花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山ウロウロ歩き

2021年10月24日 22時18分10秒 | 自然観察

車道から見上げる筑波山は 枯れ木が目立つ

筑波山の桜山に行ったら、すでに先客がいた
目的の花を撮影して、さっさと逃げ出したが、どこへ行っても
先客がいる。
考えてみたら、今日は日曜日だった。
万年日曜日の私には、曜日の感覚が無い。

しからばと峠を越えて林道歩きに行った。
幸いなことに 駐車している車が無かったので しめたとばかり
歩き始めた
さすがに10月も半ばを過ぎると、花の数が少ない。


ヤクシソウと思われる花も少なくなった


リンドウの株


この花は気むずかしい 日が当たっても気温が上がらないと
花を開いてくれない


タニタデ タデ食う虫も好き好きと言われるから さぞかし
苦い味がするのだろうが 味見する気にはなれない

風返峠を超えて仙郷林道に入り 今日は逆コースで梅林に向かった
途中で対向車と出会ったが、林道コースを走り慣れている人らしく
すかさず数十メートルもバックしてよけてくれた。
いつもは私がよける側なんだけれど、なんだか心がほっこりした。



トリカブトを探して林道歩き

2021年10月19日 23時01分30秒 | 自然観察
筑波山の林道は、最近手入れが悪く、歩くのが困難なほど崖崩れを
起こしています。
特に椎尾林道や土俵場林道は、林道そのものが豪雨で流されて崩落し
わずかに残った踏み跡を 虎ロープを頼りに歩いたりしなければなりません
危険を承知で歩く以上、事故が起きても自己責任と言われるでしょう。
特に一人歩きの場合、助けを呼べませんから安全については人一倍の注意が
必要です。
そんな林道歩きでの楽しみは、野草の花を見つけたとき、思わずニンマリ


荒れた林道に咲いていた背高トリカブト

こんな背の高いトリカブトをはじめて見たよ
何が原因でこんなに伸びたのかな

花の写真を撮ろうとバックしたら、足を取られて後ろにバタン
後ろがガケだったらとゾーとしたけど、花咲かじいさんは生きるぞ(^0^)







筑波山のヤマラッキョウ

2021年10月18日 21時35分04秒 | 自然観察
昨日の天気が悪かったせいか、今日は月曜日にもかかわらず
筑波山に沢山の人が来ていた。
風返峠に向かう車道では、草刈りの人たちが来て 草刈り作業を
している。
おそらく委託された業者の方達なので有ろうと思う。

歩こうと思っていた林道の入り口のスペースに すでに車が止まっていた
ので 筑波山の廻りを巡る林道を走って一回りし、白滝林道を上っていった

昔、桜の名所の 吉野の山に負けないような桜の山にしようと 沢山の桜を
植えたという桜山だが 手入れが行き届かず 大半が枯れて哀れな桜山に
なっている。
そんな桜山だが 林道を走るチャリンコの人が増えて 車での走行も気が抜けない
日本人の面白い特性で、チャリンコに乗る人は チャリンコ乗りらしいスタイル
にみんななっている。


竜胆は天気が良いのだが気温が上がらず花が開いてなかった


ヤマラッキョウ ヒガンバナ科ネギ属の多年草


ヤマラッキョウ
密をなめに来たのか 左下に花アブのような昆虫が来ていた







筑波山のリンドウ開花

2021年10月14日 17時32分54秒 | 自然観察

日が当たって開花したリンドウ


廻りの蕾も咲いたら見事だろう


蕾を沢山持った株もあった


秋空の筑波山


サラシナショウマ


センブリ


センブリ2


センブリ3

このところ体調がイマイチで、途中で頭痛が始まり
慌てて逃げ帰ってきた。
原因は多分寝不足、判っているんだが3時とか4時に
目が覚めてしまう。


高座山(たかざすやま)の花

2021年10月11日 19時45分03秒 | 自然観察
花友に誘われて、秋の野草の花を眺めに、山梨県の忍野の
高座山(たかざすやま)にはるばると訪ねて行った。
最初は、ムラサキセンブリの山として訪ねて行ったのだが
野草の花の多さにすっかりお気に入りの山になり、毎年のように
花友と出かけている。
難点は距離が遠い事である。
なにしろ片道3時間以上かかるので、よほど好きでないと出かけ
られない。
幸い花友のKさんが運転する車に乗せて貰い、今年も高座山に
行くことが出来た。
花友達は8月にも高座山に来ている。
そのときに私も誘われたのだが、体調や家庭の事情で参加出来
なかった。
高座山についたら、霧雨がぱらつき、あいにくの天気となったが
花友は雨具を着て、私は折りたたみの傘を差して登って行った。
そうでなくとも、急坂で滑るこの山は、雨でぬれたら滑り台になる
紫センブリは、半分ほど登った所から上に生えている。
ある程度高いところが好きなのかもしれない。

頂上から反対側に降りるときに雨はやんだ。
曇り空で富士山は見えない。
演習場の自衛隊の大砲の音も聞こえない。
8月に来た花友達は、数多くの花を見たらしいが、さすがにこの時期に
なると、花の数は少ない。
まあ良い、目玉の紫センブリが見られたのだから。


登山遊歩道に咲く紫センブリ


紫センブリの株


リンドウの蕾


リンドウの蕾


茅場の山の入り口


ハバヤマボクチ


花数の多いトリカブト


リンドウの蕾


花をつけすぎて転んだリンドウ

最近 この山で有名になったヒナノキンチャクは、ほとんどが
キンチャク形の実になっていた
わずかに花の残っている株を見つけて、花友はマクロ撮影している
実は自分のカメラが、数枚撮影しただけで、電池切れになってしまったのだ
昨夜充電したので、もう電池がだめになったのかも知れない
なのでここに掲載した写真は、Kさんから譲って貰った小型カメラで
かろうじて撮ったものだ。
不慣れなカメラで、ピント合わせがよく分からなかった(;_;)









筑波山のサラシナショウマ

2021年10月07日 23時20分18秒 | 自然観察

サラシナショウマ キンポウゲ科サラシナショウマ属


長い花穂に小さな花を蜜につける。オシベが多数あり、目立つ
サラシナと呼ばれるのは、若い葉をゆでて水でさらし 食用とする事による


普通は横になっている花穂だが、まっすぐ上を向いている花があった
元気がええわい(^0^)

先日、ふれあいの里を通ると、コロナ対策で入園が禁止されていたが
今年も桜が咲いていた。
10月桜だったか、正確な名前は忘れてしまったが、満開なのだが
寂しげに見える。

お隣の観光農園も倒産したとかで、小屋がゴミのようになっている
数年前、野草を無料で見させて貰ったから、なんだか悲しい気分だ
植栽されたものだが、ここのシャクナゲは種類が沢山有るのだ
いつかは見てみようと思っていたが倒産ではどうにもならない
私が野草を見ているとき、イノシシの子供ウリ坊が出てきた
コラーッと大声を上げたら、びっくりして逃げていった。
倒産で管理が行き届かないと、イノシシが増えるかも ヤバイね





花友撮影のきのこ山・足尾山の花

2021年10月05日 00時01分01秒 | 自然観察
花友のiさんからKさんと一緒に、昨日、きのこ山や足尾山を巡って
撮影したという野草の花の写真がメールで送られてきましたので
掲載します。


タツナミソウのガク


チジミ笹の花


冬の花ワラビ 茎の根元につく葉をちゃんと撮っているのはさすがIさん
よく私は撮り忘れてクレームがついた 生態写真としてこれが正しい


大カモメヅル? (クエスチョンマーク付き(^0^))


ハングライダーの群れ

以前 知り合いのSKさんから教わった白花ツリフネソウの咲く
場所に見に行ったら 刈り払いされていて 白花ツリフネソウを
見つける事が出来ませんでした。
付近の群生地も一応見て回りましたが それらしいのがありませんでした
余談ですが、白花ツリフネソウのタネは、売りに出すとあっという間に
売り切れになるようです。
だからといって 野草の盗掘はやめてよね。




空き地の花・オミナエシとフジバカマ

2021年10月03日 19時41分51秒 | 自然観察

オミナエシ


フジバカマ

空き地に植えたオミナエシとフジバカマが咲き出した。
二つとも秋の七草に選ばれている。
キキョウとナデシコも有ったのだが 花は終わっている
これにおばな(ススキ)とクズとハギが有れば 秋の七草の
そろい踏みになるのだが、他人の土地なので勝手は出来ないし
第一手入れが大変である。


カリガネソウも満開になったが、花がまばらにつくので
華やかさは無いが、花の形がユニークで植えたのだ

図鑑などでは悪臭がすると書いて有ったので、一番奥に植えた
だが近くによっても匂いが判らない。
こんなことなら近くでも良かったのだ
最も私の鼻が悪いのかも知れないので なんとも言えないが。
花があって良いことは 訪花昆虫が来ることだ
それらを眺めているとなかなか飽きない








筑波山のセンブリは蕾

2021年10月02日 20時55分55秒 | 自然観察

筑波山のセンブリが蕾をつけ始めていた
もしかすると日当たりの良いところでは、花が咲いたかな
と思ったのだが、ちょっと足が重たいのでやめた
そんなに慌てなくても花は咲く(^0^)

このところ、足尾山に2回ばかり登った。
何しろ足尾神社まで行けば、後は神社の脇の急な階段を登れば
すぐに山頂の石の祠の前に出る
山頂の廻りは東側をのぞけば、見渡す限りの絶景である
このところ、雲が多くて遠景はかすんでいたが、晴れた日には
筑波山とその右側の遙か遠くに富士山が見えるのだ。

呆然と景色に見とれていると、アゲハチョウの仲間がヒラヒラと飛んでくる
この蝶も高いところが好きなのか
足尾神社の壁面に「天狗」の絵が飾ってあるのが良い。
カラス天狗が風を起こしてくれるのかな。
山と渓谷の「茨城県の山」を見ると 足尾山は由緒と歴史の古い
山である。
紅葉の時に また登って見ようと思う