変わっていると思ったことはなかった。変わりたいといつも思ってはいたが、反面変わろうともしない自分がいるのも確かだ。どうということもない人間、生きていてもしようがないと、いつまで思っていたのかすら忘れるくらいに時は流れてしまっている。
振り返る時期なのかもしれないが、振り返るようなことってあったようななかったような。
こうして生きてきたことに対して、あまりに漫然とし過ぎているだけだから語れば語るほど、無意味に思えてしまう。僕というものを見えないようにしてきたのは、やはりこの世界に対して拒絶反応を拭えていないのだろう。
振り返る時期なのかもしれないが、振り返るようなことってあったようななかったような。
こうして生きてきたことに対して、あまりに漫然とし過ぎているだけだから語れば語るほど、無意味に思えてしまう。僕というものを見えないようにしてきたのは、やはりこの世界に対して拒絶反応を拭えていないのだろう。