本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

麦秋

2009-05-31 | いろいろ
地元の農地は今、こんなふうです。
一面の麦畑・・・きれいです♪
「小麦色」ってこんな色だったのだとこの地へ来て初めて知りました。
「小麦粉色」ではないのですよね。
二毛作が多いこの地では、田植えはまだまだ先です。

昨夜、楽しい集まりがありました♪
息子が小学生の時、サッカーのスポーツ少年団に入っていたのですが、
その同窓会がありました。
といっても、子抜き、母親だけの会です。
スポ少を卒業してから7年が過ぎましたが、
毎週の練習や試合応援、合宿などで培った結束は強いのです!

会場(飲み屋さん)に着いてあちらですと指されたほうを見ると、
なぜか20名近くのお母さんたちがいるのです。
「私たちの団の同期は8人だったはず・・・?」
と思いながら近づいていくと、その半分は私たちのメンバー、
そしてあとの方々は隣の小学校の同級生のお母さんたちでした!
偶然なのだそうです。
お互いにビックリ!

中学校では皆一緒だったので、知っている方がほとんどです。
あちらは30分早く始まったそうで、皆さんすでにかなりいい調子!
私たちも、向こうの小学校には負けられない(?)と頑張りました!
子どもたちがそれぞれ巣立って、
母親は夜、自由に出やすくなったということでしょうか。

次回は息子たちの成人式の後ね!と約束して、
楽しく賑々しい同窓会は終わったのでした♪

マスク

2009-05-27 | いろいろ
こういう型のマスク、見たことありますか?

先週金曜日、ある公的な会合で群馬県桐生市へ行きました。
そこには、関東7都県・甲信越・静岡の全10県から
1,200人以上の人が集まりました。

桐生市の「シルクホール」という大きなホールの入口を入ると、
「マスクを着け、消毒液で手を消毒してから中へお入りください。」
との注意書きと係員の大きな声。
そこにはマスク100枚入りの箱と消毒液がズラズラズラ~と並んでおりました。

マスク、どこでも品切れだそうですが、あるところにはあるのですね。

その中の一つの箱から取ったマスクがこれ。
「え~これって不良品?? 紐をつける場所、間違ってるよー!
いくらマスク会社が忙しくてあわてて作ったからって、これはないよね~!」
と、みんなで大受け♪

でも、これは不良品ではなく高級品だったのです!
ふつうは紐を耳にかけますが、
これはゴーグルのように頭に紐を回すのだそうです。
そうすると耳は痛くならないし、ピタッとしてより密着度が高くなるのだとか。
(後で、ネットから仕入れた情報です。)

知らずに大笑いしていた私たちです。
知らないということは怖いことです。

ちなみにシルクホールはUFOのような近未来的な建物でした。



県展

2009-05-25 | 学校のこと
「第59回埼玉県美術展覧会(県展)」の結果発表がありました!

県展とは埼玉県、県教委、県美術家協会、県芸術文化祭実行委員会が主催する全国最大規模の公募展で、
日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門があります。
15歳以上(中学生を除く)の県内在住、在勤、在学であれば誰でも出品できます。
約60年の歴史があり多くの皆さんに親しまれ、
毎回4,000点を超える出品があるそうです。

本校の美術部と書道部は毎年入選者を出し、今年も入選しました。
おめでとう!
文化部も頑張っているのです。

美術部は9名入選しました。
これで24年連続入選の快挙です!
一昨年まで指導して下さった菅野先生も入選されていました。
菅野先生は最近、HP 『ピカソがライバル』 を開設されました。

書道部は一名入選、顧問の高橋先生も入選されました。
埼玉新聞の審査評に、
「高校生が一名、篆刻部で入選したことを加筆しておく。快挙である。」
と評されたのが本校の生徒です。

応募4441点のうち、特選入賞者69名、入選1733点だそうです。
入選率は各部門平均で43・1%で、他県に比べて群を抜いたハイレベルな公募展なのだそうです。

入選・入賞作品の展覧会があります。
機会があったら行ってみてくださいね。

【展覧会の概要】
・平成21年5月26日(火)~6月17日(水)(月曜休館)
 10:00~17:30(入館は午後5時まで)
   金曜日は午後8時まで開会(入館は午後7時30分まで)
・埼玉県立近代美術館
        さいたま市浦和区常盤9-30-1
        (電話 048-833-9980)

阿修羅展

2009-05-24 | いろいろ
川崎から朝、東京へ移動。
今日は、上野の国立博物館へ。

お目当ては「阿修羅像」です。

混んでいるとは聞いていたのですが、博物館の中へ入れないとは!
「館内混雑のため入場制限をしています ここが最後尾 40分待ち」
傘をさしながら列に並びました。
(先週も同じようなことがありました。。。)

やっと博物館に入っても、人が多いことに変わりはありません!
ごった返していて、どの陳列物も最前列では見られない状態。
その最たる場所が、阿修羅像の周り。
「止まらないで下さい!時計回りに動いて下さい!!」との警告が発せられる中、
幾重にも取り囲んだ人々が時計回りにゆっくりと歩いています。
なぜかどうしても最前列へ行けないのです。。。
阿修羅のあの苦悩するような悲しむような表情から目が離せませんでした。

阿修羅のある興福寺の中金堂が1,300年の時を経て再建されるのだそうです。
平成22年(2010年)10月に立柱式を行い、
創建当初の姿となって平成27年(2015)に完成の予定です。
その時、奈良まで行ってみたいです。

今日は、国立博物館をすべて回ってみました。
今まで平成館での特別展しか入らずに、他はあまり見たことがありませんでした。
本館・東洋館・法隆寺宝物館へ。
社会の教科書や資料集でよく見た、たくさんの国宝や重文が並んでいました。
銅鐸や土器から始まって、浮世絵や茶道具、近世の彫刻など。
日本の文化も素晴らしいです!
東洋館にはエジプトから贈られたというミイラがあってびっくり!!
ミュージアムショップでお土産を見たり、美術書を見たり、
途中でカフェに入ったりと1日中楽しめました。
朝来て、帰りはもう5時過ぎ。。。
雨もすっかりあがっていました。

学生オーケストラ

2009-05-23 | いろいろ
半年ぶりに、学生オーケストラ定期演奏会へ行ってきました。
夏の演奏会の会場は、ほぼ定番になったミューザ川崎。
いつ行っても素敵なシンフォニーホールです♪

~今回のプログラム~

1・シベリウス
   交響詩「フィンランディア」
2・ビゼー
   歌劇「カルメン」第1・第2組曲より抜粋8曲
3・ショスタコーヴィチ
   交響曲第5番二短調作品47
アンコール:エルガー「変奏曲なぞ」からニムロット

残念ながら今回娘はステージにのっていないのですが、
団員名簿には入れてもらっていました。

プログラムを開くと、1枚のお知らせが。。。

「・・・首都圏での新型インフルエンザ感染の影響により、
洗足学園音楽大学教授・学部長である河地良智先生の活動が自粛となり、
本日の演奏会で指揮を振っていただくことができなくなりました。・・・」

これって、今週のことですよね!?
思わぬところでも影響が出ているんですね。
こんな直前のことで、演奏会、大丈夫~~~?とやや不安に。。。

そんな不安を吹き飛ばす素晴らしい演奏会でした。
今回のプログラムは社会的背景を踏まえた曲でした。

スウェーデンとロシアにはさまれたフィンランド。
ロシアの圧政から逃れるため立ち上がり独立戦争を盛り上げた「フィンランディア」

ショスタコービッチの「交響曲第5番」は、
スターリンの社会主義体制を脅かす前衛芸術の本質を持ち、「革命」の通称を持っています。

この大学の演奏会は今回で84回という長い歴史がありますが、
ショスタコービッチの交響曲は初めて演奏されるのだそうです。
女子学生が多い楽団ですが、すごい迫力でした!
圧倒されました。
みんな、本当によく練習したのでしょうね。
この演奏会をこんなふうにほめてくれた方もいますよ♪
こちら

この演奏会に、ベルギー在住時代にお友達だった方がいらしてくださいました。
川崎にお住まいなのです。
演奏会を一緒に聴いたあと、お食事しながら盛り上がりました!!
ゆっくり会いたいと思ったので、私はホテルに泊まることにしておいたのです♪
話題は、お互いの子供のこと、仕事のこと、ベルギー時代のこと、
日本人学校の同級生のこと。。。
お酒を飲みながら、話は尽きないのでありました!
すっごく楽しかったです♪

インフルエンザ

2009-05-19 | いろいろ
高校からの帰宅途中に見えた夕陽。
自然は変わらずこんなにきれいなのに。。。

新型インフルエンザで、日本中が大騒動になっています。
ここまで大変なことになると、誰が予想したでしょうか?
日本で193人が感染、世界中では42の国と地域で計9870人となったそうです。
日本は世界で4番目に感染者が多いのです。

感染者が多いのは関西地方ということで、
こちら関東ではそれほど緊迫感はありませんでした。
ほとんど誰もマスクしていないし。。。

でも今日、地元の中学校が3年生の修学旅行を中止したと聞いて、
何だか他人事ではなくなってきました。
延期でも行き先変更でもなく「中止」!
昨日さいたま市が中止したことが、埼玉県全域に影響を及ぼしたかもしれません。
この地域一帯の中学校はすべて中止です。

地元のM中学校は、
今週金曜日から2泊3日で京都・奈良への修学旅行が予定されていました。
新大阪まで新幹線で行き、そこからバスに乗り換えて奈良へ。
「新大阪」での乗り換えが一番ネックだったようです。

今日までいろいろと準備もしたし、楽しみにしていたことでしょう。
何だか、かわいそう。。。
中学生たちの気持ちを考えると、
猛毒性でもないし行ってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
でも、危ぶまれているところへ行って感染してしまったら大変。
「君子危うきに近寄らず」でしょうか。

直前のキャンセルなので、旅行社へのキャンセル料も発生するでしょう。
これは、子どもたちの負担にならないよう、
行政側でサポートしてあげて欲しいと思います。

本校2年生の修学旅行は、11月なのでとりあえず今のところは変更なし。
昨年までは、6月に行くコースもあったので、
昨年通りの予定だったら今頃やきもきしていたことでしょう。

このような非常事態、早く終息してほしいものです。
先が読めないところが、また怖いですね。

善光寺 御開帳

2009-05-17 | いろいろ
7年に1度の長野善光寺御開帳へ行ってきました。

我が家の子どもたち二人が一人暮らしを始めてから、
夫婦二人の生活になりました。
それもあってか、夫婦揃ってのお付き合いの機会が増えてきました。

先週末は、ベルギー駐在時に親しくしていた5夫婦10人で、
日本・銀座での同窓会♪
再会するのが帰国して以来、13年ぶりという方もいて懐かしかったです。
その頃、子どもたちは皆同じ現地の幼稚園に通っていましたが、
高校生、大学生、社会人になっていて、
家族の近況報告やブリュッセル時代の懐かしい話になって大盛り上がり!
みんなで「変わらないね~♪」と励まし(慰め?)あいながら楽しいひと時でした。

昨日今日は、夫婦で仲良くしていただいているご夫婦と4人で1泊旅行~♪
このご夫婦とは私の前の仕事で奥様と一緒になってから、
お互いに夫を巻き込んで夫婦ぐるみで仲良くなりました。
4人で食事したり飲みに行ったりしているうちに
「7年ぶりの善光寺御開帳へ行こう!7年後はどうなっているかわからないから。。。」
ということになったのです。

昨日は、信州須坂の豪商の館・田中本家、小布施・北斎館へ。
宿は渋温泉。
女性はお洒落な浴衣と下駄を選ぶことができて、
外湯めぐりや射的を本気で楽しみました♪

今日は、猿が温泉に入ることで有名な地獄谷野猿公苑。
そしてメインの善光寺御開帳へ!
7年に一度御本尊様の代わりとして、全く同じ姿の「前立本尊」が本堂に御開帳されます。
この前立本尊の右手と本堂前に立てられた回向柱が金糸と綱で結ばれ、
柱に触れると前立本尊の右手に触れたと同じご利益があるというのです。
雨でしたがすごい人出!!
長蛇の列の「ここが最後尾」という看板に並ぶと「ここから1時間です」。。。
それほどでもなく、柱に両手をついてお願いすることができました。
前立本尊への内覧は2時間待ち!だそうで、これはパス。

その後、すぐ隣にある「東山魁夷美術館」へ。
私はこの画家の大ファンで、前から行きたかったのです!

それから、川中島古戦場、松代城址、松代象山地下壕へ行ったのでした。

よく食べ、よく飲み、よくおしゃべりし、よく歩き、楽しかったです♪
歴史と美術の旅でした。

2009-05-14 | いろいろ
今晩、ちょっとした集まりがあってお食事をしました。
その時に、初めて見たものがこれ!

小鍋が各自にセッティングされていますが、
その下に釜と固形燃料が置かれていないのです。
鍋の隣にはお猪口1杯ほどの水が。

お店の方曰く、
「お鍋の下の方の注ぎ口に、そのお水を流し込んで下さい。」
どうなっているんだろう?と思って鍋を持ち上げてみると、
そこには乾燥剤のようなものが。

そういえば、乾燥剤に水をかけると危ないと聞いたことがありました。
乾燥剤に使われている生石灰(酸化カルシウム)は、
水を吸収して消石灰になると体積が約3倍にまでふくれ、粉末になって、
さらに、急に吸収すると発熱するのだそうです。

その性質を利用した発熱剤でした。
火を使わないので危なくないし、空気も汚れなくていいですね。
しかも、水を注いで温かくなるなんてマジックのようで楽しいです♪
湯気が出てきて鍋を触れなくなるほど熱くなりました!
ビックリ!!
でも、炎がゆらゆらするのを見ているのも好きなので、
ちょっと淋しいような気もしました。

ちょっと調べてみたら、レトルト食品を温めるとか、
非常時やアウトドアで使われていたりするようです。
いろいろと便利になっているのだなぁ~と他の方も皆ビックリしていました。


母の日

2009-05-10 | いろいろ
今日は母の日です。

主人からのプレゼントはこれ!
先月の誕生日と兼ねてということですが。。。
「LOUIS GARNEAU」(ルイ・ガノ)というカナダ製のクロスバイクです♪
(LOUIS V○ITTONではありません)
ちゃんとヘルメット付き。
かわいい色が素敵な24段変速ギアつきの本格的自転車です。

自分の自転車なんて、高校生の時に買ってもらって以来!
もう、ずっと、どこへ行くのも車なので。
主人は何台も自転車を持っています。
主人と息子は自転車で日本縦断もしました。
私はその時、ずっと車で伴走しましたが。。。

これを見た私の第一声は「え~~~ホントに?」
私、今年の目標にわざわざしなくてはならないほど運動しないのです。。。
自転車に乗ることもめったにないので、不安です。
ちゃんと乗れるかなぁ。。。?
しかも、ママチャリではないので乗る時と降りる時がこわい。
足が地面に着かないのですよ!!

でも、ちょっと乗ったら少しずつ慣れてきました。
(私の中でのイメージは天海○希が髪をなびかせ長い足で颯爽と走り過ぎる~)
今の時期、すごく気持ちいいです♪
そして自転車に乗っている時ってとても静かなことを発見。
耳元を過ぎる風の音と、タイヤのシャーという音しかしません。

今日は、二人でまずブルーベリーを見に行ってきました。

花が咲いている木もあります。
もう、実が大きくなっている木もありました!
今年もたくさんなりそうです♪

次に、地元でやっているポピー祭りへ。


紅いひなげしと黄色いポピーが満開!
ルピナスも多様な色でたくさん咲いていました。
ポピー祭りのイベントは来週までやっています。

さぁ、この自転車、どこまで乗りこなせるでしょうか?
私の新たな趣味になるか、それとも宝の持ち腐れになるか。。。
でも、健康のためにはきっといいでしょうね。
もう、お腹がペコペコですから♪

『 ブルータワー 』 石田衣良

2009-05-08 | 本の紹介
世界中から新型インフルエンザの情報が、毎日のように届くこの半月。
日本は幸い感染者は出ていません。
でも、マスクをしていたり、咳をしていたりするとちょっと不安に。。。

「新型インフルエンザ」と聞くと
数年前に読んだ石田衣良のこの作品を思い出します。
石田衣良は私の好きな作家♪
作者初のSF長編小説でした。

「悪性の脳腫瘍で、死を宣告された男が200年後の世界に意識だけスリップした。
 未来の世界は、地表は殺人ウイルスが蔓延して下層民はウイルスにおびえる。
 身分、地位の高いものは完全にウイルスから遮断された高さ2kmの塔の中で生活でき、
 上層階で高度に文化的な生活を営む。
 限られた塔という空間を巡って派閥が争い、また下層民たちはクーデターを企てる。
 完璧な階層社会を形成している未来。
 平凡な一人の男が、未来で塔を崩壊から救えるのか・・・」

9.11の同時多発テロをモチーフに、猛毒インフルエンザが蔓延する世界を描いた作品です。
作品を書くための取材で、感染症研究センターの「インフルエンザ室」の人に会ったりしたそうです。
これを読んでいる時は「そんなことはないだろう。」と思っていましたが、
今、何だか不気味な感じがしています。

「LIBRARY NEWS 5月号」を発行しました。
今月号の特集は「本屋大賞」です。
学校のHPにアップされています。
こちらです。