今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

2023年回顧

2023-12-31 | いろいろ
今日は朝方に雨が降って乾燥と埃っぽさが無くなり、その後晴れて暖かな大晦日でした。
いつものように年越しの準備が終わり、聴きたい曲は数曲しかないけれど紅白を横目で見、
午後8時からは下野達也さん指揮のN響「第九」を聴きながらブログを書いています。
紅白の後はジルベスターのカウントダウン、
今年はコバケンによるチャイコフスキー作曲、交響曲第5番第4楽章♪

読書は1年間で89冊読了し、この数年では最多でしたが目標の年間100冊までもう少しでした。
毎年最後の読書は絵本で、今年の話題作 柴田ケイコ 著『パンどろぼう』(角川書店)
(画像はAmazonHPより)
第16回MOE絵本屋さん大賞2023 第1位 第11回リブロ絵本大賞、第1回TSUTAYAえほん大賞、
大人の本に混じって、トーハン、日販の年間ベストセラーにも入った作品です!
3歳孫娘も大好きで、シリーズ本とぬいぐるみを明日X'maプレゼントします。
パンどろぼうの表情や、たくさんのパンの種類など、お楽しみがいっぱいです♪

コロナが5類になり、コロナ以前が4年ぶりにやっと戻ってきた1年でした。
何もできなかった3年間を過ごしたことで、本当に大事なもの、大切なことを知り、
時間やお金の使い方を考えるようになりました。
今年の元旦におみくじで「アレ」を引いたせいなのか、厄年最後のあがきなのか、
悲しいことや辛いこともたくさんあり、悲喜こもごも、喜怒哀楽に満ちた1年でした。
世界的にも、社会的にも、万々歳の1年ではありませんでしたが、
各種スポーツワールドカップの大活躍、特に大谷選手の活躍はキラ星のように輝いています。

もちろんこの1年の中で、楽しいこと、嬉しいこと、心弾んだことも数知れず!
特に、芸術的な楽しみとしてクラシック音楽の演奏会に年間15回も行けました♪
若手ピアニストを中心に、リサイタル、コンチェルト、オペラ、交響曲と、
何か月も前から予約してワクワクしながら聴けるのは、とても幸せなことと思っています。
コロナ禍で始めたウォーキング、ヨガも続いているのは、ずっと自分の足で歩けるように。
何はともあれ、家族皆に大事が起こらず無事に今年を終えられるのは幸せな事です。

今月は、周りの方々から美味しいものを頂戴いたしまして、ありがとうございました。
丹精込められた野菜、新蕎麦粉での手打ち蕎麦、京のお漬物、有名洋菓子店のケーキ、
産直のフルーツ、名店の美味しいお肉、魚介類、等々、
年越しの頂き物は昔話の「傘地蔵」を思い出してしまいます。
我が家も皆様のおかげで無事年を越せますが、私は皆様に何か出来たのかな?
いつも気にかけて下さる方々に心から感謝申し上げます。

独り言のような拙ブログを訪問して下さった方々、本当にありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

大掃除

2023-12-29 | いろいろ
先日の宣言通り、この3日間は大掃除を頑張りました!

一昨日はやり終えていなかった窓ふき&電灯掃除&ワックスがけ準備のための片付け。
風のなかった昨日を選んで、1日がかりで大仕事のワックスがけ!
朝から、床に置いてあるものをすべて外へ出して、掃除機をかけ、床の水拭きをし、
ワックスを2度塗り、フローリングの床すべてがピカピカになりとても気持ち良いです。
やる前は出来ればやりたくないと思うのですが、この床を見ると疲れも吹き飛び,
今年もやり遂げられたという満足感と、怪我無く良かったとホッとした気持ちです。

今日は、帰省してお泊りの家族のために寝具を用意、天気が良く暖かで助かりました。
布団を干している間はキッチン&水回り掃除、
築30年を越す我が家ですがキッチンはピカピカになり、使いたくなくなります…
晴天続きのおかげで予定通り大掃除と年越しの準備が終わりました。
今日は15℃まで上がり、布団を持って上へ下へと動くと汗ばむようでした。
 
29日の今日を避けて、昨日のうちに玄関にしめ飾り、他に招き猫や鏡餅を飾り、
カレンダーも架け替えて年越しの準備は万端、元旦に歳神様&家族を待つばかりです。
腰と腕が痛いですが、目の前のことに無心で取り組むのはヨガの精神に近い気がして、
家中が綺麗になり心はスッキリしました。

夜になるとPCに向かって孫たちへのオリジナルのポチ袋&箸袋作り、
これは好きなことなので楽しくてあっという間に時間が過ぎます♪
明日は今年最後の買い物に!
元旦はお休みするスーパーがほとんどになったので、明日明後日は混雑必至でしょうが、
これも年の瀬のお馴染みの風景、お正月感でいっぱいです。
この地は家族が帰省してくる家庭が多いので、売っているものは大容量ばかりです!!

Merry Christmas☆

2023-12-25 | いろいろ
今日はクリスマス☆
今年のクリスマスデコレーションは、Wedgwoodのジャスパーキャンドルとプレートを中心に
我が子たちの生まれ年のリヤドロのクリスマスオーナメントやキャンドルホルダー等、
青、白、シルバー、ゴールドでシンプルに飾りました。

今朝は、日の出前の早い時間から活動開始、
宵っ張りの朝寝坊の私にとって、日の出を見るのは滅多にないことです!
露天で停めてある車はガチガチに凍り付いて、霜がなかなか溶けずに困りました。
 
出発時にはマイナス4℃という厳寒の冬の朝です。

今日の用事は実家の父の付き添いで、心弾むようなものではありませんでしたが、
無事に半日が過ぎ、安心して新しい年が迎えられそうで心からホッとしました。
長時間の待機になるので、近くのショッピングセンターへ。
 
これが今年最後に見るクリスマスツリーかも、今年は多くのツリーを見られました☆

夜は夫と我が家でのクリスマスディナー、
といっても、先日チキンは食べたので、オードブル、生ハムやお寿司、ケーキ等で乾杯しました。
子どもたちが独り立ちしてからは、クリスマスよりも家族みんなが集まるお正月がビッグイベント!
これからの1週間、年末年始の準備に邁進します!(と、自分を追い込もう…)

IMA CLASSIC CONCERT 北村明日人

2023-12-24 | 音楽
昨日は、今年最後の演奏会として練馬区のIMAホールへ。
何年振りかの東上線で今まで数えきれないほど通過した成増駅へ初めて降り立ち、バスで光が丘へ。
日常的にバスに乗らないので、都内のバスは乗り方降り方がよくわからずドキドキです。

演奏会まで時間があったので、近くの光が丘美術館へ。
地図アプリを見ながら歩いていると、都内では疾走する多数の自転車に轢かれそうになります!
開催中だったのは「中野嘉之・森田りえ子展」
中野嘉之さんは壮大な山の自然美、動物の繊細美など高い品格を備えた日本画、
森田りえ子さんは、四季を彩る草花や、美しさの中にも強さを持つ女性像が素敵でした。
作品とともに興味を持ったのが美術館の建物、堂々とした素晴らしい2階建ての蔵造りで、
梁の巨木こそカナダ製ですが、欅の大黒柱、その他の木はこの敷地内に生えていたものとか。
 
大変貴重な伝統品(世界限定12台の特別モデル!)の、
ベーゼンドルファー製作の1000年祭グランドピアノが展示されていました。

これを使用した演奏会もあるらしいので、いつかこの音色を聞いてみたいです♪
(写真は美術館HPより)

いよいよ夜の演奏会は、ピティナ特級グランプリの北村明日人によるピアノコンサート。
ソロピアノ演奏あり、キッズ達と作り上げるブルグミュラー企画もあり、小1孫娘も登壇しました。
いつか生で聴きたいと思っていた北村明日人さんの演奏が、こんな近くで!

【プログラム】
《ピアノソロ》
 グリーグ:ホルベルク組曲(ホルベアの時代より) Op.40
   1.前奏曲
   2.サラバンド
   3.ガヴォットとミュゼット
   4.アリア
   5.リゴードン

《キッズ共演企画》 キッズ連弾:7名、朗読7名、イラスト展示
 ブルクミュラー(ブルグミュラー):25の練習曲 Op.100より
   19.アヴェ・マリア
   20.タランテラ
   21.天使の合唱
   22.舟唄
   23.再会
   24.つばめ
   25.貴婦人の乗馬

《ピアノソロ》
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」より 第2楽章

北村明日人さんは20代後半、コンクール入賞後多くのプロオケやソロで演奏会を開催しており、
このように子どもたちとのイベントにも参加してくださっているようで、素晴らしいです。
ブルグミュラー教則本は私も娘も練習した覚えがありますが、
プロとの連弾となると重厚感が増して、まるで違う曲のように聞こえました。
先々週原宿で一緒に遊んだ孫娘は、今日はおめかししてお澄ましでステージで朗読しました。
娘はほぼ主催者として、初めから最後まであちこち駆け回って仕事を頑張っていたので、
私が孫を着替えさせたり、出番の合図をしたりと、ちょっとはお役に立てたかな。
孫は北村さんと記念撮影、サインやプレゼントを頂いたりと大喜びで、
おばあちゃんの私もちゃっかり北村さんとのツーショット写真を撮ってもらいました♪
 
外の通りはまばゆいばかりの光のイルミネーション。
ここは、戦前は練馬大根の産地、戦中は滑走路がある飛行場で、戦後はアメリカ人居住区となった場所、
今、人々がイルミネーションを楽し気に家族や仲間と見上げ、手にはクリスマスプレゼントやケーキ、
こんな平和で幸せな光景がずっと続きますように、とも願うクリスマスイブイブでした☆

2学期終業式

2023-12-22 | 学校のこと
冬至の今日、学校は2学期終業式でした。
コースによっては27日まで冬期講習、そして年明け1月9日(火)の始業式まで2週間のお休みです。

12月に入ってから期末テスト、2年生修学旅行、三者面談、キャリアガイダンスと、
学校はまさに「師走」!! 誰もがいつも大忙しの感じです。   

今日は冬至でもありますね。
1年で一番日が短くなる冬至の日は「一陽来復(いちようらいふく)」と言い、
人間の魂が一時的に死に、太陽が帰り来て再生すると考えました。
そして、イヤなこと、悪いことはこの日を境にして、改善、良い方に向かいますので、
年明けはまだですが、明日からちょっぴり気持ちも新たに。

我が家の柚子は最近あまり実らず、柑橘類大好きな私はちょっと残念・・・、
でも、初実りのブランドミカン(はるみ)と豊作の金柑10粒を毎日食べてビタミン補給、
各種の感染症が流行っているので、罹らずに3学期を迎えたいです。

この数日、冬将軍到来で寒さが厳しく、この地の今朝の最低気温はマイナス5.6℃!
真夏のあの猛暑の空気をどこかに貯めておければいいのに。
寒さは厳しいものの晴天続きではあるので、
メディアで見る日本海側、北陸地方の大雪は本当に大変なことと思います。
冬休みはやらなければならないこと(ほぼ手つかずの大掃除、年越し準備、お正月準備)が多く、
忙しいながらも家族と楽しく過ごしているうちにあっという間に終わってしまうのです。

最終回

2023-12-19 | いろいろ
先の日曜日に、大河ドラマ『どうする家康』と日曜劇場『下剋上球児』
が最終回を迎えました。
TVを見る時間がどんどん減り、この秋はドラマはこの2本しか見ていませんでした。

『どうする家康』は歴代ワースト2位の視聴率になってしまったそうで…
私は、子どもたちが家にいた15年前頃までは大河ドラマを見る習慣はなく、
夫と二人暮らしになって観るようになったのですが、
ドラマ序盤はワクワクして面白いのに、なぜかどれも中盤以降つまらなくなってしまい、
後半は義務的にほぼ時間つぶしにTVを点けているという状況です。
最後まで面白く興味を持って観られたのは、渋沢栄一の生涯を描いた『青天を衝け』など、
数えるほどです。
今回のドラマの最後のシーンは家臣たちとの「海老すくい」を踊っている場面、
ドラマも家康自身もこの頃が一番楽しかったのかな?!

来年は『源氏物語』を執筆した紫式部の物語。
主人公が女性で、舞台が平安時代では、頼みの中高年男性は取り込めないかなぁ~、
今年よりさらに視聴率(と経費)が心配ですが、古典好きの私はとっても楽しみです♪
『源氏物語』関連の書籍も数多く発売され、
学校図書館に入れている雑誌『芸術新潮』今月号も源氏物語が特集でした。
(画像は新潮社HPより)

日曜劇場の『下剋上球児』は面白かったです!
毎週ハラハラドキドキ、ワクワクしながら監督と野球部員の熱い思いに触れ、
学園物のドラマはあまり見たくないのですが、これは良かったです♪
次期はオーケストラがモチーフで西島秀俊さんと芦田愛菜さんが主演、
クラシック音楽の演奏も楽しめそうで、こちらも楽しみです♪

映画 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

2023-12-17 | 映画
昨日は、千葉県と神奈川県で26℃まで上がる夏日、この地も20.1℃と季節外れの暖かさ、
というより明け方にかなり雨が降ったので、ムッとする様な暖かさでした。
暖かさにつられて大掃除の第一歩、家中のカーテンを洗濯しました!
今日は明け方から冷たい北西の風が強まり、一転して冬の寒さとなりました。
毎日の寒暖差、朝晩の寒暖差に、身体が戸惑っているようです。

映画 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』観てきました。
原作は、SNSやTikTokで話題になりシリーズ累計発行部数85万部を突破した汐見夏衛の小説、
学校図書館にもポスターが送られてきました。

作者は鹿児島県の中学生の時に社会科見学で訪れた知覧特攻平和会館での衝撃や感情を元に構想し、
実際、作中には鹿児島県知覧町にある富屋食堂で「特攻の母」と呼ばれた、
鳥濱トメさんをモデルにした人物も登場します。
若い頃に心に響く体験をすることは大切なのですね。

私は、ネット小説からの本やライトノベルをあまり読まないので、
表紙の絵やタイトルが中高生向けかなと思い原作は未読、予告編も見ず映画に臨みました。
映画館は中高生や若い方が多く、思っていた以上に人が入っています。

内容は・・・
これから楽しみにしている方のために控えますが、
内容の繋がりや発言に首をかしげる場面もありましたが、
今とあの頃とは考え方も生き方も大きく変わっていますし、逆に思わず涙した場面が多々…
戦争がテーマの作品は、様々な形でずっと作り続けていくことこそが大切だと思います。
映画の舞台は夏なのに、公開日を12月9日にしたのは真珠湾攻撃の日だからなのでしょう。
映画最後に福山雅治の『想望』が流れると、その歌詞にも胸打たれました。

主人公二人を演じたのは、昨年と今年の朝ドラで大活躍の福原遥さんと水上恒司さん、
水上恒司さんは高校3年の野球部引退後、演劇部顧問の教師にスカウトされ、
全国高等学校演劇大会に、奇しくも特攻隊員役で出場されたそうです!
映画の中に、野球の試合でピッチャーを務めるシーンもありました。

結果や状況がわかっている今だから、戦争や特攻隊について批判的なことを言えますが、
渦中にいる人にとっては、とにかく目の前のことを何とかしなければなりません。
あんなひどい戦争があったのに、今、世界では紛争や戦争が収まらず、
メディアで見ると悲しいことばかりが続いています。
「戦争で良いことは何もない」経験された方の多くが語っていらっしゃいます。
この先ずっと、安心で安全な日本でありますよう、心から祈っています。

この小説には、『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』 という続編があります。
また、汐見夏衛さんの『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は、
2023年9月に映画公開されました。
汐見さんの小説タイトルはとても長く、しかも似ていて、なかなか覚えられない。。。

塩田武士 著 『存在のすべてを』

2023-12-15 | 本の紹介
塩田武士 著 『存在のすべてを』(朝日新聞出版)読了しました。
深い感動に包まれています。

平成3年に神奈川県で発生した二児同時誘拐事件、
被害男児の一人はすぐに発見され、もう一人の男児は3年後に祖父母宅へ無事帰されます。
誘拐事件から30年、当時捜査を担当した刑事と共通の趣味で信頼を得た新聞記者が、
その刑事の葬儀をきっかけに、3年間の空白を探し始めます。

作品は写実絵画が重要なモチーフになります。
その絵をたどっていくことで真実に少しずつ近づき、
思いもかけなかった繋がりと、主要な人物の深い思いやりや愛情に満ちた世界に触れ、
読み終わるのが切なくなるような作品でした。
「存在」こそがすべて、今この目の前にあることの大切さを知った思いです。
また、絵に向き合う画家の放つ言葉の数々が哲学的で、深い考えに胸打たれました。
この作品が直木賞にノミネートされないとは…
私はこういう作品が好きです。

取材を続けて事実に辿り着いたこの記者は、記事にして公表するのでしょうか?
その記事によって、愛情と情熱にあふれる人々が大切に守り続けてきたものが、
失われないことを祈ります。
受け取り方によって、事実と真実が違ってしまうことがあるので。

芸術の世界には様々な面があり、残念ながら世に出ない作家も多いのでしょうね。
近ごろ「写実絵画」はホキ美術館が出来たこともあって注目されていますが、
以前には「写真で良い」という考え方から低い扱いしか得られませんでした。
本の表紙は写実画家 野田弘志さんの「THE-9」という作品で、
張られたワイヤーの緊張感が、緊迫感のあるこの小説にぴったりだと思いました。

塩田武士さんの作品は『罪の声』(講談社)や『騙し絵の牙』(KADOKAWA)を読んだことがあり、
どちらもTVドラマと映画に映像化された面白い小説でした。

第170回芥川賞・直木賞候補作決定

2023-12-14 | 本の紹介
このところ暖かな日が続き、8階図書館から見える浅間山の雪はかなり溶けています。

昨日、「第170回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補10作品が発表されました。

■第170回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
安堂ホセ 『迷彩色の男』(『文藝』秋季号)
川野芽生 『Blue』(『すぱる』八月号)
九段理江 『東京都同情塔』(『新潮』十二月号)
小砂川チト 『猿の戴冠式』(『群像』十二月号)
三木三奈 『アイスネルワイゼン』(『文學界』十月号)

5人全員が30歳前後の同世代で、初ノミネートの川野芽生さん以外はいずれも2度目の候補、
私はどの作品も読んでいませんが、作家界は若手の活躍が目立つようになってきました!
喜ばしいことです。

■第170回直木三十五賞 候補作(出版社)
加藤シゲアキ 『なれのはて』(講談社)(2回目)
河崎秋子 『ともぐい』(新潮社)(2回目)
嶋津輝 『襷がけの二人』(文藝春秋)(初)
万城目学 『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)(6回目)
宮内悠介 『ラウリ・クースクを探して』(朝日新聞出版)
村木嵐 『まいまいつぶろ』(幻冬舎)(4回目+芥川賞2回)

上記5作品のうち、私が読了したのは万城目学 著『八月の御所グラウンド』のみ、
万城目さんは6回目もノミネートされているんですね。
以前の5作品の中に受賞してもおかしくない作品があったのに、と残念にも思います。
それから気になっていたのは加藤シゲアキ 著『なれのはて』、
前回ノミネート作は。。。。だったのですが、この作品は本格小説のようで期待大!
選考会は来年1月17日、あと1か月で直木賞候補作を出来るだけ読みたいです。
でも、例年、年末年始は落ち着かず読書はなかなか進まないのですが…

こども演奏会&原宿!

2023-12-11 | 音楽
昨日記事にしたブーニンリサイタルの翌日(つまり昨日)は、
同じサントリーホールで小1の孫娘と「こども定期演奏会」を楽しみました♪
娘と孫娘は年間4回の定期演奏会チケットを買っていて、昨日が第4回目の演奏会、
でも娘が自分のオケの練習日と重なってしまった、ということで、
ちょうどここにいた私に、孫娘のお供の白羽の矢が!
2日連続で同じホールでの違う演奏会へ行くとは、初めてです。

「こども定期演奏会」とは、こどもたちが定期的にコンサートホールに行く習慣を身につけ、
生活の中にクラシック音楽を取り入れてもらいという願いを込めた、
日本で初めてのこどものためのオーケストラ定期演奏会で、20年続いているそうです。
小4孫くんは学校のクラブでホルンを吹き、孫娘も子供用のフルートを買ってもらったとか!

指揮=原田慶太楼
オーケストラ=東京交響楽団
司会=坪井直樹(テレビ朝日アナウンサー)
〈プログラム〉
・チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』より「4羽の白鳥の踊り」
・新曲チャレンジ・プロジェクト2023(こどものモチーフによる若手作曲家作品)
・チャイコフスキー/ストレイホーン&エリントン編曲:バレエ音楽『くるみ割り人形』より
  「小序曲」、「金平糖の踊り」、「ロシアの踊り」、「花のワルツ」
・チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』終曲 *こども奏者との共演
アンコール
・アンダーソン:そりすべり

前日のピアノリサイタルの緊迫感とは打って変わって、和やかで楽しい雰囲気♪
驚いたことに親子連れで満席で、演奏の時には水を打ったように静かになるので、
楽器経験者や演奏会に慣れている子どもたちなのでしょう。
バレエを習っている孫娘にはとっても楽しいプログラムです。
最後の曲にはオーディションを勝ち抜いた子ども演奏者22名がプロオケに加わって、
しっかり弾けていてビックリでした!
初めて原田慶太楼さんの指揮で聴きましたが、TVでお見掛けする通りパワーと楽しさいっぱいでした。

演奏会が終了して、練習が終わった娘も合流して定番にしているという焼肉ランチ♪
この後どうする?と聞くと「原宿~♪」なのだそうで、何十年ぶりかで行ってきました!
 
表参道から歩き始め、途中、思い出の結婚式(何ともう8年前!)式場へ行ってみて…
暑かったので某チョコレート専門店の原宿店限定品「リッチショコラテイスト ショコリキサー」
チョコレートがとっても美味しい♪のはさすが!
 
天気も良く暖かかったので若者や観光客で原宿は大混雑!ごった返していました。
孫娘は行きたいお店をよくわかっていて、次々とインスタ映えする食べ物屋さんへ。
イチゴとシャインマスカットが連なった「イチゴ飴」
 
世界各国の色とりどりのキャンディーやグミの量り売り。
これが一番驚いた!巨大5段重ね「わたあめ」!!色ごとに味が違います。
 
ゼリーをミックスした炭酸ジュースは哺乳瓶型の入れ物に入っています。

お気に入りを次々手に入れ、孫娘は大満足ご満悦、さすがに疲れたようで電車の中でzzz…
たくさんの習い事をいつも頑張っているから、時には良いよね。
女子3世代でおしゃべりしながらの表参道・原宿ウォークはとっても楽しく、
私には初めて見るものばかり、驚きの連続で、何だか若返った気持ちです!
懐かしの「マリオンクレープ」は健在でした。
この先、出来るだけ長く、自分の好きな時に、好きな場所へ、自分の足で行けるよう、
日々ウォーキングに励んでもいるのです。