朝ドラ「エール」が今日、最終回となってしまいました。
毎日とても楽しみで、今回の朝ドラは「音楽」という好きなジャンルだったので特に楽しく観ました。
(冒頭画像はNHK HPより)
主人公のモデルは日本の代表的作曲家 古関裕而氏とその奥様 金子さん、
お2人の掛け合いが最高に楽しく、微笑ましく、
窪田正孝さんと二階堂ふみさん、他のキャストの方々もピッタリだったように思います。
楽しく見ている途中でコロナ感染拡大のために2ヶ月休止となってしまった時は淋しかった…
古関氏が若い頃から晩年まで作曲した曲がドラマに出てくるたびに、
「この歌も古関氏の作曲だったのね!」と驚くほど様々な曲を作っていらっしゃいました。
(なんと、息子夫妻の母校の応援歌もそうでした!)
ドラマの中で多くの音楽が流れるたびに、何度も音楽の持つ力の大きさに感動しました。
特に心に残ったのは、甲子園のマウンドで山崎育三郎さんがアカペラで「栄冠は君に輝く」を歌い上げるシーン、
音楽とはこんなにも心を揺さぶり動かさせるものなのか、と目頭が熱くなりました。
それから、物語の性格上キャストに歌える俳優さんたちが選ばれていたのも嬉しかったです♪
何といっても古関氏の友人 久志(モデル伊藤久男)を演じた山崎育三郎さんを何度もステージで見ています。
最初は10年前に帝国劇場での
ミュージカル「モーツァルト!」で、
主役モーツァルトに大抜擢された24歳の時、斬新なモーツァルトでした!
つい最近は、3年前の帝国劇場での
ミュージカル『レディ・ベス』、
この時は座席に役者さんたちが降りて歌ってくれ、前から4列目の極上席の私は2mの近さで生歌を聴けました♪
そして、この舞台にはミュージックティーチャー御手洗先生を演じた古川雄大さんも出演していて、
スタイル抜群のイケメン☆と友人と盛り上がったのを思い出しました!
藤堂先生を演じた森山直太朗さんのステージは残念ながら観たことありませんが(今後是非行きたい!)、
2年前にお母さん
森山良子さんのコンサートに。
そして昨日のエール演奏会で歌を聴き、ビックリしたのが岩城さんを演じた吉原光夫さん、
劇団四季や「レ・ミゼ」「マリー・アントワネット」等のミュージカル俳優さんだそうで、
四季を始め多くのミュージカルを見ている私はきっとステージで吉原さんを見たことがあるに違いない!
1ヶ月ほど前に、森山直太朗さんと山崎育三郎さん二人だけの音楽ステージをTV番組で観ました。
素晴らしい歌声と心豊かになる会話で、とても贅沢なオンステージ番組でした。
このお二人に加えて古川さん吉原さん、柿澤勇人さん、堀内敬子さんなど、
エールに出演されたたくさんの音楽家たちによるステージを紅白の半分でやってもらいたいほどです!
私は小さい頃からピアノ、合唱、ギターに関わり、たくさんの音楽を聴いて楽しんできました。
音楽は娯楽の一つという考えもあるかもしれませんが、芸術であり人にパワーを与えるものでもあり、
さらに、演奏される音楽は同じものは2つとないし、そのリアルさこそがより力を持つと思います。
春先からのコロナ禍で音楽家の皆さんはとても大変な状況になっているでしょうが、
パワーをもらえる音楽にリアルで自由に触れられる時は必ず来るし、その時をずっと待っています!