狂うかもしれない

狂いたくない
そう思わなくてはいけなかった
狂おうとしても
戻ろうと思えば戻せる
自分が狂っていることに気付くこと
完璧さなんて諸刃の剣に他ならない
完璧なものほど脆弱だったりするのだ
完璧になって神にでもなれると
勘違いするくらいならいいが
神だと言い切ってしまうから恐ろしい
それこそ狂っているというものだ
狂ってもいいさ
狂っても微調整できるのなら
正しいと信じて疑わないものを狂わせる
その方が健全なのだから
狂ったものの中から次が見えてくる

ばいぶる

家にあるのだけれども、さっと目を通して必要な言葉だけを自身に取り込んでいた。
もともとカトリック教徒という括りにはあるのだが、敬虔な信者であったことはなかった。
子供のころの宗教に対する冷めた見方というのが大きいのかもしれません。
聖書の言葉の引用は、本だとか漫画にも多用されています。それでも十分なような気もします。
黙示録なんてどれだけ取り上げられていることか、最終局面というものが人にどれだけのインパクトを与えるのかは語るまでもありません。最期の日に人は心穏やかに終わりを迎えられるかどうかが鍵なのかもしれません。