今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

マリーゴールド

2021-09-30 | いろいろ
今日で9月も終わりです。
出勤途中に寄ってみた「マリーゴールドの丘」という小高い丘の公園では、
今ちょうどマリーゴールドが満開で綺麗でした♪
季節ごとに様々な花が植えられ、クリスマスにはイルミネーションも灯されて、
坂や階段もあるのでちょっとウォーキングするのにちょうど良い公園です。
自由に鳴らして良い「希望の鐘」、明日、緊急事態宣言が解除されたら鳴らしたいですね♪
 
寒桜もたくさん咲いていて、青空に映えて素敵でした。

今月の読書は以下の9冊でした。

『琥珀の夏』 辻村深月 (文藝春秋)
『貝に続く場所にて』 石沢麻依 (講談社)
『アンソーシャル ディスタンス』 金原ひとみ (新潮社)
『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』 佐藤愛子 (小学館)
『神の悪手』 芦沢央 (新潮社)
『みとりねこ』 有川ひろ (講談社)
『零から0へ』 まはら三桃 (ポプラ社)
『徒然草をよみなおす』 小川剛生 (ちくまプリマー新書)
『透明な螺旋』 東野圭吾 (文藝春秋)

芥川賞や谷崎潤一郎賞の受賞作は、文学的良さが読後感の心地良さにつながらず、
その後には気持ちが軽くなるような本を読みたくなります。
東野圭吾や有川ひろの最新作は、流石に一気読みさせる面白さなのですが、
初めの頃の『白夜行』や『容疑者Xの献身』、『阪急電車』や『図書館戦争』のような、
心がひりつくような読後感が得られないのは、好きな作者への期待し過ぎなのでしょうか?!
「これぞ!」の1冊に出会うのはなかなか難しい・・・

明日からいよいよ図書委員会が始動、「やっと!!」です♪

塙保己一 翁 没後200周年

2021-09-28 | 図書館
今年は埼玉県の三偉人のお一人「塙 保己一翁」没後200年記念の年です。
それを記念して各地で様々なイベントが行われており、本校図書館にこの本を入れました。

笠原勝 著『没後200周年記念 盲目の学者 塙保己一』(郷土歴史選書)
5月に『日本の近代化を築いた人 大偉人・渋沢栄一の生涯』をご恵贈いただいたのと
同じ作者が、同じように地元情報誌に90回にわたって掲載した記事をもとに、
再編集・自費出版で書籍化されたもので、1回分がそれほど長くないので読みやすいと思います。
中学校・高校それぞれの図書館に10冊ずつ入れ、貸し出しも可能にします。

塙保己一についてはこのブログでもすでに複数回記事にしていますが、
中高生には『マンガ塙保己一 目で聞き、耳で読んだ』がわかりやすくておススメです。
盲目のため耳で聞いた膨大な書物を覚え、全国に散逸していた多くの古い文献や資料を集め、
25に分類分けをし666冊の大文献集『群書類従』にまとめたことは、驚愕するほかありません。
塙保己一の頭の中には古書の巨大なデータベースが入っていたのですね!!
加えて書籍化(データベース化)のための版木1枚を20マス×20行としたのも、
素晴らしい発想で、現在の原稿用紙の原型となりました。
正編1273種530巻666冊からなる日本最大の国書の叢書(シリーズ本)は、
両面刷りの版木17,000枚(34,000ページ!)以上にもなったそうです!
本校のある市の公立図書館には『群書類従』全巻が揃っています。

今日から5日間の七十二候は
【第四十七候】 秋分 次候 「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」
虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃。冬ごもりの支度をする時期です。 
3月5日の【第七候】 啓蟄 初候 「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」
と対になっています。
日の暮れが早くなり、秋も深まります。

通常登校

2021-09-27 | 学校のこと
今日から本校は通常登校になりました。
やっと!です。
校内に元気な生徒たちの声が響くのはとても良いものです♪

夏休み中に緊急事態宣言が発令されたため、
8月23日2学期始業式から午前・午後に分けた分散登校と在宅でのオンライン授業。
それが2週間続いた後、
9月6日からは高校全生徒がオンライン授業となり、25日金曜日まで3週間続きました。
(中学校はずっと分散登校でした。)
2学期初めのこの5週間、生徒の姿はほとんど見えず声も聞こえず、淋しい学校でした。
全生徒が登校しての通常授業は、1学期終業式の7月16日以来2か月ぶりです!!
長かった~~~

9月に予定されていた文化祭は延期(開催日未定)になりました。
2学期は3年生にとって進路決定の大事な学期なのに、1か月が過ぎてしまい、
きっと不安な気持ちの生徒も多いことでしょう。
今日から大学入学共通テストの出願受け付けも始まりました。

今日の埼玉県の感染者は78名、100人以下になったのはいつ以来かわからないほどです。
目に見えて感染者が減ってきたのは、
やっと広い世代にワクチン接種が進んだことが大きいのでしょう。
「通常通り」はとっても嬉しい♪ 他の事も早くそうなって欲しいです!
どうか2学期最後まで、ずっと通常登校が続きますように・・・

芦沢央 著 『神の悪手』

2021-09-26 | 本の紹介
芦沢央 著 『神の悪手』(新潮社)読了しました。
少し前に読んだのですが、今日たまたま見たTVで紹介されていたので私も記事にします。

将棋をモチーフにした5篇からなる短編集、将棋が出来ない私でも十分楽しめました♪
短編集とは思わずに読み始めて、第1篇を読んでさてこれからどうなるか?!
とワクワクしたところで終わってしまい、短編集なのがちょっと残念でした。
残り5篇も、その前部分や物語の続きを読みたいような短編ばかりでした。
対局を前に何百通りもある手を考える、息詰まる対局は心理戦のようでもあるのですね。

作者の芦沢央さんの作品は、
2019年第32回山本周五郎賞候補となった『火のないところに煙は』、
2021年第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞候補の『汚れた手でそこを拭かない』
を読んだことがあります。
「新・ミステリの女王」「どんでん返し職人」とも呼ばれています♪

それにしても、将棋の世界とはなんと厳しいものかと改めてビックリ!
実力がある者しか生き残れない世界で、
19歳の藤井聡太三冠が活躍していることは、本当にスゴイことなのだと思いました。
昨日も「将棋日本シリーズ」で勝利し、ベスト4入りを果たしたという素晴らしいニュースが!!
将棋界をモチーフにした作品で忘れられないのは柚月裕子 著『盤上の向日葵』
千葉雄大さん主演でTVドラマ化もされました。

今日は秋の彼岸明け、昨日のうちにお墓参りにも行ってきました。
 
昨日今日は肌寒いぐらいの気温、そろそろ風邪の心配をする季節ですね。

まはら三桃 著 『零から0へ』

2021-09-25 | 本の紹介
まはら三桃 著 『零から0へ』(ポプラ社)読了しました。
本の紹介が久し振りになってしまいました・・・

本の帯には「新幹線開発にのせた人々の希望の物語」
表紙の画像も新幹線、この作品は新幹線開発がテーマのお仕事小説です。
作者は「この作品はフィクションです。」と述べていますが、
巻末の参考文献を見ると、このストーリーにはきっとモデルがあるのでしょう。
第2次世界大戦中に戦闘機「零式戦闘機(ゼロ戦)」を開発していた旧軍出身の技術者と、
国鉄生え抜きの技術者たちがかなり反目・反発し合った後、
確執を乗り越え力を合わせて「夢の超特急」を作り上げたことは間違いないようです。

軍用機を設計して多くの若者を死なせてしまった後悔から、
「戦いを生み出さない美しくて安全な乗り物を作りたい」と、
戦後復興と平和のために新幹線開発に没頭する技術者達の想いが伝わってきます。
題名の「零」は零戦、「0」は「0系新幹線」だったのですね。

この作品は中高生向けの作品のように思いますが、
『下町ロケット』のように、もう少しガッツリ厳しい部分まで踏み込んで描いたら、
映画化やドラマ化されても良いと思えるような内容でした。

秋分

2021-09-23 | いろいろ
今日は二十四節気の「秋分」、昼と夜の長さが同じになります。
(実はピッタリ同じではなく、太陽の大きさの分だけ昼間が8分長いのだそうですが…)
「暑さ寒さも彼岸まで」は昨日までのこと、
今日は30℃を越す猛暑日となり、先週片づけてしまった扇風機が欲しいくらいです!

咲きこぼれる庭の萩の花が可憐です。
彼岸の中日なのでおはぎをお供え、秋は萩の花で「おはぎ」、春は牡丹の花で「ぼた餅」、
ふたつは同じものですが、昔はこし餡かつぶ餡とで名前が違っていたとも言われています。
秋に収穫したての小豆をそのままつぶあんにしたのが「おはぎ」、
冬を越して固くなった小豆をこしあんにしたのが「ぼた餅」という違いがあったとか。

近くの和菓子店で購入したおはぎ(と、ぼた餅?)、甘すぎないあんこが好みです♪
 
昨年は不作だった柿も今年は採れそう、亡き母は柿が大好きでした。
今日お墓参りに行くつもりでしたが、あまりの暑さで週末に変更、
その方が彼岸に入ってすぐに行ったという妹のお花も変えられるし、父にも会えそうです。

今日から5日間の七十二候は
【第四十六候】 秋分 初候 「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
雷が鳴らなくなる頃。春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も鳴りをひそめ、空は入道雲から鰯雲へ。
【第十二候】 春分 末候 「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と対になっています。
それが3月30日のこと、
この春休み期間は今から思うと奇跡的に緊急事態宣言もまん延防止も出されていませんでした。
あれから半年、まさかずっとこんな生活が続くとは思いもよらなかったです。

中秋の名月

2021-09-21 | いろいろ
今日は旧暦の8月15日、今宵の月は「中秋の名月」で8年ぶりに「満月」となりました。
9月の満月は、英語圏では収穫の時期なので「ハーベストムーン」と呼ばれています。
我が家で収穫したブルーベリー・栗・柿・イチジク、そして季節の梨・ミカン・リンゴ等、
丸いものをススキと一緒にお供えしました。

ここ数日は爽やかな秋晴れの日が続き、今日も日中は気持ちの良い快晴でしたが、
夕方から雲が少し湧いてきてしまいました。
それでも、雲の合間から時折のぞく満月は「月にむら雲」、これも風情があってまた良いです。
 
今年は月見団子ではなく、中国の中秋節と同じように月餅にしました。
大倉陶園の「歳時記シリーズ」のお皿、満月と秋の七草が金彩・銀彩で描かれています。

我が町は町があちこちに彼岸花を植え付けて群生が見事なので、昨日、家の周りを歩きました。
彼岸花と様々なものとのコラボをテーマに写真を撮りました♪
我が家と彼岸花
 
揺れるコスモスと

刈り入れを待つ稲穂と
 
シラサギ、「稲架掛け」の稲と

2両編成の八高線と
 
おめでたい紅白取り混ぜての群生

今年は彼岸花の開花が早く、気付いた時にはすでに終わり気味で色が鮮やかではなく残念…
のどかです♪ 

シルバーウィーク

2021-09-19 | いろいろ
台風14号、この地は昨日少し雨が降った程度で、
今朝は綺麗な青空が広がり、台風一過でしたが湿度も低く透明な乾いた空気でした。

昨日からシルバーウィーク、とはいっても遠出される方はあまりいらっしゃらないでしょう。
私は、1年前に頑張って取り組んでいた断捨離を再開しました!
残りの部屋は、ピアノの置いてある書斎です。

建築当時は寝室でしたが、25年前に2階を増築したことで床と壁紙・天井を張り替え、
天井までの壁一面の書棚、ピアノを置いた「書斎兼応接間」にしました。
書籍を並べ、ヨーロッパの品々を並べたところまでは良かったのですが、
家で一番涼しいので買い置きの食品や、パソコン関係、他に増えた物の置き場と化していました。
日常的に使わない部屋でスペースがあると、ついちょっとの気持ちで物を置いてしまう・・・

この部屋を綺麗にしようと思ったのは、来月ピアノの調律をお願いしたからです。
前回の調律からナント14年も経ってしまいました!
このピアノは、私が10歳の誕生日に両親に買ってもらったもので、
ずっと実家に置いたままになっていましたが、ピアノを弾く娘が小学生の時にこちらへ移動。
そして、孫が遊びに来ると弾く、という親子孫3代に渡って弾いているピアノです!
孫が弾くと音が出にくかったりピッチがずれていて、ピアノの寿命なのかなと思い、
ピアノ関係の仕事をしている娘が来た時に相談したところ、「まだ十分使えるよ♪」とのこと。
楽器って長持ちしてすごーい!
今日一日で部屋の半分は綺麗に(孫はわかる!)なり、気持ち良く調律していただけそうです♪
 
庭仕事をしていた夫が見つけてきた山葡萄、甘酸っぱく、種は大きく皮が固いです。

昨日から5日間の七十二候は
【第四十五候】 白露 末候 「玄鳥去(つばめさる)」
春先に渡ってきた燕が子育てを終え、南へ帰っていく頃。来春までしばしのお別れです。
これは【第十三候】 清明 初候 「玄鳥至(つばめきたる)」と対になっています。
七十二候には対になっているものもあるので、これからいくつか出てきます。
ツバメが南へ渡る、と聞くといつもオスカー・ワイルド著『幸福の王子』を思い出します。

パンナコッタ

2021-09-18 | 美味しいもの
我が家の無農薬ブルーベリーを使って下さっているベーカリーで、
今日のメニューに「自家製ブルーベリーソースがけ パンナコッタ」がありました♪
柔らかめのパンナコッタで、上のブルーベリーソースは実がたっぷり入っていて濃厚!!

その他に買ってきたものは、大好きなナッツとフルーツ系でした。
「イチジクとクルミのベイクタルト」
 
「シャイマスカットのシフォンサンド」
いずれもボリューミーで甘さもちょうど良く、手作りならではの美味しさでした。

本校ダンス部は夏に「第 33 回全日本高校・大学ダンスフェスティバル神戸大会」に出場し、
審査員賞を受賞しました!
その大会の様子が今日の夕方Eテレで放送され、しっかり観ました。
ダンス部の生徒たちは図書館清掃を担当していて、とても良くやってくれるので、
そのみんなが頑張って練習し、受賞できたことは私もとても嬉しいです♪

2021-09-16 | いろいろ
この数日、すっかり秋の空気となりました。
裏庭の小さかったもう1本の栗の木が成長して、今年は我が家の栗が豊作です♪

先日、久しぶりの公園一人ウォーキング、秋の花々が咲き始めていました。
 

 

9月に入っていきなり涼しくなり、今年は秋の訪れが早く、
昨年の写真を見ると金木犀は例年より2、3週間近く早く開花しているようです!
 
彼岸花も、昨年は10月に入ってからが見頃でした。

 
夜になると虫たちの大合唱、6月は蛙、7、8月はセミ、9月は虫と、外はずっと賑やかです。
もうすぐお彼岸、秋分の日も近く、日毎に日没が早くなり静かな秋の到来です。