昨夜、赤坂のサントリーホールでのクラシック音楽演奏会へ行ってきました。
私は職場を少し早退し大急ぎ会場へ駆け付け、同行の娘は仕事が終わって間に合ったとか。
サントリーホールでの演奏会は久しぶり、来たのは隣のホテルでの
結婚式以来かもしれません。
ホテル内の美味しいパティスリーでブリオッシュを買ってちょっとつまみ、いざ座席へ。
今回は左のバルコニー席、ステージから近く、このホールでは最も音響の良い席だとか。
<プログラム>
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番《トルコ風》[ヴァイオリン:三浦文彰]
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻󠄀井伸行]
・モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》
オーケストラ: オルフェウス室内管弦楽団(アメリカNY)
~アンコール~
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章
・チャイコフスキー:弦楽セレナード より「ワルツ」
・グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」序曲
新進気鋭の若手演奏家、ヴァイオリニスト三浦文彰さん、ピアニスト辻井伸行さんの演奏を、
一度に聴けるお得な演奏会なのです。
プログラムもヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、交響曲と超盛りだくさん!!
プログラムを見るまで気が付かなかったのですが、このオケは指揮者なしでの演奏なのだそうです。
私は高校大学と音楽に関する部活動&サークルにいましたが、指揮者なしのオケは考えられない、
指揮者の音楽への解釈を演奏家が音楽にするものと思っていたので、どうなの?と思いました。
作品ごとにリーダーシップ的な役割をもつ音楽家をローテーションするシステムだそうで、
実際に、曲ごとにコンマスが変わり、
対話とコラボレーションを重視した綿密なリハーサルで成り立っているそうです。
若手ソリスト2人の演奏は溌溂としていて素晴らしく、綺麗な音の粒が上から降って来るようでした。
大河ドラマ「真田丸」音楽で有名になった三浦文彰さんの演奏を生で聞いたのは初めてですが、
弱冠25歳にしてこの素晴らしい演奏!これからますます楽しみな演奏家です。
辻井伸行さんの演奏は、昨年
5月、
11月と2回聴きに行き、
今回はとてもリラックスして演奏されているような感じがしました。
アンコールで弾いてくれたベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」第1楽章の音の繊細さに感動♪
オルフェウス室内管弦楽団は日本語で挨拶してくれたり、アンコールに2回も応えてくれ、
最後は全員が舞台前に並んで挨拶するなど、とてもフレンドリーで温かなオケでした。
春にふさわしい、軽やかでフレッシュで清々しい演奏会でした。
演奏会の後は、娘と二人で乾杯し食事しながらのお喋りが止まりません。
2人だけになる時間があまりなく話したいこといっぱいで、大笑いしながら楽しく過ごしました♪