、
ファンヒーターから扇風機へ、毛布と羽毛布団から肌掛けへ、夏のしつらいにしました。
湿度が低いからかTシャツ1枚で頑張ってもまだ汗はかかず、心地よい疲れとスッキリ感です。
家事がたまっている週末に天気が良いのは嬉しいです。
庭の芝生や木々の緑が綺麗、一番良い季節♪

早生種のブルーベリーが実り始め、超希少な初物を一粒ずつ大事に食べました♪
1年ぶりのフレッシュブルーベリーは皮が柔らかく、甘酸っぱさと甘さが絶妙の美味しさです。
ただ早生種はこの地の気候と土に合わないのか、木が大きくならず枯れてしまうことも多いのが残念…
 
玄関両脇に鉢植えの青色ロベリア、涼やかで見る度に爽やかな気持ちになり、夏にピッタリ☆
今夜はEテレで、久しく観に行けていない文楽をたっぷり楽しみます。
演目は「義経千本桜」と「嬢景清八嶋日記」嬉しいです♪

映画『流浪の月』

2022-05-27 | 映画
先日、映画『流浪の月』 を観に行ってきました。
なるべく広いホールで人の少ない時間、と選んでいったところ150座席以上に観客は3名…
映画館大丈夫?と心配になる少なさでした。

この映画の原作は「2020年本屋大賞」で大賞を受賞した凪良ゆう 著『流浪の月』
この小説は読んで面白かったし、松坂桃李君♡のキャスティングはピッタリ、
監督は映画「フラガール」「悪人」「怒り」などの李相日さん、楽しみにしていました。

内容は・・・
10歳の少女を自分の部屋に入れたために誘拐罪で逮捕された男が、15年後に成長した彼女と再会、
この15年のうちに2人とも自分なりの幸せを手に入れたと思っていましたが、
再会することで閉じ込めていた自分の気持ちに気付く・・・という、原作と変わらぬものでした。
BGMがほとんどなく、会話のみで進んでいくとても静かな映画でした。
私は原作を読んでいたので役者さんたちの演技に引き込まれて観ましたが、
原作を読んでいない人には、この二人の思いの深さはわかりにくいような気がします。
2時間半と長めの映画、2人のおじ様方は飽きてしまわなかったかな?

今日は一日不安定な天候でした。
朝から風雨が強く、止んだと思ったら日中は晴天でいきなりの蒸し暑さ、
夜はどうやって帰ろうかと思うほどの大雨で、冠水した道路を皆ゆっくり運転していました。
でも帰ってみたら、我が町には一滴も雨が降っていず、まさに「馬の背を分ける」雨だったのですね。
夜には稲妻も見えて、夏の到来を感じました。
晴天の続く予報の明日明後日に、家を夏のしつらえにしましょう。

修学旅行

2022-05-24 | 学校のこと
今日から3泊4日の日程で、中学3年生が予定通り修学旅行に出発しました!
関西方面を旅行する予定、「予定通り」何と素晴らしく素敵な響きでしょう。
昨日お昼休みに中学校図書館へ行くと、3年生のテンションが上がっていて、
口々に「楽しみー!」「行けて良かった!」「嬉しい♪」と言っていました。
小学生、中学生、高校生、大学生、どの学校でも今の3年生は入グラウンドは乱となった学年、
どうかせめてこの1年は通常通りの学校生活を経験できますように。。。祈

高校は今日が中間テスト最終日。
放課後のグラウンドや体育館は部活動で頑張る生徒たちの元気で明るい声が響いています。
こうやって少しずつ日常が戻ってきて、心配なく過ごせるようになると良いです。

出勤前に地元公立図書館へリクエストした本を受け取りに行き、
すぐそばの林の中の公園を久しぶりにウォーキングしました。
4月健康診断前の2ヶ月ほどは、毎日1万歩近く歩いていましたが、
検診後は、ケヤキ花粉、天候不順、何よりも気が緩んであまり歩いていませんでした。
これから夏に向かって日差しが強くなり日焼けや汗、熱中症が気になりますます歩かないかも…
でも、久し振りに歩いた林の中は木陰で涼しく、とても気持ち良く森林浴、
すがすがしくフィトンチッドをたくさん浴びた森林セラピーでした。
誰もいなかったので、マスク無しで綺麗な空気をいっぱい吸い込みました。
夏はここが良いね!
 
この場所の一部には古墳もあります。

ソン・ウォンピョン 著『三十の反撃』

2022-05-22 | 本の紹介
『三十の反撃』 ソン・ウォンピョン 著、矢島暁子 訳(祥伝社)、読了しました。
2022年 第19回本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれた作品です。

あらすじは・・・
非正規社員の三十歳キム・ジヘは、正社員を目指しながら半地下で暮らします。
平凡な彼女は、世の中にも会社にも期待することを諦めていましたが、
一癖ある同僚との出会いをきっかけに、社会に小さな反撃を始めるのです。
次第に自らを見つめ直し、自分らしい生き方を模索するようになった彼女は、
ついに「本当の自分」としての一歩を踏み出すことになるのでしょうか──。

アカデミー賞を受賞した韓国映画 『パラサイト 半地下の家族』の若者たちも30歳代でした。
そして、韓国に限った話ではなく、日本で「失われた30年」を生きてきた若者にも当てはまりそう、
平成生まれは生まれた時から日本経済の成長が止まり、明るい話を聞いたことがない世代です。
現代特有の生きづらさの中で、どうしたら生き生きと生きることができるのか、
それは、ほんの小さな「反撃」から始まります。
違うと思ったら反撃してみよう、と緩やかな元気と勇気を与えてくれる本と思います。

作者のソン・ウォンピョンは2年前の本屋大賞でも『アーモンド』で翻訳小説部門第1位を受賞しました。
最近、韓国人著者の本が多く出版されるようになりました。
昨夜、情報番組で日本経済の低成長について解説していました。
経済格差は広がり、大学・大学院を出ても正社員になれない人もいて、ブラック企業は増えている、
そんな状況を描き出した物語は、まるで日本に蔓延する問題を描いているようで他人事とは思えません。
「今の働きかたってどうなんだろう?」そう思ったら是非読んでみてください。

久し振りの青空

2022-05-18 | 学校のこと
今日は久しぶりに雲が晴れて太陽が顔を出し、気持ちの良い青空が広がりました!
3月下旬並みという低温と曇天に身も心もまたまた縮んでいましたが、
今日は朝から気分スッキリ!
太陽って偉大です。

お昼休みに中学校図書館へ行くため玄関から外へ出ると(中学校は高校の道を挟んだ向かい側)、
男子高校生たちが一方向を向いて芝生に座り、お弁当を食べていました。
この気持ちの良い晴れ空、外でご飯食べたくなりますよね♪
男子高校生たちの何という心温まる景色。。。

中学校校庭に面しているメタセコイアの木も青々としています。
 
5か月前の12月初めはこんな様子・・・
毎日、事件や事故や聞くに堪えないニュースが多数流れますが、自然はその営みを変えません。

中学校高校とも、明日から1学期中間テストが始まります。
4月は学校行事が多く、5月初めに連休があったのでテスト範囲は狭いですが、
その分、内容が濃くなりそうですね。
放課後の図書館には、勉強する生徒たちが続々と集まって来て、
コロナ前に近づきつつあります。
嬉しいです!

沖縄本土復帰50年

2022-05-15 | いろいろ
今日は、1972年に沖縄が本土に復帰してから50年の節目の日、
各種メディアで様々な情報や特別番組が流れた一日でした。

沖縄を題材にした小説で心に残っているのは、
第9回山田風太郎賞&160回直木賞受賞の真藤順丈 著 『宝島』(講談社)
原田マハ 著 『太陽の棘』(文藝春秋)

戦争中には日本で唯一地上戦が行われ、県民の4人に1人、12万人が亡くなり、
その後27年間もアメリカに統治され、その間に米軍に関する様々な事件が起こり、
本土に復帰し50年たった今もなおアメリカ軍基地は残されています。
そんな沖縄の悲しみ、苦しみを忘れられることのないよう語り継ぎ、学びたいです。
何よりも、沖縄の方々が幸せであってもらいたいです。

先日、TVで朝ドラの「ちゅらさん」総集編をちょっと見て、懐かしく思い出しました。
中年になるまでは朝ドラも大河ドラマも興味がなくほとんど見なかったのですが、
この「ちゅらさん」だけはとても面白くて楽しくて、ずっと見ていました。
その時に知った好きな言葉は「なんくるないさー(何とかなるさ)」と
「命どぅ宝(ぬちどぅたから )(命こそ宝)」、心がホッとします。

我が家は息子の小学校卒業を記念して家族で沖縄を旅行しました。
(冒頭画像はその時のお土産の紅型。)
沖縄文化の紅型や三線を体験したり、ホテルやビーチ、水族館や首里城へ行ったり楽しんだ他、
戦争の惨禍の残るひめゆりの塔や平和祈念公園、などへも行ったことを覚えています。
どうしても、と言われて買って抱えてきた三線、今は娘家族の家にあるはず、
最近あちこちでその音色を聞くので、またちょっと弾いてみたくなりました♪

メガネ

2022-05-14 | いろいろ
4年前にコンタクトレンズから、軽くてキラキラしたお気に入りの眼鏡を愛用しています。
レンズにキズが付いてきたのでそろそろレンズを取り換えようと思っていたある晩、
カーペットの上にメガネを置いてしまい、何と踏んでしまいました!
しかも、底の堅いスリッパを履いて・・・フレームが折れ曲がりレンズが外れるという大惨事!!
運悪くその翌々日は健康診断、替えの眼鏡では視力は0.3までしか出ません。

翌日開店早々にメガネ店に駆け込み、「こんなになってしまいました。。。」と見せたところ、
何と、使えるぐらいまでに直してくださったのです♪
でも、かなりダメージを受けてしまったのでいつ壊れるかわからないですよ…というので、
思い切って自分への節目誕生プレゼントとして新しいメガネを作りました♪

今までの眼鏡はチタン製でとても軽く、かけやすく、朝から晩まで全く疲れなかったので、
同じブランドのピンクゴールドのデザインを取り寄せてもらいました。
レンズはさらに薄型で、傷つきにくく、UVカット、ブルーライトカットも入れてもらいました。
キャンペーン中ということで、花柄の眼鏡ケースも嬉しいです♪

いただいた花々が、さらにたくさんの花を咲かせてとても綺麗!
 
この季節の我が家の庭は、マーガレットが満開で本当に気持ち良いです♪
 
 
マーガレットの間に紫蘭の群生も咲いています。

追悼 早乙女勝元氏

2022-05-12 | 本の紹介
作家の早乙女勝元先生が10日、90歳でお亡くなりになりました。
十数年前に本校でご講演いただいたことで身近に感じていたので、訃報に気落ちしました。

早乙女氏は東京都の出身で、12歳の時に1945年3月10日未明の東京大空襲を経験され、
下町が火の海に包まれる中、多くの人たちが亡くなるのを目の当たりにされました。
九死に一生を得たこの体験が生涯にわたる反戦・平和運動の原点となったそうです。
ご講演では穏やかな語り口ではありましたが、戦争の悲惨さと平和の大切さを訴えられ、
戦争に強く反対するお気持ちがひしひしと伝わったことを覚えています。
著作本を何冊もご寄贈くださり、
冒頭画像の本に「平和を子の手に」というお言葉と一緒にサインをいただきました。

早乙女氏は「東京空襲を記録する会」を結成、「東京大空襲・戦災誌」の編集に携わりました。
18歳で書いた『下町の故郷』が直木賞候補、その他『東京大空襲』『東京が燃えた日』等、
多くの著作本があり、本校にも30冊近く入っていますので展示しました。
 

今のウクライナへのロシア攻略をどのような思いで見られていたことでしょう。
折しも、今週末には沖縄の本土復帰50年を迎えます。
戦争は無益で誰も幸せにしない、その同じ過ちを二度と繰り返すことの無いよう、
いつまでも戦争の悲惨さを伝え、多くの人が知り、学んでいかなくてはなりません。

謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌

図書館だより「Library News 5月号」

2022-05-09 | 司書室より
冒頭画像は本校正面玄関そばにある桐の花、大きな2本の木には薄紫の花が満開です♪
かつて本校が女子高だった時の校章には桐がデザインされていました。
連休明けの今日、図書館だより「Library News 5月号」を全校に配信いたしました。
こちらです。Google版
まだまだコロナ禍が心配な昨今ですが、元気な生徒たちの姿が見られて良かった!

今月号の特集は「発表!第19回 本屋大賞」、先月発表された本屋大賞の紹介です。
10位までの多くの作品が本校図書館にありますので、ぜひ生徒たちに読んでもらいたいです。
大賞受賞は『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬 (早川書房)
他にも発掘部門「超発掘本!」には『破船』吉村昭 (新潮文庫)、
「翻訳小説部門」第1位は『三十の反撃』ソン・ウォンピョン:著、矢島暁子:訳 (祥伝社)
が発表され、こちらも順次図書館に入る予定です。

Library Newsの2ページ目は中学校・高校それぞれの図書館新着本の紹介。
先日、ブログでも紹介した『世界と日本がわかる国ぐにの歴史シリーズ』全13巻を紹介しました。

連休明けの影響か、高校では欠席者がとても多かったです。
1週間前の月曜日に授業はありましたが、ほぼ10日間のお休みだったので、
今日はリズムが整わない感じの方も多かったでしょうね。
長い連休でしたが、次の祝日は70日後とか。。。1学期はわりと長いのです。
でも、日常があるからこそ、非日常が有難く貴重に思えるものですよね♪