花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山林道の花

2020年09月30日 06時50分23秒 | 自然観察
とりあえず写真のみ





リボン付き(^0^)




















4枚 5枚 番長皿屋敷か











4枚 5枚 まだやるか






















茨城県の希少植物になっているクレマチスの「カザグルマ」の一つ
センダイのカザグルマを取り寄せて庭に植えた
調べたら、岩手県の東和町原産の東和のカザグルマと言うのも有ると
言うので、東和のカザグルマも取り寄せた。
(岩手出身なので、思わず衝動買い)
これらのカザグルマは、希少植物なので、個人的な売買や移動が出来ない
と言うので、専門の園芸店から買うしか無いのだ。
最初はタネを植えようかと取り寄せたが、これがとんでもない難物で
芽が出るまで2年ほどかかると判った。
今植えても芽が出るのは再来年である。
そんなに待てないから苗を買ったのである。









花友Iさん撮影の高尾山のアケボノシュスラン

2020年09月29日 21時30分49秒 | 自然観察
花友Iさんから、昨日花友Kさん父娘と高尾山に行き、曙シュスランを
撮影してきたと、写真が送られてきましたので掲載します。
撮影者はIさんです。


曙シュスラン


曙シュスラン2


曙シュスラン3


曙シュスラン4


曙シュスラン5

写真につけてあった番号順に掲載しました
花友Iさんに感謝!! ありがとうね。







空き地のトリカブト

2020年09月29日 08時23分04秒 | 自然観察

空き地に植えたトリカブトの花

大腸手術の傷跡から体液がにじみ出ると言うトラブルで、病院の
外科に診察に行ったら、予約外だったので4時間以上も待たされた。

手術の担当医ではなかったので、とりあえずその部分の消毒を
して、消毒液を貰って帰ってきた。
担当医の診察は、今週末に入っているので、それまでは自分で
消毒するしかない。
腹腔手術で、おなかを数カ所切ったが、そのうちの一カ所、へその
穴からにじみ出していた。

ここは菌がたまりやすく化膿しやすいからと、へその穴を丁寧に
消毒してくれた。
他の切跡は、完全に塞がっているので問題ないが、へそだけは
アナだったわ(^0^)


これが消毒液の容器なのですが、一見ジュース風、誰かが
誤飲すると困るので、消毒液と書き込みました。(字がヘタなのはご愛敬)
これはパッケージを変えた方が良いと私は思います





花友Iさん撮影のマヤランとサガミラン

2020年09月27日 18時59分28秒 | 自然観察

花友Iさん撮影のマヤラン1


マヤラン2


マヤラン3


花友Iさん撮影のサガミラン1
これはたぶん、小花柄のねじれないのを狙って撮ったのだと
思いますが、ピントがイマイチなのが惜しい
ラン系の花は、大抵場合、花の唇弁が下になるように、花柄をねじって
花を咲かせますが、この花は、そのねじれがない花です。
私なんか思うのには、わざわざねじらなくとも、最初から唇弁が下に
なるように咲けば良いのにと思いますが、植物は不思議です。


サガミラン2


サガミラン3
「日本のランハンドブック」には、花は緑色を帯びた乳白色と
出ていますが、Iさん撮影の写真は、その感じが出ていますね

マクロ機能の優れたコンデジを探して購入した甲斐がありましたね
撮影しながら、あーでも無い、こーでも無いと時間がかかるのが
難点ですが、早くなれてほしいものです(笑)


心当たりの野草たち

2020年09月25日 21時15分37秒 | 自然観察
小雨煙る筑波山で、場所の判っている野草の 現在の顔を撮りに行った。
さすがにこんな天気では誰も来ないから気楽で良い。


ツチアケビ ラン科 バニラ亜科 ツチアケビ属 葉緑素を持たない腐生植物
葉を持たず光合成をしない菌従属栄養植物
地下茎は太く、よく分岐し、きのこのナラタケと共生するが、そのうち
細胞内に食い込んだナラタケの菌糸束は、あとかたも無く消化吸収される
葉は退化し、鱗片状。
ツチアケビの果実、この形と色が
土で出来たアケビのようなのでその名がある
触ってみると堅く、果実はラン科では珍しく液果であるというが、鳥に
食べられて種子散布されるという。


オニシバリ、別名ナツボウズ、夏に葉が散ったオニシバリを
のぞいたら、小さい葉の芽が出かかっている。
変な枝があると思ったら、ナナフシが止まっていた。


アキノギンリョウソウの群生、前回は全部下向きだったが
横向きになり始めていた


アキノギンリョウソウの横顔、本来雄しべが10本 見えるはずなのだが
黒ずんで汚く 確認出来なかった。


絶滅危惧ⅠB類サガミラン開花中

2020年09月23日 22時45分11秒 | 自然観察

ラン科エピデンドルム亜科シュンラン属、環境省絶滅危惧ⅠB類 サガミラン


サガミランの横顔


サガミランの花アップ


開き始めたサガミランの蕾

花ともKさんの紹介で、初めて見たサガミラン、最初はマヤランの白花という
話も有ったのだが、花の形も色も全く違うので、サガミランだろうとの事
ランハンドブックにも、花が緑色を帯びた乳白色と出ているから、間違いないと
思う
まだ完全に開ききっていないので、開ききったら写真を載せようと思っていたが
花探索隊長のKさんが、早く載せろと言うので仕方が無い

サガミランは日本の固有種で、菌従属栄養植物で葉を持たない
菌根菌は主に担子菌門のロウタケ科
マヤランに似るが、本種は側花弁が幅広く、花色が異なり、小花柄がねじれず
果実の形が異なる。
一般にはマヤランの白花品とされるが、遺伝子レベルの分化も大きく、別種
として扱うのが適当であると判った
 とランハンドブックに記載されている

K隊長へ
現在開花中の蕾は、こちら向きなので、それが開ききったら、ちゃんとした
写真を撮るからね。
それまで しばし待たれよ。
盗掘されない事を切に願って


根も葉も無い植物マヤラン

2020年09月22日 20時18分44秒 | 自然観察

マヤラン、ラン科エピデンドルム亜科シュンラン属 菌従属栄養植物
根も葉も無いマヤランは、地下に潜っている地下茎に共生菌をもち
それから栄養と水を貰っているそうです。
この共生菌は、ベニタケ科、イボタケ科 シロキクラゲ科などの
キノコの仲間だそうです。
そしてまた、これらのキノコは、特定の種類の樹木の根としか共生
しないため、共生関係にある樹木が無ければ死んでしまいます。
言い換えれば、マヤランは特定の種類の樹木が無ければ共生菌を
得られず、生きて行けません。

そんな貴重な植物を花友の案内で見る事が出来ました。


マヤラン、ここには一株のみ咲き始めてました
上に二つの蕾がついているので、しばらく楽しめそうです


花は乳白色地に紫紅色の模様が入るが、個体差がある。
この花はまだ開ききってないので、模様が少ししか見えなかった

同じ公園の別な場所にマヤランのアルビノ(白花品)が有るというので
行ってみたのですが、花友の一人からサガミランの可能性もあると
メールが来たので、ただいま保留中
確定したら後日掲載したいと思います。


マヤランの横顔


マヤランの正面


マラヤンの上から見た花


マラヤンの全身





ツルコケモモに誘われて・北戦場ヶ原ハイキング

2020年09月16日 20時18分13秒 | 自然観察
以前なら、朝から活発に動けたのに、最近は動きたくない。
なんやかんやと動かない理由をこじつけている自分がいる。
これではイカンと自分自身にむち打って、朝の6時に家を出て
奥日光の戦場ヶ原に出かけて行った。
赤沼茶屋の情報センターに寄って、戦場ヶ原の情報を聞くと
赤沼分岐から泉門池(いずみやどいけ)までの木道は、台風被害で
通行不能になっていて、自然研究路は通交止めだという。
私の狙いは、戦場ヶ原のツルコケモモの赤い実を写真に撮りたい
ので、光徳入り口から泉門池までの「泉門池光徳線歩道」が
歩けるか聞くと、そちらは歩けますと言う。
国道脇の赤沼のトイレに寄って、身軽になった(^0^)
3本の松がある「三本松駐車場」に車を止めて、国道120号線を
テクテク光徳入り口まで歩いて行った。
これが結構遠いのだが、バスに乗りたくは無かった。

北戦場ヶ原から見る男体山


樹林帯に入る手前から見る日光連山


ツルコケモモの赤い実、食べればおいしそうなのが憎い
もちろん食べたりはしないが。

ツルコケモモの実、(木道の上から600ミリの望遠で撮影)


ツルコケモモの実、私が写真を撮っていると、ハイカーが
足を止めてのぞいている


誰かにかじられたツルコケモモ、多分小動物にかじられたのだと思う


草むらにウメバチソウが咲いていた


ウメバチソウの花アップ、コンデジで撮影


くさもみじが始まり出したようだ


ズミの実がたわわに実っている
戦場ヶ原にも静かに秋の気配が漂っている

木道を歩いていたら、北軽井沢の別荘にいるN先輩から
電話がかかってきたのには驚いた。
私の安否を気遣う電話だった。
浅間の麓は寒いから、もうすぐ自宅に帰るという
私が戦場ヶ原を歩いているというと、元気で良いじゃ無いか
と安心したようであった。






東筑波の林道にアケボノソウ1輪のみ開花

2020年09月15日 16時59分20秒 | 自然観察

アケボノソウの花、リンドウ科センブリ属
和名は花冠の裂片にある黒紫色の斑点を夜明けの空に見立てたもの
学名は、「二つの斑点」という意味で、花弁の蜜腺を表している
この花の緑色の蜜腺に小さな虫が来ている


アケボノソウの株、頂点の一輪のみが開花していた今年第一号の花
他の株は、蕾だけだった

ツルリンドウの花を撮ろうと東筑波の林道を歩いた
ツルリンドウは花冠の裂けかたによって見分ける事が出来る
五つに裂けていれば、普通のツルリンドウ
四つに裂けていれば、ホソバノツルリンドウという事が出来る。

詳しく見れば、茎や葉の裏が紫色を帯びないのがホソバツルリンドウ
だし、花冠の裂片の間に副片が無いのがホソバツルリンドウと言われる
五つに裂けて、裂片の間に副片があればただのツルリンドウである
他に「天狗の小槌」と呼ばれる変種もあるが、それは筑波山には無い
らしいから、気にしないことにする(^0^) オイ!!


:ツルリンドウ


ツルリンドウ
4株ほどツルリンドウが有ったが、咲いていたのは3株で、どれも5裂の
ツルリンドウだった。
どこにいるのかホソバ、上海がえりーのホソバ、ホソバ 
歌っている場合か(^0^)


ミズヒキの白花
ここには赤白のミズヒキもあるが、赤だけの花もあったが
なんと呼べば良いのかな、ミズヒキのアカバナは変だろう


キクイモとツリフネソウ、しかし筑波山のキクイモは、イヌキクイモ
と言うらしいが、確信が無いのでキクイモにしておく。
何でも自然博物館では、筑波山のキクイモはイヌキクイモと言うと
言っているらしい。


ミヤマウズラ(ピーク過ぎ)


ツリフネソウ、 このリンドウにはツリフネソウがたくさんある


オオナルコユリの実、オオナルコユリは筑波山で発見されて
名付けられた植物の一つ(ただし固有種ではない)


ツユクサ、上の花弁が2枚、下の花弁が1枚という変わった花
付け加えれば上の2枚は青、下の1枚は白色で小さい
花は早朝に開いて昼にしぼむ、
雄しべは6本あり、長い2本は完全な雄しべで、他は仮雄しべ
1年草なので、毎年たねから生える


ゲンノショウコ、フウロソウの仲間なのだが、効き目が強すぎて
損をしている花、


キバナアキギリ、日陰で咲き残っていた













アキノギンリョウソウとミヤマウズラ再撮影

2020年09月13日 17時36分50秒 | 自然観察
雨も上がったので、昨日コンパクトデジカメで撮影した
アキノギンリョウソウとミヤマウズラを再撮影してきました。
アキノギンリョウソウは、成長するにつれてだんだん上を向いていき
蒴果となるので、その様子を観察したい。


アキノギンリョウソウ群落、まだ芽出し直後でうつむいている
イチヤクソウ科シャクジョウソウ属の腐生植物
別名ギンリョウソウモドキ



アキノギンリョウソウ群落 
ギンリョウソウに似ているが、ギンリョウソウが液果になって倒れて
タネを散布するのに対して、アキノギンリョウソウは上向きの丸い
蒴果となってタネを散布する


ミヤマウズラ、ラン科シュスラン属
葉は常緑で数枚が互生し、長さ2~4センチの卵形で鞘状の
葉柄につながる。葉には白斑が出るものが多い。
それをウズラにたとえてこの名がある。



湯袋峠のツリフネソウとアキノギンリョウソウ

2020年09月12日 22時54分01秒 | 自然観察
風返峠から湯袋峠に下ると、左側の湿地にツリフネソウの大群落が
広がっている
近くの山の斜面には、アキノギンリョウソウと思われる芽出しが
群生していた。
雨合羽を着て歩くと、汗で背中がびっしょり、なんだか着た意味が無い(^0^)
秋晴れはまだかな。


湯袋峠のツリフネソウの大群落


ツリフネソウ


湯袋峠付近のアキノギンリョウソウと思われる芽出しの群落
この芽出しを右から撮影したら、変な虫がしがみついていた 
気持ち悪い






ツチアケビの果実

2020年09月07日 03時29分14秒 | 自然観察

ツチアケビの果実1


ツチアケビの果実、今年は花も少なかったが、実も2個しかつけてなかった

入り口の遊歩道の階段にあったツチアケビは、花が3本ほど
有ったが、花の時に1本、その後全部盗掘されて、今日は
盗掘のアナだけが残っていた。
この花が、木の腐朽菌のナラタケ菌と共生し、栄養を貰っている
花だと知っていれば、盗掘出来ないと思うのだが、単に珍しい
野草を育てたい欲望で盗んでも、菌のない土地では栄養が取れないから
枯死するだけである。
がこういう盗掘マニアは、反省などしないから、また盗掘するであろう
枯死する野草が哀れである。


6月15日に見たツチアケビ


5月28日似見たツチアケビ
白い矢印の先にツチアケビがある、合計3本あった事が判る

筑波山のツチアケビが最も綺麗だった頃の写真を公開します


2014年7月4日のツチアケビ
盗掘が無ければ、こんなに綺麗に咲くのにね





筑波山林道に咲くミヤマウズラ

2020年09月01日 21時43分51秒 | 自然観察

ミヤマウズラ (ややピークすぎの感じ)


ミヤマウズラのアップ (オリンパスTG-5で撮影)


ミヤマウズラのアップ2

林道を歩くと、今年は野草の花のつきがよくありませんね
これは異常高温が続いたせいでしょうか。


オオナルコユリ (筑波山で発見されて名付けられた植物の一つ)


キツネノカミソリの実がつき始めていた


キツネノカミソリの実
キツネノカミソリはヒガンバナの仲間だが、ビガンバナや
ナツズイセンと違ってタネをよくつけると言われている
 

オニシバリ、別名ナツボウズというが、別名の様に
葉っぱがすべて落ちて、茎だけになっていた。


ツリフネソウ、かろうじて数株咲いていた、不作なのか原因不明
昨年見たシロバナツリフネソウは咲いてなかった。