今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

平成最後の日

2019-04-30 | いろいろ
平成最後の日となりました。

昨日 4月29日は昭和の日
今日 4月30日は平成天皇退位の日
明日 5月 1日は令和天皇即位の日

3つの元号が続く稀有な3日間です。
新元号「令和」が発表された今月初めごろから、平成を振り返るメディアが多くなりました。

そんな流れに乗って、私も自分の事を振り返る日々でした。
昭和に生まれた私、昭和61年に結婚したので昭和時代は親の庇護のもとにあった子ども時代。
娘が昭和63年生まれ、息子が平成2年生まれなので、平成時代は自分の家族を作り上げた時代。
平成最後の今日、5歳・2歳・0歳の孫がいるので、令和時代はおばあちゃん時代ということになります。

何といっても平成時代の30年間は、子どもを産み、育て、独り立ちさせ、子どもが結婚・出産するという激動の時代でした。
それだけに、嬉しいこと・楽しいこと・幸せなことが数えきれないほどいーっぱいあった反面、
辛いこと・苦労したこと・理不尽な思いをしたこともそこそこありました。
でも、平成の終わりと共に、私は「負の想いの断捨離」をすることにしました!
総じてみれば幸せなことの方がずっと多かったのに、負の想いに引きずられることはとても残念でつまらないこと、
これからは幸せな事ばかりを思い出し、積み重ねていけたらと思っています!

そんな平成最後の今日は、5歳の孫が「一人お泊り」をするため電車で仕事帰りのママに連れられて我が家にやって来ました♪
4/29~5/2はパパママはお仕事で、私は身近なところの子育て支援をする連休、駅までいそいそとお迎えに、
お泊りの荷物をたくさん持って、ニコニコ顔で改札から飛んで来て「よろしくお願いします!」とおチビがぺこり♪
 
お風呂での数を数える声、お風呂上がりに良い香りのする髪と身体を拭いてあげる、寝る前の歯みがき・本の読み聞かせ、
小さい子がいる生活は懐かしく楽しく、チビ机を用意し、平成最後の夜は5歳の孫と過ごしています。
明日から3日間は楽しい予定がいっぱいです!
まさにこれからの令和時代を背負って生きる子ども、今、世間は改元に浮かれていますが実は問題山積の日本の状態、
こちらこそ若者と子どもたちに「これからの日本をお願いしますね。」と言いたい気持ちです。

岩合光昭写真展 「ねことじいちゃん」

2019-04-27 | アート
10連休初日は、近隣のデパートで開催中の「岩合光昭写真展『ねことじいちゃん』」を見に行ってきました。
岩合さんの写真展へ行くのは「世界ネコあるき」「ネコライオン」に続いて3回目♪
しかも、今回は岩合さんご自身がお見えになりギャラリートーク&サイン会があるというのでテンション上がりました!!

11時と14時の2回トーク&サイン会があるというので、14時の会に間に合えばとお昼ごろ到着したのですが、
会場へ行くと、すでにどちらの入場券・整理券とも開店と同時に無くなったそうで・・・考えが甘かった!!
猫好きな方が多いのと、猫好きはもちろん岩合さんも大好き、世界的カメラマンを甘く見ていました。
昨年のヨシタケシンスケさんのサイン会整理券があと2人で無くなったことと言い、近所だからと侮れません。
休日だし近場だし、とついダラダラしてしまい出発が遅れたことを悔やみましたーーー!残念過ぎる!!

今回の写真展は世界的に知られる動物写真家・岩合光昭さんが初めて映画監督に挑んだ映画撮影時の写真展、
映画を撮影しながら、もちろん猫の写真も撮っていたのでしょう。
いつもながら岩合さんの猫たちへの温かな愛情あふれる約160点の写真、どの猫ちゃんも可愛いらしくて癒され、
また、撮影した島の風景も素朴で美しく素晴らしいです。
会場奥でのギャラリートーク部屋のドアが開けられていたので、トークも聴けたし人垣越しにお姿も拝見出来、
主演猫のベーコンとの出会いと主役決定の瞬間が運命的だったお話や、他の35匹の猫たちの名優ぶりのお話。
トークが終わってからのサイン会も指をくわえて見ていましたが、岩合さんの優しい笑顔はTVでお見掛けする通りでした。
今朝、会場入り口の看板に直接書いて下さったという大きな猫のイラストとサインを撮影して、これで我慢しました。
今週で、近隣の映画館での公開が終わってしまったので、来月隣市の蔵の映画館へ行きましょう♪

この映画の原作は、コミック『ねことじいちゃん』ねこまき(ミューズワーク)著 KADOKAWA これも読みたい♪
 
平成最後にマイカーのメーターが50,000㎞になりました!
先月車検だったので街(町)乗りだけで5年でちょうど5万キロ、この地に住んでいる限り当分車は手放せません。

辻井伸行×三浦文彰 オルフェウス室内管弦楽団

2019-04-24 | 音楽
昨夜、赤坂のサントリーホールでのクラシック音楽演奏会へ行ってきました。
私は職場を少し早退し大急ぎ会場へ駆け付け、同行の娘は仕事が終わって間に合ったとか。

サントリーホールでの演奏会は久しぶり、来たのは隣のホテルでの結婚式以来かもしれません。
ホテル内の美味しいパティスリーでブリオッシュを買ってちょっとつまみ、いざ座席へ。
今回は左のバルコニー席、ステージから近く、このホールでは最も音響の良い席だとか。
 

<プログラム>
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番《トルコ風》[ヴァイオリン:三浦文彰]
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻󠄀井伸行]
・モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》
オーケストラ: オルフェウス室内管弦楽団(アメリカNY)
~アンコール~
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章
・チャイコフスキー:弦楽セレナード より「ワルツ」
・グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」序曲

新進気鋭の若手演奏家、ヴァイオリニスト三浦文彰さん、ピアニスト辻井伸行さんの演奏を、
一度に聴けるお得な演奏会なのです。
プログラムもヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、交響曲と超盛りだくさん!!

プログラムを見るまで気が付かなかったのですが、このオケは指揮者なしでの演奏なのだそうです。
私は高校大学と音楽に関する部活動&サークルにいましたが、指揮者なしのオケは考えられない、
指揮者の音楽への解釈を演奏家が音楽にするものと思っていたので、どうなの?と思いました。
作品ごとにリーダーシップ的な役割をもつ音楽家をローテーションするシステムだそうで、
実際に、曲ごとにコンマスが変わり、
対話とコラボレーションを重視した綿密なリハーサルで成り立っているそうです。

若手ソリスト2人の演奏は溌溂としていて素晴らしく、綺麗な音の粒が上から降って来るようでした。
大河ドラマ「真田丸」音楽で有名になった三浦文彰さんの演奏を生で聞いたのは初めてですが、
弱冠25歳にしてこの素晴らしい演奏!これからますます楽しみな演奏家です。
辻井伸行さんの演奏は、昨年5月11月と2回聴きに行き、
今回はとてもリラックスして演奏されているような感じがしました。
アンコールで弾いてくれたベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」第1楽章の音の繊細さに感動♪

オルフェウス室内管弦楽団は日本語で挨拶してくれたり、アンコールに2回も応えてくれ、
最後は全員が舞台前に並んで挨拶するなど、とてもフレンドリーで温かなオケでした。
春にふさわしい、軽やかでフレッシュで清々しい演奏会でした。

演奏会の後は、娘と二人で乾杯し食事しながらのお喋りが止まりません。
2人だけになる時間があまりなく話したいこといっぱいで、大笑いしながら楽しく過ごしました♪

統一地方選挙

2019-04-22 | いろいろ
昨日、統一地方選挙後半が終わりました。
いつになく開票の結果が気になった選挙でした。

この地の町議選は1名だけ落選でほぼ無風状態、順当な結果でした。
ずっと気になっていたのは娘の住む区議選、娘のママ友が安定の行政ウーマンの職を辞して、
働くママと子どもたちのために区議会議員に立候補しました!
支持母体はボランティアの保育園ママ友たちだけ、
保育園つながりなのでもちろんみんなフルタイム正社員で働く若いママたち。
皆、保育園児を抱えご主人たちのご協力を得ながら、それぞれが精一杯の活動だったようです。
ネットの活動状況を見ていたら、数年前から娘も一緒に頑張っている姿をいくつか発見し、
今回初めて彼女たちの活動を知り、もはや親の全く知らなかった姿・世界でした。

夜遅くまで開票結果が気になってずっとネットでチェックしていたのですが、
なにしろ立候補者52名、落選12名という激戦区、なかなか開票結果が出ませんでした。
今朝ネットを見てみたら、その区議選史上最高得票数のトップ当選だったそうです!!
良かった~ママ友たちの勝利ですね♪
そして期待されているのです、是非ぜひ頑張って子育て支援に力を発揮してもらいたいです。
やってくれるのを待つのではなく、自ら動いて変化させようとする女性、素晴らしいです!

ママ友と言えば・・・
30年来のママ友に初孫が誕生し、娘さんが里帰りしているというのでお祝いに行って来ました♪
(もうママ友ならぬ「ババ友」です)
先月の下旬生まれ、本当に平成最後の赤ちゃんです。
生まれたてってちっちゃ~い♪ 可愛い~~♪ とワイワイしていたら、
お嬢さん手作りケーキと花束が「ハッピーバスデ―トゥーユー♪」の歌と共に登場しました!
 
手描きで描いてくれた似顔絵付き、感激で胸がいっぱいになってしまいました。
私が働くママとして一番大変だった激務&子育て孤軍奮闘時代(今で言うワンオペ育児)、
今の世の中のように皆が応援してくれる訳ではなく、悩んだり愚痴ったり励まし合ったりして、
話を聞いてもらうことで辛さをなんとかやり過ごし、
その頃はわからなかったけれどもこんなに長く付き合える有難い存在だったのです。
ババ友になるまで心を開いて付き合える友人、
「お互い老後一人だったら同じ施設に入ろうね。と笑いあっています♪
お互いに「どちら様?よろしくね。」って言うようになっていたりして。。。笑

記念日

2019-04-20 | いろいろ
今日は私の記念日、名前の通り今年も良いお天気でした♪

大きな手術から早十数年、今年も元気にこの日を迎えられたことに感謝です。
友人、知人、家族、皆さんからたくさんのありがたいメッセージをいただいたり、
バースデーランチやお祝い、お花など、
周りの方々あっての自分だと改めて実感し、本当に感謝しています。
 
皆様からの嬉しいお言葉を胸に、これから1年、また前向きに楽しく過ごせたらと思います♪
 
この「抱かれるのはキライ」は絵本『ねこのホレイショ』の言葉ですので、念のため。

それと、ここ数日届いた嬉しいご報告がふたつ。
頑張っている方のニュースは、幸せのおすそ分けでこちらまで嬉しくなります♪

最近、樹木希林さんの本を何冊か読んで、生きるということについて時折考えます。
『樹木希林 120の遺言 ~死ぬときぐらい好きにさせてよ』樹木希林 宝島社
 
そして、先日読んだ『長生きにこだわらない 最後の日まで幸福に生きたいあなたへ』矢作直樹 文響社
「逆算して余計な心配や計画をしたりせずに、「今」を楽しむ。」心がけたいです。
あ、もう出来てるのかな?!







1億5千万円のトイレ!

2019-04-18 | いろいろ
総工費約1億5千万円をかけたトイレが完成したそうです!

場所は京都市南区の東寺境内、今、東京国立博物館で展覧会「東寺」を開催中ですね。
50年以上前から使用されている前のトイレは、設備の劣化や和式便座への不満があったそうです。
新トイレは社寺建築を専門に手掛ける企業・宮大工が施工、木材には京都産のヒノキが使われ、
入母屋造の瓦ぶき、平安時代から伝わる釘を使わない伝統技法で建てられているそうです。
天井には格子戸があしらわれ、入り口には「平成東寺伝説絵巻」が描かれ、
五重塔の建築現場や真言宗の宗祖空海の逸話など、柔らかな色合いと表情豊かな絵物語まで楽しめるとか。
着工から1年3ヶ月で完成、
15日の竣工式では、僧侶がお経を読み上げ、厳かな雰囲気の中約80人の関係者が参加したそうです。

公衆トイレの話とは思えない豪華さ・素晴らしさ!
是非ぜひ、見に行ってみたいものです♪
ここはきっと東寺の新たな観光スポットになるでしょうね。

以前、娘と東寺を観光した時に意外なものを見つけました
池の端にあった柳に「小野道風ゆかりの柳」の掲示があったのです。
その絵は「柳と蛙」、そう、花札の絵として知られている小野道風の柳は東寺のものだったのです!
小野道風は和様書道の基礎を築いた書家として知られ、
藤原佐理と藤原行成と合わせて優美流麗な和風の筆跡で著名な「三蹟(跡)」と称されています。
(ちなみに唐風の力強い筆跡の「三筆」は嵯峨天皇、橘逸勢、空海)
でも、書の腕が上がらず落ち込んでいる時、柳に飛びつこうと諦めずに何度も繰り返す蛙の姿に励まされ、
「自分はまだ蛙ほどの努力をしていない」と目を覚まして書道に邁進したそうです。
「小野道風」 鈴木春信:画
 
京都在住の友人から届いた東寺の夜桜の写真、美しすぎます!!(掲載の許可頂いています)

ノートルダム大聖堂火災

2019-04-16 | いろいろ
今朝、TVのニュース映像を見て驚愕しました!
「パリのノートルダム寺院が燃えている・・・!!」そ、そんな。。。大ショック!
それから一日中、その後のことがずっと気になっていましたが、発生から8時間後ようやく鎮火したそうです。

ベルギー駐在中に何度も訪れたパリ、その中でもノートルダム寺院はお気に入りスポットでした。
パリ中心部にあるシテ島、そこにあるノートルダム寺院は創建から850年がたっています。
寺院前の広場にはいつも各国からの観光客がいっぱいですが、寺院の中に入るとその広さのためか静寂で、
見上げると高い天井、ステンドグラスから差し込む光、信者でなくとも敬虔な気持ちになれる場所でした。
パリを代表する観光地でありながら、その歴史と芸術性と美しさにも感動する大聖堂。

家族で行くだけではなく、日本からやって来た親や兄弟、友人等と帰国後も何度も訪れ、
思い出もいっぱい。
幼かった我が子たち、一緒に見た装飾や彫像、ステンドグラス、灯したろうそくの光・・・。
燃え上がり崩れ落ちる寺院に心が痛みます。
パリに留学していた娘もきっと心を痛めていることでしょう。

世界遺産に登録され、世界でも歴史的建築物、ゴシック建築の最高峰ともいわれている寺院、
この中央あたりから発火し全体の3分の2が消失してしまったそうです。
(悲しすぎて火災の画像は載せられません・・・)
石造りなのにどこが燃える?と思いましたが、屋根や骨組みは材木で造られていたのですね。
そこにあった立派な「バラ窓」(冒頭画像)も、火災の高熱で爆発したそうで残念極まりない!!
ただ、美術品と聖遺物は運び出されて全て無事ということで、ひと安心。

クリスチャンに限らず世界中の人がこの大惨事を悲しく思い、すでに寄付も始まっているそうです。
再建されるそうですがそれはもう当時のものではないわけで、失うことの淋し虚しさを感じた一日でした。

渋沢栄一 氏

2019-04-14 | 本の紹介
新年度最初の怒涛の1週間が慌ただしく終わり、明日からは学校も少し落ち着いてくるでしょう。

9日に、1万円、5千円、千円の紙幣を04年以来、20年ぶりに刷新すると発表されましたね。
(先週はわさわさバタバタしていて精神的にも落ち着かず、今頃の記事となってしまい失礼します…)
1万円札の肖像画には日本の資本主義の父とされる実業家の渋沢栄一、裏面は東京駅丸の内駅舎、
5千円札には津田塾大の創始者で女性教育の先駆けとなった津田梅子、裏面は藤の花、
千円札には近代医学の基礎を築いた北里柴三郎、裏面は葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」、だそうですね。

渋沢栄一氏の生まれ故郷である深谷市(この地の隣市)&埼玉県は大喜び!
全国的に知名度はどうなのかな?とは思いますが、埼玉県の3偉人と言われている、渋沢栄一(実業家、深谷市)、
塙保己一(盲目の国学者、本庄市)、荻野吟子(日本初の女医、熊谷市)は県北の隣り合った3市の生まれなのです。
深谷市はゆるキャラ「ふっかちゃん」に引き続き渋沢栄一が脚光を浴び、より観光に力を入れるでしょう。
下の画像は深谷市にある立派な「渋沢栄一記念館」私は行ったことがあります♪
 
こちらは東京駅とそっくりに造られたJR高崎線深谷駅。(画像はいずれも深谷市HPより)
新紙幣裏面に描かれる東京駅の駅舎に使われたのは、渋沢栄一が深谷に設立した工場で製造されたレンガなのです。

経済人が紙幣の肖像画に使われるのは初めてですね。
私は地元なので渋沢栄一を知っていましたが、中学歴史の教科書に載っていた覚えもないので知名度はどうなの?
実業家でもっと有名な日本を代表する大企業の起業家等が良かったのでは?と、初めは思いましたが、
ある一つの会社のためだけに尽力した人ではなかったからこそ、素晴らしいのだと思い始めました。
「日本資本主義の父」と呼ばれ500社近い会社の立ち上げに関与しながらも一大財閥をつくることはなく、
引退後は東京商科大学など実業教育機関の創設や各種の社会事業に尽力されたそうで、
埼玉県民としてとても誇らしいです!

著書としては『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一 (著)、守屋淳 (翻訳) (ちくま新書) が良く知られています。
 
学校には、少し簡単な『あらすじ 論語と算盤』渋澤健 (監修) 宝島社新書 も入れようと思います。

2019年「本屋大賞」決定!

2019-04-10 | 本の紹介
昨夜、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2019」が決定しました!
全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために「一番売りたい本」を投票だけで選出し、
第16回目となる今回は2017年12月1日〜2018年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。

大賞には瀬尾まい子氏の『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)が選ばれました!
他の作品に圧倒的な差をつけての首位、私も書店員さんが売りたいならこの作品だろうと思っていました。
ブランチBOOK大賞やキノベス1位にも選ばれていて、私も昨年の読了本の中でとても心に残る作品でした。
実の親による悲惨な事件が後を絶たない昨今、この作品は血がつながらない家族なのに子どもはとても幸福、
誰にでもおススメできる作品です。
ちょっとハードなところで『ベルリンは晴れているか』もとても良かったのですが・・・

「本屋大賞2019」ノミネート10作品の順位は以下の通りです。
10作品すべて読みましたが、感想を記事にした作品にはブログ記事のリンクを貼りました。

■2019年本屋大賞 順位一覧

大賞:『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ(文藝春秋)
2位:『ひと』 小野寺史宜 (祥伝社)
3位:『ベルリンは晴れているか』 深緑野分 (筑摩書房)
4位:『熱帯』 森見登美彦 (文藝春秋)
5位:『ある男』 平野啓一郎 (文藝春秋)
6位:『さざなみのよる』 木皿泉 (河出書房新社)
7位:『愛なき世界』 三浦しをん (中央公論新社)
8位:『ひとつむぎの手』 知念実希人 (新潮社)
9位:『火のないところに煙は』 芦沢央 (新潮社)
10位:『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎 (実業之日本社)

日本で翻訳された小説(新訳も含む)の中から「これぞ!」という本が選ばれる「翻訳小説部門」、
第1位には、アンソニー・ホロヴィッツ著、山田蘭訳の『カササギ殺人事件』(東京創元社)が選ばれました。

ホロヴィッツ、といえばアメリカのピアニストが有名ですが、こちらはイギリスの作家さん。
年末ミステリランキングを制覇したそうで面白そう・・・早速図書館へ入れましょう♪

昼休みには図書委員会を開きました。
100名近くの図書委員、連続3年目の生徒もいて、これからの活動を連絡しました。
当たり前ですが、元気な生徒たちを見ていると学校は初めに生徒ありきなのだ、と実感します。

今日は季節外れの降雪となり、昨冬からこんなに雪が降ったのは4月の今日が初めてでした!
桜吹雪と舞う雪、芝生の上に積もる雪、幽玄な世界が見られました。
 

図書館だより 「Library News 4月号」

2019-04-09 | 司書室より
今年度最初の図書館便り「Library News4月号」を全校に配信いたしました。
今月号には本校生徒・教職員のためのデータが載っているので、申し訳ありませんが公開できません。

表面は、例年通り本校図書館の概要とその利用方法の説明、
裏面は、一昨年4月から利用を開始し運用している「オンライン蔵書検索」の操作方法です。
図書館利用がより活発になることを期待しています。

明日4/10(水)お昼休みには、図書委員会を実施します。
また、利用者データ1,300名分の入れ替えが無事終了しましたので、明日放課後から貸出可能です。
図書委員の生徒たち、本好きの生徒たち、新たな出会いが楽しみです♪

  

木曜日は全校統一テスト、金曜日は健康診断、とスケジュールびっちりで、
連休までの3週間、生徒たちも教職員も駆け抜ける日々になりそうです。

「2019年本屋大賞」が今夜午後7時に発表されます!
どの作品が選ばれるか、楽しみ♪