今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

初晦日

2021-01-31 | いろいろ
今日の朝刊で1月31日を「初晦日(はつみそか)」と呼ぶことを知りました。
この日の風習として、新潟県十日町地方では大晦日に年越し蕎麦を食べずこの日に食べ、
岩手・宮城県地方では蔦の正月といい、神前や門口に蔦を飾るそうです。
柳田國男の「年中行事覚書」によると、「この晩は鬼が覗きに来る」そうですが、
今年は一日早いよ!

職場と家との往復だけでほとんど何もしていないからなのか、とても時間の流れが早く、
あっという間に1ヶ月が過ぎました。
新年の晴れやかな気分も改まった気分も感じられないまま、1月が終わってしまいます。

人間社会のドタバタなどそ知らぬふりで、自然は淡々とその歩みを続けています。
まるで蝋で形作ったかのように美しい蝋梅の花が咲き始まると、春ももうすぐと感じます。
蝋梅がたくさん咲く地があるので見に行きたいのに、寒さと強風で躊躇していたら、
先日、ウォーキングの途中にたくさんの木がある場所を見つけました!
あたり一面ほのかに良い香りが漂っています♪
蝋梅も、花びらが丸いものや長いものなど、様々な種類があるのですね。
 
梅の花もほころび始め、いよいよ春近しといった感じです♪
 
リビングに置いてある購入してから4年目の胡蝶蘭が、今年も綺麗に咲き始めました。
翌年翌々年と30輪以上咲き、今年も30個以上の蕾があります。
目指せ全輪開花!!

毎年楽しみに行っていた世界らん展は、今年開催が変更され、
1か月遅れの3月末に東京ドームシティ プリズムホールを会場に、
日本大賞を選出するコンテストの個別株部門と、マーケット・展示を中心とした構成で、
規模を縮小し「世界らん展 2021- 花と緑の祭典-」を実施する予定だそうです。
行けると良いな!!

ブルーベリーでコロナ対策?!

2021-01-29 | ブルーベリー
昨夜、驚きのニュースを耳にしました。

「宮崎大学が、ブルーベリーの茎や葉から抽出された成分に、
新型コロナウイルスを不活化させる効果があるとする研究成果を発表しました!」

エェ―――?!
ブルーベリーがコロナ対策に役に立つとは!!

今までも知られていたことですが、
ポリフェノールが含まれるブルーベリーにはその抗酸化作用で免疫機能向上効果があり、
また、眼に良い効果があるアントシアニン色素もたっぷりで、食物繊維豊富な自然食品です。
当園堀内ファームHPでも健康食品スーパーフードとしてのブルーベリーの効用を紹介しています。
ニュースによると、ブルーベリーの特定成分によってウイルスが99.9%以上減少し、
新型コロナウイルスの感染力を抑えるとの結果が得られたそうで、
今後、治療薬などへの応用が期待されるということです!!
宮崎大学による研究結果のHPはこちら

しかも、実ではなくて茎と葉から抽出した特定成分からその効果が得られたそうで、
当園の無農薬無化学肥料の自然栽培ブルーベリーの実だったら、もっと効果があるでしょうか?
(茎や葉で良いのなら剪定して大量に捨てるほどあるので持って行ってもらいたいほどです。)
免疫力を高めるために、(今は冷凍中の)ブルーベリーをさらにたくさん食べようと思います!

暗く不安な話題ばかりの毎日に、ちょっと(実はとっても!)嬉しいニュースでした。
画像は昨夏の元気な当園ブルーベリーですが、今年はさらに頼もしさを感じそうです♪

内館牧子 著『今度生まれたら』

2021-01-26 | 本の紹介
内館牧子 著『今度生まれたら』(講談社)読了しました。
シニアのセカンドライフを描いた、定年した60歳の男性が主人公の『終わった人』、
加齢にあらがう78歳の女性が主人公の『すぐ死ぬんだから』に続く第3弾、
この作品の主人公は70歳の女性です。
前の2作同様、爆笑しながら読了しました。

「結婚至上主義時代に生きてきた主人公、将来をかけて勝ち取ったエリート夫は定年退職後、
趣味を楽しみ、優秀な息子2人は独立し、孫も生まれ、何の不満もない老後だといえる。
でも、自分の人生を振り返って節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか?
進学は、仕事は、結婚は?あの時、確かに別の道もあったのではないか?
一主婦であった私はこれから何をしたら良いのか?今度生まれたら別の人生を歩きたい!」

私も「こんなはずではなかった。」という思いに囚われた時に、
「あの時、違う道を選んでいたら?」と過去をやり直したい気持ちになったことがあります。
以前、友人ともそんな話になり、でも、今の経験値と知識を持って過去に戻るのでなければ、
きっとまた同じ道を選ぶんだろうね、と笑い合いました。
今の自分を作り上げたのは今までの経験あってのものなので、
それが嫌というのは、今の自分と今までの生き方を否定することになってしまい寂しいです。
思い描いていた未来を路線変更しつつ、それでも最善の道を考えながら進んできた今、それで良し。
アドラー心理学では「過去も未来もない。『今ここを生きる』のが幸せの条件」とも言っています。
今度生まれたら、飼い猫になりたいかなぁ♪

今月始まったTVドラマの中にも、タイムスリップで過去に戻ってやり直すドラマがありますね。
初回は見ましたが、今一つ感情移入できずにその後は見ていません。
今クール毎週録画にしたのは「監察医 朝顔2」「天国と地獄 ~サイコな2人~」
「にじいろカルテ」「オー!マイ・ボス!」「ここは今から倫理です。」の5本。
この中に、私の好きな映画「プラダを着た悪魔」と設定が良く似ているものがあるのですが・・・
お仕事ドラマが好きなのと、好きな俳優・女優さんのドラマは安心して見ることが出来ます。

2021年本屋大賞ノミネート作発表!

2021-01-24 | 本の紹介
昨夜から雪の予報が出ていましたが、今日までずっとみぞれ混じりの雨で雪とならずに良かったです。
それでもとても寒く、一日中ファンヒーターを点けっぱなしのリビングに籠っています。

全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める「本屋大賞」のノミネート10作品が発表されました。
(画像は本屋大賞HPより)

『犬がいた季節』 伊吹有喜 双葉社
『お探し物は図書室まで』 青山美智子 ポプラ社
『推し、燃ゆ』 宇佐見りん 河出書房新社
『オルタネート』 加藤シゲアキ 新潮社
『逆ソクラテス』 伊坂幸太郎 集英社
『この本を盗む者は』 深緑野分 KADOKAWA
『52ヘルツのクジラたち』 町田そのこ 中央公論新社
『自転しながら公転する』 山本文緒 新潮社
『八月の銀の雪』 伊与原新 新潮社
『滅びの前のシャングリラ』 凪良ゆう 中央公論新社
(作品名五十音順) 

先日発表のあった芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』と、
直木賞候補作『オルタネート』『八月の銀の雪』も本屋大賞候補作として選ばれています。
今までに私は候補作10作品中5作品を読み、
その中で良かったのは以前記事にした伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』です。 
第33回柴田錬三郎賞、本の雑誌『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR 2020」でも2位に入っています。

書店さん&出版社が猛烈に推してるなーと思ったのは、昨年の本屋大賞に選ばれた凪良ゆうさんの
受賞後第一作『滅びの前のシャングリラ』
「1ヶ月後に小惑星が地球に衝突し、突然「人類滅亡」が宣言された世界。人は最期の時をどう過ごすのか?」
作品の架空新聞「シャングリラ新聞」や冒頭30ページほどを抜粋した小冊子が書店で無料配布されていました。
最後まで「もし私だったら・・・」と考え続けながら読みました。
残り5作品もこれから読みたい本ばかり、4月14日の大賞発表が楽しみです♪
 
夫が散歩へ行き、途中で買って来てくれた「銘菓 ひよこ」久し振りで懐かしい味わいでした。
昨日のイチゴ大福も美味しかった~♪ あっという間にお腹の中へ、画像が無いのが残念!

入学試験

2021-01-22 | 学校のこと
本校の入学試験が始まりました。
本日22日は単願と併願①の学力試験と面接、明後日24日は合格発表と併願➁の試験、
この二日間で多くの中学生が受験します。
24日に雪の予報が出ていて心配です。

受験生が戸惑うことなく気持ち良く試験に臨めるよう、学校側はきめ細やかな準備をしています。
特に今年はコロナ感染予防のために、例年とは違う事ばかり、
今週初めから、在校生は分散登校&2日間の自宅研修、入試のお手伝いは無し、
試験場となる教室は机の数を減らし、間隔をあけ、もちろん消毒と厳重な対策をしています。

今後、2月と3月にも入学試験があり、
まだまだ受験のチャンスはありますから、どうぞご相談ください。

今年の春こそ直接的に対面での出会いとなるよう、コロナの収束を祈っています。
どうか、そんな楽しみな日が来ますように。

本校3年生の大学入学試験も、先週末の初の大学入学共通テストよりスタートしました。
(ちなみに私は共通一次試験世代。。。)
面白そうと思ったのは第一問の評論、香川雅信 著『江戸の妖怪革命』(2013年)からの出典でした。
江戸時代、商品経済と出版メディアの発達が急速に進み、妖怪たちは「キャラクター化」され、
「妖怪図鑑」「妖怪手品」「妖怪玩具」など、恐怖の対象から娯楽へと変わっていった、という画期的妖怪論です。
第二問の小説は加能作次郎 著『羽織と時計』(1918年)からの出典でした。
明治・大正時代の小説は、2000年以降生まれ、令和の時代に生きる彼らにはもはや「古典」かもしれません。

第164回芥川賞・直木賞発表!

2021-01-20 | 本の紹介
今日は大寒、暦通りに寒さが厳しい日が続いており、さらに空気がとても乾燥しています。
コロナ感染者数も減らず、昨日スーパーへ寄ったら一気に人が減ったような気がしました。

そんな今日、第164回芥川賞・直木賞が発表されました。
芥川賞は、宇佐見りんさん 著『推し、燃ゆ』(文芸秋季号)、
直木賞は、西條奈加さん 著『心淋(うらさび)し川』(集英社)に決まりました!
(画像は朝日新聞HPより)
ノミネートされた作品はこちら

宇佐見りんさんは現在大学2年生(21歳)、以前受賞された綿矢りささん(19歳)、金原ひとみさん(20歳)
に次いで、史上3番目の若さでの受賞!
2019年に『かか』で文芸賞を受賞してデビュー、同作で三島由紀夫賞を最年少受賞、
デビュー2作目で芥川賞候補となり、初めてのノミネートでの受賞と、一気に花開いた感じです。
受賞作は、応援するアイドルがファンを殴ったことに戸惑う女子高校生が主人公。
選考委員を代表して島田雅彦さんは
「ファンの意識に肉薄した作品。刹那的に見える言葉もかなり吟味されていて、文学的偏差値が高い」
と講評されました。

西條奈加さんは64年、北海道池田町生まれ。
会社勤めのかたわら、05年『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。
15年『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞を受賞し、おもに時代小説を書いていらっしゃいます。
受賞作は、江戸の片隅で身を寄せ合う長屋の住人たちが主人公の短編集。
選考委員を代表して北方謙三さんは
「非常に手慣れていて完成度が高い。エンターテインメントの時代小説として面白い書き手だ」
と講評されました。

私はどちらの作品もまだ読んでいませんので、これから読むのが楽しみです。
直木賞候補作を何冊か読みましたが、今回は短編集・連作集作品が多いと思いました。
また、芸能活動と作家活動を続けている加藤シゲアキさんの『オルタネート』が、
今回初めて直木賞にノミネートされ、受賞を期待されました。
残念ながらあと一歩のところ、次作を期待されているようなので、頑張って欲しいです!

追悼 安野光雅 氏

2021-01-17 | 本の紹介
昨日、ショッキングなニュースが入ってきました。
子どもの頃から好きだった絵本作家の安野光雅さんが、昨年末お亡くなりになったそうです。
94歳でいらっしゃいました。

初めて出会った本は『ふしぎなえ』、エッシャーの絵に刺激を受けて描かれた絵本は、
不思議な位相空間が軽やかに描かれ、文字がない絵本でもこんなに楽しいのだ!思いました。
 
『はじめてであうすうがくの絵本』『ABCの本』『さかさま』など
文字や音楽、数学や科学などの世界を、ユーモアに満ちた細密な画風で表現され、
我が子たちとも楽しんだこれらの本は今、孫のところへいってます。
時を超えて世界各地の街並みを描く『旅の絵本』シリーズは見ているだけで外国の様子が思い浮かび、
以前、さいたま市での展覧会でこの原画を見た時には感動しました!

最近では『平家物語』やシェークスピア、『三国志』などの古典文学の絵本化にも挑戦され、
司馬遼太郎のエッセー『街道をゆく』の挿画も担当されていました。

日本では、紫綬褒章(1988年)、菊池寛賞(2008年)、文化功労者(2012年)を受賞され、
世界的には国際アンデルセン賞の画家賞を1984年に受賞(日本人の受賞は1980年の赤羽末吉さんとお2人)、
先日見に行った「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」で1978年・1980年にグラフィック大賞を受賞するなど、
国内外で大いに評価された絵本作家さんでした。

長年好きだった作家さんがお亡くなりになってしまうのは、本当に淋しいこと。
故郷の津和野に多くの作品を常時展覧する「安野光雅美術館」が開館したそうで、
是非伺いたいと思っています。

謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌

オンラインヨガ

2021-01-15 | いろいろ
9月から楽しく通い始めたヨガ、コロナ感染予防対策万全で安心して通っていましたが、
緊急事態宣言発令によって「不要不急の外出」を控えるように、の提言に心が揺れていました。
ヨガは私にとって心身ともに大切な事なのですが、夜間の外出になるし・・・

そこで、今週からいつものレッスンを「オンラインヨガ」に切り替えてもらいました。
スタジオでのレッスンを、同時にオンラインで見ながら参加できるのです。
初めてだったのでZOOMでつながるまでちょっとドキドキ。。。
我が家の和室にヨガマットを敷いて参加したのですが、
初めはスタジオでやっている時に比べると集中しにくいし、身体の動きも今一つ、
でも、次第に動きと呼吸に夢中になり、1時間後にはいつもと同じように心身ともにスッキリして、
気持ち良く終わることが出来ました。
通う時間の短縮になり、感染の不安もなく、何よりもマスクをしなくて良いのでとても楽でした♪

駅構内でのプロジェクションヨガは残念ながら中止となっています。
不特定多数の方が一日中利用する場所では不安もありますので、仕方ないでしょう。
ヨガの最後には「シャバーサナ」という、
仰向けに横たわり全身の力を抜いてリラックスするポーズをするのですが、
前回のシャバ―サナ時には天井一面に海の映像を映してくれて、まるで海の中にいるようでした。
 

コロナによって失われたものは多いですが、得たこともたくさんあり、
特に「オンライン」の可能性の大きさを実感しています。
ヨガスタジオへは近隣の方しか行けませんが、オンラインを使えば全国の方が参加でき、
実際、山梨県や長野県の方も参加しているそうです!

学校の職員会議は、通常は100名ほどが大職員室に集まって大混雑なのですが、
昨日の会議はオンラインで行われ、端末さえ持っていればどこからでも出席出来ました。
緊張の中でこの1年を過ごした高校3年生は、明日、大学入学共通テストを受けます。
共通テストは近隣の試験場で受験するので多少安心ですが、
今後、私大入試と国立大2次試験のために公共交通機関を使って都内へ行く受験生が増えます。
人生の大事な場面を悔いなく過ごせるよう、社会全体で感染防止してあげて欲しいと思います。

図書館だより 「Library News 1月号」

2021-01-13 | 司書室より
今日から全3年生が登校していないので、校内は少し静かで淋しい感じがします。
図書館便り「Library News 1月号」を発行しました。
こちらです→Google版

新年号の特集記事は「2020年 年間ベストセラー」
書籍取り次ぎ大手の日販が発表した<総合>部門の1位から10位は以下のような結果です。
*印は、本校図書館にありますので、是非借りに来てくださいね。

1位 『鬼滅の刃 しあわせの花』  吾峠呼世晴 矢島綾 (集英社)*
2位 『鬼滅の刃 片羽の蝶』  吾峠呼世晴 矢島綾 (集英社)*
3位 『あつまれ どうぶつの森 完全攻略本+超カタログ』 ニンテンドードリーム編集部編著
4位 『鬼滅の刃 風の道しるべ』  吾峠呼世晴 矢島綾著 (集英社)*
5位 『あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド』 電撃ゲーム書籍編集部編 (KADOKAWA)
6位 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』  ブレイディみかこ (新潮社)*
7位 『ケーキの切れない非行少年たち』  宮口幸治 (新潮新書)*
8位 『世界一美味しい手抜きごはん』  はらぺこグリズリー (KADOKAWA)
9位 『鋼鉄の法』  大川隆法 (幸福の科学出版)
10位 『こども六法』  山崎聡一郎 (弘文堂)*

コロナ禍に見舞われた昨年、総合部門の第1位に輝いたのは人気コミック『鬼滅の刃』小説版、
3作品がランキング上位を席巻、コミックス最終巻を含め「鬼滅の刃ブーム」に沸いた一年でした。
本校図書館にも入っています。
また、緊急事態宣言下で「おうち時間」が増えたことによるゲーム需要で「あつ森」ブームとなり、
攻略本2冊がベスト10入りです。
上記の中で私が読んだのは2冊のみ。

本の雑誌『ダ・ヴィンチ』1月号特集は「BOOK OF THE YEAR 2020」
このランキングは単に売り上げ順ではなく、全国の書評家、書店員、ダ・ヴィンチアンケート会員、
読書メーターユーザーなどの “本の目利き“たちの投票によってつくられています。
こちらの小説部門のベスト10は以下の通り。

1位 『白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記』 小野不由美 新潮文庫 
2位 『逆ソクラテス』 伊坂幸太郎 集英社 * 
3位 『クスノキの番人』 東野圭吾 実業之日本社 * 
4位 『52ヘルツのクジラたち』 町田その子 中央公論新社
5位 『ライオンのおやつ』 小川糸 ポプラ社 * 
6位 『イマジン?』 有川ひろ 幻冬舎 * 
7位 『少年と犬』 馳星周 文藝春秋 * 
8位 『4畳半タイムマシンブルース』 森見登美彦 KADOKAWA * 
9位 『黒武御神火御殿』 宮部みゆき 毎日新聞出版
10位 『じんかん』 今村翔吾 講談社 *

首位に輝いたのは、18年ぶりに発刊された『十二国記』の完結巻で、
私は、以前の作品を読んでいないのでこれは未読です。
それ以外の8作品を読了し、本校図書館にもほとんどの作品が入っています。
この中で最近読んで良かったのが町田その子 著『52ヘルツのクジラたち』

「自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年、
二人は孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。」
読むのが辛いほどの孤独を抱えた二人が寄り添う姿に、人としての温かさを感じました。

3学期始業式

2021-01-12 | 学校のこと
今日は中学校・高校ともに本校の3学期始業式でした。
感染者増加、そして緊急事態宣言発令により、8日の予定だった始業式が今日になりました。
厳しい寒さが続くこの数日、今日は最低気温-4℃、日中も5℃までしか上がらず、
久しぶりに開館した図書館はすっかり冷え切っていてなかなか暖まらず、
どの本も冷たくなっていました。

高校は学年毎の分散登校、そしてオンラインでの始業式、
校内に新学期が始まったという活気はなく、生徒も教職員も緊張の面持ちです。
明日から、受験のない3年生は2月中旬まで自宅でのオンライン授業、
来週末に本校を受験する中学生のために、来週のみ1.2年生の登校も減らします。

再来週以降1.2年生は通常登校ですが、図書委員会の活動をどうしようか悩み中です。
全体で集まっての会議は今年度一度も行っていませんが、1.2年生を活動させるか…?
この先、さらに市中感染者が増えるとすれば、
1日1クラスだけの当番制だとしても生徒を図書館へ呼ばない方が良いのかな?!

2年生は、修学旅行がなくなってしまったので、代わりに日帰り旅行を計画していましたが、
これから先の状況で実施を変更するかもしれないということです。
学校現場は生徒のことを思う様々な気持ちで、毎日揺れています。

今日は夫の誕生日、外食もできないのでちょっと美味しいお寿司とケーキを持ち帰り、
リクエストのトレッキングシューズも届いて、プレゼントしました♪