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国立大学職員日記
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国立大学職員日記:記事一覧




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【事例3】
 学部卒業後に民間企業に就職したCさん。2年間勤務した後に大学職員への転職を決意して大学職員採用試験を受験、内定を獲得。年度末いっぱいで現職を退職し、4月から働き出すこととなった場合の初任給は?



【解説】
 民間企業は「80%換算」の場合を想定。「経験年数調整」のみが必要となるパターン。「80%換算」だと端数が発生するため、初任給に加えられる号俸は実質「2年分」。これが公務員や100%換算の民間企業だと「3年分」が加えられ、在職者と変わらない初任給となる。ちなみに「80%換算」の民間企業だと1年から5年勤めてもすべてに1年分のロスが発生する。詳しくは次の図を参照。ただし、これはあくまで「初任給」の内の「経験年数調整」で与えられる号俸の話。生涯賃金などで考えると常に1年でも早く転職した方がより多くの賃金をもらえるので注意。またロスした割合は、調整後の月数の切り捨てられた部分によって複雑に変わり、最初の5年間以外では7年や10年が「お得」な様子。




初任給計算1 ~学部新卒~
初任給計算2 ~大学院新卒~
初任給計算3 ~民間3年~
初任給計算4 ~就職浪人3年~
初任給計算5 ~高校卒業後、民間10年~
初任給計算6 ~民間5年後、大学院修了~
初任給計算7 ~高校卒業→民間5年→大学卒業~

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