今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

予餞会

2020-01-30 | 学校のこと
昨日は、中高合同で 3 年生を送る予餞会が行われました。
(画像は本校HPより)

ゲストは「FAKY(フェイキー)」、国内外で活躍をしている若手アーティストで、
これからスポーツブランドとのタイアップも控えており、活躍が期待されている女子 5 人グループだそうです。
(申し訳ないことに私には未知の領域でした・・・)
中学生が上級学校訪問で図書館に見学に来るというので、私は観に行けませんでしたが、
図書館にまで大歓声が聞こえてきて、会場は大盛り上がりだったようです♪

キレのあるダンスと、パワフルな歌、そして心に寄り添う言葉で、卒業する 3 年生にエールを送ってくれたそうです。
予餞会終了時にはFAKY全員が、3 年生一人一人とハイタッチしながら退場を見送ってくれ、
3年生は皆とても感激していました!

その他にも、旧生徒会役員表彰 、卒業生からの記念品贈呈、生徒会からの卒業記念品贈呈、
そして卒業生代表の挨拶があり、3年生はいよいよ卒業の感を強くしたことでしょう。
まだまだ受験真っ最中の3年生もたくさんおり、どうか最後まで全力を尽くしてもらいたいです。

3年生は昨日卒業試験が終わり、今日から自宅研修、校内はちょっと淋しい感じになりました。
昨日今日と気温も上がって暖かな日となり、春もそう遠くないですね。

川越 宗一 著 『熱源』

2020-01-29 | 本の紹介
直木賞を受賞した川越宗一 著『熱源』(文藝春秋)読了しました。
選考委員のコメント通り「スケールの大きな作品」、骨太で読み応えのある作品でした。
作品の主な舞台は、19世紀後半から20世紀前半の樺太、主人公は実在したふたりで、
樺太出身で南極探検にも参加したアイヌ人と、樺太に流刑となったポーランド人、
アイヌ、ポーランドともに祖国を追われた歴史があります。
文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、
樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着きます。
人間としてその民族が「下等」とされ、絶滅を迫られる恐ろしさを感じました。
また、大隈重信、二葉亭四迷、金田一京助、南極探検隊、など、
歴史的に有名な人物が登場する話が史実をもとにしているのも驚きです。
金田一京助が『あいぬ物語』としてまとめた山辺安之助の生涯が軸になっているそうです。

先日「日本は単一民族国家」的な発言した政治家にも、この本を是非読んでもらいたいです!

この作品は、先日発表された「2020年本屋大賞」のノミネート作品にも選ばれました。
候補10作は以下の通りです。

・砥上裕將 『線は、僕を描く』(講談社)
・早見和真 『店長がバカすぎて』(角川春樹事務所)
・川上未映子 『夏物語』(文芸春秋)
・川越宗一 『熱源』(文芸春秋)
・横山秀夫 『ノースライト』(新潮社)
・青柳碧人 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(双葉社)
・知念実希人 『ムゲンのi』(双葉社)
・相沢沙呼 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)
・小川糸 『ライオンのおやつ』(ポプラ社)
・凪良ゆう 『流浪の月』(東京創元社)

私は上記のうち3冊しか読了していません。
直木賞候補作を全作読み終えたので、これらの作品もいくつか読もうと思います。

別れ

2020-01-27 | いろいろ
先週、父の実家の伯父が87歳で他界し、今日は告別式でした。
父が一人で行くのはちょっと心配なので、久し振りに一緒に父の生まれた地へ行ってきました。

伯父はここ数年体調が思わしくなく、いつかお見舞いにと思っているうちに会えないままで、
一度行っておけばよかったと今更ながら後悔しています。
埼玉、長野、山口と、遠くから父の兄弟みんなが集まり、
5人兄弟みんなの兄貴分でもあった伯父との別れは、とても淋しいものでした。
出棺の際には、制服姿の多くの方が整列・敬礼して見送って下さり心にグッときました。

伯父はいつも朗らかで大らかで、父の兄弟で初めての子であった私を可愛がってくれました。
伯父だけではなく、私は父の兄弟みんなからとても可愛がってもらい、
私も大好きだったその叔父たちと久し振りに会える機会にもなりました。
伯父の会社に両親と我が子と遊びに行って、息子は社長の椅子に座らせてもらったり、
学生時代に叔父が経営していた旅館に1か月以上泊まり込みでバイトをさせてもらったり、
別の叔父の家は、息子と夫の自転車旅行と伴走する私と両親の拠点にさせてもらったり、
それぞれの伯父・叔父たちと家族ぐるみの思い出がいっぱいです。

かつての「お兄ちゃんたち」は立派な「おじ(い)さまたち」になっていましたが、
70歳代の叔父たちは海外で山登りや、フットワーク軽く飛行機で国内を旅行したりと、
とてもお元気なのが驚くほどで、何より嬉しいことです。
LINEもブログもやっているし、スマホも使いこなし、FB友でもある叔父たちから
私はかなり久し振りに「〇〇ちゃん」と呼んでもらえてニコニコ♡
どうか皆さんがいつまでもお元気でありますようにと、願うばかりです。

新年会

2020-01-25 | 美味しいもの
仲良くさせていただいているお姉さま方と今夜は美味しいお蕎麦屋さんでの新年会♪
忙しかった年末年始が過ぎ、やっと主婦がひと息つけるようになった今日は、
「主婦休みの日」だそうでちょうどピッタリでした!

心づくしのお料理の数々。
味がしっかり沁みた煮物、ローストビーフのサラダ、天ぷら、お浸し、お漬物、
いただくこととおしゃべりに夢中になっていて、肝心のお蕎麦の画像が無い!
 
今夜の蕎麦粉は茨城県の金砂郷そば(常陸秋そば)との表示がありました。
最後のデザートまで本当に美味しくて、もうお腹がパンパンです。

皆さんとは時折の食事会の他、お祭りを見に行くなど楽しくご一緒させていただいています。
いつお会いしても、本当に楽しくて笑ってばかりなのですが、
お話を伺えばどなたも病を患うなどいろいろあったし、今も何もない方はいらっしゃいません。
今日の話題で盛り上がったのは、集まった4名のうち3名のご主人の血液型がB型だったこと!
(ちなみに私の夫も(もちろん)B型です)
その後の話の展開は、ご想像の通りです。。。♪

公私ともに心がざわつくことの多かった近ごろでしたが、少し霧が晴れた感じです。
悲喜こもごも毎日いろいろある、でもそれが生きているという事。
冒頭画像のお花やポンカン、手作り味噌などの手土産と一緒に元気もいただき、
ストレスが発散されました!
ありがとうございました!!

入学試験

2020-01-22 | 学校のこと
本校の入学試験が始まりました。
本日22日は単願と併願①の学力試験と面接、明後日24日は合格発表と併願➁の試験、
この二日間で多くの中学生が受験します。

受験生が戸惑うことなく気持ち良く試験に臨めるよう、学校側はきめ細やかな準備をしています。
昨日は全校あげての大掃除、今日は試験のお手伝いのため生徒がたくさん登校して、
試験会場・駐車場の案内、試験監督の手伝い、片付け等、在校生が大活躍です。

今後、2月と3月にも入学試験があり、
まだまだ受験のチャンスはありますから、どうぞご相談ください。

春、新たな出会いとなる生徒の皆さんを迎えるのは、本当に楽しみです。
急に寒さが厳しくなってきたこの数日ですが、春の準備が始まっています。

本校3年生の大学入学試験も、先週末のセンター試験よりスタートしました。
国語科小説の問題文は、原民喜の『翳(かげ)』(1948年)からの出典でした。
新聞掲載の問題文を読みましたが、時代・戦争・死などの翳を感じる味わい深い作品で、
原作全文を読んでみたいです。
原民喜の作品で最も知られているのは自身の被爆体験を綴った『夏の花』ではないでしょうか。
私が中学校で国語を教えていたころは、3年生の教科書に必ず載っていました。
「戦争文学」といえば原民喜、どんな形であれ今の若者に伝えていかなければならないジャンルです。

TVドラマ

2020-01-20 | いろいろ
昨夜、例年の2週間遅れで大河ドラマ『麒麟がくる』が始まりました。
(画像はNHK出版のムック本『麒麟がくる 前編(1)』)
初回の平均視聴率は19・1%と好発進だったそうで、私も楽しく見ました。
カラフルな衣装と、若き石田三成が新鮮で、これからの展開が楽しみです♪

民放のTVドラマも出そろいましたが、今期は医療系ドラマがとっても多いような気がします。
いくつかチラッと見ましたが、これからも楽しみに毎週録画しようと思ったのは『テセウスの船』、
原作はコミックで、“泣けるミステリー”として話題になっていたそうです。
初回からスピード感のある展開で、この先どうなる?と予想がつきません。
他に何かおススメはありますか?!

2019年秋クールは、「東京グランメゾン♡」をはじめ、面白いドラマがいくつかありました。
その中で深夜にやっていた「おっさんずラブ」もシーズン1・2とも楽しく見ていたので、
始まったばかりの大河ドラマで吉田鋼太郎を見るとついニヤニヤしてしまいます。
光秀役の長谷川博巳と戦国武将・松永久秀役の吉田鋼太郎のやり取りが面白かった♪

他は映画や芸術・音楽関係の番組ぐらいしか見ません。
若い方たちももっぱら動画サイトやSNSを見ているそうで、
TV番組はどんどん高齢者向けのものになっている(特に国営放送)気がします。

たかさき絵本フェスティバル

2020-01-18 | 本の紹介
群馬県高崎市で開催中の「たかさき絵本フェスティバル」へ行ってきました。
私は今年で3回目(2017年2018年)、今年も興味深いイベントが多く開催を楽しみにしていました。

今年は「第26回絵本原画展 ブロンズしょうかいしようかい」と題して、ブロンズ新社からの絵本を紹介。
6組のスター作家の絵本原画作品約200点が一堂に展示されていました!!
・あべ弘士 『クマと少年』
・tupera tupera 『ともだち しょうかい しようかい』
・酒井駒子 『ビロードのうさぎ』『ヨクネルとひな』 
・かがくいひろし 『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』『おしくら・まんじゅう』
・ヨシタケシンスケ 『りんごかもしれない』『もう ぬげない』
・鈴木のりたけ 『しごとば』『しごとば・東京スカイツリー』
これら、今、大人気の絵本の原画がこんなにたくさん見られるなんて大感激です!

この他に、2週間にわたる会期の週末ごとに、あべ弘士、tupera tupera、ヨシタケシンスケ、鈴木のりたけ、酒井駒子、
各氏の講演会・ギャラリートーク・サイン会があるのです!!
4日間すべてに行きたい気持ちですが、私はヨシタケさん鈴木さんのギャラリートークはすでに伺ったので、
絵本『パンダ銭湯』が大人気のtupera tupera 亀山達矢さんのトーク&サイン会をお目当てに今日行ってきました。

ギャラリートークでは、tupera tupera新作『ともだち しょうかい しようかい』をもとに、
作家・書店・製本会社が一緒になってどのように作品を作るのか、その制作過程を動画で教えていただきました。
こちらの動画サイトにもアップされているそうなので、ご覧くださいとのこと。
『ともだち しょうかい しようかい』(tupera tupera 作)しかけ絵本ができるまで


今回はしっかりと整理券を手に入れたので、亀山達矢さん最新刊にサインしていただけました♪
ひとり一人にお話されながら、イラスト入りで丁寧にサインしてくださいます。(画像アップOKとのこと♪)
私が「『パンダ銭湯』が大好きで、初めて読んだ時驚きました!」とお話すると「僕もです!」と。

 
このしかけ絵本、とっても楽しくてキャラクターを入れ替えて飾れるようになっているのです。
絵本っていつまでも古びないし、大人の心もジンとさせる大きな力を持っていると再認識しました。

帰りがけ、デパートに立ち寄ったところ「ラン展」を開催中でした。
 
今年も東京ドームでの「らん展」へ行く予定です。

第162回芥川賞・直木賞決定!

2020-01-17 | 本の紹介
第162回芥川賞・直木賞の受賞作が先日、発表されました!

芥川賞に古川真人 著『背高泡立草(せいたかあわだちそう)』(すばる 十月号)
直木賞に川越宗一 著『熱源』(文藝春秋)が選ばれ、男性ふたりの受賞となりました。
他の候補作は以前記事にしたこちらです。

芥川賞受賞の古川さんは福岡市生まれで、国学院大文学部中退。
2016年、「縫わんばならん」で新潮新人賞を受賞してデビュー、同作で第156回芥川賞候補、
その後、第157回『四時過ぎの船』、第161回『ラッコの家』、そして今回4度目の候補で芥川賞を射止めました。
高校時代に図書室司書の先生が指導する文芸サークルで、読書や小説執筆を始めたそうです!
受賞作は、長崎の島に残る母の実家の納屋周辺の草刈りに、親族たちと向かう娘の物語。
島田雅彦選考委員から「単調な草刈りの合間合間に、時空を超えた形のエピソードが織り込まれている」と評されました。

 

直木賞受賞の川越さんは、大阪市出身で龍谷大文学部史学科中退。
2018年、『天地に燦たり』で松本清張賞を受賞しデビューしました。
2作目『熱源』で直木賞初ノミネート、そして受賞とは素晴らしい!!
今までにバンド活動をしたりや通販会社社員として働いていたりという、経歴の持ち主です。
作品の主な舞台は、19世紀後半から20世紀前半の樺太、
樺太出身で南極探検にも参加したアイヌ人と、樺太に流刑となったポーランド人という実在の2人を中心に、
日本やロシアの同化政策に翻弄されながらも生きる道を探した人々が描かれた作品。
浅田次郎選考委員から、「近年まれに見る大きなスケール!」と絶賛されています。

両作品とも私は未読、他の直木賞候補作を読み終えて最後に残った1冊が『熱源』
とっても楽しみです♪

明日明後日はセンター試験、どうか受験生のみんなが力を発揮できますように!祈
頑張れーーーー!!!

成人の日に

2020-01-14 | いろいろ
昨日は成人の日、思いがけない場所でとても多くの新成人を見かけました。
それは、遊園地「としまえん」!

前日の演奏会終演が遅かったので都内に一泊し、5歳3歳の孫&娘(パパはお仕事お疲れ様)と、
朝から出かけようと相談していました。
夕方までに帰宅する必要があったため、それほど遠くは無理だけれど「としまえん」ならいいんじゃない♪
ということで朝から出発。
駅や電車の中で振袖姿にたくさん会い「もしかしたらとしまえんで成人式?!」
そうでした!
よく成人式のTVニュース等で振り袖姿でジェットコースターに乗る姿を見ていました。

着いてみたら一般にも開園されていたので、孫たちと超々久しぶりの遊園地へ♪
TDLではなくて遊園地へ行くのは、覚えている限りでは我が子たちのこども会遠足以来、
20年ぶりくらいにかつて良く遊んだ「としまえん」で遊びました。
私は大学生の頃、友人と平日に良く遊びに来てジェットコースター連続乗りを楽しんでいました。
絶叫系大好きだった私、両手を上げて乗るのなんて当たり前、連続4回ぐらい平気で乗っていました。

久し振りの遊園地は、今の私が孫たちと一緒に遊ぶのがちょうどいい感じ♪
名物のメリーゴーラウンドも健在だったし、小ぶりのジェットコースターにも5歳児と乗りました♪
 
コーヒーカップやウォータースライダーなど、合わせて10以上のアトラクションを楽しみました。
いや~また遊園地で遊べる時が来るなんて、予想もしていなかったしすっごく楽しい!!

お昼過ぎると、式典が終わった新成人がどっと遊園地内に溢れ、ニュース撮影隊も見かけました。
「としまえん」という名称ですが、練馬区にあるので練馬区民みたいですね。
あでやかな振り袖姿やスーツ姿を数えきれないほど見ましたが、
ニュースでは7000人以上の新成人のうち、としまえんに5000人ほど集まったそうです。
孫たちも見慣れぬ振り袖姿と多くの若者たちにビックリしていました!!
地域によっては荒れた成人式もあったようですが、
昨日の新成人の方々は、笑顔でおしゃべりに花を咲かせていてとても楽しそうでした。
ご成人おめでとうございます。

『ピアノの森』 ピアノコンサートwithオーケストラ

2020-01-13 | 音楽
昨夜、『ピアノの森』ピアノコンサートwithオーケストラ に行ってきました!
場所は初台の東京オペラシティホール、ホール内の造形も音響も素晴らしい素敵なホールです。

コミック『ピアノの森』を原作としたTVアニメ『ピアノの森』にはまって、
TVアニメをすべて録画して2度見、コミックを全巻大人買いしてしまった(まだ読了せず…)ほどです。
そのリアル演奏会、演奏者はアニメでピアノ演奏&指の動きを担当した反田恭平さん、
私はすでに4度も彼の演奏会に行き追っかけ化しています。
そして、今話題のピアニスト牛牛(ニュウニュウ)さん、お二人のピアノコンチェルトをどうしても聴きたい!!
たった1日だけの演奏会のチケットを幸運にもゲットして、娘と行ってきました♪

<プログラム>
ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」反田恭平
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調作品53 「英雄」反田恭平
ショパン:エチュードハ短調作品10-12「革命」ニュウニュウ
ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39 ニュウニュウ
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調作品22 (オーケストラ版)
                  反田恭平
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18 第3楽章 ニュウニュウ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
     第1楽章 ニュウニュウ
     第2第3楽章 反田恭平
アンコール:アニメオープニング曲「海へ」反田恭平

指揮:佐々木新平
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団

ステージ上部に大きなモニターが備えられ、そこにアニメ映像や演奏中のピアニストの手が映ります。
アニメを見、その時の音楽が演奏されると、そのシーンがありありと蘇ります。
通常、演奏会でピアノ演奏がある時にはピアニストの手の動きを見たいため、
ステージ向かってなるべく左側の席を希望します。
今回のように大写しでピアニストの手を見られることはほとんどないので、それも興味深かったです!

演奏曲をお二人が分担して弾き、ショパンのコンチェルトは楽章によって弾き手が違いましたが、
演奏がそれぞれに違って、それがまた良かったです。
反田さんの演奏は情熱的でかつ今までになく繊細、牛牛さんの演奏は若々しさと華やかさ感じました。
牛牛さんを初めて拝見し、その姿と手の動きを見たらうっとりしてしまいました♪
長身で笑顔の爽やかなシュッとしたイケメンのピアニスト、
そしてその指が長くて細くて、信じられないくらい素早く繊細に動くのです。
う~~~ん、新たな楽しみを見つけた気分♡
日本で9月からリサイタルがあるらしい・・・♪

また、この『ピアノの森』はショパンコンクールを題材としているので演奏曲のほとんどがショパン、
ショパンのピアノ曲は実に繊細で美しく、あらためて数々の曲の素晴らしさを再認識しました。

聴衆は、漫画のファンか、アニメのファンか、ピアニストのファンか、
若い方がとても多く、いつものクラシック音楽会とは年齢層や雰囲気が違う方が多かったです。
先日のナウシカの歌舞伎もそうですが、観客のすそ野が広がるのはとても良いこと、
クラシックも歌舞伎も敷居が高いと思われがちなジャンルですが、多くの人に楽しんでもらいたいです。

ピアニストは22歳と25歳、指揮者も若く、オケも若い方が多いような気がして、
若手ピアニストの登竜門ショパンピアノコンクールを表しているようでした。
娘によると、今年のショパン国際ピアノコンクールには、
反田くん、牛田くんをはじめ日本の若手有名ピアニストが多数エントリーするだろうとのこと。
そうなんだぁ~♪
ワルシャワまで聴きに行けはしないけど、その結果がとても楽しみです!!

演奏会後は娘と食事しながら、演奏会のこと、家族のこと、仕事のこと、延々と語りました。
お互いに遠慮なく話が出来るこのひと時も、大切で大好きな楽しい時間です♪