国立大学職員日記
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【事例5】
 高校卒業後にすぐに民間企業へ就職したEさん。地道に勤め上げながらも大学職員を目指して勉強を続け、その甲斐あってついに内定を獲得。10年間勤めた会社を辞めて4月から働き出すこととなった場合の初任給は?



【解説】
 「修学年数調整」がマイナスに働く珍しいパターン。勤続10年から大学に進学していれば掛かったであろう4年分を差し引き、さらに80%換算+60月超の月数調整を行うため、初任給は意外と少なくなってしまう。また、詳しくは事例7で後述するが、最初から初任給基準表に定める資格を「高卒」として計算しても、この事例で出した初任給には届かないため、やはりこの初任給となる。


初任給計算1 ~学部新卒~
初任給計算2 ~大学院新卒~
初任給計算3 ~民間3年~
初任給計算4 ~就職浪人3年~
初任給計算5 ~高校卒業後、民間10年~
初任給計算6 ~民間5年後、大学院修了~
初任給計算7 ~高校卒業→民間5年→大学卒業~

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コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
大学によって違いますね (オレンジ)
2011-04-05 16:01:08
私の大学では、民間企業であっても換算率100%であるし、6Hパート勤務で80%の換算です。
しかも高卒であっても修学年数調整はありません。
人事交流で帰ってきた人の人事記録見ても、昇給の基準はそこそこでバラバラですね。
よって、高卒で、法人試験に合格すれば大卒程度の1級25号俸になり、同じ学歴にもかかわらず、法人化直前で国家3種で採用になった人より大幅に給与が多いです。
 
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