a vacant mind

虚無と音楽

不安定

2017-09-03 | Diary
リアルじゃなくてもよかった
現実離れしている考え方がおかしいのだとしても
それはくらべるものでもなかったから
欠落してものを数えてもそれはあまりに虚しい
くらべるという悲しい性が人には残っているのでしょう
切り離すのではなくて溶けていくような感覚がどこかにあって
はじめから終わりとともに在る
この世界が続くということが逆に恐ろしくもある
月になってしまう
そこには目に見える命はないだろうから
荒涼とした大地に酸素もなく今の人間のかたちをしていることはないだろう
世界はまだ続いたとしてもわたしはそう長くはない
最低限の延命はしているけれど母親と同じ癌の兆候も現れてきたようだ
その検査はしていない
長生きしなくてもいい
心がカラカラに乾いています
生きる理由なんて見当たらない
ただ自殺はしないというだけだ
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