国立大学職員日記
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国立大学職員日記:記事一覧





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  ・国立大学事務職員の年収(勤続1年目~8年目)+席次の推移
■新着記事(2014年3月3日更新)
  ・平成26年4月1日付け大学教員任期法等の改正(労働契約法の特例)について


■重複している記事の最新のもの
<運営費交付金>
  ・平成24年度 運営費交付金 国立大学ランキング
<国立大学事務職員の年収>
  ・国立大学事務職員の年収(勤続1年目~8年目)+席次の推移
<期末・勤勉手当関係>
  ・平成24年12月「期末手当」「勤勉手当」情報 + 支給方法が次第に勤務実績評価型へ移行している話
<国立大学教員関係の情報>
  ・国立大学教員の平均年収ランキング(平成23年度)
  ・平成23年度科学研究費補助金ランキング
  ・平成22年度「厚生労働」科学研究費補助金ランキング
  ・科学研究費補助金の研究代表者は各国立大学にどのくらいいるのか?

<人事院勧告>
  ・平成23年人事院勧告について

■国家公務員給与削減法関係
国立大学法人(及び文科省管轄法人)の給与引下げ実施状況の一覧(平成24年6月29日時点)
平成24年6月「期末手当」「勤勉手当」情報 + 国家公務員給与削減法の影響について
【メモ】独法・国立大学もやっぱり国家公務員に準じて給与が引き下げられることになるのだろうか?
国家公務員給与削減法案:昇給復活と経過措置廃止に関する最終変更点について
国家公務員給与削減法案で国家公務員・国立大学教員・国立大学事務職員の給与はどれくらい減るか?

■過去記事(エントリー順)
国立大学事務職員の年収(勤続1年目~7年目)
国家公務員I種採用者の出身大学ランキング(平成23年度)
改正労働契約法で国立大学の非正規雇用はどう変わるか?(「教育・研究系非常勤職員」編)
改正労働契約法で国立大学の非正規雇用はどう変わるか?(「非常勤職員」編 その1)
昇給、その評価方法について
平成24年12月「期末手当」「勤勉手当」情報 + 支給方法が次第に勤務実績評価型へ移行している話
国立大学は震災復興特別会計をどう使ったか?
科学研究費補助金の研究代表者は各国立大学にどのくらいいるのか?
国立大学事務職員は普段何をやっているのか(業務記録3ヵ月分)
国立大学教員の平均年収ランキング(平成23年度)
国立大学法人(及び文科省管轄法人)の給与引下げ実施状況の一覧(平成24年6月29日時点)
平成24年6月「期末手当」「勤勉手当」情報 + 国家公務員給与削減法の影響について
国立大学事務職員の年収(勤続1年目~6年目)
世界大学ランキングの上位大学はどのくらいの予算規模を持つのか?
【メモ】独法・国立大学もやっぱり国家公務員に準じて給与が引き下げられることになるのだろうか?
平成24年度 運営費交付金 国立大学ランキング
平成24年4月1日時点における若年層の号俸回復状況+前後数年の基本給金額推移
国家公務員給与削減法案:昇給復活と経過措置廃止に関する最終変更点について
国家公務員給与削減法案で国家公務員・国立大学教員・国立大学事務職員の給与はどれくらい減るか?
平成22年度 国立大学病院看護師「平均年収・人数」等の一覧
「寒冷地手当」について
平成23年度「期末手当」「勤勉手当」情報 + 「役職段階別加算」と「管理職加算」について
平成22年度 国立大学教員年齢別「平均年収」一覧
平成23年人事院勧告について
「旅費」における「支度料」について
平成22年度「厚生労働」科学研究費補助金ランキング
平成23年度科学研究費補助金ランキング
国立大学事務職員の年収(勤続1年目~5年目)
平成23年度 運営費交付金 国立大学ランキング
平成23年4月1日における昇給について
東北沖地震被災者・避難者へのKKR宿泊施設の低廉提供について
行政法令から見た福島原発における被ばく線量限度について
国立大学における旅費について(その2)
国立大学における旅費について(その1)
平成21年度 科学研究費補助金 審査委員ランキング
平成21年度 国立大学教員の「人数・年齢・年収」一覧
期末手当と勤勉手当について
国立大学事務職員の初任給計算方法 ~各論~
  初任給計算1 ~学部新卒~
  初任給計算2 ~大学院新卒~
  初任給計算3 ~民間3年~
  初任給計算4 ~就職浪人3年~
  初任給計算5 ~高校卒業後、民間10年~
  初任給計算6 ~民間5年後、大学院修了~
  初任給計算7 ~高校卒業→民間5年→大学卒業~
国立大学事務職員の初任給計算方法 ~総論4~
国立大学事務職員の初任給計算方法 ~総論3~
国立大学事務職員の初任給計算方法 ~総論2~
国立大学事務職員の初任給計算方法 ~総論1~
平成22年度 運営費交付金 国立大学ランキング
平成22年度科学研究費補助金のランキングや分析
【小ネタ】国立大学のドメインを調べてみる 前編
【小ネタ】国立大学のドメインを調べてみる 中編
【小ネタ】国立大学のドメインを調べてみる 後編
文部科学省共済組合の共済積立貯金について
【小ネタ】春にやたら証明依頼がくる『免除職在職・異動届』について
国立大学事務職員の年収と労働環境(勤続4年目)
国立大学の教員に講演を依頼するには…
国立大学における非常勤職員の雇用期間の制限について(1)
国立大学における非常勤職員の雇用期間の制限について(2)
国立大学における非常勤職員の雇用期間の制限について(3)
国立大学事務職員の基本給は昇給で「何円」増加するのか
 ・続・国立大学事務職員の基本給は昇給で「何円」増加するのか
 ・1.最低限の昇給パターン
 ・2.出世下位グループの昇給パターン
 ・3.出世中位グループの昇給パターン
 ・4.出世上位グループの昇給パターン
期末・勤勉手当額まとめ ~気がつけば4年目~
解剖献体の慰霊祭について
国立大学事務職員は何歳で「昇級」するのか
国立大学で働く ~非正規職員編~ その1
国立大学12の真実~国立大学の正しい理解のために~
期末・勤勉手当は2009年6月にどれくらい下がったのか
データから見る公務員の高学歴化
人事交流と出向について
国立大学事務職員はどこまで出世できるのか?
国立大学事務職員の年収(勤続3年目の場合)
本府省業務調整手当について【追記】
国立大学事務職員なら読んでいる?各種購読物について
本府省業務調整手当について
運営費交付金から見る国立大学ランキング。
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労働時間について
ワープロソフト「一太郎」について
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源泉徴収票をもらったので年収を出して見ました。
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国立大学職員採用試験(面接試験)の思い出 その5
国立大学職員採用試験(面接試験)の思い出 その4
国立大学職員採用試験(面接試験)の思い出 その3
国立大学職員採用試験(面接試験)の思い出 その2
国立大学職員採用試験(面接試験)の思い出 その1
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三ヶ月ぶりに書きたくなったので。
パソコンをPCと書いてない時点で、ダメな気がする文章。
初年度の年収は?
出勤13日目に。
初日を終えて。
初出勤日の朝。

■コメントへの返答が長くなったものでエントリーを作ったもの
(※似たような質問をするときにはなるべく事前に読み返してください)
国立大学職員になりたい皆さんへ(Re:はなぴんさん):私大出身者が国立大学職員になること
国立大学職員になりたい皆さんへ(Re:マイマイさん):学生の大学浪人と目標転換は評価されるか?
国立大学職員になりたい皆さんへ(Re:スヌーピーさん):内部登用試験か職員採用試験か

コメント ( 70 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (hiro)
2009-03-10 23:40:41
はじめましてこんばんわ。
質問なのですが、
国立大学事務員の方は
夜間の大学に通ったりしてる人はいるのでしょうか?
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-03-11 06:36:33
>>hiroさん

当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

夜間学部の件ですが、自分の大学では夜間学部を持っておらず、また近隣の大学にも夜間学部がないため、自分の知る範囲の職員で夜間学部に通っている方はいません。
国立大学事務職員全体からみても、夜間学部に通うために大学職員になる方がどれくらいいるのかは明確ではありません。個人的な予想ですが、現在国立大学事務職員のほとんどは4年制大学以上を最終学歴としているため、勤めながら大学に通う方は少ないのではないかなと思います。

ちなみに夜間学部ではないですが、就職当時に大学院の博士課程に在籍しつつ、同時に国立大学職員になった技術職員さんがいました。両立できるものなのか伺ったところ、「後は論文を書くだけなので大丈夫だ」とのことでした。

夜間学部とは少しはずれますが、国立大学は「国家公務員の自己啓発等休業に関する法律」に関連した就業規則を持っていて、職員が大学で修学を行うために休業できる制度があります。割と最近作られた制度ですが、これなら夜間学部にこだわらずに大学を選べるので、よろしければ参考にして下さい。

あとは職員の学習意欲の問題でしょうか。自分なんぞは一時期研究職に就いてみたいなと思っていた時期もあるので、上記休業制度を使って大学院に入ってみたいような気もしますが、休業期間中に収入がないことを考えるとやはり考え直してしまします。しかしまぁ、上記休業制度や夜間学部を利用しなくても大学の図書館とかを利用できたりするので、そういう意味では国立大学事務職員は普通の社会人よりかは学術的な勉強をしやすい位置にいるような気がします。
 
 
 
ちょっと気になったのですが… (リョウ)
2009-03-15 19:21:08
はじめまして!4月に国立大学に採用されたものです。半年前くらいから頻繁にブログを拝見させてもらっております。先日健康診断と一緒に同期の顔合わせがあったのですが、このブログを見ている方が何人かいて勉強になると会話が盛り上がることもありました。
さて上記の文章で気になったのですが、学術機関に携わっていることで、教員になられる方というのもいるんでしょうか?
特に個人としてそんな希望はないんですが、そういう人もいるのかなと思ったので。
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-03-16 07:50:34
>>リョウさん

いつもご閲覧いただきありがとうございます。

4月から採用とのこと。採用まもなくは同期で飲む機会も多いかと思います。勤続年数が増えると同期との飲み会も少なくなるのでこの機会を多いに利用するのが良いかと思います。

さて事務職員から教員になる人がいるのかということですが、中にはそういう人もいるかも知れません。しかしその割合は一般企業に就職した後に大学院に通ったり実務を積んで教鞭をとるようになったりする割合に比べて、同じ程度か、あるいは低いのではないかなと思います。これは勤めてみての感覚的な印象です。

同じ大学に勤めているとはいえ、事務職員と教員というのはかなり違った領域に生きているという印象があります。「病院の事務職員が医師を目指すか」と例えれば少し分かりやすいかもしれません。もちろん、大学の雰囲気に惹かれて事務職員になった職員さんも多いかと思いますが、そういう人達は教員を目指すというよりかは事務職員をやりながら趣味の範囲で学術に触れているといった印象が強いような気がします。

否定的なことを書きましたが、教員にならないまでも大学の雰囲気が好きだという人には、やはり大学事務職員はオススメの職業だと個人的には思っています。大学構内を歩くだけでも知的好奇心がいろいろと刺激されることもよくありますしね。

追記:当ブログを見ていただいている方が数名いてその話題で盛り上がっていただいたとのこと。管理人はモニターの前で思わずガッツポーズです。
 
 
 
Unknown (リョウ)
2009-03-16 22:16:05
なるほど!
ありがとうございました。
これからも聞きたいことを聞いてしまうかもしれませんがよろしくお願いします。
 
 
 
Unknown (hiro)
2009-04-04 23:16:40
レスありがとうございます!
ものすごく参考になりました!!
 
 
 
Unknown (Lab)
2009-05-10 00:03:25
少し前から拝見させてもらっております!

今年度受験予定で3度目の受験、
しかもダラダラやってて本当に真面目に勉強しだしたのは今年3月から。
そして、やっぱり大学職員になりたい!と教養を真面目に取り組み出したのは数週間前…
(その頃このblogに出会いました)


うわー!あと一週間しかないです!
時間がないです!
世界史・地理・生物わかりません!
でもやるしかありません!


変なコメントになってしまい申し訳ありません。
言いたかったことは
「いろいろと参考になりモチベーションが上がります!これからも楽しみにしてます!」
てことです。
すみません!失礼しました!
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-05-10 20:32:59
>>Labさん

当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

自分も公務員試験勉強時代はいろいろとモチベーション維持のためにあれやこれやとやった口です。その中で、劇的な効果があるというわけではないのですが地味に効くのが「名言や金言集を読む」というやつです。今ならスマイルスの「自助論」なんかを勧めますが、当時は父親が持っていた名言を集めた文庫本を読んでいました。もうこの文庫本に関しては本当に100回くらい読み返したかもしれません。今でも本棚に入れてあり、年に何回かは読み返しています。

筆記試験は確か来週でしたね。Labさんの吉報をお祈りしております。
 
 
 
Unknown (もりんご)
2009-07-01 21:14:48
こんにちは。覚えていらっしゃるか定かではありませんが以前当ブログで職員採用試験の面接について書かれた際にコメントした者です。実はあの後このブログのおかげもありまして、無事?に国立大学職員として採用され、今ではもう二年目になります。ありがとうございます!実は最近初心を思い出そうとふと考えた時に、このブログのことを思い出しました。色々とよく分析、勉強しているようで自分も見習ってこれからも頑張って行きたいです。
 
 
 
Unknown (管理人)
2009-07-01 22:01:37
>>もりんごさん

面接試験の日記の記事にコメントをくださった方ですね?遅くなりましたがまずは採用おめでとうございます。国立大学に就職するにあたって当ブログが役に立ったことは自分にとっても大変名誉なことです。また仕事が忙しくて途中で止めようかと思ったこともあったエントリー書きの作業も、もりんごさんのように久々に訪れていただけた方がいただけで続けてきた甲斐があったというものです。

今年で2年目とのこと。配属先の係の年間スケジュールなどが一通り分かるようになり、仕事が少し順調に進み始める頃ではないでしょうか。同時に配属時からコツコツ覚えてきたことが異動や係内部での業務割り振り変更でまた振り出しに戻ってしまう失望感を味わう頃でもあるかと思います(自分は未だにこの失望感に慣れません)。最近聞いた先輩の言葉ですが、「若い頃にルーチン業務を行う係にいるとその後がきつい」という一面があるとのことです。自分もまだまだ若輩ですが、この先輩の言葉と併せて、「3歩進んで2歩下がる」的なことが仕事にはあるなと実感する今日この頃です。お互いゼロからスタートした時の気持ちを忘れずに頑張っていけたらいいですね。
 
 
 
Unknown (もりんご)
2009-07-02 12:40:18
先輩からの激励の言葉として、ありがとうございます。そして覚えて頂いてとても光栄です。
私はまだ異動というのは下っ端のためなく、失望感というのは味ってないのですが、これから知るんだろうと思います。
またありがたいことに今の業務はルーティンよりは自分の裁量が割と多く占める仕事のため毎日楽しみながら取り組めてます。これも法人化した醍醐味かなと思います。
これからもブログを陰ながら拝見しつつ頑張って勉強しますので、今後も仕事やプライベート等、お忙しいとは思いますがたまにでいいので更新していただけたらと思います。
お互い同業者として場所は違えど、頑張りましょう☆
 
 
 
Unknown (mama)
2009-09-18 20:48:58
初めまして。某国立大人事1年目です。
4月の採用前からよく拝見しておりました。

記事のファイル、私のところにも送信されてきました。
弘前大さんが公開してるとのこと。
連休明けにでも、そのことを上司に伝えてみようかと思います。

貴重な情報誠にありがとうございました。
 
 
 
取り上げていただきたい話題 (mogura)
2010-02-25 14:30:21
こんにちは。私は国立大学に勤めて16年経ちました。こちらのブログは時々訪れております。内容が濃く、グラフや数字で説得力があり、食い入るように見ています。最近では「職員も予算も減らされる中で仕事だけが増えていく」という辺りに同感。私の職場では皆士気を失っています。

今後、取り上げていただきたい話題です(言いたいことだけ書き申し訳ありません。)。
(1)公務員試験について
(2)退職金について
 
(1)について、最近私は、組織がガタガタになってきていると感じています。正職員枠が削減され、頭数だけ非常勤や派遣職員を補充しているということもありますが、試験の質が落ちたのではないかと考えています。私は国家Ⅱ種ですが、最近の採用試験には専門試験がなく、法律や経済の専門知識がないまま採用になっても、それを読む、理解する基礎能力があるかないかわからないのに採用しても、本人も大学側もお互いにつらいのではないかと思います。そして、Ⅰ種、Ⅱ種という区分けの前は上級、中級というものでしたが、こちらの試験の内容についても比較してみたいものだなと思っていました。そういった採用試験の経緯というか歴史を知りたいです。

(2)については、各大学毎に退職金規程を定めているところですが、条文のとおりに当てはめ実際に計算してみても、何か自分の計算方法が間違っています(人事課の計算とかなり違う)。私の計算方法の読み方が間違っているのだと思います。
 
 
 
Unknown (管理人)
2010-02-25 21:23:53
>>moguraさん

当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

勤続16年とのこと、大先輩でいらっしゃいますね。経験浅く、見当違いのことを書くやも知れませんが、ご意見を参考にして今後のエントリーに反映させたいと思います。

公務員試験関係については最終学歴の話題などで一度触れていますが「職員の質」という観点で何か文章が書ければ良いなと思っています。ただし、この手の文章を書くためには未だ経験が足りないと思いますので、もう少しアイディアを温めた後に記したいと思います。

退職金のこともぜひ書きたいです。しかしこれも、退職金の業務が大学本部の限られた担当者のみが行っている関係で、いまいち詳しい資料が集められていません。自分も条文に沿って退職金計算をしたことがありますが、やはり本部の出した数字と一致しませんでした。恐らく退職金計算に関わる通知などが存在しているのだと思います。いつか大学本部に異動になった際には資料をぶっこ抜いてエントリーにまとめてやるぞと息巻いている現状です。
 
 
 
給与について (グリコ)
2010-03-01 17:03:24
初めまして、今年市役所、消防官、国立大学法人の試験を受けるものです。参考にお聞きしたいのですが、おおまかにでよゆろしいのでこの3つを比較すると給与は全体的にどのくらいがあると思いますか?また国立大学は給与は比較的低めなのでしょうか?
お忙しいとは思いますが返答頂ければ幸いです。
 
 
 
国家公務員化? (オレンジ)
2010-03-04 21:51:13
初めまして、今年から国立大学法人で働くことになったものです。このブログには大学職員についての情報がたくさんありとても重宝させていただいています。
ところで先月枝野幸男行政刷新担当相が独立行政法人について、仕分けの結果次第では国の移管もあり得るとおっしゃっていました。まだ働いていない自分としては公務員の身分は魅力的に思えるのですが、すでに仕事をこなしておられる管理人さん方はどう思われますか?お答えいただけると嬉しいです。
 
 
 
Unknown (管理人)
2010-03-06 00:33:03
>>オレンジさん

当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

今年から働きはじめるとのこと。勤めてみると良くも悪くも思っていたことと違うことが多いと思いますが、あせらずにじっくりと経験を積んでいただきたいと思います。

さて国立大学職員の国家公務員への復帰に関してですが、「あまり関心がない」というのが正直なところです。むしろ、法人であることの方が事務の簡素化のインセンティブになっていると思っているので、法人のままでも構わないような気さえします。

法人化とか再公務員化といった話よりも、どちらかというと立法府とか行政府の上の方の人間には高等教育機関の今後の方針だとか科学研究費補助金のあり方とか、そういう「大きな話」をしてもらいたいところです。個人的には「国立大学事務職員を公務員に戻します」と言われるよりも、「今後10年間に支出する若手研究者への助成金を増額します」とか言われた方が嬉しいです。

再公務員化を喜ぶ人達も少なくはないのかも知れませんが、例え定年まで生活が保障されようと、国立大学が社会的に役に立たない機関になってしまっては働く甲斐がないというものです。法人とかを国の移管に戻してコストが削減できるなら、社会保険庁でも郵便局でもJRでも再編しなおしてりゃいいと思います。とにかく「そんなことどうでもいいからもっと根本的なところに目を向けてくれ」という気持ちが強いです。

…少し感情的なコメントになってしまいましたでしょうか?なにはともあれ、勤務開始は4月からかと思いますので、配属先の職員さんにご意見を伺うのも参考になるかと思います。オレンジ様の今後の活躍をご期待しております。
 
 
 
Unknown (aruto)
2010-03-07 21:18:42
確かに、働いている身からすれば(法人化以後の若い人程特に)「公務員だろうと法人だろうと、そんなに差異はあるの?」といった気持ちが強いように思えます(まあ、言い方は悪いですが、なんだかんだいって民間に比べれば、遥かに定年まで勤めることが可能だからかもしれません)。
実際、自分も公務員になったところで何?って気になります。

何より管理人さんの仰るとおり、そんなことを議論するくらいなら、研究費や、予算を少しでも良いから増額する議論や、今後の国の方向性として、どういった分野を伸ばすべきなのかなどを議論して欲しいと思います。

明確な目標がないと、企業だろうと公務員だろうと大学職員だろうと、士気も下がるし、働き甲斐もなくなりますしねぇ・・・。
 
 
 
Unknown (オレンジ)
2010-03-08 22:01:54
皆さんの意見とても参考になりました。
確かに大学で働く以上公務員かどうかは関係なく大学がより良くなるように努めるべきですね。
まだ配属先も決まっていませんがいち職員として頑張っていこうと思います。
 
 
 
給与について質問です (事務局長)
2010-06-28 22:46:12
いつも拝見させていただいております。
私は今年4月に大学の公募試験で技術職員に採用された29歳です。
大学卒業(平成17年3月)後、民間で、まる5年勤務してきました。
級号俸は1級33号俸です。この級号俸は高いのでしょうか?低いのでしょうか?
また公募採用での給与は他の職員の方と比べて低いと聞きました。組合に掛け合えば上がるのでしょうか?
最後に、今後、大学院に進学し修士、博士を取りたいと考えています。学位をとる度に特別な昇給はあるのでしょうか?教員になった場合は給与は上がるのでしょうか?

たくさん質問してしまいましたが、ご返答よろしくお願いします。
 
 
 
Re:事務局長さん (管理人)
2010-06-30 23:29:59
当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

昇給抑制期間中であっても新卒の4月採用の正規職員は3年目の1月1日に1級33号俸に達し、5年目の1月1日には1級40号俸に達するので、低いと言えば低いです。恐らく初任給決定において民間での勤務期間に0.5掛けをしたためと思われます。

このような計算については大学事務の担当部局に決定の裁量があるため、組合に掛け合えば上がるものではないと思います。規則に則った、正式な事務処理において決定された初任給のはずです。また、この計算や事務手続きは公募採用や統一採用試験合格者等、採用の形態を問わず、中途採用する職員全員に対して行われるものです。

修士や博士の学位の件ですが、特別な昇給は無いものとお考えください。ただし、修学年数調整といって、最終学歴を修士修了か博士修了にして初任給を計算しなおし事務手続きが存在するので、場合によっては給与が上昇することがあります。学位を取得したのであれば、申し出るべきでしょう。事務手続き上は「昇給」ではありませんが、大体「昇給」と同じような効果です。事務においては修士号や博士号の取得は勤務評定などでほとんど評価されませんが、教員関係に進むことをお考えであれば、修士号や博士号、あるいは作成した論文や著書は、少なくとも事務分野よりかは評価の対象となるはずです。

教員について、事務職員と教員では「俸給表・給与表」に違いが出るため、「どちらが上か」の判断をつけることができません。しかし通常は、同じ年齢・同じ経験年数の事務職員と教員を比べると、教員の方が給与が高い場合が多いです。
 
 
 
スキルアップ~! (福。)
2010-07-16 21:03:49
こんばんは。はじめまして。
今年の採用試験でつい先日合格を頂いた者です。
こちらのサイトは現役でお仕事をされている管理人さんの生の声が聞けてとても参考になります♪

そして、4月1日から働くに当たって、お聞きしたいことがあります!!
まだ勤務開始まで半年以上あるわけですが、この時間を生かして何か業務内容にプラスになるようなスキルを身につけておきたいとおもっております。

自分で色々と候補を挙げてみたのですが、管理人さんの主観で構いませんので優先順位等アドバイスがあれば教えていただきたいです!

①普通自動車運転免許(大学職員というよりも社会人として必要なのではないかなと思います。大学職員の業務でもキャンパス間の移動や大学校外での仕事等で必要になると思っているのですがどうでしょうか?)

②パソコン系の資格(やはり事務ですのでパソコン能力は必須だと思います。自分はブラインドタッチとワードやエクセルで本当に簡単な表を作れる程度なので不安です。特にどのような資格がおススメでしょうか?ワープロ検定等・・・。)

③英語検定(三級しか持っておらず、TOEICも500点ほどです(;^_^A 特に国際課等に配属された場合、留学生とのコミュニケーションが必須になってくると思うので!)

④簿記?検定(実態を良く知らないのですが簿記検定は有利と聞いたことがあります。簿記学校も近くにあるのでどうしようかと思っております。)

⑤最後の大学生活だしとにかく遊ぶ!!(資格なんて要らないですかね...?)


とりあえずこれぐらいしか考えつかないのですが、この中で優先順位をつけるならば真っ先に取り組むべきはどれであると思われますか??


試験期間を目前に控えてお忙しいかと思われますが、お暇な時に一言いただければ嬉しいです。

宜しくお願いします!!
 
 
 
Re:福。さん (管理人)
2010-07-18 09:34:50
当ブログをご閲覧いただきありがとうございます。

採用試験で内定をいただいたとのこと。おめでとうございます。この先良くも悪くも予想外のことがあると思いますが、初心忘れずに、ご活躍を期待いたします。

勤務開始までのことでご返答いたします。


普通自動車免許取得は大いに推奨いたします。業務上で公用車を使う場合もありますし、半ば「持っていて当たり前」という雰囲気もあるものです。働き出すと業務外でも使う機会は増えると思うので、取っておいて損はないはずです。

パソコンスキルの習得も非常に重要ですが、しかし、いざ何をやれば良いのかのアドバイスが難しいです。MOSやワープロ検定もあるのですが、それらの資格を持っている人が必ずしも職場で「PCに詳しい人」の称号を得ていないという現状があります。結局は働きながら業務上で使う知識をコツコツ集めることになるため、就職前から「完全なPCの知識の習得」は目指さずに、PCでいろいろなことができるように、常日頃から新しいことにどんどん挑戦していくのが良いと思います。ワードやエクセルのみならず、画像系のソフト(フォトショップやイラストレーター)や各種フリーソフトの知識も意外なところで役に立つものです。浅く広くPCを使えるように努めるのが良いと思いますので、PCを使っていろいろと遊んでおいて下さい。

英語について、大学として英語を使える人間を求めているのは確かなのですが、どうも結局は「英語担当の人」を一人決めて、何かあったらその人に英語関係をお願いする、という「分業体制」が出来てしまっている嫌いがあるように感じます。なので、これもPC同様、最初からどんな英語関係の業務にも対応できる知識を求めずに、「必要に応じて英語関係の業務を覚えることが出来るくらいの基礎的な部分」をまずは習得しておいて下さい。

簿記について、実は簿記がどんなことを学ぶものなのかも良く知らないため、アドバイスがしにくいです。しかし、簿記を持っていれば人事記録に記載が載りますので、会計系の部署で活躍する場合には、就職前に勉強しておくのは有益なことだと思います。

残りの大学生活を楽しんでおくのも大事なことです。ただし、楽しすぎて問題を起こし、内定が取り消されないように注意してくださいね。


就業前の自主研修というと、「資格」や「知識の習得」に目が行きがちですが、働く上でまず最初に求められるものは、案外「人格」や「人間性」といった、非常に漠然としたものです。これらのものは就業開始の半年までにどうにかするものではなく、働き始めてからも何年もかけて培っていかなくてはならないものです。その方法は古今東西千差万別ですが、昔から使われている古臭いものが、結局はセオリーになると思います。規則正しく節度ある生活、適度な運動、健康な食生活、充分な睡眠、修学を怠らない、多くの友人と意見を交わす、小説を読む、考えを文章にまとめる、新聞を読む、芸術に触れる、旅をして回る、等々。せっかく就業前にたくさんの時間があるので、こういったことにも挑戦してみる、身に着けておくこともお勧めしておきます。
 
 
 
お早いお返事ありがとうございます!! (福。)
2010-07-19 03:41:32
おぉ~!!(°〇°;)

大変参考になります!!

特に最後の人間性を磨くとのお話、当たり前のようで実は気づいていなかったです。

とりあえず自動車免許の取得を第一にしようと思います。


日々精進。日進月歩。

大学に必要不可欠な人物を目指します!

どうもありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します♪
 
 
 
初めまして (大学3年生)
2010-09-28 08:46:54
初めまして。こんにちは。
ブログを拝見させて頂きました。

もしも、良かったら質問に答えて頂けると嬉しいです。

私は現在、大学3年生で公務員(市役所、地方上・中級)を希望しています。公務員の中で一番興味があるのが大学職員です。
しかし、今までほとんど公務員試験の勉強をしてきていないので、これからやって間に合うのかが不安です。
大学職員の場合は教養試験だけですが、市役所・地方上級・中級などは専門科目も必要です。

これからの短い期間で公務員試験に合格するためには、第一志望である大学職員になるために教養科目だけ勉強するべきなのでしょうか?
それとも専門科目の勉強もして、市役所・地方上級・中級にも備えていくべきなのでしょうか?

 
 
 
Re;大学3年生さん (管理人)
2010-09-28 21:08:39
個人的には専門科目の勉強もした方が良いと思います。

大学職員がどうのという前に、第一志望のみに目標を絞るのはリスクが高いと思います。確かに大学職員一本にしたほうが教養科目の点数は上がるかもしれませんが、たった一度の筆記試験では、例えばその日の体調が優れなかったために実力を出し損ねる、といった不確実要素が存在します。大学職員と地方公務員を併願すると勉強する範囲が増え、全体の点数は減ってしまうかもしれませんが、試験が複数回あるために、上記のリスクが分散されるメリットがあると思います。

それと、これは個人的な感想なのですが、教養科目ばっかり勉強していると結構飽きます。基本的に高校でやったことの繰り返しの上、センターで既に一度良い点数を取っている連中は、あまり時間を掛けなくても高い点数を取る傾向があります(たぶん)。専門科目ならセンターで良い点数を取っている連中でもゼロからのスタートですので、頑張りようによって挽回するチャンスがいくらでもあります。そういうこと考えると、教養一本よりも専門科目も勉強して、試験も複数受験できるほうが良いと思うのです。

また、あなた自身の現在の学力も重要視してください。大学を受験するときにセンター試験を受けたか、どの科目を受けたか、どの科目は受けなかったか、どのくらいの点数を取れたか、等などはこれからの勉強時間を設定する上で重要な要素だと思います。自分はセンター試験の得点率が75%~80%、偏差値で60と少し、この状態で大学2年生から1000時間を少し超えるくらい勉強して国家2種・地方上級・地方中級・大学職員の筆記に通りました。似たような具合なら専門試験も頑張れるかもしれません。大学受験時の偏差値が少し低い場合は、教養に特化した勉強が良いのかもしれません。最終的な判断は自己責任にてお願いいたします。

最後に、もうご覧になったかもしれませんが、自分の筆記試験の経験談は下記エントリーにまとめてありますので、よろしければご確認ください。

http://blog.goo.ne.jp/la_old_september/e/5af7803cbc2b2c61c4e046cb409f3a25
 
 
 
返信ありがとうございます。 (大学3年生)
2010-09-29 10:11:29
返信して頂いてありがとうございます。
とても参考になりました。

試験期間まで1年もありませんが、専門科目の勉強もしていこうと思います。

教えて頂いてどうもありがとうございました。
 
 
 
給料について (vw5110)
2011-04-10 15:28:52
はじめまして。
今月より国立大学病院で看護師採用となったものです。
これまでの経歴としては、4年生大学卒業後、8年10か月の間、一般企業に就職し退職。その年の4月に看護学校(3年制)に入学し今年の3月に卒業し就職するに至りました。
この場合の本給の号俸はいくらになるものでしょうか?
おしえていただければ幸いです。
 
 
 
Re:vw5110さん (管理人)
2011-04-10 17:03:29
看護師として採用されたのであれば看護師免許取得の時から経験年数が計算されるのが「原則」です。この原則を貫けば、民間企業の経験年数は全く考慮されないことになるのですが、多分そういうことにはならないと思います。
というのも、こういう時のために「他の職員を著しく均衡を失するような場合」は初任給に経験年数を考慮することがあるので、多分民間企業の経験年数は考慮されると思います。

具体的な数字はちょっと分かりません。というのも、確か看護師の初任給計算には少し特殊なルールがあったはずだからです。

とりあえず、この4月の給与で答えは出ると思います。ですので、もし出来れば、vw5110さんの給与と、経験年数が全く無い看護学校あがりの看護師さんの給与を比較してみてください。全く同じなら民間企業の経験年数は考慮されていないことになります。ある程度差があるのであれば、それは民間企業での経験年数を考慮している証拠です。その上で詳しいことは所属する国立大学病院の事務局の担当部署に聞いてみてください。

追記:看護師免許は取得が4月中でしたのでしょうか?その場合は、5月の給与で確認してください。
 
 
 
こんにちは (あたまさん)
2011-04-17 16:24:43
こんにちは!ブログ読ませて頂きました。
凄い細かく書いていて感心します(*^^*)

自分は地元の国大で工学系の修士を卒業して今月から民間で働いています。ただ、去年就職が決まった後に実家の事情が色々変わってしまって、若いうちに地元に戻ろうと考えています。

そこで将来的に母校の大学で働きたいんですが、技術職員について質問があります。
母校では、技術職員が各研究室に所属して学生実験の授業や、研究室によっては技術職員が研究テーマをもって研究してるところもあります。
ただ、どこの研究室も各研究室に1人しか技術職員がいないんです。これはそういう決まりなんでしょうか?それとも人数が少ないから最低限の人数で各研究室に振り分けてるんでしょうか。

働いてみたいなーと思う研究室にはすでに若い技術職員がいるので、職員募集は当分ないのかなと・・・

まあでも必ず技術職員を受験するかはわかりません。母校はこの地方の県の中では最低ランクと高校生から見られてますが、法人化以後は明らかに変わってきていて学長が具体的な改革プランを示して頑張ってます。メディア露出や提携も増えてきてます。その一員として将来働きたいです。


私情を挟んでさしまいましたが、技術職員の件、お分かりでしたら宜しくお願いします!
 
 
 
Re:あたまさん (管理人)
2011-04-17 20:06:25
技術職員の人事についての業務に従事したことがないので、あくまで一国立大学事務職員としての回答であることを前置きして、お答えいたします。

>母校では、技術職員が各研究室に所属して学生実験の授業や、研究室によっては技術職員が研究テーマをもって研究してるところもあります。

我々がいうところの、いわゆる「教室系技術職員」のことだと思います。理系の学部で、授業用の各種施設の整備などを行う一方、学会などで発表を行う教室系技術職員さんは確かにいます(旅費の処理などをしていると、たまに教室系技術職員さんの出張で、学会参加などがあるため)。

「研究室に1人」という明文化したルールは見たことがありませんが、事務系職員の「係に係長は1人」というのと同じように、教室や講座には専門の技術職員は1人と、慣例としてなっているのではないでしょうか。あるいは、「人数が少ないから」というのはありえそうな気がします。運営費交付金の減少や、俸給表の旧「行(二)」(いわゆる用務員的な業務を行う事務系職員)の職員が減少している現状から見るに、大学側としても、教室系技術職員の採用を今後増やすというのは、少し考えにくい気がします。

「教室系技術職員」という名称を使いましたが、「教室系ではない技術職員」さんもいます。自分のような事務系職員にとっては、むしろこっちの方が常日頃接しています。そのような技術職員さんは、事務職員と同じ事務室で各種の施設保全などの業務に当たっていたり、大学本部の施設関連部局で、デスクワークなどをしている方です。感覚としては、「教室系技術職員」が「研究室」に所属しているのに対し、「教室系ではない技術職員」は「大学全体」に所属している、といった感じです(あくまで自分の大学の場合ですが)。なので、教室系技術職員さんはかなり大掛かりな組織編制でもない限りずっとその研究室や講座から動きませんが、教室系ではない技術職員さんは我々事務系職員のように、2~3年単位で大学内で異動をします。また、教室系技術職員さんはあまり係長などには進まず、最終的な職種は「主任」(あるいは技術部門における、事務とはやや違った名称の職種)である、というイメージが自分の中にあるのですが、これはちょっと自信が無いため、あたまさん自身でも確認してみてください。少なくとも、「教室系ではない技術職員」さんは事務系職員のように係長や課長などに進みます。ただ、単科大学と総合大学でこのあたりに違いが生じている可能性は否定出来ません。

体系だった知識がないので、少し箇条書きになってしまいましたが、技術職員としては教室系でないものもありますので、出来ればそちらも視野に入れて、受験される「地区」の受験説明会に出席されるのが良いと思います。これはあくまで勘ですが、教室系技術職員はどうも各国立大学に応じてローカル色が強い人事運営をしている気がします。質問を拝見する限り、就職するに際してかなりしっかりとした方向性があると思うので、説明会に出席して疑問点を明確にすることは恐らく役に立つはずです。

国立大学における技術職員の情報は、国立大学内部であっても意外と耳に入らないので、もしあたまさんが採用されたら「国立大学技術職員日記」でも作って情報提供してもらえると助かるんですが…。まぁご一考ください。
 
 
 
解答ありがとうございます (あたまさん)
2011-04-17 21:52:03
ありがとうございます!技術職員に関して概要のようなものがわかりました。教室系技術は少し特殊なんですね。意外でした。

教室系技術以外にもあるのはもちろん存じてます。確かに技術職員の募集が増えるのは考えにくいですよね。。。技術職員として自分の知識を大学や地元企業の発展(法人化以後、工学部と地元企業が提携して製品開発するのが増えたので)につなげられたら一番ですね。そしたら高校生からの見られ方も良くなって行くと思ってます。
ただ、工学を卒業して事務系として大学に入って学内システムを開発したり、特許センターで研究室の発明の特許を扱ったり企業と研究室の提携の仲介をやったりしてる先輩を知ってるので、知識をいかせる選択肢は広いなとも思ってます(*^^*)

こんな動機で採用されたら奇跡ですが、行動力だけは自信あるので頑張ってみます!
 
 
 
ありがとうございます (リンゴ)
2012-03-25 09:40:18
恐れいりました。
本当に重要な情報ありがとうございます。
下記メールにアドレス(直接にあなた様とご連絡の取れるアドレス)をお送りください。
※迷惑メール防止のため。

yyyoshimiyaringo@excite.co.jp

同様機関に働いて14年になりますが、初任給から現在までの私の給料(残業代含める)をお送りします。エクセルデータですべて管理して持ってます。
ぜひ若い人への回答としてご活用ください。

よろしくお願いします。


 
 
 
公募採用後に採用試験 (じょじょ)
2012-05-24 18:06:23
いつも大変興味深く拝見させていただいております。
事務局長さんの質問をみて、私も公募採用だったのですが、公募採用者は試験採用者と比べ、かなり低いです。
しかも採用後にそれがわかるので、同期と比べ初任給が低いのは非常に悲しかったです。
私は理系の職員(公務員含め)を目指してて、技術職員の採用は、試験時にはなく公募でしかなかったので、さらに残念です。
そこで、採用後に改めて試験を受ける制度はあるのかご存じではないですか?非常勤のかたのはあるのは知ってるんですが、常勤職員がさらに試験を受けるというのはやはり無理なんでしょうか?
 
 
 
Re:じょじょさん (管理人)
2012-05-24 20:53:08
>「採用後に改めて試験を受ける制度」

もしあるとするなら「昇進試験」という位置づけになる試験かも知れませんが、残念ながら自分の大学にはそのようなシステムはありません。ただ昔と違って、今は各国立大学が独自の採用方法を持っている場合もあるので、まずはじょじょさんの大学にそのような制度がないか調べてみてください。

技術系はなんとなくポストの流れというか、「今この部署にいる人間が次はここに行って最終的にはこういう風になる」というのが、事務よりははっきりしているイメージが自分の中にはあります(もっとも事務職員に比べて技術職員は絶対数が少ないので、自動的に将来のポストの予想が付きやすいというだけかも知れませんが)。そういう意味では「試験の受けなおし」とかがあったほうが、今後の自分のキャリア形成をより確かなものに出来る気もします。

しかし一方で、公募であっても採用されれば職員であることに変わりはないのですから、自分としては日常的に自分が思っていることをアピールするのも、悪いことではないと思います。アピールしたからと言って他の職員と完全に対等になれるかどうかは分かりませんが、良識ある人事担当なら、当初の予想よりはるかにやる気を出して働いている職員がいるなら、当初の予定より責任ある地位に進める気持ちも強くなるものだと、信じたいところです。

あとはじょじょさんがどうして上に書いたような試験を受けたいのか、その動機をしっかり伝えることが大事だと思います。試験採用でも面接くらいはあると思いますが、そこの応募者が「高い給料が欲しいから」だけが志望動機なら、十中八九その応募者は落とされると思います。おなじことがじょじょさんにも言え、「同期と同じ給料がほしいから」や「給料が低いのが嫌だから」だけでは試験採用者と同じ扱いを受ける可能性は低いと思います。「同じ仕事をしているのだから同じ給料が欲しい」も請求する内容としては公平性が高いですが、あまり人事をしている職員の心に響かないと思います。せっかくなので「公募で入ったが大学をよりよいものにするためにもっと責任のある地位につきたくなった。出来れば自分を試験採用者と同じように扱って欲しい」くらい言って、給与アップは二の次みたいな雰囲気をそこはかとなく匂わすくらいがいいんじゃないでしょうか?

学内の試験や昇進の仕組みは人事担当部署に聞くのもいいですが、こういうのは何より昔から勤めている上司の方々が詳しいと思うので、お酒の席なんかで聞いてみてはいかがでしょうか?ただし、採用されてすぐに「やっぱり今の境遇は嫌です」と言うと角が立つので、やんわりと遠まわしに聞くのが安全かと思います。
 
 
 
ありがとうございます。 (じょじょ)
2012-05-30 17:30:26
管理人さん、丁寧なご説明ありがとうございます。
そうですね。調べた限りでは私の大学でもそのような試験はありませんでした。

私の考えですが、給料とは自分の仕事のもっともわかりやすい評価の一つと考えています。
特に技術職員はあまり人事やその他職員との関係がなく、自分の仕事が人から認められ評価されることも少ないので、他より給料が低いことに不平等を感じていた気がします。

私についてはすぐに改善されることは難しいですが、今後公募で入ってくる人のためにも募集要項時に、公募採用での扱いについての明確な記載を載せるように呼びかけてみたいとは思います。

ちょっと論点がずれしまいました。

ご回答ありがとうございました。
 
 
 
いつも拝見しております (くまこ)
2012-06-05 03:13:15
数年前から、こちらのブログは興味深く拝見しておりますが、このたび初めてコメントさせてもらいました(#^.^#)地方の国立大学で庶務系の仕事をしている者です。

大変不躾で申し訳ありませんが、給与関係にお詳しい管理人さまに扶養手当に関する質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?

共済組合においては、月額108,334円以上の収入がある場合には、被扶養者認定されませんが、手当については、月額に関して明言された規則が探せませんでした。単純に向こう一年間130万円以下の収入であれば、被扶養者要件を満たすのでしょうか。もしご存じでしたら、教えていただければ幸いです。
 
 
 
Re:くまこさん (管理人)
2012-06-05 22:13:57
結論から言うと扶養手当についてもやはり年間130万円の規定は存在します。国家公務員の手当に関しては人事院規則でその詳細が定められており、扶養手当については人事院規則9-80がこれを定め、その第2条において扶養手当を受けられないものとして「年額百三十万円以上の恒常的な所得があると見込まれる者」が定められています。国立大学においても現状では手当の運用細則は人事院規則を準用する形となっているので、やはりこの人事院規則9-80の影響を受けるわけです。

あとは「年間130万円」と「恒常的な所得」の解釈の問題だと思います。重要な点は「年間」は暦上の計算ではなく、くまこさんのおっしゃるとおり「向こう1年間」であるという点。また「恒常的な所得があると見込まれる」なので、例えば本人は年間130万円未満で所得を止めるつもりだったとして、月20万円くらいの給与を複数月受け取ると「そのままのペースでいけば年間130万円を超えるよね?」って感じで扶養手当の支給が停止する場合があったはずです。

自分もしばらく手当計算の事務から離れているので確実なことは言えませんが、とにかくこのあたりは「もらえるもんだからもらっとけ」と考えるより、「もう自分でお金を稼ぎ始めたんだから扶養手当は受け取らないようにしよう」という思考パターンの方が痛い目を見ないことは確実です。人事院規則もそうですが、下手に規定を盾にとって「扶養手当をよこせ」とやるともの凄く組織から嫌われるので、ご注意ください。
 
 
 
早速ありがとうございました (くまこ)
2012-06-06 09:35:36
早速ありがとうございました。月額について明言されてはいませんが、恒常的収入ありとして、打ち切られる場合もあるのですね。

 
 
 
Unknown (前頭葉)
2012-07-20 13:33:39
はじめまして。常勤職員について質問がありますので、お答え頂けたら幸いです。
只今東京にある教育系大学に勤務しておりますが、民間では考えられない行動が許されている(見過ごされている)のはどこも一緒なのでしょうか?

①30~1時間に1度はタバコ休憩で離席する。
②昼寝をして1時間以上遅れて戻ってくるが、誰も注意しない。
③平気で他の職員の誹謗中傷をする。
④具合が悪いと保健管理センターに半日から1日休んでいて、出勤扱いにしている。
⑤自動車通勤で車が故障したからと言って、平気で遅刻してくる。

等々、係長の役職がついている者の行動とは思えないのですが、このような行動は国立大学ではざらなのでしょうか?

 
 
 
Re:前頭葉さん (管理人)
2012-07-20 23:21:07
ここまでひどくないですが、似たような人は見たことがあります。「ざら」という訳ではないですが、組織に一定数はいると思います。

原因はいろいろあるんでしょうが、個人的には人的流動性の低さこそが、国立大学のみならずいろんな官公庁の悪評の源になっていると思っています。そういう意味では、この前政府が出した40歳定年制は、実現させるならまず公務員にこそ真っ先に適用させるべきだと思っています。
 
 
 
ご質問があります。 (サンデー)
2012-08-25 13:49:07
いつも拝見させていただいております。
質問があるのですが、もしよろしければ回答いただければ大変助かります。

内容ですが、私は今関東地方の某県庁職員なのですが、東京大学の職員として働いてみたい思いがあります。東京大学の試験に受かる受からないは非常に重要ですがひとまず置いておいて、県庁から東京大学職員への転職に関して筆者様はどう思いますでしょうか?
 
 
 
こんにちは (丸井)
2012-11-22 11:29:14
こんにちは
突然申し訳ありません。
私は来春から私立医科大学事務員として働くものです。たぶん病院勤務になるかと思います。
ネットで見ると大学病院は激務。国立大学職員で病院配属になった人は激務すぎてメンタルをやられる等が書いてありました。
大学病院はそんなに大変な職場なのでしょうか?

よろしくお願いします。


 
 
 
人事院規則9ー8(初任給、昇格、昇給等の基準)の一部改正について (Unknown)
2012-12-13 16:39:33
人事院勧告で示されていた「50歳台における官民の給与差に対応するため、昇格時号俸対応表の改正等を行う。
が、12月10日公布(平成25年1月1日施行)されています。
 
 
 
Re:Unknownさん (管理人)
2012-12-13 21:02:24
本来なら55歳以上の昇給停止も一緒に改正されるはずだったのに、前回の人勧給与引き下げをグダグダの末やっと施行したことに続いて与党はまたアホなことしてますなぁ。
 
 
 
公務員から国立大学への転職 (acco)
2012-12-31 10:18:19
初めまして。いつもブログを拝見させていただいてます。
私は現在、防衛省の技官として10年勤務しております。
来月、国立大学の技術職員採用試験を受験予定です。

質問なのですが、
①公務員の依願退職は一か月前でも可能か?
②退職金はいったん受け取ることになるのか?
③退職直前の有給休暇は消化可能か?
④現職の給与は反映されるのか?

本来なら、現職の人事担当者に確認すればよいのですが、「他を受験するつもり」というだけで退職手続をとらされてしまうので、聞けずに困っております。

年末年始とお休みのところ申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いします。
 
 
 
Re:accoさん (管理人)
2013-01-01 22:53:55
分かる範囲で質問への回答をいたします。


①「防衛省の技官」なので国家公務員だと思います。退職に関する申し出をいつまでにしなければならないかについて、規定を探してみましたがネット上では見つかりませんでした。そのため、もし民間等に適用される労働法に準じて理解すれば良いとすれば、退職の意思表示から少なくとも2週間後には効力が発生することになります。ただ、これは労働者が「自らの退職する権利」を主張するようなパターンであり、特に防衛省のような人が急にいなくなって困りそうな組織であれば、どこかの細則に「退職の意思表示は1か月前に行う」等の規定があるのではないかなと思います。また仮に1か月前という規定があったとしても、事情があってそれが認められれば1か月未満の申し出であっても退職を認めてもらうことはありうると思いますが、やはり円満に退職するためには規定に沿った申し出がベストかと思います。ある程度退職の意思が固まった段階で、どんなに遅くとも一か月以上前には担当部署に手続きを確認し、退職する何日前に申し出必要なのかの確認が必要かと思います(もちろん、できる限り早めに確認しておくに越したことはないですが)。

ちなみに国立大学では就業規則に退職の申し出をいつまでに行うか記載しています(全国立大学共通かは不明ですが)。

【参考】東京大学の就業規則(第17条に退職の申し出に関する記述)
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_syuki/syuki01.pdf


②退職金について、国家公務員から国立大学へ移る場合には退職金を一度受け取らずに、引き継ぐような場合もあります。ただ、依願退職で国立大学への就職までに時期があき、何より「割愛」等ではないような場合は、一度受け取ることになるのではないかなと思います。が、とにかく規定が見つからないのでなんとも断定できません。確か一度受け取った後で、その退職金を返却して再度退職金の年数積立を再開するやり方もあった気がしますが、これは防衛省と再就職先国立大学の両方に確認する必要があると思います。いずれにしろ自分の主担当ではないため、何とも言えない部分が多いです。


③年休について、国家公務員も民間と同じようなロジックになりつつあるそうですが、国家公務員の場合はまだ年休に「承認」という手続きが存在します(「一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律」の第17条)。そして「各省各庁の長は、公務の運営に支障がある場合」は年休の申請を承認しないことも原則可能です。①の問題とも相まって、もしどこかに「退職する場合は○日前に申し出る」のような規定があり、この規定に間に合わずに退職の申し出をしたような場合、完全な残年休の消化は難しくなる可能性があります。ですので、有給消化は退職する日と申し出る日も考慮の上で、事前に組織に相談し、あらかじめ「○日までに業務引き継ぎを行い、○日に実質的に退職し、その後年休消化して○日付で辞職の発令を出す」のようにスケジュールを組織との間で組まれることをお勧めします。ちなみに国立大学就職時に年休を引き継げるか、という問題もありますが、不可能では無いです。例えば東大の下記休暇の規則の場合、第18条第1項第2号のような例外規定を使うことで、防衛省の年休を引き継ぐことも可能です。ただ、これはあくまで「承認されれば」ですので、承認されなかったといって文句は言えません。まぁ、年休の引き継ぎをお願いするくらいなら、前職で完全消化してきた方が大学的には楽かもしれません。

【参考】一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H06/H06HO033.html

【参考】東京大学教職員勤務時間、休暇等規則
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_syuki/syuki03.pdf


④については微妙な問題です。まず「防衛省技官」の俸給について、下記の「防衛省の職員の給与等に関する法律」第4条には、「技官の俸給表は普通の国家公務員の俸給表と同じ」という趣旨の記載があります。国立大学の技術職員も国家公務員の俸給表をほぼ完全に準用しているので、まず「適用される俸給表(給与表)」は一致する可能性がかなり高いです。その上で、国立大学における「初任給決定」の手続きで、退職時の給与と再就職時の給与が一致するかどうかが問題となります。これは個人的な予想ですが、おそらく一致するのではないかと思います。技官から技術職員であればこれからつこうとする職務内容に極めて近い内容の職歴ですし、昇給等の制度も国家公務員のものを準用している国立大学とでは極めて制度が似ていますので、わざわざ初任給計算を一からし直すことはしないと思います。ただ、制度上は採用者の初任給計算は全員規定の手続きに沿って行われるものであり、「前職の給与を引き継ぐ」ことが当たり前ではありません。また、採用する際に「いろんなことは就業規則に従う」といったことに同意する必要がありますので、その就業規則上で決まった初任給についても文句を言うこともできません。という訳で、再就職まえに給与がどの程度まで反映されるのかは、断定することは極めて難しいです。ちなみに「まったく考慮されない」なんてことはまずありません。詳しくは本ブログに「国立大学事務職員の初任給計算方法 」という非常に長ったらしいシリーズがあるので、参考にしてみてください。

【参考】防衛省の職員の給与等に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S27/S27HO266.html
 
 
 
ありがとうございます。 (acco)
2013-01-02 19:08:42
早速のご回答ありがとうございます。
面接が今月中旬、採用が3月1日予定ということなので、
もし採用になった場合はその間が一か月しかないと思うので、退職できなかったらどうしようと心配していました。

年休はもらえたらラッキーってくらいに考えておきます。

晴れて国立大学職員になれた時にはまたご報告させていただきます。

本当にありがとうございました。
 
 
 
Unknown (わらべ)
2013-04-24 19:22:53
こんにちは。
私も大学職員をしています。(私立ですが)
私の勤め先では退職者が毎年1人か2人くらいでます。パーセンテージでいうと年間1~3%です。これって多いですよね?
定年ではなく、普通の自己都合退職です。
 
 
 
Re:わらべさん (管理人)
2013-04-24 22:25:10
う~ん、たぶん国立大学ではそこまでではないと思いますが、どうなんですかねぇ。国立大学や官公庁では病気休業や育児休業が手厚いので、それらが民間並みになれば、あるいは案外それくらいになるのかも知れないですね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2013-06-27 11:58:16
はじめまして。
国立大学で非常勤として働いている者です。
ご担当外になってしまったら恐縮なのですが,
「学位授与の取消」と「学位取消」の違いについて教えていただきたく質問させていただきました。
ネットで検索しても納得のいくサイトを見つけることができず,苦心しております。
お忙しい中恐れ入りますが,お返事いただけますと大変嬉しいです。
 
 
 
学位授与 (高年(?)大学技術職員)
2013-06-27 12:41:50
いろんなところで、横から口出ししてすみません。

Unknownさん。

 言葉どおりの意味だと「学位授与の取消」は、授与される”予定”の人間(まだ学位を持っていない)が、何かの理由で、授与されなくなることで、「学位取消」は、すでに学位を持っている人間が、その学位をはく奪されることのように思うのですが、詳しい方はおられるでしょうか?

 
 
 
Unknown (K)
2013-06-28 14:56:02
すみません。昨日学位授与取消等で質問させていただいた,Kと申します。
現在の職場である国立大で,他大学の規程を参考にさせていただくため,色々とサイトを調べているのですが,質問させていただいた回答にあたる明確な文書が
載っているものを探しておりまして・・・。
違いについては何となく把握しているものの,会議等の際に納得&説得できる内容の準備をしておきたいと
いう事情です。
恐れ入りますが,ご教授いただけますと大変助かります。
 
 
 
学位(授与)取消について (高年(?)大学技術職員)
2013-07-01 12:19:04
Kさん。

 申し訳ないです。
前のコメントで、考えなしにいい加減なことを書いてしまいました。
 また、あまり理解もせずにいい加減なことを言うかもしれませんが、”学位授与の取消”と”学位の取消”は、同じかもしれません。根拠の一つは、神戸大学の”学位授与の取消し及び学位記の返還について”で、”学位授与の取消”に関して、同大学の”学位規程”の第22条の”修士及び博士の学位並びに専門職学位の取消し”により、それを行っていること。また、たの大学でも、学位の授与の取消の内容を読むと、該当者が、学位をもすでに持っている状態で、「学位の授与の取消」により、”学位のはく奪”をされていること等です。おそらく、Kさんは、すでにこれらを読んでおられると思いますが、確かに、明確に”学位の取消”と”学位授与の取消”の違いを明記した文書はなかなか出てこないようですね。
 状況証拠でしかないかもしれませんが、もし、まだ見られていないようだったら、「学位授与の取消」で検索をしてみてください。その他、いろんなん大学の、”学位規程”も公開されているものもあるようなので、それらから推察してということが言えるかもしれません。(かなり、いい加減で。申し訳ありませんが。)。
 
 
 
学位(授与)取消について (K)
2013-07-17 11:44:20
高年(?)大学技術職員さま

お返事をいただき,ありがとうございます。
急ぎではないため,ご指南をいただいたとおり,他サイトを検索してみます。
また,閲覧可能な他の国立大学の規程集も見てみたいと思います。
ご丁寧に対応いただき,ありがとうございました。
もう少し頑張ってみます!
 
 
 
昇格について質問です。 (S)
2013-11-17 14:41:50
初めまして。
4月から更新されなくなってしまいとても残念ですが,それまでは興味深く拝見させていただいておりました。

さて,昇格についてお尋ねしたいのですが,私は国家公務員Ⅲ種試験で採用され,2級に平成22年の3月になったのですが,3級への昇格はいつ頃になるのでしょうか。

ご多忙中恐れ入りますが,よろしくお願いいたします。
 
 
 
3級昇格 (高年(?)大学技術職員)
2013-11-18 12:33:44
Sさん。

 Sさんは大学職員ですよね?
 もしそうなら、 Ⅲ種採用ということは、10年以上前(法人化前)に採用されて、おそらく、もうすでに大卒が実質Ⅲ種の試験が受けられなくなってからだと思いますから、高卒での採用ということですね。
 うちの大学の場合は、このところⅢ種高卒の場合は、35,6歳で3級に昇格している(ということは高卒後すぐ採用されたなら、採用後16,7年)みたいですが、採用時19~21才の間までの状況がどうだったかでも、かなり昇給等の状況が変わりますのではっきりしたことは言えません。他の大学では、高校を出て、すぐに採用された場合でも3級昇格が37歳以降になる場合もあるようです。
 また、新卒採用でない場合は、おおむね昇給、昇格年がその分(割合はわかりませんが)マイナスになることがあるので、さらに遅れます。
 昇格、昇給は大学や部局、個人的なものにもより、かなり差がつくことがあるので、やはり、はっきりしたことは言えませんが、2級の在級年数は最短でも6年ぐらいはあったと思いますので、Sさんが3級に昇格するのはまだ何年か待たないといけないと思います。
 
 
 
技術、事務? (高年(?)大学技術職員)
2013-11-18 12:41:40
Sさん。

 うっかりしてましたが、Sさんは技術職員ですか?事務職員ですか?
 おおむね、事務職員のほうが昇給昇格が早まる傾向が、ほうぼうの大学ではあるようなので、事務職員なら、もう少しは早くなることもあります。ただし、部局によっては逆の場合もあるとは聞きます。
 
 
 
高年(?)大学技術職員様 (S)
2013-11-19 02:14:56
回答ありがとうございました。
私の質問に至らない点があり申し訳ありませんでした。私は高校卒業後,専門学校に1年間通った後に採用された大学職員ではない国家公務員です。
こちらのサイトが大学職員様向けのものと理解していたものの,あまりに詳細な分析や解析がなされていましたので,昇格について教えていただければと思い質問させていただきました。
私は大学職員ではないものの,大きく変わるところはないと思いますので,今回頂いた回答を参考に,昇格はもうしばらく待ってみたいと思います。

 
 
 
うらやましい。 (高年(?)大学技術職員)
2013-11-19 12:16:28
Sさん。

 どういたしまして。
 ですが、一般の国家公務員と国立大学の職員では昇給、昇格の状況が公務員時代でも大きく違っていたので、私の言ったことはほとんど参考にはなりません。国立大学でⅢ種採用の場合、4級で定年をむかえる人が多く、5級に行けばもうけものですが、普通国家公務員はⅢ種の場合でも6級、7級まで行くのが普通と聞きます。また、昇格のスピードもかなり違い、最初のころに両者には級号俸にして、5年以上の差がひらいてくるとも聞きます。現に私(56才)(Ⅱ種相当)の級号俸は国家公務員の40代半ばくらいと同じです。4級に昇格したのも50をかなり過ぎてからです。(私の場合、少し特殊な事情がありますが、懲戒処分を受けたとかそういったことは一切ないです。)
 はっきり言って、うらやましいです。
 国家公務員の昇給や昇格については、組合関係の資料が手に入れば、わかりやすく書いてあるのでいいのでしょうが、組合員に知り合いがない場合は、一般に刊行されている ”公務員白書”を購入すれば、ある程度の目安はわかります。ただ、現在は昇給や昇格は”評価”でかなり左右されるので、あくまでも目安にしかなりませんが、参考程度に。
 
 
 
Unknown (とおりすがりのななし)
2013-11-19 22:48:39
Sさん
高年(?)大学技術職員さん

大学のⅡ種での事務職員です。
うちの大学は大卒であろうと高卒であろうと、
よっぽど評価が低くなければ、
年度末年齢35歳で3級に昇格します。

4級昇格が気になるところです
 
 
 
気をつけて (高年(?)大学技術職員さん)
2013-11-20 12:54:18
とおりすがりのななし さん。

 3級昇格については最近はそのようですね。ほんの4、5年前までは、37歳以降のほうが、うちの大学では多かったようです。
 私の場合は、年度末年齢32歳くらいの時に、同じ職場の3歳ほど年下の高卒Ⅲ種採用の技官(在職年数私とほぼ同じ)の級号俸を見る機会があり、その時点で見たところ級号俸がほぼ同じ(”ほぼ”というのは、昇格月が違っていたからですが。)だったので、親しい同い年の技官(Ⅲ種採用)の人に給与額を訊いたところ、その人よりほぼ4年分以上私の級号俸が下だというのがわかりました。(在職年数は、向こうのほうが約2年多かったようですが。)自分がⅡ種だからとかいうのでもないのですが、これはあまりにもおかしと、事務のほうに問い合わせたのですが、「先生が決めたからしょうがない。さからったら、えらいことになるで。」と、その後も数年にわたり、事務が代替わりしても同様のことを言われ続けました。中にはニタニタ笑いながら「ここでは、採用試験に関係なく、能力を見て決めたんだから、君の給料が低いのはそれだけ君が仕事ができないからだ。」と弄うような言い方をしてきた事務官もいました。言いたくはないですが、当時うちの大学は、事務官はⅢ種相当採用が90パーセント以上、技官に至っては人数240名中Ⅱ種相当採用が8人しかいないという状況で、それなりに昇給、昇格も差がついてて、事務官、技官でも「なんで、後から来たのに給料追い越されないかんのや!!」とか酒でも入れば、ぼやいていた時期なのでと勘ぐられずにはおれませんでした。うちの部局では私一人がⅡ種でして、技官によっては妙に絡んでくるのもいましたし。
 そうこうしているうちに、ちょうど年度末年齢35歳になった時に、うちの部局に、件の部局長(教授で、昇格推薦権あり。)の昔からの親友(飲み友達?後で知りましたが。)の事務官が事務の一番えらいさん(事務長)として就任してきて、ダメもとで陳情してみたところ、「ああ、あのアホ(部局長)が、わけもわからんと出鱈目をやったみたいやな。本部でも話題になってるわ。任しとき。何とかしたげる。」と、一年半の間に特昇3回以上と何かわからない昇給、3級昇格(もっとも当時は旧俸給表だったので4級だったと思いますが。)をしてもらいました。そうして、やっと前記の同い年Ⅲ種採用の技官の人の級号俸の半年遅れ程度になりました。
 その事務長のいうことには「あのアホ(部局長教授)、昔からおる技官が気ーわるーしたら困るとかいうて、君の昇格の推薦をずっとしなかったみたいや。」ということでしたが、当時旧俸給表で2級から3級(これは、さらに古い俸給表だったから、7等級から6等級?)、3級から4級の昇格は機械的に行なっていたけれども、形式上は命令権者が推薦を本部に出しており、その推薦を、その部局長教授がずっと本部に出さなかったとのことでした。また、特昇も、他の職員が4回来ている人がいるのに、私に関しては2回でしたし。どう考えても「気ーわるーしたら」が正当な評価であるとは私には思えません。また、これらが、この部局長教授のみの独断だけで、できたとは思えません。おかげで、それらに関係した話が出ると、このように、過剰に反応するようになりました。(後遺症?)
 最近他の部局で、私より何歳か年下ですが、私とほぼ同じ採用条件の技術職員が、私が4級に昇格した年齢で5級に昇格した話を聞いて、さらにテンションが下がっています。
 現在は、採用者の状況も大幅に違ってきているし、問題が多くあったように思う年代の職員も、ここ数年でほとんど定年でいなくなっていますし、昔のようなことはないと思いますが、どんなところでも、何も考えない先生やその他の”あさましい”職員には気を付けてください。

 
 
 
4級年齢について (某技術職員)
2013-12-25 18:50:16
高年技術職員様

もはや、この組織には高卒、独身の妬みが出世に必要な条件だと思ってあきらめていますが、4級へは年齢で上がれるものなのでしょうか。

大卒一号でしたが、いくらなんでもバカだろ、っていうことに反論しただけで特昇零回ではいいことないです
ね。言わないでゴマスリの若者が自分より高査定では、
かばう気すら起きず、今はこの組織の崩壊を眺めている
ところです。

独身・高卒・教員の奴隷。教員にゴマスリしたぶん、
ストレスは大卒新人いじめ。
そのゴマスリを評価して組織長にしたんだから仕方ない
ですかね。

こういう結果をみると、日本も終わりかなと思います。
 
 
 
年齢よりも級号俸 (高年(?)大学技術職員)
2013-12-26 18:01:06
某技術職員さん。
 4級への昇格(だけではないですが、)で一番効いてくるのは、年齢というより級号俸だと思います。だから、級号俸がどれだけ早く上がっているかによるので、部局単位で評価している場合などは、特にその部局内の立ち位置でそれらが決まってしまうことが多いでしょう。私の場合、年度末年齢53才でやっと4級に上がりましたが、詳しい数字は忘れましたが3-98ぐらいだったように思います。他の部局では、私とほぼ同じ採用条件なら50前に4級に昇格していたようですが、ここのところは、部局内での私の立ち位置のせいだとはっきりわかっています。うちの部局の場合、前にも書いた通り、公務員時代に採用された技術職員では二種相当大卒は私が最初で最後でしたが、部局内では、部局主催の法人をつくり、技官の5倍くらいの人数技術系職員(?)を雇っており、ほぼ技官と同じような仕事をすることになっていて、それらの7割程度が同じ、あまり大学には行かない系の高校の出身者でした。後の3割はほぼ、その他の、やはり、あまり大学には行かない高校の卒業者なのですが、同じ法人ということで、そのような技官や法人職員らはいろいろな結びつきがあり、飲み会も頻繁に行われていたようです。(最初に言った高校のOB飲み会だけでも年に3、4回行われていました。)それを考えると、私は、他の技術系職員と共通項がないので、前に書いた通り、部局長が「古くからいる技官が気ー悪-したら困る。」というのはわからないでもないです。(彼らの中には、かなりガラの悪いのもいましたし。)
 私がここに来る前に、彼らの一番のヌシさんが、職員をけっこうたくさん会議室に集めて、「せっかく年数を掛けて上下関係を構築したのに、あんなのが来たら、それが破たんする。」とか言って対策会議を開いたというのも、私の配属先の技官の一人だけでなく、件の法人職員の何人かにも聞きましたが、最初は「そんなマンガみたいなことあるわけない。」と思っていたのですが、そのヌシさんの言動を、その後直接見聞きして、本当だったんだなと確信しました。一度、いきなりメールで部局全員に、私が「学生に大けがを負わせたから、職員全員の前で土下座しなくてはいけない。」と、ありもしない状況を付け加えて流されたことがありましたが、知らない教員は、本気にしていたようですし。実際に、そのけがをした学生を指導しながら作業していた教官が身の潔白を証明してくれましたので、事なきを得ましたが、こういった人間が何を言おうが、しようが、大体の教官連中は見て見ぬふりです。(どころかシンパがいるようです。)ある意味、私のような人間を、あまり今まで優越感を感じることがなかった連中に与えてやったら満足して働くだろうとでも考えているのかもしれません。(怖い連中には何も言えないタイプの教員の幾人かは、教員や学生のみの集まりになると、そんなことを言っていると、他の教員にも聞いたことがあります。)
 とにかく、こういう人間には気をつけてください。全員がそうだというわけでは決してないですが。
 
 
 
最低限なんですよね・・・・ (某技術職員)
2013-12-28 01:55:23
高年技術職員様

ご回答ありがとうございました。
私はこのHPにある最低限の出世レベルですので、
3-98といったら・・・・ということになります。
4になってもすぐに昇給停止では、気力が薄れて
いくようです。

何か希望があるといいのですが。
 
 
 
”希望”を創りましょう (高年(?)大学技術職員)
2014-01-01 21:19:39
某技術職員さんや、他の技術職員の方々へ。

 あけましておめでとうございます。
 私らの年になると、年が明けるごとに定年(あと4年チョイ)が近づいて来て、何とも言えないプレッシャーを感じることもあります。
 某技術職員さんが言っている”希望”ですが、私の場合は、国立大学の技官になったのも、出世や、一部の技官のように、学位を取って研究者の道に進もうと思ったわけでもなく(出世ということでは、大学の技官は、もっとも遠いところにいますし。)、仕事はほどほどで、結構気楽にやっていけると思ったからですが、運悪く(運だけではないですが、)最悪(?)のところに来てしまいました。
 また、”希望”というのも人によって違うもので、ある人は躍起になって論文を書いたり、それで学位を取ることを”希望”としている場合もあるようですし、ある人は、”横のつながり”を多く持って、部局内、あるいは大学内 での発言力を得るのを”希望”としていたり、後輩や学生への技術的な指導その他を行い、それらが彼らの成長の助けになるのを楽しみにしている人もいることもあります。
 昇給、昇格に関しては、ごくまれに、異常とも思われる事例を除いては、同じ年代ならば、各技術職員大差のない給与をもらっているのが普通なので、それ以外のことで”希望”を見出すしかないように思います。ただし、あくまでも、これは、現実から目を背けるとかいったごまかしであってはだめで、理不尽なものは理不尽とはっきり言える姿勢が大事だと思います。
 だから、はっきりと”自分のの技術職員としての目的”と言えるものを持ってください。
 自分のことは棚上げして言っておきます。

 追伸
 給与関係のことは、確かに大学関係は、かなりいい加減なことをしますので、一度、関係者に話を訊き、はっきりさせておいたほうがいいです。
 手遅れになってからでは、後悔をし続けることになりますが、まだ早いうちにはっきりさせておくと、次のステップに、気持ちよく進むことができます。
 私の経験からのお願いです。
 
 
 
Unknown (パッチ)
2016-03-26 07:58:08
道路とうじょうるりかまじざまああああああ
 
 
 
苦情 (サーモン)
2016-05-21 15:50:46
大学の事務職員は時代の流れに反している。学生を子供扱いにし、意識の高い学生には嫌がらせを行う。相談や申請に伺う学生を小馬鹿にすることは日常茶飯事である。サービスを良くしろとは言わないが人間らしい対応をなぜ行えないのか?嫌なら辞めればいいのである。学生の対応も承知の上でその仕事しているのではないだろうか?現代日本において最も腐敗した組織のひとつ、それは大学である。
 
 
 
”センター”の公募にご用心!! (Unknown)
2016-08-04 12:33:03
大学職員の正規の採用試験とは別の採用試験の公募には注意したほうがいいです(特に年度途中採用)。たとえ正規の採用試験であったとしても部局によっては、かなり頭のユニークな教員にいいように扱われている技術職員が少なくないようですが、前記の場合は、さらに”業務内容”を正規の場合と微妙に変えたりして、後でかなりひどい業務内容を無理やりに意味していたのだと主張してきるような所もあるようです。採用された後で”ユニーク頭”の教員に「面接時、採用前にもちゃんと説明し、同意を得ただろう。」と、大学内の他の部局では絶対にやらせていないようなことを強要されるわけです。特に、”センター”となっているような所では、組織的にも距離的にも他と独立(隔絶)している形になっているところが多々あり、実際に他の部局とコミュニケーションがとりにくい形態になっているため、部局の上の人(教員)は何をやってもわからないから大丈夫と、教員だけのいいようになっているところもあります。募集要項も一見ちゃんとした業務内容には思えるようには書いてありますが、中には「その業務内容以外のことをやらせないとは一言も言っていない。」とかで、ひどい場合は、トイレの便器の(直接の)補修。床や壁の(直接の)補修(セメントを練って、小手塗、塗装)。自分の物だけでなく、教員、学生の実験着等の洗濯。建物各所の天井灯などの交換(部局によっては数千本あるところもあるので大変。)等(本気で)強制してくるような教員もいるということなので用心が必要です。また、”装置の(直接的な)維持、運転”と言うのは一般的には技術職員の業務とは定義されていないのですが、公募の要綱では少しぼかして、その後に”に係る技術支援”と付け加えて、大学側に対してすらぼやかしていますが、採用された後、朝から晩まで実際の運転、装置の自分たちでの修理(重量物運搬あり。)に終始して、”技術開発”のような頭脳労働なんかさせる間も与えない(実際、「学会なんか行く暇があったら、現場で作業してろ!!そもそも、技術職員にそんな頭があったら、技術職員なんかになっとるか!!」と命令する教員もいるそうです。)という場合もあるようです。さすがに、”トイレの便器”は(頭の)ユニーク中のユニークな教員のことなので、そう多くはないそうですが(?)、たまにでも、この類のことがあれば精神的にはきついものがあるでしょう。正規の職員採用試験合格者ではもったいないというか問題になるからとか、疑えばいくらでも疑えますが、やはり”センター”の類での途中採用とかでは、応募、あるいは採用が決まっても軽はずみに採用に応じず、よく考えた方がよいでしょう。応募するセンターの技術職員に連絡をとって直に話を聞いてみるということをやるのも一つの実効的な方法だと思います。学部でよくある、教員、学生が実験するのを一緒に語らいながら手伝うというイメージを描いているなら全く違う場合があります。教員様は天上で指図するだけで現場に顔も出さないところもありますから。
 さらに、”シフト勤務”のことが要綱に書かれていた場合も注意してください。一例をあげると、8:30~17:15、9:30~18:30、12:15~21:00の三つの時間帯で運用しているところがありますが、それぞれその時間帯だけで終わることはまずありません。
8:30~17:15ならば18:30くらいまでは最低いなくてはならない。12:15~21:00ならば結局11:30には来て、22:00まで残る羽目になります。年間出勤日の3/4続くし、その勤務時間内に、大型装置の運転、補修以外のことをやる余裕などどこにもありません。また、そんなこと教員は当たり前に私か思っていない場合が多く(どころか知らない。)、そんな教員が技術職員の評価を行うところもあるようです。
 とにかく気をつけて。
 
 
 
”センター”の公募にご用心!!追伸 (”センター”の公募にご用心!!)
2016-08-04 13:12:43
前に書いたのに加えて、教員がやりたくない雑用は全部任されます。
 
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